野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

バラ

2020-05-30 06:31:18 | 
ぱっと見はツクシイバラの方に目が行ってしまうが、庭には大型のバラも3本ある。
数年前に10数本あったバラを1本だけ残して整理した。残したのは「ローズデキャトルヴァン」で、「ローズデキャトルヴァン」は、濃赤色の特徴的な花形をした大輪の花で、切れ込みが入り、多くの層からなって、甘酸っぱい良い香りがする。
   

一昨年、蔓バラを2本買い、庭に直植えした「ピエール・ドゥ・ロンサール」は非常に良く育ち、もう一本の「フォースオブジュライ」は鉢を植え替えただけだったので成長が遅い。それでも蔓バラ特有の花弁をたくさんつける。
★白地に淵がピンクの「ピエール・ドゥ・ロンサール」
  
★色の混じった花の「フォースオブジュライ」
  

ところで、今日(29日)の午前8時半ごろ当地方に地震あり。震源地はすぐ近くだ。
 下からドーンと突き上げるような地震で、直ぐに収まったが、発生当初、地震発生と言うより、車かなにかが家にぶつかったような突き上げだった。普通、震度1~2の地震であれば横揺れ発生に、アー地震だとすぐわかるが、今回はそれらと違い、どーんと下から突き上げる感じだった。言うなれば、阪神淡路の超小型版の突き上げに似ている。気象庁の地震情報には「5月29日08時40分 地震がありました。震源地は、兵庫県南東部(北緯34.7度、東経135.0度)で、震源の深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は3.0と推定されます。この地震による津波の心配はありません。
兵庫県  震度1  神戸西区竹の台* 明石市中崎 明石市相生*
          加古川市加古川町 加古川市志方町* 三木市福井*
          三田市下里*」
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ツクシイバラ、満開

2020-05-29 06:08:45 | 
  
ところで、一番花は5月20日に咲き、それから1週間後、庭のツクシイバラがほぼ満開となった。ツクシイバラはバラの現生種で、花弁は単純で一重なるも、芳香は素晴らしく良い。西風が吹くと風にのって香りが部屋まで漂ってくる。一個の花の香りの強さは、大型のローズデキャトルヴァンに劣るも、ツクシイバラの花は纏まって沢山咲くので、ツクシイバラの甘い香りの方が強く印象に残る。面白いのは、花が開いて直ぐはピンク色に黄色が混じり、夕方になると花弁を閉じ、朝暖かくなってくると開く。日が立ち、花弁の色が次第に白く変るころになると、花弁はもう閉じない。今日28日も快晴で良く晴れて、昼間の外気温は26℃の夏日。
  
一昨年、2本あったツクシイバラの一本が枯れて、今は一本だけ残っているが、その一本が、昨年以上に縦横に枝を伸ばし、シュートも増え、見るも見事に咲いた。大型のバラも素晴らしいが、ツクシイバラの花は一個一個は小さいものの、小さい花が纏まって咲き、それも黄色、ピンク、白色と色も多彩なので、遠目にみるとツクシイバラの花が豪華に見栄えがする。
  
  
    
そのツクシイバラの花の周りには、朝早くからブンブンと10数匹のクマンバチが飛び交っている。面白いので暫く見続けていると、ミツバチと違って、ひとつの花に移動すると即次の花に移動し、じっくりと蜜を吸っている節もなく、忙しい事この上ない。このクマンバチ、近くに咲く大型のバラには見向きもせず、ツクシイバラだけの花だけを付きまとう。一方、他の大型バラに潜り込むハナムグリはツクシイバラには一匹も飛んで来ない。蜂がバラを選り好みする光景をジーット見ていると面白い。ところで、思い出したが、あの羽根が小さく図体だけが大きいクマンバチは何故飛べるのか謎だったらしい。その解答は、クマバチは航空力学的には飛べないのになぜ飛べるのか?によると、「レイノルズ数(空気の粘度)という、流体の粘性に関する法則が発見されたおかげで 小さい虫にとっての空気は、人間や大きな鳥にとっての空気よりもずっとねばねばしたものである、ということが解った。 この「ねばねばした」空気中という条件で計算すればちゃんと飛行可能という結論が出るとのこと」
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ホタルブクロ

2020-05-27 06:22:36 | 
25日、遅れていた関東、北海道の緊急事態宣言が解除された。全職種の営業が解除されたわけではなく、クラスターが発生した業種の解除は暫らく様子見となった。しかし、コロナ感染者の実効再生産数(感染性の指標, Rt)は4月15日前後にRt<1となって、既に一ヶ月以上たっているので、とっくの以前にほとんど収束しているとみるべきだと思うも、安倍総理は25日、やっとコロナはほぼ収束したと発言した。とは言っても、政府が緊急事態宣言の解除条件としている数値的目標「10万人当たり0.5人」の根拠不明なまま、今回の解除では神奈川、北海道は0.5人を超しているにも係わらず解除宣言だったので、この矛盾をどう説明するかと思ったら、「10万人当たり1人以下」となったのでと説明した。つまり数値的目標「10万人当たり0.5人」と言うは余りにも厳しすぎる数値目標だったと解釈できた。日本政府がベンチマークとしていると思しき、規制に厳しく合理的思考のドイツでさえ、その基準は「10万人当たり50人」なのだから、設定値があまりにちがいすぎる。設定値を低く設定し過ぎれば目安を超えるのは当たり前で、この根拠不十分の規制によって、あまりにも多くの犠牲を伴った。今日の新聞には「経済優先、首相見切り発車」と大きく書ているが、それは本当は逆で、「遅かりし解除」と書くべきではなかったかと思う。で、未曾有の経済不況に陥ってまで出した緊急事態宣言解除後の翌日の日経平均は+529円をつけた。緊急宣言の重しが消えた日本経済は少しづつ伸びていく。

今日(26日)は曇り、朝の気温は21度に下がった。ここ数年、あまりに増えすぎるので毎年抜きとってきたが、それでも10本程のホタルブクロが庭の片隅に咲いている。朝日が昇る頃、陽がホタルブクロの花弁を透かして見ると、これがなかなか幻想的で趣きがあってよい。これが咲き始めると、いよいよ本格的な梅雨シーズンとなる。報道をきくと、関西の梅雨入りは例年だと6月7日のようだ。
    
    


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庭の眺め

2020-05-25 06:18:37 | 
今週で5月も終わり、来週から6月。コロナの恐怖に、この夏の高校野球は中止となった。今年は春夏も全国高校野球はない。
開始が遅れていたプロ野球も6月中旬以降になりそうだが、韓国、台湾のプロ野球は始まっている。何にしても日本は慎重すぎるきらいがあり、福島は今もって放射能のゼロリスクを要求しているので、何も物事が始まらない。コロナもデータ上は収束しているので、マスク等の装着で開始できると思うが、必要以上の慎重居士が多すぎるように思う。

ツクシイバラとサツキが咲いている。
  
今の季節、なんと言っても過ごし易いのが良い。暑からず、寒からず、少しの南風が吹くと心地よい。こんな時は庭に椅子を持ちだし、じっくりと庭を眺めている。庭から野々池貯水池が続いているので、庭から見える風景は緑一面。ジョギングコースをランニングする人、家族でウォーキングする人、本格的なランニングウェアで走っている人も、老若男女、姿かたちも色々、見ているだけでも楽しい。コロナ休暇が続いてから、幼稚園児や小学生が多くなった。
     
春の花を刈り取った後の更地の庭に、これから夏に向けてモミジアオイの芽が日に日に伸びている。こんな日の夕方、少し涼しくなると、庭の一角に椅子を持ち出し夕涼みをする。まだ蚊はこないので至ってのんびりできる。だから、涼しい格好で庭に出て、夕方の涼しい風を受けながら、ほんの少しの焼酎を飲みながら、暗くなるまでじっとしている。
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やっと来た

2020-05-23 06:18:58 | その他
「特定定額給付金」の申請用紙が、21日に届いた。
同日、早速郵送にて申請したが、下記神戸市HPにあるように、全世帯給付が終了するには2ヶ月程の時間がかかるようだ。我々年寄は生活に困窮しているわけでもなく、頂けるだけでも有難いが、テレビで報道されているような本当に困っている方は給付が遅れたら本当に死活問題だと思う。緊急、緊急と、政府や首長が盛んに口にしてきたので、早く給付されるかと期待していたが、例の政府保証の「マスク」さえまだ手元にない。全国民に支給するのは大変なんだと思う。せっかくの「個人番号制度」があるのだから上手く活用すれば、本人口座に国から即入金できるものを、野党が反対する(?)のが良く理解できない。

当初、神戸市のHPにオンライン申請ができるとあったので、これは便利なツールだと、解説に従ってトライしてみた。が、カードリーダーの新規購入やアプリのインストールが必要で、アプリをインストールしながら、間違い修正等の方法も分からず不便さを感じ途中でやめた。その後、オンライン申請の問題が大きく取り上げられ、オンライン申請を中止した自治体もあるらしいと聞くと、結果的に、紙用紙申請の簡便さと再確認も容易で、紙申請がなんぼか上だと実感した。これでもっと早く処置出来たら言うことなし。

ちなみに、神戸市のHPには「特別定額給付金を「郵送申請方式」で行うための申請書について、20日午前中に、全世帯への発送作業を終了しました。郵便局を経由し、5月25日(月曜)頃までにはすべての世帯に申請書をお届けします。・・・
(給付時期について)
5月18日から5月31日までで、合計1万5千件程度。6月上旬からは、1日につき数千件 ~1万件以上の給付を行っていく予定です。市内には76万世帯あることから、早期に返送いただいた場合でも、給付まで一定の時間を要する」とあった。

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関西エリア解除

2020-05-22 06:33:02 | その他
21日、関西3府県(大阪、京都、兵庫)の緊急非常事態宣言が解除された。去る14日、39県が解除されたのに、関西と東京を中心とした関東、北海道地区の緊急事態宣言が続行されて1週間、今日、関西3府県だけが解除された。素直に嬉しい。政府の数値的解除条件、直近1週間の新たな感染者数が人口10万人あたり0.5人程度以下になるかどうかだが、大阪、京都、兵庫は、3府県合わせても0.1人で、目安を下回った。具体的には、大阪府は14日以降、7日連続で新規確認が3人以下に、地元兵庫は感染者ゼロが4日連続となった。関西圏のリーダー大阪府の吉村知事は、休業要請や自粛の大幅解除方針を決め、23日午前0時から適用するという。他県もそれに準拠するはずだが、兵庫県や神戸市は大阪の状況をみて判断している状況なのに、それでも、兵庫は兵庫らしく、神戸は神戸らしくと、大阪とはさも違うらしき意味不明な言葉で、自粛を県民や市民に求めているが、21日以降はどうするんだろう。

大阪の近く兵庫の神戸市に住んでいるが、「ケンミンショー」の関西3府県の比較話題では、いつも馬鹿にされ笑いものにされている大阪だが、しかし3府県のなかで最も活力があるのは大阪であることに間違いない。神戸新聞を読むと、海外からの訪問客数は圧倒的に大阪と京都が多く、兵庫など低空飛行のままだ。多くの観光資産を有しながら観光客の伸び悩みに悩む神戸の話題は、議員の節度のなさと神戸市の「ヤミ専従」ぐらいか。あの活力ある大阪のバイタリティは、もともと大阪住民の人力だと思うが、その力を上手に引き出しているが大阪府知事と大阪市長の、ここ10数年の成果だと思う。神戸に住んで、大阪の活力は本当に羨ましいと感じること多い。コロナのような非常事態のときはなおさら、リーダーが明確に方向を示し、再び再発した際はこうだと示せばほとんどの市民はリーダを信じて付いてくる。情緒的な言葉は市民に一見寄り添っているように見えるが、そんな言葉は方向性を示さないので大いに路頭に迷う。その点、大阪府民は立派な知事を持った。

それにしても、政府が緊急事態宣言の解除条件としている数値的目標「10万人当たり0.5人」の根拠は何なんだろう。
実効再生産数(Rt)が当初の4.2から0.7に低下したことで、西欧の雄ドイツは10万人当たり50人でロックダウンを解除し、ニューズウィーク誌日本版によると、「ドイツ、6月中旬に海外への渡航禁止解除も」にあると言う。それには「6月15日まで禁止されている国民の海外旅行について、より緩やかな指針に切り替える可能性を示した。ただ、性急には正常化しない考えも明らかにした 」と書いている。日本も多くの都市で4月中旬以降、Rt<1以下に推移し、収束の方向となっているはずだが、解除条件がドイツに比べ100倍厳しい日本(10万人当たり0.5人を解除条件)は、その根拠の意味するものを政府は説明することがない。しかも、兵庫や東京の知事談話を聞くと、市民の自粛が緩くなっていると、加えて第2次、3次の大きな波が押し寄せるとして市民に見えない自粛を引き続き求めているが、低く設定し過ぎれば目安を超えるのは当たり前で、いつまでたっても自粛解除はできない。だから、4月7日の緊急事態宣言時には既に実際の感染者は収束に向かって著しく減少しており、宣言効果は無かったとする意見がSNSに多く見られるのだ。

結局、コロナ後の生活様式を厚生労働省はHPに「新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」」を公表し、今後の日常生活の中に取り入れよと言う。
  
ランニングするのもマスクをというのは行き過ぎだと思うが、マスクが野球観戦の条件となってしまうと、甲子園名物の応援や選手や監督への非難・悪口が聞こえなくなってしまって寂しくなる。甲子園らしさが半減するので入場者数は大きく減るかもしれぬ。

他方、気になっているが、日本では安心・安全としてコロナ対策は大きく取りあげられ、政府を非難する声も多いが、しかし現実には、コロナによる死者数は欧米に比べ1/100で圧倒的にすくなく、海外からのコメントやSNSは、「日本の奇跡」だと日本のコロナ死者数の少なさを賞賛あるいは不思議がる論調が多くなっている。つい先日迄は、とある有名な首長は「ニューヨークは2週間後の東京だ」だと感染爆発するぞとロックダウンを強調していたが、現実の結果は、コロナ死者数はインフルエンザ起因の死者数より少なく、日本では大きく恐れられるウイルスではないかもしれないと言われ始めている(欧米では、その逆に悲惨だが)。で、つい先日、NHKの特集を見ていたら、京大の山中教授が出演し面白い意見を言っていた。同じ内容が、「山中伸弥×橋下徹 日本人が持つ、新型ウイルスに負けない「ファクターX」とは」にある。つまり、日本が欧米に比べ、重傷者や死者数が大幅に少ない要因について、何かがある、つまり「ファクターX」を日本人はもっていると言う。「ファクターXには、多くの可能性があります。1つは、日本人は、マスクや入浴など清潔意識が高いということ。もしくは、ハグや握手、大声で話すことが欧米より少ないという文化的なことかもしれません。・・また、「はんこ注射」として知られるBCGワクチンが感染や感染後の重症化を防いでいるという見方もあります。たしかにイタリアやアメリカなど感染者の多い国はBCG接種をしておらず、接種と死亡者数に相関関係が見て取れます。でもこれも因果関係は証明されていませんから、あくまで仮説にすぎません。・・・・」と。ノーベル賞受賞者が、日本のコロナ死者が欧米に比べ非常に少ない根拠を研究する必要ありと力説している。先の国会で、政府諮問委員会の尾身会長が、日本は欧米に比べてコロナの感染者や死者が少ない理由はとの記者質問に、BCG説を否定し、「欧米と比べて日本では重症者や死亡者が急激に増加していない理由について、医療体制や初期段階でのクラスター対策、国民の健康意識の高さ」を協調し、更なる自粛の強い継続を国民に強要したのとは大違いだ。現在ファクターXなるは不明なるも、現実、欧米に比べ死者数は1/100にあるのは事実なのだから、日本人が持つ大いなる優位性(自然免疫なるかもしれない「ファクターX」)を認めたうえで、マスク、手洗い、3蜜防止で経済を回せと言う事なら、非常に納得できるもので、世界は明るく変わるんだと、我々素人の年寄りは安心して生活できる。

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開花、庭のツクシイバラ

2020-05-20 07:34:47 | 
今日(20日)、風強く少々寒い朝、庭をみるとツクシイバラが咲き始めている。
今年はシュートも良く伸び、かなりの範囲に枝を伸ばし、つれて沢山の蕾をつけているので今日から次々に咲いていく。熊本・人吉球磨川のツクシイバラの群生地では、5月の初めにツクシイバラが咲いたと「球磨川ツクシイバラの会のFB」にあったが、それから遅れること3週間、5月20日、庭のツクシイバラがやっと咲き始めた。それでも昨年より3日早い。
 
  
「ツクシイバラ wikipedia」
●希少種としての価値
バラ栽培の土台として適していたため、盗掘や河川環境の変化に伴い減少傾向にあった。 そのため県では2004年に熊本県レッドデータブックに絶滅危惧種II類として登録し保全を図っている。現在自生している場所は少なく熊本県球磨郡錦町の球磨川河川敷で唯一、群生したツクシイバラを見ることができる。
●発見の経緯
1917年 - 前原勘次郎氏が現あさぎり町上にて「ツクシサクラバラ」として標本を採取
1918年 - 小泉源一氏がRosa adenochaeta Koidz.と命名する
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二年目

2020-05-18 06:20:44 | 
昨年の5月、季節を過ぎて安く売っていたバラ、蔓バラの二種だが、庭に植え替えて今年は二年目になる。
昨年5月に買って、一本は鉢に植え変え、もう一本は庭に植えて、店先の小さい鉢から庭に移植すると、直ぐに芽を伸ばし花も咲き始め、何れの花の大きさは大輪のバラの約1/3程の小振りだが、色合いが良い。昨年は6月に花を咲かせたが、今年は5月中旬に咲いた。色の混じった花の「フォースオブジュライ」(上)と白地に淵がピンクの「ピエール・ドゥ・ロンサール」(下)。ともに蔓バラの一種なので、育ちが速く、沢山の蕾を付ける。
  
  

同じ蔓バラの原生種「ツクシイバラ」は、今の時期は蕾で、咲くには多分6月。
  
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解除

2020-05-15 07:51:43 | その他
14日午後6時からの首相記者会見で、39県の緊急事態宣言が解除された。
残り、関西では大阪、京都、兵庫は解除されず、21日に再見直しとあった。報道では「4月7日に7都府県に宣言を発令し、16日に全国に拡大して以降、解除は初めて。重点的な対策が必要な13の「特定警戒都道府県」のうち茨城、愛知、岐阜、福岡、石川の5県と、特定警戒以外の34県を解除した」とある。今回、政府は初めて具体的な数値的解除基準を設定し、「直近1週間の10万人当たりの感染者数が0.5人以下」とした。この水準なら、地域でクラスター感染を追跡することで二次感染の拡大を防げるという。しかし、解除されて県には0.5人を超えている所や兵庫県のように0.5人以下になっても解除されない県もあり、東京、大阪の同経済地域として考慮されたようだ。10万人あたり0.5人の根拠は「拡大前の水準」と説明があった。しかし、ドイツは10万人あたり50人未満でロックダウンを解除しているので、日本の解除条件が、その1/100とするのは相当厳しい条件のように思う。

大坂の吉村府知事も14日の夜、記者会見し、”大阪モデル達成”したので 16日から休業要請を大幅解除するとあった。兵庫県も大阪に準拠するとあるので、関西は16日から次第に明るさが戻ることになる。

14日の記者会見で、面白い見解を尾身会長が解説していた。
それは、日本は欧米に比べてコロナの感染者や死者が少ない理由はとの記者質問に、BCG説を否定し、こう答えている。「欧米と比べて日本では重症者や死亡者が急激に増加していない理由について、医療体制や初期段階でのクラスター対策、国民の健康意識の高さを挙げた」それであれば、欧米、特にコロナ感染者、死者ともにダントツに多い米国のトランプ大統領に、「日本人の健康意識の高さを見習え」と説教したらよいではないかと笑ってしまった。
 
素人なりに色々なデータを見ながら、大阪・京都・兵庫も緊急事態宣言解除の方向になると勝手に思っていた。と言うのは、過日、安倍首相が、「わが国は、諸外国のような爆発的な感染拡大には至っておらず、全国の『Rt実再生産数』も1を下回るなど一定の成果があらわれ始めているものの、現時点では、いまだかなりの数の新規感染者数があり、感染者の減少も十分なレベルとはいえない。」と述べたとあったので、欧米の解除条件がRt<1であった事もあり、政府が初めて出したコロナ感染の具体的な数字Rtを解除基準だと考えていた。感染者の実効再生産数(感染性の指標, Rt)の変化を示しているブログ「Rt Covid-19 Japan」から、大阪・京都・兵庫の実再生産数をしらべるとこうだ。(本ブログによると、Rt値は、1人の感染者が何人に感染させるかを表しており、1.0以上だと感染拡大へ、1.0未満だと収束へと向かう:値は推定値)
   
この表によるとその再生産数値は4月15日前後を期に、Rt<1以下に推移しており、収束の方向となっている。5月14日以降、感染者が増加しないとは言えないが、収束の方向にあるのは事実で、「今なお感染者が増加している」とは少し違うように見える。

一方、緊急事態宣言そのものの効果、つまり8割削減の少ないとする意見も多くあった。
例えば、「新型コロナは沈静化しつつある!?」は読んでみると中々面白い。このブログに「下の日本全体のグラフ(日付は感染日ベース)を見てください。青の曲線がRt(実効再生産数)となります。青の点線は値が1のラインを示しているので、実際の値がこの点線の下になるようにコントロールできればいいことになります。この数字が大幅に下がったのは、A:1月末の数日、B:2月下旬から3月上旬にかけて、そして C:3月末から現在までの3回です。では、これらの時期に人との接触が何割も減ったのでしょうか? 志村けんさんが亡くなったのは3月29日で、小池都知事が都民に自粛をお願いしたのは3月25日です。ですから、この数値が3月末から大きく下げたのは当然のことで、不思議でもなんでもありません。ただし、東京都のデータでは、この時期には数値の低下の根拠になるほど自粛している様子(8割減)は見られないようです」として、「Rt(実効再生産数)が増大した時期には、①2月の第一波は中国(武漢)からの帰国者、②3月のより強力な第二波はヨーロッパからの帰国者であることは、ウイルスの種類の調査により明らかです」と「これらの結果から判断できるのは、もともと新型コロナのRtは1より小さく、何もしなくとも感染は終息するということです」と結んでいる。実際、ドイツがロックダウンを解除する根拠の一つはRt(実効再生産数)=1以下になったことだが、日本の緊急事態宣言が発令された4月7日にはすでにRtは1以下に収まっていた。だから、緊急事態宣言の意味はあまりなく、この時期は収束傾向にあった。
   

政府が緊急事態宣言解除の先例に参考にしているとされる欧米の解除条件、特にドイツはどうしているは参考に調べてみた。
「ドイツのメルケル首相が6日、新型コロナウイルス感染拡大阻止のための制限措置を大幅に緩和し、全店舗の再開を許可すると発表した。時事通信などが報じた。サッカーも無観客での再開が許可される。ドイツでは3月中旬から事実上のロックダウンを開始したが、欧州主要国の中ではいち早く、社会・経済活動の正常化に向けて大きく舵を切ることになった」とある中で、ドイツの死者数は7633人、日本は696人(13日)で日本の約11倍超でピークより半減するも、日本と比べると、かなり高い水準だ。そのロックダウン解除の背景には、経済への深刻な影響があるとみられるとして、ドイツの観光業界は3社に2社が倒産の危機に直面し、マイナス成長や失業者の増加が予測されているとある。ちなみに、下記は札幌医科大学の資料だが、ドイツ(緑色)の100万人あたりの死者数(過去7日間の増加)はピークの4月5日が467.5人、5月13日が76.5人。日本(紫)の100万人あたりの死者数(同)はピークの4月17日が35.58人、5月13日が5.30人となっている。現実の世間の評価は、コロナ優等生と言われるメルケル首相、一方安部総理のコロナ対応は厳しいものがある
   「札幌医科大学

もう一つ、ニュージーランドの女性首相はコロナを撲滅した国として評価が高い。ニュージーランドは人口490万人で、早期に外国人の入国を禁止し、コロナ対策が成功した国だとされており、感染者は1500人、死者21人(3日現在)。同じく兵庫県の人口550万で、感染者は697人、死者37人(13日現在)で、人口密度の高さからすると兵庫県のコロナ感染者や死者数はニュージランド以上に発生するはずと推測するも、結果はニュージーランドとほぼ同等。しかし、ニュージランドの女性首相は国際的に高く評価され、その対応の遅さにネット上では酷評だった兵庫県知事、何がその差として出るんだろうか、ものすごく興味がある。
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体温

2020-05-13 07:12:59 | その他
毎日、朝食前と夕食前に血圧と体温を測定している。
朝夕の血圧測定は、もう何十年と続け、その測定記録帖も十冊以上になった。体温測定はコロナ流行以降だから、3月初めから測定している。体温も朝夕2回、新聞読みながら脇下に体温計を差し込むだけの便利さもあり、都合4回/日ほど測定し記録している。血圧変化は自律神経の過敏過多に寄るから、朝一番に寒いとか嫌のことを頭に思い描くと直ぐに上昇するが、それでも上は約120±5の範囲だから問題ないと思うが、体調と体温の関係は今一つ分からない。体温を平均すると概ね36.5前後の範囲だが、たまに36.9とか35.7とかを表示することがある。一方、少し熱っぽいなと感じるので体温が高いかと言うとそうでもなく36度近辺だったりするので、体調と体温は今一つ一致しない。今迄36.9度を記録したのは2回ほどあったが、えーと思い、時間をおいて測定すると36.2度ほどに低下するのでよくわからん。面白いのは37度を一度も超えることはなかった。コロナは37.4度超えが一つの基準のように書いてあったが、今の所、コロナとは無関係にある。自粛とか外にでるなと指示されているも、我々年寄は、それが生活の標準パターンなので、結果的に素直に順守している形となっている。

11日、NHKで国会の予算員会を見ていたが、専門家会議の尾身副座長が「感染者すべてを捕捉しているわけではない」と説明し、確認された感染者数に比べ、実際の感染者数がどれだけ多いかについて、「実は10倍か、15倍か、20倍かというのは、今の段階では誰も分からない」と語っていた。それはそうだと思う。既に、5月初めの神戸新聞にも「神戸・中央市民病院の外来患者、3%に新型コロナの抗体 市内4万人感染の試算」とあり、また、大阪市立大学が実施した抗体検査でも1%の患者から抗体が検出されたとあった。これらは無症状や軽症のコロナ感染者が沢山いることを示唆している。そのいい例が、米国で行われた抗体検査の結果で、実際の感染者が公表値の約10倍いる可能性が示されたと報道にあった。コロナウイルスが中国から日本に来たのは米国より1.5ヶ月早いので、日本でも無症状や軽症の患者が10倍いるとしても、実際、感染者の80~90%の人は無症状や軽症の人だから納得できる数字だ。日本にもコロナ抗体を持った人が多くいるはずで、東京と地方の二ヵ所で実施することになっていたコロナ抗体検査の結果が今だ公表されていない(5月1日に公表するとなっていた)のは、ひょっとしたら抗体を既に持った人が予想より多くいると言う事かもしれぬ。

11日の国会でもPCR検査の数の少なさを野党は盛んに突いていた。しかし、素人なりに思うに、要はコロナに起因する死者が激増するかどうかだと思う。死者の数が欧米に比べ多いのなら患者を見つけて隔離すべきと思うが、実際は日本の死者の数は欧米に比べ約1/100少ないのだから、無症状や軽症の人は今のまま放置で問題ないはずと、更に言えば日本より死者の数が100倍も多い欧米は封鎖を解除し全店舗の営業を再開しつつあるのを見ると、その方が世の中はうまく回るように思う。そもそもPCR検査しても治療法がないのだから、死者が減るはずもなく、また首相も回答していたが、欧米各国も日本と同じく無症状や軽症の人はPCR検査をしないと。それにしても、政府が格段に優れたコロナ対応を実施したわけでもないのに、日本では感染者も死者数も欧米に比べ圧倒的に少ないのは驚くべき事実だから、これらの原因究明を急いだほうがコロナ第2波、第3波が来た時の対応にも効果的だろうし、世界中のコロナ死者を少なくできる方法が見つけられるかもしれないと思う。
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