野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

これで二度目

2016-06-29 06:22:37 | 野々池周辺
今朝(28日)早くまで雨が降り続き、その後曇り空となって、わずかに晴れ間も出てきたので、野々池貯水池のジョギングコースに登った。
途中、林崎疎水を通るので歩いていくと、今日は明石川からの水を止めている。その疎水の土手端に何か止まっていたので、
引き返して振り向くと同時に、疎水沿いに上流方向に飛び立つ鳥が、青い羽根に茶色腹が見えた。”カワセミ”だ。 
今度のははっきりと確認した。林崎疏水に住んでいる”カワセミ”を見たのは、これで二度目。

一度目は2013年の同じく7月、ちょうど合歓木の写真を撮りに行った帰りだったと、当時のブログに、
「林崎疎水の石碑の近くで、疎水沿いに上流方向に飛んでいく”カワセミ”を初めて見た。
青いキラキラした鳥が水面から50cmぐらい上をスーと飛んで行った」と書いているが、状況は全く同じ。
   写真のカワセミはSam'sダイアリーさんのブログから借用。

梅雨の合間の曇り空。気温は22~23度ぐらいだが相も変わらず蒸し暑い。
野々池貯水池には数匹だがトンボが出てきた。それもシオカラと赤とんぼ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨時の晴れた日曜日

2016-06-27 06:23:24 | その他
英国がEUから離脱することになったその日、為替・株価の変動がすごい。
世界中のどこかに異変が発生すると、まず買われるのが安全資産と言われる”円”。結果、円高に振れて日本株が大きく下落(△7.92%)。当事国のイギリスのFTSEが△3.14%、ドイツは△6.82%、NYダウは△3.38%の下落だから、日本株への影響大。新聞は日本の為替介入の限界説を書きたて先行き不透明になり、消費税先送理由時の、世界的危機に直面するとした、安部総理の説は結果的に当たった。それよりも、英国は本当に一人だちできるのかと心配する声が大きく、すでにスコットランドやロンドンは独立しEU残留を問う声が多くなっている。離脱した英国は、今以上に不利な条件で欧州各国と付き合う事になるので、米国との関係も希薄になる方向。離脱を後悔するイギリス国内のツイッターの声多い。当面、日本株への影響大で日本の景気がさらに低迷する可能性があるので、この対策をきちんと説明できる政党が参議院投票の焦点と思っている。


★阪神対広島 3連戦3連敗
交流戦が終了し、リーグ戦初戦がセリーグ1位の広島戦。相も変わらず打てない阪神打線。
広島に移った新井に良いように打たれ、第2戦は広島のドラフト1位岡田投手を打ち崩せず。安打数は広島打線と差異はないが、肝心な時に打てないのが今の阪神打線。結局、第3戦目も9回裏に逆転され3連敗。今日(26日)、阪神は3-3で迎えた9回、2死満塁から広島松山を中飛に打ち取ったと思われたが、センター中谷とレフト俊介が交錯し、ボールを落球。痛恨のサヨナラ負けとなった。 俊介は、立ち上がることが出来ず担架で運ばれた。福留と西岡事故の再来で、どこまでも反省とツキがない今年の阪神。
   「阪神、俊介と中谷が激突し落球のサヨナラ負け」
昨年、6月28日の阪神はセリーグ公式戦に戻って以来の引き分けを挟んでの6連勝で、セリーグ1位だった。
それが、今年は5位に低迷し、最下位ヤクルトとのゲーム差は0.5。最下位に近い阪神タイガーズだが、何故か球団への不満は聞こえてこない。

★全日本RR 第4戦 JSB1000「MFJ SUPERBIKE]
今年の菅生もセミ耐久という位置づけで、従来のスプリントレースに加え、120マイルのセミ耐久ではピットインが義務つけられている。
鈴鹿8耐の前哨戦と言う事で、8耐に備えての各チームのレースへの取組等準備状況が確認できるのも楽しみでパソコン観戦した。レース結果は、今年の菅生もヤマハワークス中須賀選手とR1の圧勝で、まさに日本では敵なし。   「3連勝のヤマハワークス中須賀選手」
パソコン観戦での苦情と言えば、放送担当の女性アナウンサーの声が二重にこもって聞き取れない。加えて声が割れて耳を側だて聞く羽目になるが息つきも悪い。ソーシャルストリームのコメントを見ながら、全体の状況を理解している。菅生はピットインが義務付けられているのでこれも注目していたが、うまく画面が切り替わらないので、よくわからん。で、レース結果は圧倒的速さを見せたヤマハの中須賀選手の3連勝。全日本のワークスR1の完成度は他社を圧倒する速さと安定性がある。特に、レース中、ヤマハ野佐根選手とカワサキの柳川選手が競っている場面が数周連続してあったが、野佐根選手のR1のコーナリング安定性は見応えあり。このまま推移すれば、今年の鈴鹿8耐も余程のアクシデントがない限りヤマハワークスの連勝になる確率高い。それにしても、ホンダマシンの非力さは如何ともし難いほど遅い。ヤマハワークスどころか、カワサキやヨシムラマシンに大きく劣る。エントリー表を見ると、ホンダでの出場選手が10名で、ヤマハ車が5名、スズキ車が4名で、カワサキ車は3名だった。ホンダマシンの出場台数が最も多いので、相当に劣勢にあるマシンでよくもレース参戦するなーと思うが、ホンダの次期スーパーバイクへのロイヤリティは相当高いようで、今は臥薪嘗胆と言うところか。チャットを読んでみると、近々ホンダから新しいマシンが登場するらしいとあるが、この戦闘力の無いマシンで戦わねばならない選手が可哀想に思えた。


*それにしても、梅雨の合間の日曜日、蒸し暑い一日だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭のヘメロカリス

2016-06-25 07:07:19 | 
「ヘメロカリス」も好きな初夏の花。
赤と黄色の原色の絵具を厚く塗りたくったようで、如何にも初夏に似合う。
   


ちょうど同じ時期に咲く、「半夏生」と「ヘメロカリス」の対比は実に面白くてユニークだ。いろんなことが想像できて面白い。
「半夏生」を鏡台の前で厚化粧に取り掛かっている最中の花魁が、用を思い立ってふと立ち上がったような姿とすれば、
「ヘメロカリス」は台に戻ってきた花魁が、急いで付けた口紅やホホの厚化粧と言う説明が、あるブログにあった。

24日、イギリスは国民投票でヨーロッパ連合(EU)からの離脱が賛成多数となった。
イギリスは世界の仲間外れになる可能性が高いが、世界経済に与える影響も大。
特に、日本経済に与える影響が甚大。今日(24日)の日経株価は1286円安で、円は102円台となった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の「半夏生」

2016-06-24 06:37:54 | 
今日(23日)は昨夜からの雨が降りつづきうっとうしい中で朝が明けた。昼前から太陽が出始めると途端に蒸し暑い。
梅雨に入って、毎日がじめじめの天候だが、庭の片隅に植えている「半夏生」が咲き始めた。
中途半端に白い葉っぱが目を引き、この白い葉っぱを見ると「不思議な花もあるもんだ」と何時も思う。
半夏生を植えている場所は、女房が草抜きを欠かさい場所だが、そのためだろうか、毎年、少しづつ半夏生が増えている。 
       
 
       
半夏生は夏至(今年は6月21日)から数えて11日目頃だが、今年は7月1日となる。
調べていたら、半夏生は農家にとって大事な日で、「畑仕事を終える」「田植えを終える」ことの目安としていたようだ。
で、近くの殆どの田んぼは田植えは終わった。半夏生の日はまだ先だが、庭の「半夏生」は既に葉っぱが白く変色し夏を待つばかり。

それはそれとして、イギリスのEU残留・離脱選挙が開始された。
どう考えても残留選択が英国の為になるとの解説だが、世界経済が影響を受けるだけに心配。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「合歓木(ねむの木)」@野々池貯水池

2016-06-22 06:19:41 | 野々池周辺
梅雨前線の影響で、九州は20日~21日にかけて、熊本、長崎県を中心に局地的な大雨に見舞われたと報道されている。
長崎県雲仙では、一時間の雨量が124㎜だそうで、6月の観測史上最大を記録したとあった。故郷島原市も97㎜で観測史上最大を更新したとある。
大雨で思いだすのは昭和32年7月の夏休みで、長崎県諫早・島原地方は1000㎜超えの大洪水を経験したことがあるが、それは凄まじいものだった。
長崎地方は、その後も昭和57年に大水害があり、梅雨時の梅雨前線の配置状態と太平洋高気圧の勢力状況では、長崎地方は集中豪雨が発生し易いとのテレビ説明。

ここ神戸も21日の朝早く、かなりの雨が降ったが、今は止んで陽も照り始めた。
雨が降った後の合歓木の花の刷毛はボサボサ髪のように乱れ、刷毛の先は縮んで丸くなったりで、見るもみすぼらしくなる。
で、天気予報によると、21日はかなりの雨が降るとあったので、その前日、野々池貯水池にある「合歓木」の花が真っ盛りなのを撮っておいた。
野々池貯水池の、林崎疎水近くにある「合歓木」の大木は背丈が優に17ⅿ強で、遠くからでも樹形と花姿がよく目立つ。
今年は、管理元の水道局が例年の年末刈り込みを止めていたので、花が咲く枝が良く伸びて一面に赤い花に覆われている。
現役の頃、会社への行き帰り、この季節になると何時もこのねむの木をみて季節を感じてきた。野々池の中でも好きな花の一つ。
       
       
 
       
有名な芭蕉の句がある。
 「象潟(きさかた)や  雨に西施(せいし)が   ねぶの花」   奥の細道   松尾芭蕉
 「西施」とは、中国の春秋時代の傾国の美女で、合歓木の花をこの美女にたとえた。
  紀元前5世紀に呉王夫差は越王勾践に勝った。負けた勾践は、表向きは夫差に臣従しながら、まさに臥薪嘗胆し、裏では夫差を骨抜きにする計略で、美女「西施」を献上。
  計略はまんまと当たり、夫差は「西施」の色香に溺れて国政を疎かにし、20年の後勾践の反撃に遇って敗れ自殺した。「西施」はまさに「傾国の美女」であった。




  
         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日

2016-06-20 06:16:10 | 日常生活
今日(19日)は朝から雨。 朝4時頃、外の雨音で目が覚めた。そんなに強い雨音ではなかったが、しとしとと降っている。
昨日、一昨日とよく晴れて、神戸でも30度近くまで気温が上昇したが、35度を超える地域もあった由。
それが、今日は一変して雨が降って少し肌寒さを感じる。
 
庭の緑は雨にあたって更に青く、紫ツユクサが一段と鮮やかな色になる。千両も小さな実(花芽?)をつけている。

■終日、プロ野球観戦
阪神対ソフトバンク第3戦 @甲子園
結局、阪神は1勝2敗の負け越し。ラジオとテレビで試合経過を見聞きしていたが、あまりに阪神びいきの解説も度が過ぎると聞きたくもない。
素直に阪神の実力の無さをしっかりと解説すればいいのであって、最強ソフトバンク相手に善戦しているとはないだろう。
ソフトバンクに良いように扱われているだけ。阪神の4番ゴメスは、7連続三振の大不振で、昨日は途中交代。
阪神の4番バッターに代打を送られるとは前代未聞で、今の阪神の状態をモロに現している。
で、昨日は、ソフトバンクの千賀の前に7回までわずか2安打で、毎回の11三振。
そして今日の武田。昨年の同試合にみせた、面白いように阪神打線を抑え込み、にたにたしながら投げる武田投手の笑い顔はなかったが、
腹のそこでは笑いが止まらなかっただろうとさえ思わせる投球だった。ソフトバンクの上をいく11ヒットを打ちながら4点。
阪神タイガーズは、ゴメスと言い、鳥谷と言い、主軸の活躍があってこその「超変革」。復調するのは何時のことやら!
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一本だけ残ったバラ

2016-06-18 06:28:07 | 
昨年、10数本あったバラを一本だけ残して整理した。バラの跡地を野菜畑にするためだが。
猫の額ほどの庭なので、どれかを植えようとするとどれかを捨てねばならない。残したのは「ローズデキャトルヴァン」の一本。
「ローズデキャトルヴァン」は、濃赤色の特徴的な花形をした大輪の花で、切れ込みが入り、多くの層からなって、甘酸っぱい良い香りがする。
  
一番花は過ぎて、今は二番花が数個蕾をつけている。
大輪のバラは見栄えも優れ香りもまた素晴らしく、風が吹くとあたり一面に良い芳香が飛び散っていた。
それが、数年前、「ツクシイバラ」という、バラの原生種を植えてみると、こんな面白いバラもあったのかと。
ツクシイバラは雑草のようにほっとく際限もなく増殖し困る程だが、一面に咲き誇ると、これがまた大型のバラとも見劣りしない。
今、一本だけ残った「ローズデキャトルヴァン」が、雨上がりの朝、よい香りが漂っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある株主総会の話題

2016-06-17 06:17:41 | スポーツ

6月14日、阪神ホールディングの株主総会が開催された。毎年、この総会に関する報道記事を楽しみにしている。
なぜかというと、この総会では、毎年、阪神タイガーズに関する株主の苦情等が提案されるからだ。
昨年など、“物言う株主”から「もう岡田元監督に代えろ!」などという爆弾発言が大きな話題となって、阪神の社長が必死に弁解する場面もあった。

だが、今年の株主総会では、異変が起こったと記事にある。
記事では、「今年の総会は金本監督が進めている”超変革”効果で、一種の異変が生まれている。
 例年、タイガース関連の質問は、総会の最後の方か、少し話題が停滞したときに出るものだが、この日は2番目の質問で、タイガースに関する意見が出た」
それは、「タイガースが超変革をされている、素晴らしい。去年、一昨年と、怖いことを言っている株主さんもいたが、今年は若手を使うなど、ようやっている。
 ファンは、これを求めていた。ただ、会社もそうだが、借金はよくない」の声。
また、「借金生活は不満視しながらも超変革を支持する。チーム成績が伴わずファンの間では、強引な若手起用への賛否も出始めていたのだが、
 株主は、金本監督の”超変革”を支持している」とのことだった。
唯一出た苦情は「フロントに聞きたい。なぜ打撃コーチが片岡なのか。あれが阪神で活躍したことがあるのか? みんな打てないようにしている。
 2軍の掛布監督が打てるようにして上へ上げると、みんな(1軍で)打てなくなる。私も82歳で、もう先が長くない。早く日本一になって欲しい」と。

要は、「負けが込むときもあるが、ようやっていることが目に見える。我々は阪神ファンはこれを求めていた」に集約でき、
現在までのところ、負けが込んでいても”超変革”を掲げる金本野球を支持しているとの結論。
昨年は「2,3位に低迷している監督は変えろ」との声もあったが、今年の負けが込んでも”金本野球”を支持するというもの。
一時的な負けが込んでも、金本監督が信念をもって指揮にあたっている、これが阪神ファンの心をくすぐっている。
確かに、今年の阪神は出だしは良かったが、6月の時点では打てない阪神になっている。この責任は金本監督にはなく、片岡コーチの指導が悪いということ。


株主総会は企業が株主に対し業績や経営内容を報告する場であるが、日本ではまともな議論が行われることは殆どなく、無風で無事こそ良しとする風潮もある。
そんなかで、阪神タイガースの話題は、会社経営の痛いところを衝かれることもないので、格好の息抜きの場、取るに足らない「時間つぶし」と言う意見もある。
呑み屋だとか仲間内の話題でしかないような次元の低いつまらない意見を株主総会で言うなとの意見もあるが、しかし、そうでないところが阪神の素晴らしい所以。

海外ファンドに見られるような「物言う株主」が増えてきたとは言え、球団トップが低迷中の球団批判に対して頭を下げて釈明し、
それがオフの人事にも影響する構図は他球団では考えられないと言うものだが、しかし、それはそれでいいのでないか。
阪神は人気球団がゆえに、関西のスポーツ新聞特有の記事もあって、ファンが常に球団の身近にいることもあり、批判意見も出やすい。
球団内情の一部始終がメディアに公開され、だれでも意見を述べることもできる。株主総会で議論すべき提案では一般的ではないと言え、
株主は勝てない球団への不満を述べ、それに球団社長が回答する。こんな健康的な球団、いや企業の姿は健全で本当に素晴らしい。
一部の阪神ファンの作法の悪さが度々メディアで取り上げられる。しかし、阪神教と言われる如く阪神を信望して止まないファンもまた多い。
勝っても負けても阪神ファンは、聖地甲子園に押しよせ阪神の試合に酔う。こんな球団は他にない。だから阪神ファンをやめられない。
これこそが阪神ファンが阪神という企業に何か付け愛着を持ちつづられる所以でもある。こんなにファンから親しまれる企業がほかにあるか?
やはり、目先の利益にガツガツするより、将来展望のある明るい企業に株主やファンの目は向かっている。

           "阪神タイガーズ Let The Good Times Roll"  こんな阪神タイガーズ、好きだな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の戦績はどうか?

2016-06-15 06:08:39 | スポーツ
 2016年6月12日までの阪神タイガーズの戦績は、セリーグ5位。負け越しで借金は4。
   「2016年6月12日の順位」
とにかくも打てない打線に加えて野手のエラーが昨年より増えた。
見るどの試合もこの調子だから、まず最初に諦めが先に立ち、負けるとヤッパリナーと自分勝手に納得している。
12日の札幌ドーム、大谷を打ち崩すのは容易なことではないと言いながらも、日ハムは大谷でなかなか勝てなかった日が続いたではないか。
”超変革”とはなんだっただろう。シリーズは始まった3月末までの阪神は最高に面白かったのに。
思いだしても、3月25日の対中日戦の京セラドーム。中日に敗れた悔しさより、すかっとした爽快感が残った試合だった。
とにかく、これでもか、と仕掛けた阪神。“超革命”のスローガンに嘘はなかった。それから3か月がたち、阪神は5位に沈み、
このまま下降線の恐れさえ出てきた。これが実力だと言われても出だしが良かっただけに、なんで?となる。

   「2015年6月21日の順位」
昨年、その采配に非難が集中し、同じ時期に開催された株主総会の最大の話題の一つは来季のタイガーズの監督交代提言だった。
その時の同じ時期の阪神の戦績は3位で、その後はするするっと巨人に次いで2位まで駆け上がるものだった。
さて、今年(2016年)の阪神の株主総会は6月14日の午前10時からだ。どんな苦情が出てくるんだろうか。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマハの支援プログラムに期待

2016-06-13 06:07:57 | 二輪事業
   「bLU cRU
6月10日、ヤマハ発動機から”bLU cRUサイト”bLU cR(Yamaha Off-Road Racing Amateur Support)Uが公開された。
これには、ヤマハYZシリーズのアマチュアオーナーのためのレース参戦サポートプログラムとして、こう書いてある。「汗をかき、土にまみれ、情熱の限り戦う オフローダーたちへ―。 bLU cRU(ブルー・クルー)は、ヤマハオフロードコンペティションモデルを使用する、アマチュアライダーを対象としたレースサポートプログラムです。 この日本には、トランスポーターにYZを積み込み、チームで、家族や仲間と昼夜を走ってレースに向かう多くのヤマハオーナー様がいます。 ある人は「ファクトリーライダーになりたい」と夢を描き、ある人は自らの限界に挑み続ける。またある人は純粋にレースを楽しむなど、その思いはさまざまです。 レース会場では、輝く笑顔やくしゃくしゃの泣き顔など、レースに全身全霊をかけ、心を奮わす姿に何度も出会いました。 その度に、ヤマハ車を選んでくれたことへの感謝とともに、「なにか恩返しはできないか」と自問自答を繰り返したのです。 そして、ヤマハのブランドスローガンである“Revs your Heart”にも込めた想い、「心躍る瞬間、そして最高の経験を届けたい」という答えに辿り着きました。 bLU cRUは、オフロードを愛し、汗をかき土にまみれ、刺激的な日々を過ごすヤマハオーナー様のオフロードライフをさらに豊かにするために生まれたのです」

日本のアマチュアオフロードユーザーを対象に、彼らを支援するプログラムが、日本でオフ車を生産販売する企業から久しぶりに登場した。このような支援プログラムは発想はあっても、実際の定着化は困難だろうと日頃から思っていた。と言うのは、日本のオフロード市場はもうからない分野として販売店も積極的に関与せずで、そのためオフ車を中心に取り上げる雑誌も少ない。

しかし、全米には、多くの市民がオフロードを楽しむエリアが幾つもある。現地に行くと、そこには数台のキャンピングカーを中心に、父親と少年少女達がモータサイクルや四輪バギーVWの改造車でビュンビュンと走リ回っている。側で、母親はキャンピングカーに張ったテントの下で昼食のサンドウィッチを準備をしていて、楽しそうな家族的な風景が日常的にある。従って、米国の二輪販売店の店頭に置かれているのはモトクロスマシンで、店頭の一番前に置かれている車をみれば、今年の一番人気がすぐ分かる程である。だから、その市場を草の根的に支援するプログラムが必然的に発生した。特に、1981年に原点がある、有名なカワサキの”TEAM GREEN"プログラムは他社がこの分野から撤退しても、幾多の問題を経験しながらでも現在も継続され続け、多くのオフユーザーに支持されてきた歴史がある。ところが、ここ数年、アメリカの景気回復に伴い、米国白人社会に根強い人気のあるオフロード市場が、今さらに大きく拡大し続けているとの報告がある。そのため、”TEAM GREEN"プログラムと類似の支援プログラムが、2、3年前からKTMとヤマハから順次発表され、それらは米国のRracerXonlinにも、アマチュアモトクロスを支える3人のボスとして紹介されている。ここに、日米のオフロード市場の歴史的あるいは文化的背景の根本的差異がある。で、ヤマハによると、米国で生まれたbLU cRUは、既に数千人がメンバーとして活動し、その中からは、アメリカ最高峰のAMASXで活躍中のクーパー・ウェブ選手やジェレミー・マーティン選手を産んだと紹介されている。ここだけを見ると、米国ヤマハの”bLU cRUサイト”も米国カワサキの”TEAM GREEN"も概念的には同じに見える。

一方、米国で成功した”TEAM GREEN"活動は、日米のオフロード市場の環境や成立ちが異なる事で、米国本家と日本の販売会社のチームグリーン活動とは異なっていた。そして、米国本家が35年の歴史を継続しているのに、日本の”TEAM GREEN"活動はいつの間にか消滅し、唯一、ロードレース活動に目的を変えて残っているだけとなった。だからこそ、今回のヤマハが計画した、”bLU cRU(ブルー・クルー)”の成功を市場は大きな興味を持って注目しており、私も期待している一人。

ヤマハが、世界の隅々にわたってライダーの支援活動を展開している事実は、最近のSNSである程度知ることができる。世界中の二輪市場を開拓し定着させることでホンダやヤマハが、ひいては二輪市場が、飛躍的に成長を遂げてきた歴史があるだけに、こうしてみると、二輪事業は経営手腕によっては「未来ある事業体」と言える。、二輪を梃に大きく成長し続けたホンダ、ヤマハ、スズキを見ると浜松企業の力強さを感じる。
当たり前のことだが、最後は結局、経営戦略の優劣が勝敗を決する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする