野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

盛り上がった九州場所

2018-11-26 06:19:00 | スポーツ
2018年九州場所の優勝杯を取ったのは貴景勝だった。
2敗同志に並んだ千秋楽の本割、貴景勝は勝って、高安は負けた。多くの相撲ファンは優勝決定戦を期待したが、高安は足が地についておらず、終始バタバタ相撲で、御嶽海に力負けした。総理大臣杯は地元選出の麻生副総理が手渡した。
「25日、NHK サンディスポーツ」
今場所、3横綱と1大関が途中休場し面白さ半減とメディアは報道したが、現実の大相撲は貴景勝を中心に若手の活躍で大いに盛り上がり、テレビ桟敷に座るのは楽しかった。

その前の日、九州場所の14日目、高安と貴景勝。貴景勝が勝てば小結の優勝だったが、相撲は高安の勝ち。
この日、高安は予定時刻に控えに入って座ったが、相手の貴景勝は、花道で準備体操やら付け人に背中の汗を拭かせたりで、控になかなかやってこない。NHKのアナウンサーも、どうした貴景勝、これはいけませんと焦りの声を発し、解説の尾車親方の懇願するような声で貴景勝に控えに向かうよう急かす声を無視し、マイペースの貴景勝。この一連の仕草が相撲にどう影響するか、興味をもって本番を見ていたが、貴景勝は何時もの様に控えにどっしりとすわり慌てる素振りもなし。高安も淡々としたもので、ひょっとするとこの相撲で優勝が決まるかもしれないと、やや興奮気味のNHKアナウンサーと解説をしり目に、両者ともひょうひょうとしたものだ。相撲は、立会いは互角だったが、貴景勝の当たりが凄くて高安は腰が浮く、次の当たりで高安は土俵際に追い込まれる。高安の当たりも強烈だが、それ以上に貴景勝のツッパリは強烈なんだろう。もう一押しで勝負ありの場面で、高安は右回りで俵回りも一回転すると、押しの目標を失った貴景勝は前のめりに土俵に崩れ落ちた。高安と2敗で並んで千秋楽に初優勝をかけることになる。今場所一番の優勝をかけた大一番は高安の勝ち。貴景勝の勝ちを一瞬思ったが、相撲の勝負は最後までわからん。

今場所の貴景勝の力強さは見応えあった。
13日の碧山戦がその典型だとおもうが、貴景勝の立会の当たりは強烈で、頭から強烈な立ち合いをみせるとすぐに突き放して、最後は相手の腰砕けや動きが止まって勝負が決まる。この強さは、3横綱が休場の中で際立っており、面白い相撲を今場所見ることができたのは大きな収穫だ。九州場所の主役は、その代表が貴景勝だ。加えて、阿武咲の復活、勝負の結果は今一つだが北勝富士(残念ながら負け越し)の相撲も迫力があって素晴らしいし、朝乃山や36歳になった関脇嘉風と、横綱、大関不在を打ち消す相撲となって十分楽しめた。最近の相撲には、八百長と言われた時代の無気力相撲ごとき取組は、一切みられない。それほど肉弾相乱れる激しい取組が多い。多くのスポーツの中で、体重200㎏前後の力士がまさに真剣勝負の激しい相撲をほんの数秒に昇華してみせてくれるスポーツなど、他にあるだろうか。これが、見る方、相撲ファンにとってはたまらない魅力なのだ。太っちょが単にぶつかっているだけと茶化す記事もままあるが、それ以上に、一瞬の力の集合が相撲にはある。だから横綱・大関不在でもファンを止められないのだ。
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とりあえず休場するとのこと

2018-11-16 06:34:37 | スポーツ
2018年、九州場所の初日(11日)、一人横綱稀勢の里は貴景勝にはたき込みで敗れた。
その後、復活するかと期待するも、2日、3日、そして昨日4日目とも連敗し、場内や新聞各紙とも呆気にとられ言葉もない。
 「初日、貴景勝に敗れる」
 「2日目、妙義龍に負け」
 「3日目、北勝富士に負け」
4日目、栃煌山との相撲は物言いの末、また負けた。何れの負け方も、どちらが横綱かと分からぬほど、無様な負け方が共通している。立会いの強さは稀勢の里だが、両者突っ張りの相撲に、相手を捕まえられない。相手力士の機敏な動きについて行けないのだ。そうこうしているうちに、肩透かしや引き落とし、はたきこみでて簡単にひっくり返され転がる。初日から稀勢の里特有の腰高相撲に何となく不安な感じがしたが、その通りが続いている。また土俵下の控えから不安が顔に出ているのも見てとれるし、土俵に上がっても、かって見られたような気合で顔が真っ赤に紅潮することも全くなく、淡々とした表情を、テレビを通してみると、そう見える。予感的中だ。
  
NHKアナウンサーや解説の説明では、場所前の好調さから大いに期待され上がった九州場所のはずだが、本番での稀勢の里の腰高は変わらず、白鵬、鶴竜2横綱の休場により、横綱昇進後初の「一人横綱」となった土俵で初日から4連敗。しかも土俵上で転がされたり、横転しながら土俵下へ落ちたりと、これが一人横綱の相撲かと、屈辱的な姿をみてしまった。あ~、先場所の一難去って、また一難だ。横綱が初日から屈辱的な負け方をするようでは、場所後、進退問題が再燃するのは必至だろうと、「引退」の声が出るのも逸れないと、色々とネット情報をみるに、意外と稀勢の里に同情的で、もう一度体を作って出発して欲しいと、どちらかと言えば好意的なコメントが多く見られる。

さて、今日(15日)の土俵は勤めるのかと思っていたら、途中休場するそうだ。
報道によると、休場の決断は「一人横綱として迎えた場所でしたけれど、応援して下さった方、ファンの方、福岡国際センターまで足を運んでくれたファンに申し訳ない。休場することになりました」と、そして、休場の理由として「初日の貴景勝戦で敗れた際、右膝を痛めたこと」だそうだ。なにせ、稀勢の里は真面目頑固一徹の相撲取りと言われるが、一方、蚤の心臓とも言われており、再起するのは難しだろうなと、ファンの一人としてそう思う。モンゴル横綱の白鵬のように、勝ちに執念ぶかく、立ち合い時の右肘で相手のあご下に強烈エルボーを喰らわしたり、はたまた、はじき飛ばすと体を開き、左右ののど輪で押し出し、最後はダメ押ししそうなところで、両手を挙げて“無罪”をアピールする、そんな技が出来ればと、つまり相手構わず危険なカチアゲや立会いの奇襲をする度胸が、稀勢の里に少しでもあればと逆に思うが、それを決してしない、その真面目一徹が今回は負になっているだけに残念に思うが、だからこそ、多くの大相撲ファンは稀勢の里の復活を今度も望み、容認しているんだろう。
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あ~ばったり、九州場所

2018-11-12 06:27:19 | スポーツ
2018年、九州場所の初日(11日)、一人横綱稀勢の里は貴景勝にはたき込みで敗れた。
何となく不安な感じがしたが、その通りになった。予感的中だ。 立会いの強さは稀勢の里だが、両者突っ張りの相撲に、貴景勝を捕まえられない。貴景勝の動きに手先はついて行っているように見るも、足がでない。横綱昇進後、途中休場を含む出場場所のうち、たしか今回を入れると5場所が黒星発進だ。しかも相手は過去2勝2敗と得意ではない貴景勝に、過去、初日に敗れ途中休場に追い込まれる一因となったこともあるだけに、少々心配になってきた。
  「スポニチ」

完全復活になるかと、場所前は、その好調さから大いに期待されたはずの稀勢の里だが腰高は変わらず、身長の低い貴景勝の動きについていくのがやっと。報道によると、場所前の稀勢の里は、体のキレを取り戻すため、断食までして減量し、秋巡業でも食事面に気を配り、弁当だけでなく、サラダを積極的に食べたり、サプリメントも欠かさず摂取したりして体調管理に気を配っていたとあったが、その効果を見せるまでにはいかなかった。稀勢の里ほど土俵と真摯に向かい合った相撲取りはいない。それだけに、今場所も、大相撲ファンにとっても落ち着かない場所になる。

個人的には稀勢の里にはこんな印象を持っている、「稀勢の里には、大関魁皇(浅香山親方)を横綱にしたような力士になってほしいと思っている。魁皇の人柄を端的に表現するのに『気は優しくて力持ち、真面目で努力家、潔い-金太郎のような「お相撲さん」』と常に言われてきた。ごく普通の日本人が強い相撲取りに求める、「日本人の道義の基本を示してくれた力士」になって欲しいとも思っている。それはまた、みんな大好きお相撲さんと言う意味でもある」。がんばれ、稀勢の里!、あと14日。



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九州の雄、ソフトバンクが日本一

2018-11-05 06:20:35 | スポーツ
2018年、プロ野球日本シリーズはソフトバンクの優勝となった。
ソフトバンクが広島を4勝1敗1分で下して2年連続9回目の日本一だ。福岡のホーム・ヤフオクドームでの3連勝でVに王手、一日挟んで迎えた広島戦、ソフトバンクの先発はバンデンハーク、広島はジョンソンの投げ合いで始まった。第2戦の先発投手と同じ組み合わせで始まったが、第2戦で負け投手になったバンデンハークの方が、勢いがあった。バンデンハークは6回4安打無失点、10奪三振の快投だ。続くソフトバンクの救援投手も好投し、広島に付け入る暇を与えない。最期は森が広島の4番鈴木 誠也を3塁ゴロに打ち取り勝った。今日(4日)の神戸新聞「人」の欄は「プロ野球ソフトバンクの日本一に貢献した投手」として森唯斗選手を取り挙げている。この記事には森投手の声、「最終回は重圧が半端じゃない。厳しいなと思った」とあった。
  「SMBC日本シリーズ2018 | NPB.jp 日本野球機構」

もう一人の貢献選手は何と言ってもソフトバンクの甲斐捕手だろう。日本シリーズのMPVを獲得した。
セリーグ優勝の広島の第一要因を、その機動力だと思うが、ソフトバンクの甲斐捕手に徹底的に抑えられた。広島のシリーズ盗塁6度全てを阻止し、TVを見ていてもその素晴らしさが伝わってくる。セリーグトップの95盗塁を誇る広島の得点パターンを悉く消した、その技は見事と言うしかない。ネット記事を読むと、MVPの甲斐選手は、2010年の育成ドラフトで大分の楊志館高から6位指名された選手だそうで、高校時代に甲子園出場はないが、通算25本塁打を誇り地元の“九州枠”の選手として目をつけられたとあった。それ等がソフトバンクの持つ選手層の厚さであり、それを作りあげた球団の育成力は見事と言うしかない。

ソフトバンクには是非とも勝って欲しかっただけに、実はほっとしている。
思いだすに、日本シリーズが始まる前にこんな思いを当ブログに書いていた。「パリーグCSファイナル戦、西武とソフトバンクの試合はソフトバンクの勝ちで、日本シリーズは広島対ソフトバンクの戦いとなる。セリーグの広島・巨人戦は広島の圧勝で、勢いは広島にあるような感じもするが、このCSファイナル戦を見ると、ソフトバンクは執念深い戦いをしていた。個人的な思いは、パリーグのチームではソフトバンクを贔屓にしているので、日本シリーズはソフトバンクに勝って欲しいと思っている。格段自慢する贔屓の理由はないが、九州のチームである事と、加えてソフトバンクには九州出身の選手が多いことも理由の一つ。西鉄ライオンズがチームを身売りし関東に行ってしまった後に、ダイエーが九州に入り、その後ソフトバンクに変わった。ソフトバンクは資金を投入し選手を補強し続け、最強の選手層で占めるに至っている(小さい頃は西鉄ライオンズのファンだった。当時、まだ西鉄では稲尾が健在で、西鉄のキュンプ地だった島原球場に稲尾を見に行った記憶もある)。また、ソフトバンクの本拠地、ヤフオクドームには、20数年前、数回行ったことがある。野球を見に行ったのではなく、ここでジャパン スークロスというスタジアムモトクロス大会が開催された時だった。博多駅から電車で直ぐ近く、博多湾に面し、見晴らしも最高、スタジアム周りの環境も最高に素晴らしい球場だったという印象が強い場所だけに、ソフトバンクには思い入れも強くある」と。
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やはり辞任

2018-10-11 13:36:23 | スポーツ
今日(11日)午後のディリースポーツは、阪神・金本監督の辞任を伝えた。以下、ディリースポーツの記事からの抜粋。
「阪神の金本知憲監督(50)が今季限りで辞任することが11日、決まった。金本監督は15年オフにチームの抜本的改革を託されて就任。2年目の昨季は2位に躍進し、期待を抱かせたが、今季は終盤に故障者が相次ぎ01年以来17年ぶりの最下位が確定していた。 金本監督は午後1時から西宮市の球団事務所で会見。スッキリした表情で、時折笑顔も見せながら質問に答えた。以下は監督との一問一答。
 ◇◇
 -辞任を決断したのは。
 「昨日の試合後ですね。伝えたのは(揚塩)社長の方です
 -決断の理由は?
 「成績不振です
 -いつぐらいから考えていたのか。
 「最下位が決まったぐらいから
 -揚塩社長からはどんな話があったのか。
 「もう少し頑張ってみればと言われましたが、僕の意志が固かったです。やり残したことも多々ありますけど、結果の世界ですので
  何より最下位という、そこですよね

 -3年間指揮を執ってみてどうだったか。
 「しんどかったのが一番。若い選手が活躍してくれるのはうれしかったし、僕の方がわくわくして楽しい思いはありました
 -今後のチームに期待することは?
 「一緒にやった選手、若手が一人前になってほしい。われわれが、教えたことを肝に銘じて一人前になってもらいたい
 -今後どうするのか
 「何も決めてない。ゆっくり疲れをとりたいというかね」」

阪神と言う球団は球界一を争う人気球団なので、監督も選手も、そのプレッシャーは凄いものがあるのだと思う。
例えば、昨日も書いたが、先日の日曜日の「そこまで言って委員会NP」での話題。ゲスト解説者の金村が、阪神タイガースの藤浪晋太郎投手について、いみじくもこう言っていた。金村解説員が言うに、「藤浪は別の球団なら大谷翔平のようになっていた」と述べ、「藤浪のポテンシャルは間違いなくすごいんですよ」と続けて、「ただ、入ったチームが・・」とコメントしたのを聞いてびっくりした。「強烈な人気球団」であるがゆえの阪神の、固有の問題があるような発言だ。そうなれば、余程の奇跡が起きない限り、少なくとも来期の阪神優勝は難しいと言う事だろうか、誰が監督になっても阪神ファンを納得させるのは難しい球団なのかもしれない。
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最下位に沈む

2018-10-10 06:22:02 | スポーツ
昨日(8日)のヤクルト戦に負けて、2018年阪神タイガーズは残り3戦(全143戦)を残し最下位に決まった。
 「阪神タイガーズHP」
阪神タイガーズの年間最下位は、2001年の野村監督以来、17年振りだとあるが、戦績をひも解くと1987年から2001年間は最下位かそれに近い戦績で、その間、2位が一回だけだった時期もある。つまり、その殆どの期間、底辺附近で低迷しつづけたため、世間ではかなりの悪評が広がった。しかしその後、2003年の星野監督、2005年の岡田監督時に優勝したことで、次を期待できる阪神として、評判が定着し大いに期待をあおった。そのため、岡田監督を継いだ、真弓監督や和田監督は優勝にもう一歩の活躍を見せるも、優勝の一声は取れずじまいとなった。優勝の期待を背負って、和田監督を次いだ金本監督に交代した3年間、4位、2位、今年の最下位の戦績。殆どの阪神ファンは低迷に低迷を続けた過去の阪神タイガーズを知っているだけに、善戦の歴史から一挙に今年の6位は残念無念で無視しできないのだと思う。

強い阪神が再び復活するかもしれないと、今季のキャンプ終了後、優勝に最も近いチームの一つは阪神だとする野球評論家の声が高かった。それだけに、今季最も期待を裏切った阪神タイガーズの選手はと言うと、四番候補として今季来日したロサリオだろう。春季キャンプでは豪快な打撃で大きな期待を掛けられ、金本監督も優勝のカギは「四番・ロサリオの出来次第」と開幕前に話していたと、どの記事にもある。だが、開幕すると研究し尽くされ、まったく打てなくなった。それでも金本監督は我慢し起用を続けたが結局二軍暮らし。金本監督の言う、優勝のカギだった「四番・ロサリオの出来次第」は期待を見事に外れ、Aクラスから遠く外れ最下位。

来期の阪神は金本監督の続投方針だと、コンビニで見た、今日(9日)のスポーツ新聞の見出しに各紙がそのように書いている。でも最下位となれば話は別だろう。ネットで調べると、過去の監督の去就を見れば、1978年に球団史上初の最下位に沈んだ後藤次男、1987年に球団2度目の最下位になった吉田義男は解任された。それ以降も1996年の藤田平、1998年の吉田義男、2001年の野村克也らは、チームが最下位に沈むと同時に、監督の座を追われている。それでも、阪神ファンからは金本監督を支持する声も多く、監督留任だとしてもコーチ陣は総入れ替えらしい。だがなぁー、昨日の阪神・ヤクルト戦をテレビ観戦したが、今年の阪神タイガーズのスローガン「執念」は何処に行ったのかと痛切に感じた。一方、先日の日曜日、「そこまで言って委員会NP」で、ゲスト解説者の金村が、阪神タイガースの藤浪晋太郎投手について、いみじくもこう言っていた。金村解説員が言うに、「藤浪は別の球団なら大谷翔平のようになっていた」と述べ、「藤浪のポテンシャルは間違いなくすごいんですよ」と続けて、「ただ、入ったチームが・・」とコメントしたのを聞いてびっくりした。「強烈な人気球団」である阪神に、固有の問題があるような発言だ。そうなれば、余程の奇跡が起きない限り、少なくとも来期の阪神優勝は難しいと言う事だろうか。
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そろそろ話題になっても良い頃だが、

2018-10-05 08:38:53 | スポーツ
2018年、10月4日現在のセリーグの順位表はこうだ。
 「阪神タイガーズHP]
広島は、あの試合巧者をテレビ観戦すれば、常勝軍団だと言う事はすぐわかる。優勝は広島、2位はヤクルトが決定した。3位以下は試合中で未決だが、巨人が3位でCS進出の可能性がある。現在までのところ、阪神は最下位で良くても5位。そんな中、10月3日、巨人の高橋監督が今季限りで退任すると発表があった。理由は優勝争いに絡めなかったとのことらしい。3日の時点では、CS進出の可能性は依然あり、場合によっては日本シリーズ進出の可能性すら残っているのに退陣とは、プロ野球の監督もたいへんだなと思った。期せずして、パリーグ4位決定のオリックスの福良監督も退陣と発表があった。

巨人の高橋監督は今季が3年契約の3年目。4年ぶりのリーグVを目指したが優勝争いに絡めず、同オーナーへ辞意を伝え、受理されたと報道にある。勝率5割を下回ることになったチーム成績に言及し、「悔しいけれど現実なので目を背けることはできない」と辞任理由を説明したと5日朝の朝刊にある。高橋監督は2006年から2015年まで監督を務めた原辰徳氏の後任として、2016年に監督就任し、1年目は71勝69敗で2位、2年目は72勝68敗で4位となっていた。

一方の阪神。昨日(4日)の試合は久し振りにテレビ放映されていた。広島の優勝が決まり、超低空飛行の阪神の試合は神戸のサンテレビでさえ報道することもなくなり、パソコンで試合経過を見るぐらいの寂しいものだったが、本当に久しぶりにNHKBSが試合を放映していた。しかし観客席は空席が目立ち、ましてや貧打で全く打てない阪神の試合は、テレビ観戦しても全く面白くない。

昨日の試合をもって、阪神は試合終了を迎えることなく、CS進出が断たれ、阪神のBクラスが確定した。
先発した青柳は責任を果たしたが、9回に登板したドリスが痛恨の一撃を食らって、その裏の9回裏も打てず負けた。ただ、鳥谷が通算2065本目の安打を記録し球団最多安打記録を塗り替えたと報道された程度にトーンは収まった。

で、2016年から阪神タイガーズを任された金本監督の戦績は、4位、2位、2018年は5位か最下位。金本監督は所信表明で「生え抜きの大砲を育てる」と若手育成を語ったが、目星を付けていた若手は2年続けて活躍できずに苦しんだ。今年、前評判はかなり高かったものの、阪神を牽引すべき、打のロサリオは二軍落ち、投の藤浪は最近3戦は好投しているも、それまでは二軍落ちの時期が長く、結果的にタイガーズを大きく低迷させる原因となった。金本監督は2017年オフに阪神タイガースと3年契約しており、来年以降も続投が既定路線だそうだが、ファンから采配に対する不満が相次いでいるとの話がネット上に出てき始めた。前和田監督の戦績は、2012年5位、2013年2位、2014年2位、2015年3位だったが、この戦績で、和田監督の評判は阪神ファンから大ブーイングで非常に悪かった。その和田監督の戦績と金本監督の戦績は遜色なく悪い。この戦績、この時期、誰彼が阪神の監督に最適だとの声がネット上に昇り始めている。今年のシーズン始め、多くの野球評論家が強い阪神を一押し期待させただけに、この戦績の落差はあまりにも大きいだけに当然だろうと思う。
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何とか引退は免れたが・・・

2018-09-26 06:24:03 | スポーツ
 「24日、スポーツニッポン」
「解禁の稀勢の里、疲労重く」と、24日の神戸新聞スポーツ蘭にあった。
そこには「最後は不甲斐なく負けた。進退を懸けた運命の15日間を終えた支度部屋。稀勢の里は無言で力を入れて目を閉じた後に、深く息をつく。人気の日本出身横綱から、重圧と闘った疲労感が漂った。当たりが弱く、得意の左を差し切れない。豪栄道の右突き落としに力なく転がり、5敗目を喫した。今場所を通じ、左を封じられると苦境に陥った。武器の左おっつけの破壊力もなかった。結果、内容とも横綱として満足できるものではない。必死な勝負の連続で、力士生命を懸けた闘いは乗り切った」とある。しかしテレビ観戦する範囲では、立ち合い直後に右前まわしを許し、右からの突き落としになすすべなく、簡単に豪栄道に屈したように見え、新聞にあるような相撲ではなく、豪栄道に上手くあしらわれ力なく落ちたと言う印象で、8場所連続休場のハンディキャップがあるとは言え、横綱がこんな無様を相撲を取ったらアカンだろうと思えるほど呆気なく完敗だった。

また、別の記事には、現役時代、7場所連続全休から出場して12勝3敗の成績を残した貴乃花は「心身ともにケアした方がいい。見えない疲労がある。肉体的に戻っても、精神的に疲れがある。今場所は出たことに意義がある。今後は地道に四股やてっぽうなど基本運動をした方がいい」とアドバイスを送ったとある。復帰場所としては最低限のハードルはクリアした形で、皆ホッとしたが、豪栄道との一番をみる範囲では前途多難だなーとの印象だけが残った。

連続休場明けでの15日間皆勤で2桁10勝は及第点だという意見は多い。先ほどの貴乃花は休場明けに12勝したが、翌九州を全休して批判を浴びた。出場を余儀なくされた翌場所中に引退しており、稀勢の里も来場所、序盤に崩れるようだと引退に追い込まれてもおかしくはない。NHK解説の北の富士のコメントは「場所前の稽古場を見ているようだった。いまの相撲を見ると、来場所の心配をしなきゃいかんな」と話したが、この評価が今場所の稀勢の里の相撲を総括的に批評しているように思う。

だからか、横審のコメントも「委員全員がホッとした気持ちだ」というのは全くその通りで、まだ本来の強さに戻っていないと評価しているが、このままの相撲であれば、稀勢の里は本当に元の強さに戻るんだろうかの疑問が残る。8場所も休場して、その間、横綱復帰に向けて血がにじむような鍛錬を続けてきたんだろうか、この点の見極めがどのネット情報にも書いていない。今場所の稀勢の里の体にはそんな力強さも張りも感じなかったし、腰高の相撲はより顕著になって、確かに10勝をあげたものの、内容が悪い場所だっただけに、貴乃花はもっと地道に四股やてっぽうなど基本運動を徹底すべしといったのは納得できる。つまり血のにじむ鍛錬を怠っていたに違いないかもしれない。我々長い相撲ファンは、強い稀勢の里を見つめてきたし、稀勢の里が勝つとなぜかうれしくなっていた。今場所の相撲にはそれらを決して感じることもなく、横綱白鵬からは「見事な2桁勝利。立派な横綱です」と記事にあるが、なんとなく同情にしか聞こえてこず、寂しかぎりだ。

そうこうしていると、貴乃花親方引退のニュースが突然飛び込んできた。
今日(25日)の午後5時から記者会見とあったので、しばらくネットで聞いていたが、言葉がはっきり聞きとれないので、デイリ―ニュースをそのまま載せてみた。『日本相撲協会に退職届けを25日に提出した貴乃花親方が同日夕、都内で引退会見を行い、同日午後1時に引退届を正式に提出したことを発表した。引退理由として今年3月に提出し、後に取り下げた弟子の貴ノ岩への傷害事件をめぐる告発状に対して、日本相撲協会から「事実無根だと認めないと親方の廃業となると、有形無形の要請があった」と説明。協会からの圧力があったとした。貴乃花親方は引退届が相撲協会に受理されるかに関わらず、協会に残る意思は「ございません」と断言。相撲界から離れる強い決意を示した。「相撲には携わっていきたいが、弟子たちがかわいい」と弟子のことを考え、自身が引退するのが「最善の道」とした。部屋所属の弟子たちは千賀ノ浦部屋への転籍を希望した』とある。日馬富士暴行事件に端を発した相撲協会の騒動は、結局、発議元の貴乃花親方の相撲協会からの引退、つまり負けで決着した。何だったのだ、この大騒動は。何となく、稀勢の里と貴乃花がタブって見えてきた。
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執念の差かな?

2018-09-21 06:18:21 | スポーツ
秋場所11日目、残り4日。
この日の大相撲も後味が悪い相撲を二番見せられた。
 「日刊スポーツ」    一つは稀勢の里対逸ノ城の相撲だ。稀勢の里の立会はそんなに悪いは思わなかったが、しかし逸ノ城に立ち合いから攻め込まれ、先手を取られると、土俵際でも力なく押し出された。逸ノ城のツッパリをまともに受けると一歩二歩と下がって、三歩目には土俵を割った。何なんだと一瞬思ったが、NHK解説の芝田山が上手く解説しており、「心と体が別々に動ているから、力が出ない」と。その前日、10日目にして勝ち越しが決定し、多くの相撲関係者から引退の二文字が消えた。これからは引退を気にする事がないので、稀勢の里は本来の力強さを発揮するはずとの楽観論がネット上に出ていた。そうなればいいなーと思ったその日の相撲は、今場所負け越し寸前の逸ノ城に簡単に押し出されるという失態を見せたのだった。力強く変身するのではなく、全く逆の心と体がバラバラとなってしまった。稀勢の里に常々指摘されてきた”蚤の心臓”が出てきたのだろう。

稀勢の里が取りこぼすときは、決まって立ち合い負け。プレッシャーで集中力が途切れ、ふわっと立ってしまい、腰高で何もできずに土俵を割る。逆に集中しているときは強い。低い立ち合いで相手を圧倒し、左を差す。だから、立会いが上手くいかず行司待ったがかかると、一瞬不安そうな顔がテレビ画面から見て取れるが、そういう場面では負ける確率が高い。一瞬迷って、心と体とうまく機能しなくなったのだろうと思うが、昨日の逸ノ城との相撲は立会いは悪くはなかった。が、なんに気落ちしたのか、逸ノ城の三発に簡単に土俵を割った。土俵下の稀勢の里は気落ちしたのか、不安そうな顔に戻っていた。

二つ目は白鵬と高安の相撲。執念の差と言ってしまえば終りだが、「何なんだ」この一番は、と思わせる後味の悪い一番だった。
 
NHKによると、「立ち合いの駆け引きで勝負はほぼ決したといえる」とあった。2度の待った後、3度目、自分の立ち合いをした白鵬に対し、立会い不十分の高安はその動きに合わせてしまった。全くの消化不良の横綱・大関の相撲だった。1度目の立会い、高安は普段通りの立ち合いに白鵬が合わせようとしない。これで気後れした高安は2度目の立合いに合わせようとするが、白鵬が合わせないまま待った。3度目は、白鵬が自分の間合いだけで素早く立ち、高安はまだ仕切りの途中で、中腰状態の高安を右で張り、続けて体当たりで高安は尻もちを付いてしまう。白鵬が呼吸を合わせて居れば、高安は土俵上で尻もちをつかず土俵の外に飛ばされているはずだが、土俵上に尻もちをついたのは明らかに高安は仕切りの途中だったのだ。優勝戦線を占うはずの、全勝白鵬と一敗の大関高安の相撲はわずか一秒で決着し、極めて後味の悪い一番だった。それにしても、両者立会い不十分で、しかも高安は仕切りの途中で中途半端な状態なのに、行司はなんで行司待ったを掛けなんだろうと不審に思った。だからか、NHK解説の北の富士は「つまんないの」。確かにその通りだ。

そうこうするうちに、ネット上にはこんな声があがった。
「白鵬の駆け引き?、醜いです。結びの一番、横綱と大関、全勝と一敗の対決だと言うのに!白鵬のこんな相撲を許している行司さん、土俵下の審判さんたち、恥ずかしくなかったですか?日頃立会いを厳しく指導しているのに…白鵬だけ治外法権ですか。解説の宮城野親方も恥ずかしくなかったですか?」
「同感 相撲に対する興味が無くなるね! 白鵬は狡い!醜い! 横綱として、いくら勝っても存在価値が無い!」
「これって駆け引きですか? ただ卑怯にずらしているだけ。横綱なら正々堂々と下位のものを受け止めるべきでしょう。横綱の品格なし!」・・・等々、長々と続いていた。

今迄の白鵬の相撲に多くの非難の声がメディアや一般の相撲ファンから聞こえてきた。例えば、2年前の夏場所の出来事を、SANSPO.COMは「これが横綱か!白鵬、目潰し&変化…品欠く星で全勝ターン/夏場所」と伝えていた。
『大相撲夏場所中日、横綱白鵬が関脇琴勇輝を押し出し8連勝で勝ち越しを決めた。左で張って変化したように見えた立ち合いに、館内は大ブーイング。同じく初日から8連勝を守った大関稀勢の里とは対照的な荒っぽい内容に、罵声も飛んだ。 歓声は、一瞬でエッという驚きと不満の声に変わった。勝負が決まったあとも、ざわめきが止まらない。ブーイングと、不満を訴える罵声-。そんななかで白鵬が8連勝で、勝ち越しを決めた。「下から攻めようと思っていた。あまり覚えていない」、立ち合い、張り差しのように左手を琴勇輝の顔の前に差し出す。すかさず右腕で相手の左腕に強烈エルボー。はじき飛ばすと体を開き、左右ののど輪で押し出した。最後はダメ押ししそうなところで、両手を挙げて“無罪”をアピール。しっかりとダメ押しを止めた? と問われて「そんな感じですね」とうなずいた。立ち合いの張り手は目つぶしのようで、変化したようにも見えた。場所前に審判部から立ち合いの厳格化が指導され“相撲美”を見直している場所なのに…。NHKで解説を務めた舞の海も「反則ではないんです。ただ、それをしないところに横綱の高い精神性が表れるわけですよ。多くのファンが横綱には勝ち方を求めていますから」と注文をつけた。 先場所の千秋楽は、優勝を決めた結びの一番で横綱日馬富士に対して立ち合いで変化した。「勝ったらなんでもええんか!」とヤジが飛び、優勝インタビューで涙を流したのだが-。そこまでして勝ちたいのか。それとも、そうまでしないと勝てなくなったのか』と書いてあった。

白鵬の横綱相撲にはがっかりする場面が多すぎると感じてきた。例えば、当ブログの昨年1月にこう書いている。 
『昨日(18日)の大相撲、白鵬の相撲に、またしても拍子抜けするどころか諦めた心境になった。もうみるのも嫌だ。新聞の見出しは「横綱・白鵬また奇襲、右手で栃煌山に「目隠し」。先場所の白鵬の「猫だまし」の次が「目隠し」の注文相撲。立会いの「目隠し」で制すると右に変わって送り出し。すると、さっそく観客の桟敷席から大ブーイング。横綱が勝つと普段は大拍手が起こるものだが、逆現象。「モンゴルに帰れ」との声が出る一方、「変化ではない。頭を使わないと。相撲は力比べではない」と白鵬は意に介せずと新聞には書いてある。相撲は大好きなので、早くからテレビの前に座り観戦しているが、白鵬の相撲は見るのをパスしたくなど情けなくて残念な気持ちになる。
  
相撲ファンが見たいのは、挑戦者の格下に力を出させた上で、圧倒的力量でねじ伏せる横綱だ。その役割を大横綱は宿命的に背負わされており、そのための努力が横綱の責務である。それが出来なくなったら綱を返すべきだと相撲ファンは思っている。白鵬は「相撲は力比べではない」と言う。それは正しいが、下位力士との立会い時の奇襲は単に相撲から逃げた、ごまかしにすぎない。がっちりと受けとめて、そこから相手の力を上手く利用したり、あるいは相手の力を削いで勝ってみせることこそ、「相撲は力比べではない」と言える。我々が大相撲を見るのは、ただ勝つことのみに執着する相撲を横綱に求めるのでは決してない。白鵬には相撲ファンが求める「横綱の品格」が全く感じられない。

白鵬は何かと言うと、双葉山の”木鶏の話”や最近は”後の先”をよく使う。だけど、少なくとも、目くらましの奇襲は”後の先”の対極にあるもの。 金星を狙って、あらゆる秘策、奇策を総動員して向かってくる挑戦者に、正面から受けて立つ。相撲ファンが横綱に望むのは、そんな大勝負であるはず。かって朝青龍はヒール性を前面に出し、勝つ事のみが正義だと相撲をとっていた。これはこれで朝青龍の人気要因だし相撲ファンもそう認識していた。白鵬の相撲には朝青龍に似たヒール性が覗き見えるのに、相撲界の至宝である大鵬や双葉山を持ち出すから、ファンには受け入れ難い。今の大相撲界で白鵬は第一人者たる実力を持っているだけに、勝ちたいばかしのこうした拍子抜けの相撲を取るのが残念でならない。例えルール違反ではないとしても、判断するのは一相撲ファンや相撲には縁のない一素人なのだ。立会いの奇襲はルール違反でないとしても、それを判断するのは我々相撲好きな素人だ。確かに40回優勝は記録に残るかもしれないが、強い横綱だったという印象ではなく、勝つためには何でもする横綱だったなーと言う印象を我々日本の相撲ファンはもってしまうかもしれない。

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悪い結果に向かわねば良いが、秋場所

2018-09-17 08:15:03 | スポーツ
6勝1敗で迎えた、8日目の稀勢の里対玉鷲戦。
結果は、今場所7戦全敗の玉鷲になすすべなく一方的に押し出され、見事な程にあっけなく負けた稀勢の里。
 
立会いで、稀勢の里が先に突っかけ仕切り直し。仕切りに失敗するときの稀勢の里は何時も不安で負ける時が多いのは前例通り。
稀勢の里は頭からぶつかった玉鷲を胸で受け止めたが、左からのハズと右からののど輪で攻められ、3秒足らずで押し出された。
まだ2敗とは言っても、今場所の稀勢の里の相撲は本来の力を出し切れず、ふらふらで勝ちを拾ってきただけに不安で一杯。
今日(17日)は、栃ノ心との力勝負だが、結果はどうなるだろうか。

ただただ真面目一本の稀勢の里の相撲。その稀勢の里が立ち合いで変わったのを見たのは、長い相撲ファン経験でたったの1回だけ。
それをみた白鵬が、稀勢の里も立会い変化するではないかと、盛んにメディアに話す姿は本当に見苦しかった。
白鵬と言えば、その立会いに何時も大ブーイングを受けて、横綱らしくないと横審や相撲ファンに非難されている。
決して、白鵬になれない稀勢の里、だけど、なんだかいつも気になっている稀勢の里、残り7日、どういう結論になるんだろう。
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