野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

干し柿つくり

2017-10-28 07:03:50 | 日常生活
今年も渋柿をもらった。
先日の台風21号の通過で多くの柿が落下したとのことで、殆どの柿に落下傷がついているが、
皮を剥いて干し柿にしてしまえば何ら問題なし。その数40数個。既に熟してしまった柿が10数個。
昨年の干し柿作りの数は240個ほどで二日がかりだったが、今日は包丁研ぎから始めて干すまで数時間で済んだ。
左手に軍手をはめて滑り止めと渋が手にこびり付きにくくし、ヌメリをタオルでふきながらの作業だ。
軍手をはめた左手も、包丁をもった右手も、どの指先の爪も真っ黒く染まった。
  
台風で落下したことで、柿のTの字ヘタ枝が無くなっている物が多く、どうしようと案じたが、昔、
切干大根干しに買っといた網を捜し出して、とりあえず入れてみた。
2階のベランダは日当たりも風通しも最高なので、1週間頃からで赤みを帯びて柔らかくなり始め、3週間で完成するだろう。
それを、まだ柔らかさが残っているぐらいの干し柿を冷凍保存すれば正月までは美味しく保存できる。  
  
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「スズキはMXワークスチームを解散する」とあった。

2017-10-27 06:31:38 | モータースポーツ
いやはや突然ビックリニュースが世界を駆け巡った。
米国の著名な二輪ネット誌CycleNewsがこんな記事「Suzuki Pulls Out Of MXGP Racing」を発信した。
「Suzuki Motor Corporation has decided to suspend the FIM World MXGP Championship and All Japan Motocross activities from 2018.Suzuki Motor Corporation, having reviewed its Motorcycle operations to focus on the core business functions and restructuring of our motorcycle business, concluded to suspend the MXGP activities from 2018.Suzuki will continue to produce RM-Z250 and 450 series and support those customers the entire world.Suzuki expresses its great appreciation to sponsors and fans around the world for their strong support to its activities. The company will continue to provide valued products for its customers by utilizing the experiences earned through the Racing activities.

本当かと、スズキ社のHPを覗くと、原文はこうだった「モトクロス世界選手権及び全日本モトクロス選手権 参戦活動について」。
「スズキ株式会社は2018年のモトクロス世界選手権(以下、MXGP)及び全日本モトクロス選手権(以下、全日本MX)におけるファクトリー体制での参戦を休止することといたしました。二輪事業における活動見直しを行い、選択と集中をする中で、MXGP及び全日本MX参戦を休止することを決定させて頂きました。尚、市販レーサーRM-Z450及びRM-Z250の開発、販売はこれまで通り継続して行ってまいります。これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えていただきました皆様方に、心より御礼申し上げます。以上」
  「2018 RM450z」
よく読むと、英文と日本文では内容がいささか異なっている。日本文をそのままにおいて英語分を見ると、太字で記した文章が追加されている。それは、「レース活動を通じて得た経験を活かして、顧客に価値ある製品を提供し続けます」と言う文章が日本文にはない。しかも「レース活動で得られた知識」と過去形で書いてあるので、スズキ社が過去、長い経験を通じて得た知識を元にこれからも価値ある製品(なんの製品?)を提供すると解釈できる。例えば、製品をMXマシンに限定すると、これはいささか驚いた。と言うのは、レースマシンは日々競合相手との競争と言う切磋琢磨を繰り返す事で性能を向上させ完成させてきた、従来の日本企業の開発経緯とは一線を引くと感じられたからだ。「選択と集中」の詳細が公表されていないのでいささか先走るが、従来、日本企業はモトクロス世界選手権及び全日本モトクロス選手権に参戦する事で、世界最先端のマシンを開発し、その戦いざまから世界中の顧客からの信頼を得てきた経緯がある。が、この過程を必要とせずに過去に蓄積した経験のみで、他社競合マシンを上回るマシンを開発し、かつ実戦にて戦う事なしに世界中の顧客の信頼性を確保することが可能とすれば、この開発手法は大いに興味が湧く。

それはさておき、長い二輪レースの歴史を振り返ると、世界的に見ても、スズキのMXの歴史にはその頂点に長く君臨していた時代がある。その間、スズキ全盛時代を横から眺めてきたファンの一人として打倒RMを目指し切磋琢磨してきた長い戦いの歴史を眺めると、今回のファクトリー活動撤退方針はとても寂しく悲しい。それでも、一社のファクトリーチームがレース界から撤退しても、それを代替するチームが必ず台頭してくるのが世の常なので、世界のレース人気は廃ることはないのは救いだろう。何れにしても、夫々のメーカーにも販社にもいろいろな事情があり、ホンダもヤマハもカワサキも、過去ファクトリー活動の撤退と再開を繰り返してきたので決して恥ずかしいことではないと思うし、近い将来、必ずやレースの世界に再び復帰し多くのスズキファンのみならず世界のレースファンを歓喜の渦に巻きこんでくれることを期待するのみだ。
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自民党に投票した

2017-10-25 06:36:29 | その他
 「2017、衆議院選挙結果:朝日デジタル」
10月22日は衆議院選挙日。折しも超大型台風21号が日本列島に沿って上昇してきた大雨の日だが、結果は自民党が284議席確保(公示前284議席)の圧勝で終わった。

安倍総理が解散の所信表明をする数時間前、都知事の小池さんが新党「希望の党」を立上げて衆議院選挙を戦うと突然表明すると、メディアはこぞって毎日のように「希望の党」を特集し始めた。毎日毎日、「希望の党」と小池さんはテレビの格好の素材になり、小池さんがいつ衆議院選挙に立候補するのかとXデイまでカウントダウンされる異常事態になった。ところが、例の小池の「排除」をふくめ高圧的発言に嫌気をさした旧民進等党の一部が「立進民主党」を急遽立上げると、そこから「希望の党」は急減速、代わって「立進民主党」人気が伸長し始めた。解散当初、「希望の党」がこれでもかとテレビに登場した時期、自民党の危機到来と慌てだしたが、「希望の党」急落に伴い自民党人気が復活し安泰と聞こえ始めた。

どう考えても、今回の総選挙の投票先は、迫り来る北朝鮮の危機に対処できるのはどの政権の誰かと言う事であり、それは世界の現実を厳しく見つめてきた安倍首相以外に考えられなかった。だから、安倍総理に任す以外に道はなかったはず。一方、急仕上げの「希望の党」を筆頭に野党は総じて「安倍政権を終わらせる」「とにかく自民党の一強政治を終わらせる」の一点張りだった。安倍政権を、自民党を終わらせて、その後はどうするのかの政策を語らず、安倍総理は何ら関係なしと判明している森友・加計ばかりを取り上げていた。森友・加計はすでに終わった案件であり森友・加計のみを取り上げる野党演説は、北朝鮮の脅威に対して何ら対策は考えていませんと言うことに等しいのに、「打倒安倍」ばかりを連呼するのみで、とにかく変わらなきゃと言う。しかし、2009年の民主党政権の、あの遇政権を現実に見てしまったのだ。迫りくる危機に何も語らず、ただチェンジを連呼するだけの政党は信用できないと言う失敗事例を現実見てしまった。だから具体的政策を何も語らず、風頼りの「希望の党」や「立進民主党」にはなにも魅力を感じなかった。自民党に絶大な信頼を置いているわけでもないが、野党が言う「政権交代」というものに、我々も特に若い世代も、それほど幻想を抱いていない。

非常に興味が湧いたのは、若い世代ほど現実を直視していたこと。我々の若い時代を含めて、往々にして若い世代は時の政権に批判的な風潮を良しとしてきたが、このように好景気が続き雇用が安定的に維持されていると、若い世代ほど、この好景気を変えてほしくないとする意見は理解できる。「希望の党」立上げ時は、昼間のワイドショーはこれでもかと小池都知事を取り上げ衆議院選挙に何時立候補すのかのカウントダウンを洪水のように流し始めたが、選挙に出ないとわかると、小池都知事は何一つ実現していないし、豊洲市場問題をいたずらに混乱させ、五輪の開催を危うくすらしていると、一部のテレビコメンテイターが解説しはじめた。どのような政権や企業であれ、あるいはどのような案件においても、重要なのは結果だ。

23日の産気ニュースは「23日付け仏紙フィガロ(電子版)は小池都知事を「逃亡中の女王のようだ」と皮肉を込めて報道した」と論評し、また「希望の党」は「(政策)信条より、利己的な計算や利害によって作られた」と酷評している。加えて、ニュース局「フランス24」は「バブルが弾け、小池人気は低迷した。彼女は選挙当日、日本におらず、都知事としてパリのイベントを訪問することを選んだ」と伝えた」とあった。結局、50議席前後の「立進民主党」と「希望の党」が乱立し、それは夫々100議席を大きく離れ、万年野党となって、ただ単に国会を混乱させる以外のことはできない党が出来ただけだった。結局、国際情勢が不安定な中では、しっかりとした危機管理をもった自民党を脅かす勢力は現れず、波風立たずのつまらない選挙だったとみる向きもある。

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2017-10-23 06:23:03 | 日常生活
昨日今日(22日)と台風21号の影響でかなり強い雨が降り、庭は雨が溜まって歩ける状態にない。そこで雨の中、取り留めもない事柄を書いてみた。

今日は、衆議院、神戸市長、神戸西区市会議員の選挙の日。選挙に行く前に、昨日の洗濯物が半渇きなので今日の洗濯ものと一緒に纏めて近くのコインランドリーに乾燥しに出かけることにした。多分、みんな同じ思いであろうから、朝早くに洗濯し、朝ご飯もそこそこ済ませてコインランドリーに車で出かける。普段は、野々池貯水池を降りれば直ぐで歩いていける場所だが、二日分の洗濯ものを引っ提げていくと、もう先客が一杯で、幸いにして1台の乾燥機が空いた。そこで、終了まで約45分。車の中でじっと待つ。次々と千客万来、車の人、傘をさして歩いてくる人、はたまた雨合羽を羽織って自転車に洗濯物を入れてくるおばさんと、姿は色々。来る人も女性が65%ぐらい。8時半ごろになると、ラウンドリーの乾燥機もフル回転となって数人が順番待ち。ところが、困ったことに、既に洗濯は終了し洗濯物を放置したままのものある。「洗濯が終了し放置したままの洗濯物は取り出すことあり」と書いてあるので、数分もたつと、待合の女性がそそくさと乾燥した洗濯物を取り出し、自分の洗濯物を乾燥機にいれ使用し始める。これは良い事だ。
     
洗濯乾燥の帰り、選挙の小学校の傍を通ると、駐車場が一杯だったので一度家に帰ることにした。
相変わらず強い雨が降り続いているので、昼飯をくってから再度車で出かけて小学校で選挙。その後テレビのチャンネルを合わせるとセリーグのファイナルシリーズは広島が雨のため2日続いて中止との報道。また、上田桃子がトップで最終戦となった三木のマスターズGCレディースも中止、同じくゴルフの国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」も中止との報道が流れている。悪天候によるコースコンディション不良で選手や観客の安全を最優先した形での判断だそうだ。一方、仙台の菅生で開催されている、全日本モトクロス選手権の最終戦はコース等を変更して強行している。ゴルフが中止なら、泥んこで前も見えないモトクロスの方がより危険なはずなのに試合は強行され、結果はTeam HRC山本鯨選手がチャンピオンに決定。
 
その点、ドーム球場開催のパリーグファイナル戦は中止ならない。見ると、ソフトバンクの柳田が一番で突然復活した。柳田が出場するとソフトバンクは引き締まる。雨の今日も、プロ野球をテレビ観戦しながら合間にパソコンを眺めた一日だった。結局、パリーグはソフトバンクの優勝!
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今年も、庭にアサギマダラがやって来た

2017-10-21 06:21:29 | 
12日の昼前、2匹のアサギマダラがフジバカマの周りをふわふわ飛んでいる姿を部屋から見たが、すぐに消えた。

その後、雨続きもあって庭に来ることはなかったが(と言うより、庭を見ている時には飛んでこなかった)、今日(20日)、午後から雨も上がって曇り空の夕刻4:30過ぎに、庭を眺めていた女房が「飛んで来ている」と言うので、見ると2匹のアサギマダラがフジバカマの花周りを飛んでいる。飛び方もフワリフワリと言った感じで羽を動かし,時には羽ばたきを止めたりする。早速、庭に降りて近づくとすぐに飛び立つので、写真は撮れずじまい。こうなったら、暫しアサギマダラと我慢比べ。そのままの姿勢で約10分我慢して動かずにいると、アサギマダラも落ち着いたのか、傍にいるのを忘れて飛び立つこともせず写真を撮らせてくれた。ただ暗くなりかけでアサギマダラ本来の綺麗な羽とは違ったが、雰囲気は味わえる。
  
  
  
  
狭い庭の、1m四方に赤と白色のフジバカマを別々に植えている。宿根草なので、季節になると芽がでて、今の時期は満開からやや過ぎたころ。何時も不思議に思うが、何故、こんな狭い場所にあるフジバカマを上空から見つけて飛んでくるんだろうかと思う。フジバカマは平安時代の昔は匂い袋に入れたとあるが、鼻を花のすぐ傍まで近づけると淡い芳香が漂う程度で普通には香りはしない。ただ、雨が降ると一面に香りが漂うのは確かだが、今日は雨も止んでいるので、何時もの雨天時の香りは立っていない、なのに何処かともなく飛んでくる。
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「まゆはけおもと」咲く

2017-10-20 06:23:06 | 
このところ雨が降り続き、その理由を秋雨前線が残っていると天気予報で解説されている。
そのためか、日中でも肌寒く厚手の長袖ポロシャツを着ている。して、今日(19日)も雨だ。昨日は、広島地方も雨の中、セリーグのファイナルステージが広島で開催され、5回裏、広島が3点取った時点で雨脚がきつくなり、本試合はコールドゲームとなって広島の勝ち。すると、あれだけの豪雨のなか強行された、泥まみれの阪神/DeNAの試合続行の可否判断、「広島戦コールドの判断は妥当。甲子園9回試合続行が異常」などとネット上で議論され始めた。もう済んだこと。来年に向けて早めに始動してくれ。

部屋の出窓に置いている2鉢の「まゆはけおもと」のうち、1鉢が咲き始めた。
     
今年は4個の球根夫々に花が咲いているが、これは始めて事だ。毎年咲くには咲くが2個どまりだった。 この「おもと」、以外と気難しく、日当りや温度、水やり等、30数年、この位置から変えていない。少しでも置く場所を変えると途端に元気が無くなるようだ。施肥した覚えもなく、水やりだけはきちんとすれば、ほぼこの状態を保ち、秋になると花芽がでて、長い時間をかけて花が咲き、純真そのものを表現した様な白い刷毛状の花、先端の黄色も気に入っている。

実は、この鉢から根分けした二鉢をずっと以前に二階に置いていたが、育てるのが難しかった。なんの理由かは知らないが、二階の部屋で育てた2鉢は、直射日光を嫌い、温度管理も難しく、暑い室温を嫌い、ぐずると肉質の葉が次第に黄色くなってくる。その度にどうしたものか思案するが、そうこうしていると、黄色くなった葉の間から生き生きした緑の葉がすこしづつだが出てくる。結局1鉢は駄目になり、もう1鉢は庭に植え直した。その後元気になったので、再度鉢に戻し植えし一階の出窓に置くと、元から置いておいた「おもと」と同じように元気になって、葉の色合いも見違えるような緑に変った。この場所に移設して一年、今年は花を付けなかったが、来年は咲いてくれそうだ。なかなか気難しい性格の「おもと」だ。
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不祥事のつづき

2017-10-18 06:25:51 | その他
こんなに不祥事が続くと嫌気がさす。
神戸製鋼の品質データ改竄事件は今迄聞いた不祥事の中でも最右翼に匹敵する事件だと思う。
神戸製鋼 現場で何が起きているのですか?

もう35年以上の大昔、とある会社の事務所の一角での昼休み、大先輩数名が集まってきた。
当時は問題なかった賭けトランプで遊ぶためだが、当時、若輩の私は記録兼雑用係として参加していた。熱中すると互いに牽制し合うのが通例で、当時の品証担当部長は不利な状況になると「この間、不祥事があってな」と例の笑顔で仰る。すると、座を囲むトランプ仲間は互いに心に疚しい事案を持っているせいか、「不祥事」「不祥事」と言いだして流れを変えようとする。以来、不祥事とは面白い言葉だなと思っていた。

その後、「三菱自動車のリコール隠し」や「雪印の牛乳汚染」等、世間を騒がす大不祥事が発生した。「三菱のリコール隠し」は刑事告発までに発展し、国交省はリコール監査を全自動車メーカに対して徹底的に実施した。三菱より遥かに事業規模の大きいトヨタ、ホンダからリコール隠しに類する不祥事等は聞いたこともなく、ルールに基づいた対応さえしておれば特段に問題となるものではなかったのだ。三菱自動車は三菱重工業の関連企業だったこともあり、重工業と名のつく企業はしつこく調査されたようだ。重工業と名のつく企業は同質の問題を内在させていると邪推されたのだろう。担当以前の過去の言質や不具合の流れ等をしつこく調査されたと聞く。結局、三菱自動車以外からはリコール隠しに類する指摘はなかった。

三菱に加え、当時は、「東京電力の福島原発事故対応」「九電のやらせメール」「オリンパスの粉飾決算」「大王製紙社長による巨額借入」等の大不祥事が立てづけに露見した。これらの底流にある原因は三菱自動車のリコール隠しと本質的に同類だと直感的に思った。福島原発事故が起きたあと、こんな報道もある、「東京電力はもっとしっかりした会社だと思っていた。東電の「天皇」と呼ばれていた勝俣会長とも会食したことがあるけれど、こんなに無能だとは思わなかった」「いや、日本の大企業はみんなこんな感じなんだと思いますよ」だとか書かれた。でも悪い事ばかりでなく、東電の不祥事から電力料金の仕組みを知り得た事、以来電力料金が下がり始めた事はせめてもの救いだ。

 
神戸製鋼の品質データ改竄事件はひどいの一言だが、新聞やネット記事にはこう書いてある。「グループ会社から昨年6月までに不正の報告を受けていたにもかかわらず各事業所の品質管理部門担当者だけでなく、それ以外の担当者もデータ改竄にかかわっていた可能性が浮上。工場長ら幹部も「見て見ぬふり」をしていた恐れがある。アルミ製品の中には10年前からの不正もあり、平成19年4月から28年5月までの間、ステンレス鋼線について仕様に合うようデータを書き換えて約533トン出荷していたことを、1年以上にわたって公表していなかった」「日常的かつ組織ぐるみで改竄が行われていた」等々である。にもかわらず、神戸製鋼が「公表の必要なし」と指示していたことが関係者への取材で分かった。一連の問題では、各事業所の品質管理部門担当者だけでなく、それ以外の担当者もデータ改竄にかかわっていた可能性が浮上。工場長ら幹部も「見て見ぬふり」をしていた恐れがあるらしい。アルミ製品の中には10年前(10年以上前からの情報もあり)からの不正もあり、「日常的かつ組織ぐるみで改竄が行われていた」ことになる。

また、不正の原因については「従業員が(生産目標の達成など)プレッシャーを感じていたことがないとはいえない」と述べた。「上からの指示はなかった」と経営幹部の関与は否定したと新聞記事にはあるが、不合格の品質データを書き換えて合格とし顧客企業に納入する行為は、遅からず必ず露見し責任問題に発展するはずで、末端の現場が独断では絶対にやるはずがないと思う。もし、現場独断でやった行為だとするならば、この企業は会社組織機能をすでに喪失していると考えられるからだ。

で、結局、「出荷先は国内外500社に広がった。9社のうち4社の製品は取締役会で把握しながら公表していなかった」
      
例えば、二輪業界については、製造する国内全メーカーに波及する勢いで、川崎重工業は防衛部門に続いて、二輪のフレームやスイングアーム等の二輪車体の根幹部品であるアルミ部品の強度が改竄されているとあった。最終的にこれ等の品質が規定強度を持っていないとすれば大事件に発展する恐れもあり、エンドユーザーの余計な心配事を拭いとるためには、世界的にみて最も多くの顧客を抱えるトヨタやホンダが安全宣言を発表することが最も重要だと思う。そうしないと、神戸製鋼の不祥事もタカタのエアーバック不具合同様にずるずると尾を引くおそれがある。

企業の不祥事が露見するたびに、企業ガバナンスの重要性が論じられたり、CSRへの取組や社外取締役を採用してきたが、これらの会社では、取締役会や監査役会が有効に機能しなかったことになる。これらの事例では、一連の不祥事には如何なる経緯があるせよ経営トップが深く関与しているため、企業ガバナンスが発揮しずらい事例である。「名経営者がなぜ失敗するのか?」という本の中で、多くの失敗の分析の共通項目は「臭いものに蓋をしようとする人間の本性」が指摘されており、「人間の本性と戦うこと」が経営者の最大の仕事であると書いてあった。 

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今日一日、雨でテレビ観戦だが疲れた

2017-10-16 06:14:37 | 日常生活
今日(15日)は朝から雨。昼になっても止む気配なし。
こうなると、ソファーに座って一日テレビ観戦にしよう。
MLBの試合は面白い。ドジャーズとカブスの試合。ドジャースはエース・カーショーが先発したが、4回表、先制2ランを浴びた。それでも0-2の5回裏に打線が反撃し2-2の同点に追いついた。2-2の同点で迎えた6回1死の場面で3番手として登板した前田は、難なく後続を打ち取り、わずか4球で2アウトを奪った。その裏に先頭テイラーが右中間席に飛び込むソロ弾を放ち、勝ち越しに成功。7回のマウンドに戻った前田は、先頭ラッセルを初球で左飛としたところで降板。わずか5球で打者3人をアウトに仕留める完璧救援。マエケン、生き生きしたナイスピッティングで躍動感あり。結局、打線は7回にも2点を加えてリードを広げると、8回からは守護神ジャンセンが登板し完璧にカブス打線を圧倒して、初戦をものにした。マエケン、プレーオフ2勝目。第3戦目はダルビッシュが先発登板するらしい。・・・チャンピオンの掛かった試合は迫力あって実に面白い。


日本のプロ野球、セリーグのCSシリーズ第1戦は、メッセンジャーと福留の大活躍で阪神が勝った。
福留が、6回裏に先頭の糸井がライト前ヒットでランナーに出た後、井納の真ん中低めストレートを右中間スタンドへ放り込んだ。本当にここぞという場面で福留は打つ。それに答えるように、リリーフ陣がぴしゃりと抑える。第1戦は絵にかいたような阪神の試合だった。これで圧倒的優位にCSを戦える。

そして、第2戦の今日は、朝から雨、しかもかなりの雨雲が甲子園上空にあり。
強い雨雲が近畿地方一面に架かっているので、天気予報は今日(15日)、16日とも雨。予備日を入れて、2日とも雨で中止なら第1戦を物にした阪神のファイナル進出が決まる。強い雨が降っているので、開始時間2時になっても始まらない(中止を願った)。やっと、2時過ぎに内野席を覆っていたカバーの取り外し作業が始まった。これなら試合開始は1時間後の3時過ぎになるとNHKBSの解説者が言っている。甲子園の内野席一面を覆うカバ―を初めて見たが、甲子園は立派な物を持っていると感心しながら、テレビ画面を撮った。その後、土を入れてグラウンド面修正。
 
試合は予測通り3時過ぎ開始で一時間遅れ。しかし、コースは黒土に雨水が浮いてテレビから見えるのはライトが反射して黒光りしている。CSシリーズ第1ステージは、18日に最終ステージが始まることが決まっているため、予備日は17日の1日のみしかなく、16日、17日も天気予報では雨予報なので多少の事でも試合強行せねばならないんだろう。甲子園の高校野球でもこんなコンディションでの試合は見たことがないとBSのアナウンサーがビックリしている。案の定、まともなグランドコンデションではないので、打ったゴロが雨で止まり、野手は足を取られて走れないので殆どが安打となっている。しかも試合時間は伸びに伸びて4時間半。試合している選手は一生懸命だろうが、テレビ観戦している当方は面白さ半減に加え大いに疲れた。 朝、MLBの迫力あるスピード感満載の試合を見たばかりなので、泥んこの阪神/DeNA戦は大いに違和感あり。結局、試合は運に恵まれたDeNAが大勝し、明日第3戦に持ち込んだ。こんな最悪の泥んこ試合、チャンピオン挑戦権を掛けた崇高な試合とは到底言えず、個人的には横浜DeNAが1試合で敗退することになっても、雨天中止にすべきだったと思う。 
     
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洗濯機 カタカタ異音

2017-10-14 06:24:13 | 日常生活
2014年9月に購入した日立洗濯機が、ここ3週間ほど前から洗濯モードでカタカタと異音が発生している。
  「日立ビートウォッシュ」
この異音は常時するわけではなく、満水時の洗濯モードになると間もなくラチェットの空回り音によく似た、カラカラと異音が数回発生する。すぐに音は消えるが、数分経つとまた同じ空回り音がする。ゆすぎモードでは発生しないようだ。エラーコードは表示されない。洗濯そのものはちゃんと出来ており問題ないようだ。異音発生当初はかなり気になったが、慣れてしまうと気にならなくなり、そのうち直るだろうと放置していたが、女房から直せとの指示あり。日立の「お客様相談」に電話すると、購入店は何処かと聞くので、近くの「ケーズデンキ」で買ったと言うと、「ケーズエンキ」は長期保証制度があるので、そちらを先に確認してくれとのアドバイスがあった。早速、購入した店(すぐ近く)に問い合わせると、購入した日付から補償対象期間内にあるので、すぐ修理屋を回しますとの回答。日立の「お客様相談」に電話したのが10月11日、その後直ぐに「ケーズデンキ」に電話し修理担当部門と修理日を打合わせて、13日に修理に来宅してくれた。修理屋が洗濯・脱水槽を強く回すとカラカラと音がするので、「この音か?」聞くので「そうだ」と言うと、クラッチの異常だとの事。3点の部品(クドウブクミ、ツリボーブクミ、メイン基盤)、聞いたこともない部品名を交換し、修理時間約1時間30分ほどで済んだ。長期保証対象期間内に付き、修理費用は無料だった。それにしても、クラッチ故障とは、クラッチと言う洗濯機の回転方向を制御する部品が、購入してまだ3年も経たないのに、そんな簡単に故障するのか腑に落ちなかったので、ひょっとしたら当方の使用方法に無理があったのかと、故障原因を修理屋に聞くと、「機械物だから故障します」と逃げられてしまった。

それでも、洗濯機能の正逆転を制御するであろう重要部品が短期間に異常をきたす原因が気になったので、同種の不具合をネット検索すると、数点あった。同じ機種で同様にカラカラ音がYOUTUBEに動画投稿されていた。このユーザーも購入後2年半で同じ異音、クラッチからの不具合だとある。だとすると日立ビートウォッッシュ固有の不具合かもしれない。

引っ越してきてから30年、日立の洗濯機は2代目。一代目は14年間、一度たりとも故障なしの優等生だったが、14年目に風呂水吸水が出来なくなりポンプ交換し暫くするとモーターが故障し、結局2014年にこの洗濯機に買い替えた。3年目にクラッチ故障とは少し早いんでは思うが、さて、このまま無事に役目を果たしてくれるだろうか。
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庭のサトウキビ、その後

2017-10-13 06:13:37 | 
   「’17年10月」
2016年の11月、女房が昔の同郷の友達の集まり時、土産にもらったきたのが珍しい「サトウキビ」。
早速庭の片隅に植えて放置していた。思いだした際に水やりする程度で、まさか冬を越すことないだろうと思っていたが、
今年6月、何気なく見ると芽らしきものが出ている。まさかと思いながらも掘り起こすと、茎の節間から芽が出ているので、
庭の片隅からとりあえず鉢に移し替えて観察してみることにした。貰ってから約1年、サトウキビは成長し背丈だけは2m弱になったが、
思ったより成長が遅く思えて、昔の記憶にあるサトウキビの茎の長さに比べかなり短い気がする。
もう少し様子を見て、来年に向けての苗を作ってみようかとも考えている。

   「’17年6月」
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