野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

今年も予選落ち

2014-09-30 06:18:21 | モータースポーツ
9月28日(日)、ラトビアで開催されていた、2014年モトクロスの国別対抗レース( Motocross of Nations)が終了した。
下記写真は Cycle News に掲載されていた、優勝国フランスの勝利に貢献したGautier Paulin 選手。
  「 Cycle News」
最終レース結果( Cycle News)」:
1. France (17PT)、2. Belgium (27)、3. USA (33)、4. Great Britain (33)、5. Germany (72)、6. Italy (73)、7. Switzerland (74)、8. Russia (75)、9. Estonia (77)、10. The Netherlands (80)

この時期、殆どのモトクロス関連ネット情報は「Motocross of Nations」に関する記事が多いので概略の戦況は理解できる。
モトクロスの世界選手権やAMAのスーパークロスレース等は個人競争なので必然的にライダー名と付随するチームやマシンが注目されるが、「Motocross of Nations」は国別代表選手が国旗を背負って競うので、数百年の昔から国毎あるい民族毎の競争に晒されてきた欧州代表選手のモチベーションは尋常ではなく、その闘争心たるや民族間の競争(戦争)の経験が少ない日本では考えられないほどである。それに伴い、観衆の自国民の選手や自国の旗にたいするロイヤリティは異常なほど露骨にでる。

一方、「Motocross of Nations」での日本代表選手の過去最高順位は6位だが、ここ2年間は予選上位20位までが出場する決勝に進めずという状態だった。で、今年の全日本チームはまたも予選順位20位以下で、残念ながら予選落ちで決勝に進めず、これで3年連続予選落ちという屈辱となった。

実は、今年の「Motocross of Nations」の日本代表選手の活躍を正直期待していた。それは、ホンダが発行している「HRC現場レポート」に、現在全日本最高レベルのモトクロス選手であるホンダHRCチームの成田選手のコメントがある。そこにはこう書いてあった。『「世界中で日本のモトクロスはどうしちゃったのか?」と言われていますよ。本気で心配されるのは恥ずかしいことです。 ですから、今年は2年連続の予選落ちをリセットして、決勝でリザルトを残したい。そのために熱田選手と勝谷選手と行くのがベストだと考えて立候補しました。
 選手会のミーティングでは、現時点でのランキングよりもこれまでの実績を重視することが多数決で確認されました。(略)・・・
 過去ベストの6位を更新するとか、そんなつもりはありません。まずは予選を通過することです。』、加えてまた、 
『1カ月半前の第4戦のSUGOでMXoN出場希望者を募ったとき、手を挙げたライダーは16人いました。ただし「行かせてもらえるのなら行ってみたい」ではなくて、
 「なにがなんでもオレが行ってやる!」という気持ちがあるのかどうかは疑問でした。
 若いライダーにもどんどん出ていってほしい。でも、ネイションズは経験しにいくところではありません。日本中の期待を背負って結果を出しに行くところでしょう。
 そこまで覚悟ができているライダーが現れるまでは、オッサンががんばりますよ』、とあった。

HRC成田選手のコメントに大いに期待した。全日本選手権9連覇を成し遂げている成田選手が選んだ選手を引き連れてレース参戦してくれるならと、期待していた。しかし結果は残酷だった。日本は世界中に供給される世界最高レベルのマシンの供給元であるが、残念ながら日本選手の実力たるや世界トップレベルに全く追従できず、遙かに下位であることが再度証明され、残念な結果であることに変りはなかった。

世界、特に欧米の選手は自国選手権に加わえ世界中を転戦する世界選手権で覇を争っており常に戦闘モードにあるのに比べ、日本選手の実力の弱さが如実に出てしまった。この結果は数年来何なら変動することもなく、つまり欧米の上位チームに肉薄することもなく、そして、その結果を単純に受け入れてしまう怖さが日本側に残念ながらあるようにみえる。最も優秀なモトクロスマシンを開発する能力をもつ日本の開発陣と、世界で20位にも入れない選手層と言う不自然さをどう解釈すればよいのだろう。かって、日本人選手が当時の世界最高峰にあった世界モトクロス選手権で大活躍しチャンピオンを獲得することもあった。しかし、それ以降日本選手が世界のトップライダーに打ち勝ったと言う事実を余り知らない。

ある時期、全日本選手権GP大会に出場する世界のトップライダーを見る度に、日本人と外人ライダーとの技量差は歴然とあり、何とかこの差を詰めたいと考えていた。そのために、カワサキは日本の契約ライダーをアメリカに長期出張させアメリカンライダーと競争させる試み等を何度もトライしてきた。が、最も効果が認められたのは、外人ライダーを全日本選手権に出場させて、全日本選手権の場で直に競争させることであった。すると間もなくラップ寸前程の差があった技量差が、アメリカンライダーとも競合できるレベルに成長したのは事実で、そのことで全日本モトクロス選手権が盛り上がったことも事実。その当時、外人選手にかなり肉薄するレベルまでに成長した選手の一人に、カワサキの元ワークス榎本選手がいる。その榎本選手が「ダートスポーツ」 の『砂煙の追憶』に、含蓄のある発言をしていた。それには「彼らにしてみれば全日本で走るのは出稼ぎだったかもしれないが、彼らが思っている以上に結果として多くのものを残してくれたはず。受け継がずに過去のものにするのは、あまりにももったいない。育つものも育たない」と。 あれから17年、「Motocross of Nations」の結果に見えてくるのは、かって世界の10番前後だったものが既に予選通過もままならず、世界レベルではもう戦えない状態が続いている。 そう考えると榎本選手の言葉は重い。グローバル時代とよばれ、日本の国技である相撲もしかり、プロスポーツ界では外人選手と日本人選手の垣根をなくし、交流を盛んにすることで共に技量UPを図っている。そこで勝ち進む実力のある選手こそが世界を席捲できるはずだが、「Motocross of Nations」の結果には目を覆うばかりで、日本村から中々脱しきれない状態にある現実を、多くの日本のモトクロスファンも選手達も気が付いてしまって久しい環境を、何とはなしに寂しさを感じてしまった。
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野々池貯水池のフジバカマ & ツリガネニンジン

2014-09-27 06:12:18 | 野々池周辺
9月中旬、何気なく見た庭先に「アサギマダラ」という蝶がふわふわと飛んできた。
庭のフジバカマに飛んできたのかと思ったが、まだ庭のフジバカマは咲いていなかったので、
一通り庭を飛び回り去っていった。その後、今日まで「アサギマダラ」は飛んで来ていない。
多分、10月中旬、庭にフジバカマが咲き切る頃には再度来るのだろう。

ところで、野々池貯水池のフジバカマは咲いている。誰も施肥しないので背丈も花も
小さめだが立派なフジバカマだ。それを見たくて久し振りに野々池の土手を降りてみた。
ポツンポツンと咲いたフジバカマを見つけた。
なにせ庭のフジバカマに比べ背丈(25cmぐらいか)も小さく、花が咲かない限りは殆ど見つけるのは不可能。
花弁は庭に或るものに比べ赤みが少なく、どちらかと言えば白に近い。
   

  「一風変わった野々池のツリガネニンジン」
そのフジバカマの向こうに、ツリガネニンジンがたくさん咲いている。
ツリガネニンジンは秋を代表する山野草のひとつだが、好きな秋の山野草のひとつ。
秋風にゆらゆらとゆれる姿をデジカメに撮るのに苦労したが、なんとかイメージは伝わる写真が撮れた。
   
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稀勢の里  あーっ!

2014-09-26 06:17:15 | スポーツ
大相撲秋場所11日目、新入幕逸ノ城が初の大関戦で稀勢の里を立ち合いの変化からはたき込みで勝ち、
稀勢の里は4敗目となった。立会いが合わず、どちらかと言うと、稀勢の里が立会いを嫌い3度目で立った。
立会いが合わない時の稀勢の里は確率から言えば負けることが多い。対戦相手を相当気にしている証拠で、
稀勢の里の場合は、その時点で気負い負けしているように見える。
   「msn産経ニュース」
2度も立会いを合わせえなかった稀勢の里、立会い後に全く足がでていないことが敗因で、弱い稀勢の里の一面がでてしまった。
新聞報道によると、新入幕力士が大関に勝ったのは、2000年夏場所で栃乃花が千代大海と貴ノ浪の2大関を破って以来らしい。
その後、栃乃花はその場所で12勝3敗の成績を残し、敢闘賞と技能賞を受賞したとあった。
しかし、この逸ノ城は別世界の強さを感じる。むしろ脅威さら感じるほどの強さがある。
新聞では逸ノ城の立会い変化からのはたき込みを残念とする記事もあったが、なにも、新入幕だから大関とまともに勝負することもないし、
はたき込みは立派な相撲技だし、頻繁に使う横綱だっているのだから、期待はずれとするコメントを決してそうだとは思わない。
勝つための最良の方法だったと思えるし、新入幕逸ノ城を高く評価したい。


それでも、かえすがえす残念なのは大関稀勢の里の土俵。昨年以来の綱取りに対する期待感が高まるも、
2度のチャンスをモノに出来ない間に鶴竜が昇進してしまった。実力は一級品なのに、どの場所も平幕に
簡単に負けてしまう悪癖は直っていない。それはいざという時のメンタルの弱さだとネット記事には解説されている。
日本人トップの力士としての重圧が重いんだろうか。 もたもたしているうちに、鶴竜は先に横綱に昇進し、
3人のモンゴル横綱を3人の日本人大関が支える形となってしまった。モンゴル力士との日本人力士と大きな差は、
テレビ桟敷で見ている範囲だが、勝負に対するどん欲さが根本的に異なっているように見える。
最強の横綱と称されている白鵬をみると、勝つためには勝負を避ける立会の変化で場内ブーイングが起ころうが、
「カチあげ」で相手力士を脳しんとうを起こさせようが、これが「横綱相撲」かとどんなに酷評を書かれようが、
勝ちさえすれば時が解決してくれるとばかりに、そして結果的に最高の横綱と称される。
そのどん欲さが稀勢の里からは伝わってこない。『稀勢の里に必要なのは、良くも悪くも狡さだと思う。
しかし、狡さを身に付けた時、稀勢の里は愛すべき稀勢の里ではなくなる』と、ある記事にあったが、しかし
我々ファンは、勝って憎たらしい程に強い稀勢の里の登場を願望しているのが正直な気持ち。

今年の5月、ふがいない稀勢の里の相撲を見て、当ブログに、こう書いた。
『こんなのを見ていると、一本勝ちに拘る日本柔道が世界柔道界で劣勢に立たされている状況にも似て、
 勝ちを最優先するのであれば勝ちに拘る方法もまた考えねばなるまい。また表現が的を得てないかもしれぬが、
 中韓の日本攻撃に対し、大人の対応とか毅然として対応するとかを言うばかりでなにもしない日本と良く似ている。
 昨日発生した、「中国軍戦闘機による自衛隊機への異常接近について、防衛相は「常軌を逸した行動だ」と批判した」
 と新聞にあった。相撲取りもそうだが、いざとなったらどんな手段でも勝つんだと教えてやらねば、
 敵に舐められるだけだろう。謀略に明け暮れた中国やその影響を受け続けた周辺国、彼らと日本の歴史の歩みは決して同一ではない。
 さて、どう対処する。』 あれから半年後、稀勢の里の相撲は少しも進歩せずむしろ退化してようにも見えてしまう。
稀勢の里のファンの一人として、もっと荒々しい相撲を期待して、毎場所、こう思ってテレビを見ている。
今場所は、特に精気がない稀勢の里を見てしまった。

それにしても、あれよあれよ言う間に、大砂嵐や遠藤が土俵をにぎわし、加えてモンゴルの照ノ富士や逸ノ城が迫ってきた。
新時代の幕開けは直ぐそこに迫りつつある。 28歳の日本人稀勢の里、もう若くはない。牙をむけ、稀勢の里!







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葛の花

2014-09-24 06:15:03 | 野々池周辺
まだまだと思って写真を撮るのを忘れていた、野々池貯水池の葛の花。
同じ野々池貯水池でも場所によって咲く時期が異なり、早いものは8月中旬には咲くが、花の形が小さい。
それで、大きくなった花を撮ろうと待っていたが、この時期は既に遅くなっている。
殆どの葛の花は房の下の方から萎んで、これだというものない。それで、
結構探しまくって撮った葛の写真がこれ。なんとか一枚を写真に収めたが、なんとなくピントがずれている。
        

秋の野々池貯水池に咲く花で一番目立つのが葛の花だから、何とか写真に収めようと毎年心掛けている。
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日曜日は・・・

2014-09-22 06:13:00 | 日常生活
今日(21日)の日曜日は忙しかった。特別な用事があったわけではないが、見たいテレビ番組が目白押し。
朝の「サンデーモーニング」、お決まりの巨人優勝はそうだと思うが、テレビ観客は全てが巨人ファンでは決してないのだから、
プロ野球全体の面白さをもっと解説してもらわないと、あまりにも巨人びいきの解説が多いのが気に掛る。だからか、ボクシングの試合は
面白かった。日本人が大活躍する、こう言う面白い本格的なボクシングの試合をもっと解説してもらいたい。

 「たかじんのそこまで言って委員会」
昼からは「たかじんのそこまで言って委員会」と「阪神:中日」がぶつかってしまう。暫くはチャンネルを変えながら見ていたが、
「たかじんのそこまで言って委員会「動画(9/21)」」が俄然面白くなって、しまいには阪神そっちのけで見ていた。

今日の「たかじんのそこまで言って委員会」では、朝日新聞の捏造記事だと一部に評される「吉田調書」と「慰安婦強制連行」が話題で、
朝日新聞を一刀両断に切って発言しているコメンテイター諸氏ばかりなので、朝日新聞の落ち度を盛んに解説していた。
「慰安婦強制連行」は既に何十年前から捏造だったことは明確になっていたので特に目新しい話題はなかったが、この問題を取り巻く
闇の部分等(今回の「たかじんのそこまで言って委員会」には出てない)を含めて「池田信夫氏のブログ」等で詳細に解説されており、
知れば知るほど根深さが浮かび上がっている。 加えて、次々へと朝日新聞からをも含めて新情報がブログ等で公開されており、
近年にない非常に面白い話題物となってきた。 朝日新聞の取り下げ記事は単なるマスコミ誤報の一つに過ぎずという意見記事もあるが、
「たかじん」を聞いても、上記池田氏ブログや産経新聞のネット記事等を読んでも決して単なる誤報記事だったとは言い難い。

今回の「たかじん」で気になった部分に、「・・・日本人をモラルなき悪質民族と決めつける、こうした発想や表現は、どこから来たのか。
 元東京大学教授の酒井信彦氏はこの表現について、日本人を悪者としておとしめたい欲求があるからではないか。
 日本や日本人を悪と決めつけて糾弾することで、自分自身は正義の立場に立つことができる。
 他をおとしめることで自分を美化し、道徳的優越感を享受したいのであればそれは偽善である。
 日本や日本人同胞を虐げる偽善だから、虐日偽善と表現すべきである。と語り、朝日新聞を痛烈批判している」と説明されている箇所があった。
これは、なにも朝日新聞の慰安婦報道に限らず、ごく一般的に起こることで、相手の些細な事を非難することによって、自分の立場を優位に置き、
自己の非を過小評価させ正義の立場に置く姑息な手段だが、身近にも良くあることだ。自戒を込めて気をつけておこうと思う。


「たかじんのそこまで言って委員会」は右翼がかった愚劣な番組というコメントもあるが、しかし番組を視聴している限りにおいては、
全く違和感を感じないし、意味不明に結論付ける雑多の番組が多い中で、本音で問題分析を語る番組は多少誤解を招き易いだろうが、
本音を語っているので、むしろ聴いて安心できる。自分の立位置を話題の外におき、市場で発生した問題点を批評するコメンテイターに
比べれば遥かに論説が明確で好感がもてるし、自分と波長があえばそれを信頼するだけの事。

かなり前までは朝日新聞を購読していた。が、地方情報があまりにも乏しく神戸新聞に変えて久しい。すると思い出した時期に朝日の勧誘員が
やってきてはその度に断ってきた。今回の一連の誤報報道とその社長謝罪もあり購読者が激減しているらしいが、朝日の再読はたぶんないだろう。

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庭の花

2014-09-20 06:04:36 | 
9月も中旬を過ぎた。秋バラが咲き始めているが春物に比べると花姿は格段に落ちる。
今咲いている花の多くは野菜ものの花だが、モミジアオイとタマスダレの花も庭に咲いている。
モミジアオイは庭の隅々に塊で植えており、もうとっくに咲く時期は過ぎたが、まだ大輪の花を咲かせているものあり。
   
ピンクのゼフィランサスが咲く時期を過ぎたこの時期、涼しくなると白いタマスダレが咲く。
   
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野々池貯水池周辺の今

2014-09-19 06:11:31 | 野々池周辺
 「野々池周辺の彼岸花」
朝夕はめっきり涼しくなり、寒さを感じることがあるものの、空気は澄んで見える。今日の朝の外気温は21度。
だが日中になるとまだ暑さが続き、現在の温度は24~25度前後。歩くと汗をかくがそれでも以前に比べれ断然少なくなった。

玄関側の道路が騒がしいので覗いてみると、長い行列が続いている。林崎疎水から続くウォーキングの行列、かなりの人で、
一団が過ぎると次の集団がつづき、集団から離れて一人ゆっくり歩いている人も数人。どこに行くんだろうと用事のついでに
下に向かって車を走らせたら、延命地蔵さんのお参り兼見学休憩し、その後野々池貯水池に登って貯水池沿いに歩きながら、
野々池貯水池から西明石の方向に下っていくルートのようだ。疎水から林崎掘割渠記碑を見学し野々池貯水池を一周するのが
一般的な野々池ウォーキングルートだが、家の前の道路がウォーキングルートに入っていると始めて知った。
そのため、いつもの時間にくる生協の個配が遅れて用事が順送りに遅れた。

で、その後別の用事で野々池貯水池を上って行くと、今度は小学校の団体と会う。殆どが長ズボン着用で、網を持参し
野々池貯水池の西側広場で虫取り学習のようだ。 その前に、広場で談笑している同じ色の服を着た3人にあったので
何があるんだろうと思っていたら、この3人は虫の名前等を教えるボランティアだったようだ。
 
  
良い季節になった。今日の朝一番、一面晴れ間が見えるも次第に晴れ間がなくなるほど雲に覆われ、昼過ぎまた晴れるという天候。
休日でもないのに、明石市野々池中学校の秋の運動会の予行演習(?)に出合った。誰も見物者がいないので多分予行演習だと思うが、
暫く見ていると、かなり白熱した競争が行われている。 ジョギングースではウォーキングする人、ジョギングする人、談笑する人達が
俄然多くなって野々池貯水池も秋本番となった。
 
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NHK「英雄たちの選択: 島原の乱」で思いだした事

2014-09-15 07:33:09 | 故郷
11日のNHK「英雄たちの選択」は「激突!島原の乱 天草四郎vs.松平信綱」を取り上げていた。
  「NHK 英雄たちの選択」
NHKの番組説明によると、「日本史上最大のキリシタン一揆、島原の乱。今も、原城からは、おびただしい数の人骨が。
 その後の歴史を変えた天草四郎と松平信綱の命がけの対決・島原の乱に迫る。日本史上最大のキリシタン一揆、島原の乱。
 天草四郎のもと蜂起した一揆軍約三万七千人が立て籠もった原城からは、今も、おびただしい数の人骨が。
 幕府側の総指揮官である知恵伊豆こと老中・松平信綱がくりだす数々の奇策とは?信綱の選択肢は、
 キリシタン一揆として根絶やしにするか、あくまで農民一揆と扱い和睦に応じるかであった。
 宗教と政治の対立か?戦国時代の終えんか?幕府の政策を大転換させた島原の乱に迫る」と解説されている。

島原の乱」は関ヶ原の合戦後に発生した未曾有の一揆で、その後の徳川幕府の政策に大きな影響をあたえ、幕府の執った鎖国政策(鎖国政策是非については多くの異論あり)により、結果的に日本は300有年の平和が続いた。

私は九州を出て、生まれ故郷は島原だと言うと、何故だか天草と混同されることが多く、九州外では島原も天草も一緒にみられているようだった。実際は、島原は肥前長崎に属し、天草は肥後に属するから全く関係ないけれど、島原の乱発生と同時期、天草地方にもキリシタン一揆が多発し、これらが一色単にされ「島原・天草の乱」としてまとめられた事で、島原も天草も同じと混同して覚えられていたのかもしれない。あるいは「島原の乱」の首謀者天草四郎による「天草」の名前の影響があったのだろうが、何れにして島原と天草は言葉も習慣も違う。

番組でも紹介されたように、「島原の乱」後、江戸幕府は「キリシタン禁教令」を発令し、表向きは全面的にキリシタン信仰を否定し多くの信者を処刑する迫害を行ったが、実際は隠れキリシタンとして生き残っていた。色んな理由をつけて裏では容認していたようだ。島原地方には、「隠れキリシタン」に纏わる墓は多く存在しており、それは身近にもあった。例えば、田舎の実家の菩提寺は禅宗曹洞宗の「晴雲寺」だが、ここにもある。当時、「禁教令」の発令によってキリシタンの捜査や摘発、強制改宗政策が実施され、キリシタンは強制宗門替えを強要されたが、その受け皿の一つを担当したのが晴雲寺だったらしいと聞いたことがある。だからかどうか別にして、この寺の山門をくぐって右奥に「隠れキリシタンの墓」があり、裏に回ってみると十字が石に刻んである。法事で寺へ行き度に何度も見たが、今ではガラス箱内に収めてあるそうだ。

もうひとつ、現存していないので記憶の範囲内でしかないが、実家の近くに島原鉄道が走っている。小中学校時、その鉄道傍を歩いて通学していたが、鉄道沿いに小さい石の地蔵があって、それにも十字が切ってあったと記憶がある。だいぶ前、法事で帰省した際、その話を肴にして兄弟で酒を飲んだが、鉄道の直ぐ傍に国道が出来た際、無くなってしまったようで、記憶の範囲でしかない。

ところで、島原の乱では一揆軍は37000人、攻める幕府軍は約13万と言われている。あんな狭い所に両軍合わせて約17万人(ウキペディアではそうなっている)(ちなみに、島原半島の中心、島原市の現在の人口は約4.6万人)が集結したとなると信じがたいが、一揆軍は敗北後全員殺されたので、その後の島原は実働労働力が不足した。乱制圧後、この地に移住させられたのが四国等からの住民で、移住してきた四国の人たちの食べ物一つに、ケンミンショーでも紹介された「イギリス」という、今では島原の有名な郷土料理がある。喰ってもあまり美味し料理では決してないが、遠潮の有明海でとれる海藻を基本に作った料理だ。一度、本ブログでも紹介した事がある。
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勝負の9月、対巨人3連戦

2014-09-13 06:08:04 | スポーツ
   「阪神球団シーズンロゴ」
「チームが目指すべき頂点に向かって覇気をまとい、熱球を投げ込むトラッキーの姿が勝利への執念を表現し、
 ファンの皆さまを「興奮」と「感動」のど真ん中へ導くという想いを込めました。:球団ニュースより」

最下位ヤクルトに負け越し、中日に3連敗し、悲惨な状態で甲子園に帰ってきての巨人3連戦。
このままでは昨年の状態と一緒になってしまう、だから現状を打破できるか、巨人3連戦に掛っている。
そんな中、一時、阪神の和田監督は続投で決まりと報道されていたが、どうもそうではないようだ。
9日の「阪神・和田監督の進退は最後の巨人3連戦終了まで白紙」との記事があった。
続投報道が出のは、実はメディアやファンの反応を伺うための観測球としての意図的な情報発信に過ぎないと(なんのこっちゃ)、
和田監督の来季続投か退任かの進退については、9日からの巨人3連戦の結果を待って決定する方針であるらしい。
であれば必死になって策を考える阪神首脳陣の成果が試される、この巨人3連戦は面白くなると、期待してフォローしてみたい。

★その第1戦、巨人に強かったメッセンジャーを投入するも逆に8点を献上し、しかも試合時間は2時間40分終了の惨敗。
これで巨人とのゲーム差は5.5 に広がり、それよりもDeNAとの差の方が小さくなって、DeNA久保投手にCSに残るのはDeNAとさえ言われている。
「我慢の8月」「勝負の9月」と、取ってつけたような文句を並べても、勝ち続けない事には何のことやら意味不明。
勝負の9月に、ただただ淡々とプレイするだけで何かを変えようとする意識が伝わってこなかった。ただただ虚しい初戦の負け試合。

★第2戦 阪神1-3巨人で阪神の負け
2年ぶりとなる1番マートン、何かを変えようとする意志は見え、その効果はあった。マートンの初回ヒット後鳥谷二塁打で1点。幸先よし。
2戦目の観客動員数42,934、皆期待しているが、結果、勝利は遠かった。今季ワーストタイの5連敗を喫し、DeNAとのゲーム差3.5でBクラス転落が差し迫る。
確かにマートン効果はあった。岩田も2点取られたが好投したと思う。だが阪神の一番だめな場面が6回裏。ゴメス3塁打で、確実に1点は入る場面で、
新井、福留と凡退し、結局点は取れずじまい。一方、巨人は3塁を確保するとかなりの確率で本塁を踏ませていた。
ちゃんと点を取らねばという場面で確実に点をとる。ここが巨人との大きさ差だ。後からだったら何とでも言えるが、例えばゴメス3塁で、福留2ゴロ時、
ベンチはゴメスを何故本塁に突っ込ませなかったんだろう。ここまできたら一か八かだからそういう指示もあっても良かったはず。
これが巨人に主導権を渡してしまった。 「勝負の9月」「負けられない9月」に、負けてばかりでどうする・・・・。

★第3戦
      
今日の投手は能見だが、テレビをつけたら1回表で巨人が既に4点。
初回の試合経過を見たくてパソコンで確認すると、能見が1球で1死の後、死球、四球、四球、H、Hで2点。これでほぼ大勢が決まった。
解説者の桑田の話を聞いていると、能見の投球は決して悪いことはないが、力み過ぎだと言っていた。力んで投球するので球威もなく、
本来打者の直ぐ手前で曲がるものが曲がらないとの解説だが、これだったら能見は不調から回復しきれていないと言う事で勝てない。
桑田の解説はごく自然に聞けた。一方、阪神OBの解説者はいつもの甲高い声で精神論ばかりを強調するのでかなりの部分が耳ざわりで、
うっとうしい。それにして巨人の攻勢は止まらず、のびのびと生き生きとしたプレーが続いた。これでは阪神Aクラスに残ることさえ危うい。
8時になったので違う番組に変えた。終了後確認すると阪神2-6巨人だった。


対巨人3連戦、勝ち越すのは難しと思ったが、結果は最悪の3連敗。既に来季監督候補の名前が具体的に上がり始めた。
評論家の声を色々読んでいると、阪神の選手の実力は決して悪くなく、他チームに比べむしろ整っているとの解説が多い。
さすれば阪神の敗因、やっぱり金本の分析が的を得ているかもしれない。
参考:(2013年)
「本当のプロ野球の話をしよう 金本知憲&下柳剛 新リレー連載第5回 楽天を変えた星野仙一という男」に、
今季(2013年)、パリーグでは楽天の躍進が目覚ましいが、その好調さを金本が分析している。
「・・・そして好調の最も大きな要因は、オレの恩師・星野仙一監督の存在やろう。
 勝ち負けという結果に対して直接責任を負うべきなのは監督ではなく選手だとオレは思っとる。プレーをするのは選手自身やから。
 でも、試合に臨むチーム全体のモチベーションをどうもっていくのかは監督に依るところが大きい。
 今年の星野監督を見ていると、「以前の雰囲気に戻ってきたな」と感じるね。・・・(略)
 今シーズンは本来のアグレッシブさが戻って、勝ちにこだわる執念を感じるようになった。
 選手は監督の放つ空気を敏感に察知するから、きっとその勢いがチーム全体に伝わってるんだと思う」







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今年の健康診断の結果は・・・

2014-09-12 06:22:38 | 日常生活
9月初め、健康診断に行ってきた。今回は、体重、身長、血圧、血液検査、尿検査
およびPSA検査を近くの医院で、胃腸専門医院で4年ぶりに大腸内視鏡を受けることにした。

結果は、BMIは21.9の平均体重でここ数年変わりない。血圧は122/66で問題なし。
昨年と変化したところは、血液検査値のなかのLDLコレステロール値が107 になった。
神戸市の基準値は119以下で、昨年までの119に近かった値が3年ぶりに下がった。
一般的なLDL基準値は139以下だから、基本的には119でもOK範囲内だが神戸市の基準値は
なぜだかかなり低く、理由を何度も聞いいてもよくわからん。
その他の血液検査値も昨年と何ら変わりなしで基準値中央に位置し、尿検査も異常なく、
このままの食事と運動を継続してくださいとの医師からの指示だった。
また、4年ぶりに検査したPSA値は0.81で、前立腺がんの恐れは全くなし。

ところが、大腸内視鏡検査でポリープ2個が見つかり内視鏡で切除することになった。
前回の大腸内視鏡検査も4年前に同じクリニックで実施したが、再確認すると異常なしだったものが、
今回、ポリープがみつかり切除することになった。
ところで、この大腸内視鏡検査は検査前の下準備が大変だ。一日前に下剤を飲み、当日の朝は絶食、
その後水に溶かした洗腸下剤2リットルを2時間かけてのむ。スポーツドリンクのような味がして
最初はスイスイと飲めるが、2リットルを2時間かけて飲み干すには相当根気がいる。 
加えて、内視鏡を入れながら、平べったい腸を膨らますために空気を入れながらの検査は
胃内視鏡に比らべると我慢が必要だった。 検査後、胃腸の中は空っぽになっているせいか
頭はボヤーとして元気がない状態が暫く続く。腹が減るとはこんなに苦痛なのかと改めて実感。

ところで、今年の4月、日本人間ドック学会が新基準を発表している。
それによると、男性の中性脂肪や男女のLDLコレステロールの上限を大幅に緩和されている。
新たな基準値では、150未満が良いとされてきた男性の中性脂肪は198以下に。120未満が良いと
されてきたLDLコレステロールは男性178以下となった。
また、人間ドックの学会の高血圧の新基準値は「147/94以上」となったが、日本高血圧学会の
判定基準は「140/90以上」のままで、神戸市の基準値は「129/84以上」となっている。
神戸市の基準値は人間ドッグ新基準値よりかなり低めだが、どれを信用して努力すべきだろうか。 
基準値以下を目指すために薬の服用可否をどう判断されるのだろう。
通常、基準値にもとづいて薬の服用患者が決まるので、基準値が下がるほど薬の服用が増加し、
それでなくとも高い神戸市の国民健康保険料金はますます高額になる。
だれが正しい値だ? 


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