野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

庭の白梅が咲き始めた

2014-02-28 06:10:04 | 
つい10日ほど前までは雪が積もって大変だった。そして先週、朝の気温は-2度~0度を示すこともあったが
心待ち暖かさの気配を感じるほどになった。で、今週は春の前触れを確かに感じさせるほど朝の気温も上昇し、
今日(27日)は雨が降っているものの、朝の外気温は10度~11度に上昇。
ところで、今朝の新聞に、昨日はPM2.5で明石の小学校は注意報を発令したとあるが、神戸は全くなかった。
昨日、野々池貯水池をウォーキングがてら東側方向の明石・垂水方面をみると、陽が雲間に隠れ景色が霞んで
みえたが、これがPM2.5の影響だったのだろうか。

急に暖かく感じるせいでもあるまいが、白い梅の花が咲き始めた。今年の白梅の花は昨年の剪定が上手く出来たので、
結構たくさんの蕾を付けている。庭には紅白の梅が一本ずつ。紅梅は日当たりが良い場所に植えているからか、
白梅より早い時期に咲き始め、まだ寒い北風が吹いている中でも暖かい日には風にのって良い香りが漂っていた。
しかし既に、紅梅は満開状態を過ぎ花は枯れ始めつつある。
   
   
   

南風がふくと隣の家のロウバイから清涼感のある良い香りが当方まで流れてくる。今度は、それに加えて白梅の香りが
積み重なる。穏やかな早春の日差しを浴びて咲く梅の花を見ていると、確かに心持ち優しく豊かな気持ちになった。  
             

             

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またパソコンが愚図っている

2014-02-26 06:45:40 | 日常生活
   「SONY VAIO VGC-JS」
最近パソコンマウスが素直に反応しなくなった。一番良く使う「コピー」や「貼り付け」、「写真の保存」とか右クリックが素直に反応しないのでイライラしていた。全く反応しないわけではなく、マウスを強く押さないと駄目のようだ。そうは言っても永年の指で押す感触とか力の入れぐらいはそう簡単に変えられるものではない。そこで、新しいマウスを購入すべく家電屋にいくと、これがなんと、値段が500円~4500円、かつ種類も多い。値段によってマウスの作動や機能が違うのかと店員に聞くと、値段による機能の差はないと言う。それではなんで、こんなにマウスの値段が違うのか聞くと、デザインですと言う。 うむ、これには困った。機能が一緒なら安い方が良いに決まっているが、安物買いのなんとかで、今一つ信用できず、次にパソコン専門の「パソコン工房」に行くことにした。ここではマウスの種類は4種類ほどしかなく、店員に勧められるまま、その中から値段も手ごろで触った感触のよいELECOMマウスを買った。自分の永年の感触から言えば、SONY標準装備の丸っこい形の方が手になじんでいたが、女房に言わせると、親指と小指の部分が凹んでいる新マウスが触った感触が断然良いと言う。実際使用し続けると、確かにELECOMマウスの方が古い純正品より反応速度が断然早く、手になじんできた。今のところELECOMマウスは正解。しかし、ON-OFFの単機能しかないようなマウスでも作動不良になるものかな?

ところで、最近、パソコン本体も時々作動不良になる事がある。それも突然発生する。しかし、そうこう触っていると自然に修復し、直っているから複雑だ。ある時、電源ボタンをONにしてもWindowsが起動しない。そうこうすると、青い画面にエラメッセージがでてtechnical Information:のエラー番号を表示する。で、SWーOFFし、暫くたってからONにすると、同じようにエラーメッセージが表示し、こんどは違うtechnical Information:のエラー番号を表示した。すると、コンピュータを起動出来ないと表示が出て「問題を検索中」となり、とうとう起動不可となった。なんのエラーか理解出来ないので、再度電源OFFにし、2、3時間後再度電源を入れると、今度は何もなかったようにWindowsは起動し、なにも無かったように問題なく使用可能となる。

また、ある時など、電源ONにしても黒画面のまま画面になにも表示しない。そこで、「よくあるトラブルと解決法」を読むと、「電源コードやLANケーブル等を取り外し、5分以上たってから再接続して電源を入れよ」と書いてあるので、そうすると問題は解消し正常作動する。パソコンと言うのは電源コードの接続状態も基盤作動に影響するのかと始めて知った。また、電源ボタンの押し方も影響あるようで、電源ボタンを押して直ぐ離すと「ディスク・アクセスランプ」が点灯するも直ぐ消える場合がある。多分、SWの押し方が悪かったのだろうかと(今までと何ら変わらないと自分では思っているが)、今度は電源SWを押す時間を心持長くして入れ直すと、素直に反応する場合もある。こんな事例が度々あると、パソコンって難しい代物だなと思いつつも、朝一番電源ONしながら今日のSONYパソコンの機嫌はどうだろうかと心配するのがここ数日。

購入してから、今まで数回のパソコン異常作動があり、その間、ハードディスクやメモリーを交換する必要にせまられ、その度、余計な費用がかかった上に、パソコン異常は突然発生する事が多く、パソコン作動原理音痴の身にあっては一時的パニックにもなったが、さすが何度も不具合を経験すると慣れっこになった。パソコンの信頼性等こんなものだと何となく理解せざるを得なくなったつもりでも、運の悪い物に当たってしまったと嘆いていたら、あるネットに元ソニー社長の出井某さんが「VAIOは不具合が多かった」とコメントしている記事に出くわした。 彼の指摘する、「VAIOは品質不具合が多かった」とは何を指すのか知らないが、かってのソニー神話なるものを元社長が否定するほど悲しいことはない。しかもソニーはVAIOを不採算事業として売却する計画にあるんだそうだ。ビックりした。そうこうしていたら、先日の現代ビジネスに、下記のこんな記事があった。 しっかりしてくれ、SONYさん!
元副会長、ウォークマンの産みの親ほか かつての幹部が実名告白 あぁ、「僕らのソニー」が死んでいく
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見応えがあった、村田のマカオボクシング

2014-02-24 06:12:49 | スポーツ
村田諒太のプロ3戦目は、22日、中国マカオだった。プロ2戦目となる昨年12月、ノンタイトル8回戦で勝利した後、
日経スポーツ欄に村田の次戦はマカオを目指すとあったが、早くも実現した。この試合、村田は常に鋭いパンチを
繰り出しTKO勝利で海外デビュー戦を飾った。ボクシング本来の面白さを堪能できる凄い試合だった。
    「毎日新聞」

2戦目まで村田の試合は、オリンピック金メダルらしく上品で綺麗なスタイルで、プロボクシングにある凄さを感じられなかったが、
今回、マカオ戦はそれまでと一変し、切れ味鋭いパンチをドスンドスンと絶え間なく相手に繰り出し、ミドル級らしい見応えの
あるプロらしい凄い試合で非常に面白かった。これこそプロボクシングの醍醐味!

そして、米ラスベガスを思わせるショーアップされた鮮やかな大舞台の設定もこれまた素晴らしかった。
次戦は日本で興行した後、シンガポールでの試合、そして、来春は米ラスベガスで元6階級制覇王者パッキャオの試合の
前座で米デビューするらしい。最短10戦目で世界挑戦させる可能性もあるそうだ。アジアの英雄マニー・パッキャオに
匹敵するボクサーが日本から登場することを心から願っている。こんな本格派の凄いボクシングが日本でもどんどん
テレビ観戦できたら、ボクシングファンの一人として、こんな楽しい事はない。最近、国内で開催される一部の
プロボクシングが常に問題をおこして嫌になっていたが、それを一掃する素晴らしいボクシングだった。
日本の正統派ボクシングは最高だ。その頂点に、村田諒太が早く来ることを期待している。いやー、ボクシングって面白い!

*参考 「マカオでビッグファイト増加の可能性
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唖然!・・・世界中が涙した!:ソチオリンピック

2014-02-22 06:08:18 | スポーツ
先日の女子フィギュアSPで、浅田真央選手は16位に終わった。勝った人もおれば、この日に合わせ一生懸命努力
したが残念な結果に終る人もいる。しかし、勝敗が決まるレースとは、残酷な結果を、努力した人に得てして与えて
しまうものだと昨日のブログにそう書いて嘆いていたら、全く違う発想をする人もいるもんだと唖然とした。

この日のために調整してきたけど、重圧に負けて残念な結果に終わり、次のフリーでは本来の実力を取り戻そうと
必死になっているアスリートに、更に水を掛けて棒でたたく人、それが2020年東京五輪組織委員会会長の回答
だそうだ。 氷の上の、まさに刃のエッジの上で演技をしている、しかも世界最高ランクのトップにあるアスリート
達の4年に一度の3分弱の勝負、それも国民の期待が最大にかかる競技で、極めて高い結果が求められている中、
国民の期待に答えようとすればするほど、その重圧に負けてしまうこともある。その重圧をそーと取り除いてやるのが
組織トップの役割だと思うが、現実は全く逆に棒でたたく行為をする。 許せない行為だ。

聞くと、森元総理は演説も極めて上手で人を引き付ける魅力ある政治家だと読んだことがあるが、その前に人としての道
を外れてないか。すぐ思い出すのが、米潜水艦事故で高校生が亡くなった時、ゴルフに興じ事故の報告を聞いてもゴルフ
を止めなかった政治家だと思いだした。 2020年、まだ6年もある。どうにかならぬものか。
    「共同通信デジタル」
   「浅田を「見事にひっくり返った」と森元首相

共同通信の記事に、『愛知県豊田市にある浅田選手行きつけの食堂の加藤節子さん(57)は「悔しがっている本人を追い込む
ような言葉だ。 森さんが滑ってみればいい」、浅田選手が小中学生時代によく訪れた名古屋市の定食屋の店主井上一夫さん
(67)も「人の心情を考え ない発言だと思う。 真央ちゃんには人の言うことは気にせず、自分の演技をしてほしい」
と励ました。』とあったが心情はよくわかる。

★★ 開けて、女子フィギュア・フリーでの浅田真央の演技は、世界中の多くの観客の涙を誘う素晴らしい演技だった。
あの感激をもう一度どうぞ・・・「動画:浅田真央 フリー:NHK]

ソチ五輪・女子シングルフィギュアフリー、浅田真央の演技を世界とツイッターはどう讃えたのか?
   


そして、元総理の言葉など屁のように軽く、何処かに消えて跡形もなく何処かえ消え去った・・・・。

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重圧、女子フィギュア : ソチオリンピック

2014-02-21 06:07:05 | スポーツ
20日、朝一番に見た記事に、「元女王ビットさん、真央は「重圧背負った」」とあった。
『旧東ドイツの女子代表として1984年サラエボ大会、88年カルガリー大会と五輪を連覇した48歳のカタリナ・ビットさんが
 ドイツ公共放送ARDで女子SPを解説した。アナウンサーが金メダル候補と紹介した浅田真央が冒頭のジャンプで失敗すると
 ビットさんは「ああっ」とため息のような声を出し、しばらく無言に。点数と順位が発表されると 「日本ではフィギュアの人気が高く、
 メダルへの期待も非常に大きい。日本の選手が実力を発揮できなかったのは、 その重圧を背負わされたことによるのでは」
 と分析した。』・・・・・・
    「msn産経ニュース」

前日、女子フィギュアの金メダル争いはキムヨナ、浅田真央、リニア・リプニツカヤを筆頭に非常に混然としているという記事があって、
浅田選手が優勝するには、SPで70点以上取ることが必須条件だとあった。ところが、過去かってない55.51の16位で想定を超える結果となった。
SP本番で、浅田真央に何かが起きるとしても、トップと5、6点差の範囲内に入り、得意のFSで挽回できると予想していた。が、これでトップの
キムヨナとは20ポイント近い差がついての16位とは言葉がない。頑固なまでに3回転半を成功させることがメダルへの道と何度も語り、
その3回転半の成功率を高めることが鍵だったが、結果は残酷なものになった。何とも言いようにない。 団体SP終了時の浅田選手は
「あきらめなければ、思いが叶うことを伝えたい」とコメントしていただけに、また国民的関心事だっただけに、勝負とは本当に残酷なものだ。

団体でも失敗しているので、そうとばかりとも言えないと思うのだがこんな分析もあった。「大失速の浅田真央 フィギュア団体戦がもたらした影響
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女子カーリングにはワクワクした : ソチオリンピック

2014-02-19 06:27:42 | スポーツ
毎日朝起きるとパソコン電源をONにして起動させ、スポーツ記事をいの一番に見るのがこのところの日課。
今日(18日)の朝、気になっていた女子カーリング・スウェーデン戦とスキー・ジャンプ団体戦の結果を幾つかのネット記事で読んだ。
女子カーリングは世界ランク1位のスウェーデンと対戦し、勝てば準決勝進出が決まる試合だったが、4―8で敗れ5位敗退が決まった。
スキー・ジャンプ団体は銅メダルで、葛西選手は二個目のメダルを獲得。その後、テレビでインタビューを聞いていたが、16年目のメダル獲得で
万感の思いがあったのだろうか言葉に詰まり涙して、こちらまでウルウルが移り感動もんだった。ところで、ソチオリンピックも中盤になってくると、
期待の日本人有力選手の活躍では、最大の興味は女子フィギュアだろう。競合相手が相手だけに、否が応でも報道が過熱気味となっている。
今日も朝から、浅田選手等の日本人選手の動向をテレビ報道していた。浅田選手は好調だそうで、3回転を何度も成功させていたと報道している。
国民的関心事だから無理もないが、一挙手一動がテレビ報道されると、期待が高いだけに期待に沿わない時の落胆も大きいだろうし、とりあえず
そっとしておいても良さような気もするが。

   「NHK」
一方、オリンピック期間中、フィギュアに負けず劣らず人気を集めているのが、女子カーリングだと思う。各国の選手が粒よりの美人揃いと言うことも
あるが、頭脳ゲームと正確なショットが求められる競技なので、どこにストーンを置くか悩む姿とをあわせ、LIVE放送時では手を休めてテレビに集中する。
国民的関心事のフィギュアが年中注目を浴びるのに対し、カーリングはオリンピック開催時に合わせて取り上げられる競技なので、普段はテレビに
取上げられることも少ない。 しかし、今回のロシア戦と言い、中国戦と言い、息詰まる戦いにはテレビから眼を離せず、素晴らしい試合だった。
特に世界ランキング5位の中国を撃破した場面など、最高に気持ちが良かった。勝負に対する執念深さが顔にモロに出ている中国選手相手に、本当に
勝てるだろうかと思いながらもハラハラして見たが、最後は日本チームが勝った。アジア最強の中国チームに今までなかなか勝てなかったそうだ。
確かにテレビ観戦しても中国チームのストーン配置は複雑で、かつ正確だし、上手く解説されるまでは我々素人にはその作戦が全く理解できず、
これが中国の戦法かと妙に難しく考えてみたものだ。(神戸新聞には、中国は日本チームに対し慢心していた、油断があった、つまり舐めていたとある)
しかし、いずれにしても、何せ中国戦で、最後はギブアップさせて勝ったことは喜ばしい。
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Kawasaki ”Adam Cianciarulo” SX 初レース・初優勝

2014-02-17 06:20:14 | モータースポーツ
    「♯46 Adam Cianciarulo :Racer X」

Monster Energy/Pro Circuit/Kawasaki の”Adam Cianciarulo”は、SX第7戦(東部地区第1戦 Arlington, Texas, )
250SXクラスで、スーパ-クロスレース初出場初優勝を飾った。昨年2013年、AMAモトクロスナショナルに16才でプロレビュー、
今年17才、AMAスーパークロスに初参戦したばかりだが、そのレビュー戦で初優勝だった。 凄い選手が出てきたもんだ。
 

しかも、今回の250SX Eastは、1位~3位までPro Circuit/Kawasakiの選手が占めた。
今まで、AMA スーパクロス250ccクラスは動画も見ることがなかったが、これで楽しみが一つ増えることになる。

  
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また雪

2014-02-15 06:40:44 | 野々池周辺
また雪だ。今朝(14日)の朝、玄関を出ると雪が積もっていた。昨日の夜には降ってなかったので、今朝早朝からの雪だろう。
今朝の道路路面は積雪に覆われ幾分か滑り易く、多分、車は無理だ。 じっくり新聞でも読んでおこう。
10時半ごろになると、まだボタ雪が降っているが、道路の雪は溶け始め濡れているだけに変わったので車で出かけた。
天気予報では、午後3時頃から雨模様に変わるとの事だから、次第に雪も溶けて行くだろう。現在の外気温は1~2度C。
一週間前の積雪に比べると、積雪の量は幾分か少なく、昼前から屋根に積もった雪も溶け始めてドスンドスンと落ちている。

 
 
 

 

    


  
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日の丸が揚がった試合は満足 : ソチオリンピック

2014-02-14 06:15:54 | スポーツ
      「ソチオリンピック:12日まで銀2個、銅1個」
ここ数日、暇を見つけてはソチオリンピックをテレビ観戦している。録画は既に結果が判っているので基本的にみない。
昨日(12日)、女子カーリングの対ロシア戦をみた。いつも思うのだが、この競技、ついつい最後までみてしまう。
今回は途中からスキー複合に切り替わり最終エンドは見れなかったので、すぐにパソコンに切り替えると、各エンド毎の
ポイントは表示されていたものの、チームのストーン位置までの表示がない(プロ野球のパソコン表示形式になると
面白いのだが)ので、パソコン上のカーリングの試合はちっとも面白くなかった。でも最終的に格上といわれるロシアに勝った。
カーリングは頭脳の勝負で正確なショットを求められ、ミスした方が負け。テレビの大写しになる選手の顔を見ていたら、
美人揃いのロシア選手の方に、ミスが素直に顔に出ているように何となく見えた。
この競技を観戦していると、試合のペースがゆっくりなので、上手い解説につられて素人なりにだんだん理解していく余裕がある。
だから素人なりに分かっている積りになってくるが、選手のなげるストーンの方向と自分なりに思った位置と違う場合(良くあるが)
、その意図が良く分からずじまいとなる。つまり、実際の試合は素人が考えるよりはるかに奥が深い競技なんだろう。
それでも暫らく見ていると面白さでドンドン引き込まれていく。後攻の方が優位なので、終盤になると故意に相手チームに
勝ち点を挙げさせ、最終的に勝つ段取りとなるなど、その面白さに引き込まれた。まさに映画で言うサスペンスのようだ。

次に見た、 ノルディック複合はトップ争いの最中だった。渡部暁斗選手がドイツの選手を抑えてトップ走行中。その差は0.5秒。
第2集団までは20秒ほどある。ともに必死にレースを引っ張っり、途中、ドイツの選手にかわされるが、また抜き返す渡部選手。
どうかなと思ったが最終的に2位でゴール。1位のドイツ選手共々ゴールすると雪面に倒れこんだ。相当にしんどい試合だったのだろう。
この間、レーストラックの沿道で盛んに降られる各国の国旗が印象的だった。
カーリングと言い、ノルディック複合と言い、良い試合をすると、日本人である事を強く意識させられる試合で感動してしまう。

オリンピックのこんな時ぐらいしか、日の丸の旗が盛んに降られる光景を何の違和感もなく見ることができる機会は少ない。
戦争が終わり、田舎に住んでいた頃の祝日は、家の玄関には必ず日の丸が掲げられていたが、田舎を出てから日の丸を見る
機会が非常に少なくなった。一方、海外に行くと、特にアメリカなど、祝日でなくても街のあちこちで国旗をよく見かける。
最近、日の丸に対して色々な感情を持つ人もいて、日本では日の丸が素直に受けいれられない面もあるようだが、それでも
外国旅行中、突然日の丸をみるとジーンとくるものがある。ましてや各国代表が競い合うオリンピック競技場に揚がる日の丸
は感激ものだ。


昔、モトクロスを担当していた頃、なかなか勝てなかった欧州チームの支援に欧州各地を何戦か見て回ったことがある。
まだ、欧州統合チームが構成されていない時期だから、国別にその国のトップライダーをチームに迎えて各地を転戦する世界選手権で、
当時は英国をベース基地としていたが、欧州各地のレースに参戦しレースが終了するや否や素早く後片付けしレース場を去るのが常だった。
ましてや、その地で勝った時などそれこそ素早く片付けしサッサとトラック移動していた。何故だと聞くと、英国選手が勝った事に
不満を抱く現地のファンからどんな仕返しを受けるか分からないと言う。だから、レースが終ったらサッサとその地を去るのだそうだ。
笑い話にように聞こえるが、各国の民族意識や国旗に対するロイヤリティには凄いものがあるんだなを感じてきた。もう昔の話だが。


特に世界各国のトップライダーが集結して戦う”Motocross of Nations ”は国別モトクロス対抗戦なので、その傾向が強くでる。
欧米で開催される競技の常として、自国の旗や代表ライダーに対するロイヤリティは日本にいると想像も出来ないほどの興奮状態になる。
マシン供給側はどのメーカーであれ、欧米の観客にとっては、自国選手が勝てば良く、自国の旗が最上に掲げられるのがベストであって、
自国に対するロイヤリティさは異常なほど露骨に出る。自国に対する忠誠心、愛国性は欧州人にとっては極普通のことで、メーカー色を
前面に出すことはまずない。各国の代表選手が出場するために国別フラッグが最優先する。
この辺りは、石器時代から今日まで絶えず戦争を繰り返しながら発展してきた欧州各国が、戦争の少ない安定した世界を構築してきた名残と
いえばそうかもしれない。

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スノーボード・スロープスタイルは凄い! : ソチオリンピック

2014-02-10 08:59:45 | スポーツ
  「角野友基選手 :SOCHI 2014」
角野友基選手がスノーボード・スロープスタイルで8位入賞した場面をテレビ観戦した。
角野選手は三木出身で、小中学校を三木で過ごしたとのことで、連日、神戸新聞に記載されていた。また、FACEBOOKでも角野選手を応援する会
が紹介されていたので、こんな競技もあるのかと、また角野選手はこの競技でトップ集団にいるとも知った。しかも、メダル獲得の可能性もあるとの
ことだったので、楽しみに観戦した。 正直、最初は単なる遊びの延長上にある競技だろうとぐらいにしか思っていなかったが、なんの、これは凄い。
凄いスポーツだけではなく、見ている観客を興奮させる要素が十分にある、エンターテイメント性の非常に高い魅力あるスポーツだとの印象をもった。
ただ、採点競技によくある採点の判りづらさ、我々一般テレビ桟敷の観客にはトップクラスの評価が今ひとつ釈然とせず、順番を決定づける差異は何
だったのかと、もやもやとしたものがあるのも事実。

         「角野友基選手 :神戸新聞」

エンターテインメント性の高いスポーツだが、冬のスポーツなので観客の入りがもうひとつのような気もするが、実際、現地で直接観戦する場面は
非常に面白いのではなかろうか。 例えば、二輪モータースポーツの頂点の一つである、アメリカのスーパークロスレース(SX)はテレビ観戦するのと
実際に現場でレース観戦するのとでは雲泥の差があり、現場のレースが圧倒的に迫力があって面白い。SXは5~8万人の観客を一瞬にして興奮
させる面白いスポーツだが、スノーボード・スロープスタイルをテレビでみた印象はスーパークロスレースに劣る事もない観客をひきつける魅力
を感じた。 当初、4年前のバンクーバー大会でのスノボ選手に印象の悪さがあったので、その同類かと最初は感じていたが、それとは全く異なり、
スノーボード・スロープスタイルの選手にはそんな印象の悪さは微塵もなかった。角野選手のテレビでの受け答えもはきはきとして、とても印象が
良いもので、スポーツ界でトップに位置する若者に共通する印象の良さがある。この印象の良さは、アメリカの二輪モータースポーツに君臨する
スーパークロスのスター達に一様にある、健康的で清涼感のある印象を持つ若者と同じものを感じた。
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