野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

大三東駅 登場

2022-07-20 06:20:25 | 故郷
何気なく付けたテレビの広告に、故郷島原鉄道の大三東駅(”おおみさき”と読む)が出ていた。
マクドナルドの新しい商品のCMで、大三東駅のホームで女子高校生らしき四人組が海をバックにスイーツ を食べている風景だが、大昔、もう50~60年前の記憶にある風景と何ら変わらない風景に、故郷は今も時間が留まったままに感じた。
 

博多駅から特急かもめで1時間半少々、島原鉄道の起点諫早駅に到着する。改札口を出て、左端隅っこのホームにひっそりと島原鉄道線に黄色いディーゼルカーが乗客を待っている。JR長崎本線諫早駅から島原半島の中心地区島原まで走る島原鉄道で、半島の有明海沿いに走る私鉄の単線。諫早から島原に向かう道中、左手に有明海の遠浅がすぐ目の前に見え、右手が田んぼや畑。大三東駅は海岸沿いの駅で、こんな駅風景が諫早駅から島原まで続く。ホームの後ろに広がる遠浅の有明海は、日によって違う表情を見せて楽しく、開放的なこのホームでしばらく海を眺めるのも良し。この駅は、生家のある三会(みえ)駅から諫早方面の二つ前の駅で、急行が停車するので神戸に帰る際は、この駅まで車(約15分程)で送って貰う。ちなみに、この大三東駅は写真家愛好の場所になっているらしい。
    
島鉄の車体ボディは黄色だが、車体の横に描かているのは「島原の子守歌」。爽快に走る鉄道ではなく、ガタゴトと車体を揺らしながらゆっくりと走り、ディーゼル車らしく音も賑やかで、半島の経済力を表現しているようにも見える、のんびりとした観光列車だ。黄色の車体色に変わる前、我々が知っているのは、赤色の線があったような記憶があるが、復古版で昔の赤色の車体カラーが登場したとあった。島原駅のまた一つ手前が三会(みえ)駅で、三会と島原間は約4㎞。実家は三会駅から諫早方面に海沿いに歩いて約15分弱の距離で有明海のすぐそばにある。島原高校への通学は毎日雨が降っても自転車通学だったので、当時のディーゼルカーには乗ったことはない。

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