孫と「丹波竜化石工房ちーたんの館」を見学に行った。天気予報は雨だったが、雲が切れ青空になったので出掛ける事に。今まで、大阪南港や福井県に出掛けて一応恐竜の知識は積んだつもり。 3年程前、三田の「兵庫県立 人と自然の博物館」で、丹波竜の発掘探検として丹波から運んできた石を割って化石を探す作業を経験してきたので、本場の丹波竜発見場所訪問となった。
丹波竜化石工房への道筋は非常に分かり易く、すんなりと到着。
丹波竜化石工房「ちーたんの館」は、丹波の篠山層群から発掘された竜脚類恐竜である丹波竜を始めとする化石を展示をしている。恐竜化石の展示だから、さぞかし大きい博物館を想像したが、展示の規模は期待はずれに小さいもので、だから工房と言うのかと納得。だが、展示物は貴重な丹波産の実物化石や、他ではあまり観られない恐竜の全身骨格などが展示されていて、展示内容は充実しており、また、丹波竜の発見や発掘の様子が展示されており分かりやすい。一部の化石は写真撮影が禁止されていた。
説明書きには、「丹波市では、平成24年度から25年度までの2ヵ年をかけ、これまでに篠山層群から発見された恐竜等脊椎動物の復元図、並びに白亜紀前期篠山層群の生態環境復元図の制作を行う篠山層群復元丹波プロジェクトに取組んでおります。丹波竜をはじめとした大型の恐竜、哺乳類、爬虫類、両生類、植物を含めた生態環境復元などにより、1億1千万年前の丹波竜の世界がよみがえります」とあった。展示部屋の横では、発掘資料の洗浄や顕微鏡での確認作業中で、これはこれで細かい作業の連続のようで、暫く見いってしまう。
受付で丹波竜化石発見場所を教えてもらうと、この工房から車で10分だと言うので早速行ってみる。案内表示も分かりやすく、JR福知山線の線路沿いと篠山川間にあった。かつて内陸部の湖や沼だった地層で、東西14km、南北4kmに広がっているとのこと。田んぼ沿いに歩いて約5分、急流の川に面した急斜面にある地層は剥きだしで、近くまで行く事は出来ないが、遠目にみても断層がハッキリと見える。
帰り道、西脇の「道の駅」に立ち寄る。
結構混んでいて、「頭つき鯖寿司」と西脇特産の靴下(非常に安くて200円/足で、しかも履き心地が良く愛用品)数本を購入すると200円クーポンが付いてきた。女房がそれを使用して追加で別の名産品を購入するとまたクーポン券をくれたので、再び別の名産品なるものを更に買うはめになった。実は、この「頭つき鯖寿司」にするか巻き寿司の「播州巻き」にするか非常に迷った。「播州巻き」の具をみると、食べたい「マイスター工房八千代」の巻き寿司と非常に良く似ている。しかし、迷ったあげく酒の肴になる「頭つき鯖寿司」を購入したが、結果は「播州巻き」にすべきだったかと後悔。
「道の駅 北はりまエコミュージアム HP」