野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

丹波竜化石工房見学

2015-08-31 07:49:13 | その他
孫と「丹波竜化石工房ちーたんの館」を見学に行った。天気予報は雨だったが、雲が切れ青空になったので出掛ける事に。今まで、大阪南港や福井県に出掛けて一応恐竜の知識は積んだつもり。 3年程前、三田の「兵庫県立 人と自然の博物館」で、丹波竜の発掘探検として丹波から運んできた石を割って化石を探す作業を経験してきたので、本場の丹波竜発見場所訪問となった。

丹波竜化石工房への道筋は非常に分かり易く、すんなりと到着。
丹波竜化石工房「ちーたんの館」は、丹波の篠山層群から発掘された竜脚類恐竜である丹波竜を始めとする化石を展示をしている。恐竜化石の展示だから、さぞかし大きい博物館を想像したが、展示の規模は期待はずれに小さいもので、だから工房と言うのかと納得。だが、展示物は貴重な丹波産の実物化石や、他ではあまり観られない恐竜の全身骨格などが展示されていて、展示内容は充実しており、また、丹波竜の発見や発掘の様子が展示されており分かりやすい。一部の化石は写真撮影が禁止されていた。
 
 
説明書きには、「丹波市では、平成24年度から25年度までの2ヵ年をかけ、これまでに篠山層群から発見された恐竜等脊椎動物の復元図、並びに白亜紀前期篠山層群の生態環境復元図の制作を行う篠山層群復元丹波プロジェクトに取組んでおります。丹波竜をはじめとした大型の恐竜、哺乳類、爬虫類、両生類、植物を含めた生態環境復元などにより、1億1千万年前の丹波竜の世界がよみがえります」とあった。展示部屋の横では、発掘資料の洗浄や顕微鏡での確認作業中で、これはこれで細かい作業の連続のようで、暫く見いってしまう。
 

受付で丹波竜化石発見場所を教えてもらうと、この工房から車で10分だと言うので早速行ってみる。案内表示も分かりやすく、JR福知山線の線路沿いと篠山川間にあった。かつて内陸部の湖や沼だった地層で、東西14km、南北4kmに広がっているとのこと。田んぼ沿いに歩いて約5分、急流の川に面した急斜面にある地層は剥きだしで、近くまで行く事は出来ないが、遠目にみても断層がハッキリと見える。
 

帰り道、西脇の「道の駅」に立ち寄る。
結構混んでいて、「頭つき鯖寿司」と西脇特産の靴下(非常に安くて200円/足で、しかも履き心地が良く愛用品)数本を購入すると200円クーポンが付いてきた。女房がそれを使用して追加で別の名産品を購入するとまたクーポン券をくれたので、再び別の名産品なるものを更に買うはめになった。実は、この「頭つき鯖寿司」にするか巻き寿司の「播州巻き」にするか非常に迷った。「播州巻き」の具をみると、食べたい「マイスター工房八千代」の巻き寿司と非常に良く似ている。しかし、迷ったあげく酒の肴になる「頭つき鯖寿司」を購入したが、結果は「播州巻き」にすべきだったかと後悔。
  「道の駅 北はりまエコミュージアム HP」

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心地よい天気が急変せねばよいが・・・

2015-08-28 06:10:03 | その他
今日(27日)は晴れて朝の外気温は24度、朝の空には雲一つもなし。
心地よい風も吹いて、これは秋の訪れのよう。しかし、10時過ぎは28度に上昇し、雲もないので暑い。
さすがに、34度近辺時に比べれば射すような暑さは幾分か減ったように感じるが、まだ暑さは残っている。

今年の夏の残暑予報はどうかと、「tenki.jp(日本気象協会)」で調べてみると、西日本は概ね次のようであった。
■8月末     :気温は九州から関東は平年並みか高く、厳しい残暑となる日もありそうだ。
■8月29日~9月4日:残暑厳しく、沖縄や九州から近畿、北陸は高気圧に覆われて、晴れる日が多い。
  気温は九州から関東は平年より高く、厳しい残暑が予想される。まだ、秋物より、薄手の服が必要。
■9月5日~18日  :季節の進みはゆっくりで、高気圧に覆われる日が多く、秋雨前線の影響は少ない。

と言うことで、8月末から9月中旬までは、全国的に秋晴れの日が続きそうだとの予報。
 

昼ごろになると気温は31度に上昇するも一面青空で、窓から心地よい風が部屋に変わらず入ってくる。
今の時期、庭に咲くのはモミジアオイぐらいだが、桜もオオデマリも葉っぱが黄緑色に変色し丸まりながら落下中。
  「庭のモミジアオイ」

青空とモミジアオイのように、晴れ晴れとした世界が今後も続いていくことを期待。と言うのは、
ここ数日、中国の経済悪化懸念で、世界の株式が大幅に悪化。米国の利上げ時期との関連もあって、株価が回復しないでいる。
NHKによると、黒田日銀総裁は「上海市場での株価の急落はあっても中国政府には政策対応を取る余地がある」、また
「ことしと来年にかけては6%から7%の高い経済成長を維持できる」と発言した。つまり、日銀は量的緩和をしないとも取れる。
一方、嘉悦大学の高橋 洋一教授は「中国経済はすでに「マイナス成長」に入っており、「第二のリーマン・ショック」の危険性がある」
加えて、「中国経済の失速はアメリカのそれと大差ないくらい、世界経済に与える影響は大きなものになる」として、
中国ショックに備えるために、この秋は大型の補正予算が必要だ。と、結論づけている。
この所の株価大暴落からの回復時期を、色々な解説を読んでみるも、どっちでも転ぶ内容で、よくわからん。
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今度は台風15号

2015-08-26 06:19:36 | その他
台風15号は25日午前6時すぎ、熊本県の荒尾市付近に上陸し、なお北上中。
昨日の予報では長崎県五島列島付近をかすめ、韓国方面に抜けるとの事であったが、時間が経つごとに刻々と進路がずれている。
女房の里、熊本県人吉にメイルを入れると、朝早くはかなり強い雨風だったが会社への通勤はできるとの返事で一安心。
ここ神戸も強風域に入ったので朝から強い風が吹いているが、野々池貯水池の植樹は普段よりも強く風に揺られているも驚くほどでもない。
前回の台風11号本土上陸は7月17日、この時は四国縦断から岡山に上陸したので、家の周りをしこたま準備した。
しかし、明石川や伊川が危険水域になったとの報道があったぐらいで、家の周りは全く被害もなくほっとしたが、今度はどうであろう。

九州以南のテレビに出てくる台風被害は甚大のようで、直撃を受けた石垣島では観測史上最高の最大瞬間風速71m/sを記録したとあった。
車が飛ばされ横転している画面が出てきたが、車が横転するような台風被害をあまり見たことがないので、これにはビックリ。
風速71m/sと言えば時速256kmだから新幹線並みの速さ、この風をまともに受けると重心位置が高い軽自動車は横転するんだろう。

午前12時前後から雨も風も少しずつ収まりつつある。時々、強い雨が降るが、それもほんの一瞬。
野々池貯水池の植樹も揺れは相当収まったようにみえる。雨戸は締めたままだったが、雨脚が弱くなったので昼ごろから半分だけ開けた。
窓ガラスを締めているが格段に蒸し暑さはなく、扇風機も不要。               
確認すると、神戸市の警報発令はないが、大雨、洪水注意報が発令されている。

午後1時半過ぎには雨も風も収まり小康状態、南の方には雲間にかすかに青空が見え始める
ほっとしたのもつかの間、3時ぐらいから雨足が強くなり空は暗い。だが、雨雲は北に移動しつつあるので明日は晴れの方向か。
   「Weathernews」


最近、台風進路状況を米軍の「Joint Typhoon Warning Center (JTWC)」で確認することが多い。
日本の米軍基地の主要な場所が明記されており、防衛上の必要上、予報は正確だと思っている。

 
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考える事は同じ

2015-08-24 09:25:37 | スポーツ
マラソン放送は良くみる。単調なレースでも一度見だすとゴールまで見てしまう。何が面白いのと問われても格段に面白いものではないが、日本人マラソン選手が世界のトップを走っていたときから見続けているので、何とはなしの悪癖かもしれない。8月22日、北京で開催されている世界陸上選手権大会の開幕レースは男子マラソンだった。日本人選手の結果は、出場の2選手とも途中からけいれんを起こすなどしてまともに走れずじまいとなり、夏マラソンへの調整の失敗だとする報道もあったが、事前報道通りの、その通りの結果になった。

報道に中には、「国際舞台での経験と勝負根性のなさという日本男子の弱点がもろに出たということ。暑さの中でのスローペースのレースは日本が望んでいた状況だったはずだが、それでも勝てないということは、根本的に弱い」とする記事が多くみられ、結果的にレースで惨敗し、昔の名選手が今の陸連の指導は何をしているんだと言う苦情があると言うものだった。

そんな報道の中に、「日本男子マラソンはなぜ世陸で惨敗したか」と言う記事があった。そこには、「世界との差は相当に大きい。その差をどう埋めていくか。若手に期待していくしかない」とか、「東京五輪開催決定以来、若い選手がマラソンを意識し始め、その練習にも取り組もうとしている。
 そんな日本人選手たちが学生時代には留学生選手にも敢然と挑んで力を伸ばしたように、マラソンの日本記録を壁とも思わずに狙い、 そのための練習を着実にしてくれるようになれば。まずはそういう状況になることが最も必要だろう」と結論付けている。若いマラソンランナーは海外の能力の極めて高い留学選手を相手にレースをすることで飛躍的に速くなってきた言う実績があるらしく、日頃から世界のトップランナー達と一緒に寝起きし走り込みやレースをすることで、日本人の潜在能力を高め、日本記録を破ることが出来るとしている。折しも、日本実業団連合は、男女マラソンの日本記録樹立者には1億円、その指導者にも5000万円のボーナスを出すとあった。

この記事を読みながら、成程考えることは一緒だなと思う事例が全日本モトクロス選手権でも過去、'90年代にあった。
当時、日本人モトクロス選手の実力は、国別に世界的にみれば10番前後で、世界最大の二輪供給国としてみると、貧弱なものだった。そんな日本選手権のコップの中の争いから脱却し、全日本選手権を活性化し、かつ世界と競える選手(かっては日本人が世界の覇者だった歴史もある)を育てたいとする意見も多く、その回答の一つを当時のカワサキが提供したもので、それは組織を活性化するための方法でもあった。

その経験を当ブログに一度書いたことがあり、「カワサキが勝利にこだわる姿勢を明確に打ち出し、圧倒的なプレゼンスを誇った黄金期に何をしたのか」と言うもの。「1990年からの2年間、カワサキは善戦するも全日本チャンピオンを取れず、組織がこのままずるずると勝つ事の意味を忘れてしまう事を恐れた。 と言うのは 竹沢選手がカワサキで250チャンピオンになったのは1976年、次のチャンピオン獲得は125の岡部選手の1985年、その間の9年間、カワサキはチャンピオンから遠ざかる。 この9年間、勝ちたいと言う思いとは裏腹に思いを集大成して勝ちに繋げる意思はやや貧弱で、加えてこれを別に不思議と思わない環境にあった。 その後、 岡部選手が4年間チャンピオンを獲得し、組織は勝ち方を覚え、勝つことの意義を確認することができる時期にあったが、岡部選手に続く若手ライダーが育っておらず、 このままでは、以前の9年間に戻ること、つまり暗黒の数年を過ごさざるを得ない危機感があった。これは一度でもチャンピオンを維持し続けたチームだけが持つ 何とも言い難い焦燥感であった。何としても勝ちたい。そこで熟慮した結論は外人ライダーとの契約だった。 カワサキが勝利にこだわる姿勢を明確に打ち出し、圧倒的なプレゼンスを誇った黄金期だったからこそ、カワサキはモトクロス市場のリーディングカンパニーとして 行動を起こすべきと判断した。まず第1に勝てる事、次に高いレベルでマシン開発ができる事、そして競争させることで日本選手の技量を向上させ全日本選手権を 活性化させること等である。ただ、懸念された事は勝つためだけにアメリカンを走らせたと単純に捉えられてしまわないとか言うことだが、結果的にそれは杞憂だった。

それで日本人選手の実力は向上したのかの結論は、2014年の4月18日の「ダートスポーツ」FB の『砂煙の追憶』にあった。
当時カワサキのワークスライダーで外人ライダーを抑えて何度も肉薄した走りをし、全日本選手権日本人トップの榎本正則選手が含蓄ある発言をしている。 それには「彼らにしてみれば全日本で走るのは出稼ぎだったかもしれないが、彼らが思っている以上に結果として多くのものを残してくれたはず。 受け継がずに過去のものにするのは、あまりにももったいない。育つものも育たない」と。あれから17年、当時EddieやJeffと共に全日本を戦ったライダーから カワサキの真の意図を改めて聞かされるとは思いもしなかったが、ライダー側からみてもカワサキの決断は正しかったと言うことだろう。

別の観点から言えば、憂慮すべきは、毎年開催される「Motocross of Nations(国別モトクロス大会)」で、かって世界の10番前後だったものが、 最近では予選通過(20位以下)もままならない全日本の選手、そして活性化の先鞭をつけたカワサキもまた全日本の最高クラスチャンピオンから遠ざかって久しい現実である。 そう考えると榎本選手の言葉は重い」

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期待する方が無理だった

2015-08-22 06:18:55 | スポーツ
阪神は2位巨人に3.5ゲーム差をつけての阪神・巨人3連戦。勝ち越せば阪神優勝への大きな弾みがつく大事な試合。

●さて18日、首位攻防戦の第1戦、阪神1-8巨人。阪神はノーヒットノーランを免れるが惨敗。
    「18日の阪神・巨人戦」
結論から言うと、観るのも嫌になるほど負けた。
7連勝中のマイコラスをどう打ち崩していくかがポイントだったが、結果はマイコラスの8連勝。
阪神の先発はメッセンジャー。3回、3者連続ファーボールで、その後の村田にタイムリー2塁打を打たれ3点献上。
4回、先頭の投手マイコラスにヒットを打たれ、1死後片岡に2塁打を浴びまたも2.3塁のピンチに坂本を歩かせ満塁。
次のバッター阿部も歩かせ押し出しで4点目が入り、メッセンジャーは自滅。

それにしても打線がマイコラスに良いように扱われ、手も足も出ずじまい。6回にエラーと四球でなんとかノーヒットノーランを免れる。
巨人の11安打に阪神は1安打、なんとも虚しい試合運びだったが、それでもまだ2戦もあるではないかと期待する。

●8月19日の第2戦。 阪神3-12巨人。阪神のぼろ負け。
    「19日の阪神・巨人戦」
能見が4回までチキンと押さえていたが、5回に異変発生。継続投手も打たれて10安打、うち6本の2塁打、4四球を与えて12失点。
この間、悪夢を見ているかのような光景に、阪神は延々と1時間あまり守り続けた。
ゲーム開始は自動車のラジオを聞いていたが、マートン、新井のホームラン等で3点先取に、この試合は阪神の勝ちだと思った。
で、家に付いて晩飯食ってテレビをつけると能見が打たれてピッチャー交代。
代わるピッチャーも打たれ続け、あれだけ打たれると、見ているテレビ桟敷の当方も居てもたってもおられない。

途中でチャンネルを変えて、その後の試合は見ずじまい。結果は翌日の新聞で知った。12安打で12得点の巨人に対し、
13安打も打ちながら2回の3点に抑えられた阪神に、今後の低落を予感してしまった。

●8月20日の第3戦  阪神1-2X巨人
   
阪神ファンは基本的にネガティヴ思考の人が多いと言われるが、本当にそれが的中した。
2位巨人との決戦で3連敗を喫し、0.5ゲーム差に迫られ、今季負け越しも決定。

藤波ー菅野、両19番投手の投げ合いで、ともに走者を出しながらの苦しいピッチングながらも要所を押さえる両投手。藤波も良く投げた。
しかし、わからんなーと思う場面が9回の藤波続投だった。9回表の場面で鶴岡捕手に代打の新井選手を送った時点で、
テレビに映った阪神ベンチの様子に、藤波交代を予想した解説者の金本。しかも藤波の玉数は既に130球を超えている。
あの場面をみたら誰でも藤波交代で、9回は延長戦覚悟の呉昇桓がでてくるだろうと思っていたが、9回に藤波が再びベンチから出てきた。
それが、9回無死満塁となり呉昇桓と交代したが、呉が坂本に打たれサヨナラ負け。何と言う中途半端な采配かと素人ながら思った。

で、8月20日時点の戦績は次の通り。
   
3連戦の前までは、2位巨人と0.5ゲーム差になるなんか考えもしなかった。
期待する方が無理だったのだろう。 今日(21日)からDenaとの3連戦で、初戦は岩田投手の先発。










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「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」を見に行く

2015-08-21 06:42:25 | 映画
ミッション・インポッシブルの第5作目「ローグ・ネイション」を大久保ワーナーマイカルに見に行った。
前作を見たのが2011年の2月だから、4年経っての第5作目。今まで見た中では第2作目が最高に面白かったが、5作目も及第点。
私は昔の「スパイ大作戦」がテレビで放映された時期からのファンだから、あのテーマ曲が流れると妙にワクワクしてしまう。
今度も、テーマ曲が流れだすと、サーこれから始まるぞーと椅子にしっかりと深く腰掛け、次の場面を期待してしまった。

    『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』全てリアル! バイクアクション・メイキング映像
    

序盤にいきなり現れる、テイクオフする軍用機にしがみ付くイーサン・ハント、何度も予告編で見てしまったのでビックリすることもなく、
むしろ軍用機にイーサンを固定している様が外観からもそれとなく判るので、この場面にはさほどのワクワク感はなく面白さもないが、
劇中、実際、本人が直接運転する大型バイクのシーン、BMWで追いかけっこするシーン、水中アクションと、これ等はどれをとっても素晴らしい。
その中でも、第2作同様にバイクシーンは最高に面白くハラハラドキドキ感が長く続いた。
    
それは、イーサン・ハントが謎の女スパイイルサを追ってバイクで超高速バトルを展開するシーンだが、場所の設定も良く、
高低差があって、しかも道は曲がりくねっている路面で、実際にバイクを傾けながら走行するシーン、バイクがクラッシュするシーン
最もエキサイティングな場面が上手に撮影されている。まさに路上での最新戦闘機の戦いをみるようで最高に面白い。

映画を見て思ったのは、物語自体のテンポが速く、登場人物の名前と顔を一致させるのに時間がかかり、全体の流れを把握するのにワンテンポ遅れるし、
映画の物語になんとか付いて行く事が出来たものの、物語の展開の早さについていけない自分の頭の悪さと回転の悪さに年は取りたくないと痛感。
それと、なんだか聞いたことがあると思ったオペラ、ウィーンの国立オペラ座における政府要人暗殺阻止のシーンに演じられていたオペラだが、
中国を舞台したもので、プッチーニの「トゥーランドット」だそうだ。あの荒川静香がオリンピックで演じた曲。
一方、つまらなかった場面は、イーサン・ハントが水中でメモリーすり替えに失敗し女スパイに助けられる場面は、なんだこれは思ってしまった。

でも最も驚いたのは、一番最初のシーンで、パラマウント映画のロゴマークの登場後に、中国の”阿里巴巴(アリババ)”のロゴマークが表れたこと。
この映画はアリババから資金援助を受けて制作した映画だそうだ。

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安部総理の70年談話は良かった。それより脅威は・・・

2015-08-19 06:28:58 | その他
14日発表された、安部総理の70年談話は特に違和感もなく聞くことが出来た。
個人的な想いからすれば、もっと日本の主張をハッキリと言った方がすっきりすると言う部分もあるが、日本の総理の70年談話としてみれば問題なし。70年談話の中から、これはという文脈をとりあげてみると、過去の戦争が勃発した要因を、例えば、「西洋諸国が圧倒的な技術優位を背景に広大な植民地支配を広げ、日本はこの波を防ぐ目的に富国強兵による近代化を図った。しかし、世界恐慌後、欧米諸国が植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受け、結果的に日本は戦争への道をとった」そして、「その戦争は悲惨な戦争であった。だからもう戦争はしてはいけいないと反省し、それは行動でしっかりと示してきた。特に東南アジアや中国・韓国にその平和と繁栄のために力を尽くしてきた」は全くその通りで、日本は韓国や中国をはじめ各国と真摯に向かい合い賠償・請求権問題について決着をつけてきた。また、こうも言っている。「寛容の心によって、日本は、戦後、国際社会に復帰することができた。我が国は、和解のために力を尽くしてくれた、すべての国々、すべての方々に、心からの感謝の気持ちを表したい」と、日本の復興を支援した国に感謝を述べている。

そして、安部談話の一番のポイントへと続く。
日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、 謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」 つまり、戦争も知らない子供たちに、謝罪せよ、謝罪せよと言い続けては埒が明かないと言う事。だけど、過去の歴史の事実に謙虚に向き合い(歴史を後から都合の良いように捏造しない)、未来にその気持ちを受け継いでいこうとも書いてある。

戦争と一口に言っても「日本から見た戦争」と「アメリカから見た戦争」と「中国から見た戦争」と、戦争に関与した諸国でも、戦争に勝利した国、敗戦国の思いとは当然違う。村山元総理談話にあった、「おわび」を文脈に入れろと強く言う報道機関があったが、70年もたって、誰に再びお詫びを言うのか、戦争生まれの世代には釈然としないもの。戦争を知りもしない、戦争の罪を犯していない子供たちに謝罪ばかりを要求するのは酷であり意味がない。近代戦争には正しい戦争と悪い戦争の区別はなく、経済のブロック化、経済の行き詰まりが戦争突入への突破口であり、「おわび」では解決しないもの。

一方、むしろ国際秩序を武力で変えること自体が危険な道だと、池田信夫氏がブログに「「国際秩序への挑戦者」は誰か」と書いている。それには、「ちょうど今週のEconomist誌は、中国を特集している。その表紙にはペンを銃のようにもつ習近平国家主席の合成写真がある。 その心は「歴史問題が中国の武器として使われる」という意味だ。 日本のように衰退する国が、国際秩序に挑戦することはありえない。中国が戦前の日本に似ているのは、経済的には「一等国」になったが、 政治的にはまだ十分認められていないと感じ、そのプレゼンスを軍事的に示そうとする国――今の中国である。 多くのアジア諸国が中国の脅威を恐れているが、アジアにはEUもNATOもない。一党独裁の巨大国家が太平洋をアメリカと二分割しようと動き始めたとき、 止められる国は日本しかない。その日本が国会で「どこまでなら自衛隊が出動できるか」などと手の内をさらしているのは、愚かというほかない。」

表紙は、「習近平の歴史教訓:いかに中国が未来をコントロールするために歴史を書き換えているか」というものだそうだ。
Economist誌の注目すべき文脈を訳しているものがあって、これには、「「中国が戦争を、厳かな式典ではなく軍事ショーで祝おうというのは初めてのことである。これが象徴するものを、近隣諸国は見逃さないだろうし、不穏に感じるだろう。 なぜならば、東アジアで現在、勃興していて、破壊的で、非民主的な勢力は、もはや神である天皇の知らしめす列島ではないからだ。それは世界最大の人口を擁する民族で、 それを率いる人物の未来へのヴィジョンは、より強盛な軍事力を持つより富裕な国、というものであり、日本のかつての帝国時代のスローガンによく似ている。」 日本が戦前に戻ってしまうことを本気で心配している人は、日本の外では少ない。それよりも、中国が日本の戦前に似てきていることを、多くの人が心配している」とある。
  「The Economist Xi's history lessens」 

日本民族の生存を犠牲にしても戦争を避けるべきで、日本という国が消滅しても、かってそのような美しい民族がいたと誇りにしたい言う森本某というコメンテイターがいた。こんなんがテレビにでて戦争反対と叫んでいる姿を報道されると、何と言う自己中心な人物かと呆れを通り越して情けなくなった。戦争には絶対反対である。だが、現実世界が見る目は、日本なんかより遥かに高いレベルで中国の脅威を感じている国が多数ありというのが事実。

総理は日本民族を守る決意として、談話の中に、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。」とある。(Wikipedia:「民族自決の定義は、各民族集団が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利」)また、総理は記者会見の中で、「今回の平和安全法制は、戦争を未然に防ぐためのものであります。・・・その上で、万が一への備えも怠ってはなりません」「日本が危険にさらされたときには、日米同盟が完全に機能する。このことを世界に発信することによって紛争を未然に防ぐ力はさらに強くなり、高まることで、 日本が攻撃を受ける可能性はより低くなっていくと考えています」「世界に目を向ければ、残念ながらいまだ紛争は絶えません。ウクライナ、南シナ海、東シナ海など、世界のどこであろうとも、力による現状変更の試みは決して許すことはできない」とも話した。最近、「アラブ・イスラエル紛争地図」なる本をながめているが、紀元前1000年前から延々と3000年後の現在も続くユダヤ人とアラブ人のパレスチナ紛争をみるに、民族意識の執念が平和への道への困難さを表し、今だ世界は常に緊張状態にある。


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加古川浜の宮の松

2015-08-17 06:14:22 | 日常生活
今年も孫と加古川の浜の宮プールに行った。ここは環境といいプールといい素晴らしい。
開場時間10時までには相当時間の待ちがあったので、今まで行ったことが無かった浜宮天神社を訪ねてみることにした。
浜宮天神社の主祭神は菅原道真公で、学問の神様。九州博多に流される途中に立ち寄り、道真公が直接植えたとされる松が有名。
その松も一代目は明治時代に枯れ、現在の松は二代目で樹齢約500年だそうだ。
だとしても、Wikipediaでは道真公は903年没となっているので、一代目に平行して二代目を育てていたことになるのかな。
境内には”学神の牛”なる黒色と赤色の牛が鎮座しており、ご利益があるのか撫でられ黒光りしていたので、お裾わけしてもらう。
  

何度見ても、参道から見る黒松は美しく、登り竜のような松が多数。
  
松林の中には旧陸軍航空通信学校舎跡のコンクリート基礎が残っており、一時期は約1500人ほどの兵士が駐屯していたとある。
戦後暫くは中学校の校舎になったそうだが、その後取り壊され、跡地に黒松を植えたそうだ。
  

 
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島原のスイーツ・・「秘密のケンミンSHOW」

2015-08-15 06:13:58 | 故郷
13日の「秘密のケンミンSHOW」、長崎スイーツコーナーに故郷島原のスイーツ2件が放送されていた。
「かんざらし」と「だてまき」という甘いお菓子。「だてまき」と言う名を初めて聞いたので調べてみると、生家近くでは「とらまき」と呼んでいたお菓子と同じで、とある菓子屋は「だてまき」と呼んだようだ。どちらも中身はたぶん一緒。

「かんざらし」とは、小さな白玉団子を昔は島原の湧き水で冷やし、蜂蜜や砂糖などで作った特製の蜜をかけたデザートで、昔はどこの家庭でも作っていたが最近は出来物を買うそうだ。また「かんざらし」を提供する店が島原のアーケード街にもある。記憶していることで、かなり以前、島原普賢岳ふもとの焼山(やけやま)で、そこの湧水を利用したそうめん流しがあった。200数年前に普賢岳が大噴火した結果、至るところに湧水が出る場所ができ、特に焼山の湧水は冷たく、島原そうめんを冷たい湧水に流すそうめん流しが有名で、そうめん流しを食べて、ラムネを飲んで、「かんざらし」を食後に食べた。(25年前に普賢岳は再び大噴火し、そのあと、焼山は立ち入り禁止になったと聞いている)白玉団子を甘い特性の砂糖水に混ぜただけなので、格段に旨いと言う印象は持っていないが、上品な味であることは間違いない。それよりもねっとりとした白玉団子の方が旨かったような記憶が残る。
 
 

もう一つの「だてまき」ならぬ「とらまき」は、あんこをカステラ生地でくるっと巻いた和風ロールといったところ。
一番の特徴は中身の餡で、これが非常に旨かった。生家から歩いても10分弱の所にお菓子屋があり、ここで生産していた「とらまき」はたくさん作っていないが、通りから見える店先の棚に10本程並べてあり、子供心に欲しかった。カステラ生地といってもカステラほどの上品さはないが、誰でも合う庶民性があった。
 

こうしてテレビで改めて長崎・島原のスイーツ味を聞くと、確かに非常に甘く設定してあるお菓子が多い。
「だてまき」もそうだが、以前チャレンジしたことがある「ザボン漬け」もザボンの厚い果皮の中に砂糖の塊を煮詰め、出来上がりに更にグラニュー糖をまぶすものだった。今回、テレビに出た菓子屋「藤田チェリー豆本舗」のチェリー豆もそら豆を油で揚げて生姜と砂糖、水あめを炊き合わせたお菓子で土産に良く買った。それはそうと思いだしたが、カステラは非常に上品な感触で好きなお菓子だが、福砂屋のカステラの底に付いたザラメは特に旨く、これを一番に舐めて食べる。
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やっと雨が降ったので”オリーブキッチン”まで

2015-08-14 06:24:26 | 日常生活
13日、久し振りの雨。朝起きると地面が濡れていたので夜降ったと気付く。朝の外気温は24度だが、何となく湿気を感じる。
昨夜降り、少し暑さは遠のいたはずだが、夜の室温は高いままで扇風機を何度も付け直し朝の寝起きは悪かった。
朝はその後、降ったりやんだりの天気が続き、9時半過ぎに晴れてきたので、今日はむし暑い日になるかと愕然としたが、空は一面曇り空。
今度は小雨が降り続き晴れ間の時間も少なくなる。この間、テレビの甲子園をつけると満員の観客。東京の早稲田実業が良い試合運びで勝った。

何日ぶりの雨だろうかとネットで調べてみると、7月の台風11号以来の雨のようだ。8月に入って連日35度前後のこの暑さ、
この猛暑に、もういい加減にしてくれと思っていた矢先の雨で、庭の木々や野菜の水やり不要。まさしく干天の慈雨だろう。
11時過ぎになると、西側から心地よい風が部屋に入ってくるが、なんとなく湿気を含んでいるので今ひとつの肌触り。

久し振りの雨に気分は晴れ、昼飯を食いに直ぐ近くの”オリーブ キッチン ”に出掛ける。
家から野々池貯水池沿いに降りて行くと黒星池に沿って歩いても12,3分の距離だが、陽が照り暑くなったので車で出かける。
車だとかなり大回りになり距離は大分あるが、かかる時間は歩くのと一緒。
この辺は何時ものウォーキング範囲につき、オリーブキッチンの込み具合は知っているつもりだから待ちを覚悟したが、暫く待っただけ。
毎度のことで、前菜のビュッフェを食べただけでもおなかいっぱいになるのを、季節のパスタなるものを注文し更におなかが膨れる。
加えて更にケーキまで注文して食べた(ケーキと言っても一握りの小さいもの)。
    

この場所から田んぼの向うに見える堤防が亀池の堤防。亀池も何時ものウォーキング範囲。
    
コメント
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