野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

結局、引退

2017-11-30 10:15:46 | スポーツ
29日の午後2過ぎ、会見場所の伊勢ヶ浜部屋宿舎である博多の太宰府天満宮に師匠の伊勢ケ浜親方と横綱日馬富士が現れた。
午后2時からの会見に少し遅れて入ってきた伊勢ケ浜親方と日馬富士、会見場に入る前から、多分涙を流していたであろう、伊勢ケ浜親方の目と鼻先はすでに真っ赤。こんな形に引退せねばならない事態に、恐らく悔しくて悔しくてたまらないだろう。用意した紙面を見ながら「本日、横綱の引退届を提出しました」と話す親方の横に座る日馬富士は終始無言。

日馬富士は、引退理由を「横綱の名を傷つけた」と説明。我々相撲ファンが一番聞きたいところだった、貴ノ岩への暴行に至った経緯については「先輩力士として、弟弟子の礼儀礼節を正すことは先輩としての義務だと思う。直すのが先輩の義務だと思っている」と話した。また、九州場所で2日相撲を取って後、暴行事件がスポーツ紙面に発覚した3日目から休場した件については、暴行事件の後、貴ノ岩が謝りに来たので互いに和解したものと考えていたと説明していた。
  

日馬富士の貴ノ岩への暴行事件が明るになった時点で、これは引退の道しかないと感じてきたが、そのうち、報道各社が好奇の目でこの事件を追っ掛けて報道するに至り、暴行事件の本筋よりも相撲界の覇権争いではなかろうかと言う意見が次から次に出て、最近ではとうとうNHKのニューセンター9時のトップ報道までになってくると、日本の最重要案件は相撲取りの件かと多少違和感があった。横審の「非常に厳しい処分が必要」との意見が大勢を占めたとあるので、これはもう引退しか残された道はなく、今後の刑事処罰等を考えると、日馬富士が日本相撲協会の処分を待たずに、みずから引退し記者会見を開くのは、品格を問われる最高位の横綱としての責任のとり方を優先し、傷口をこれ以上深くしないで落ち着かせようとしたのだろう。それにしても、29日のニュースセンター9時のトップは北朝鮮のICBM発射より前に引退が報道され、それほど日馬富士暴行案件は国民的重要案件になってしまった。米朝軍事衝突になれば日本は相当な被害を被る事件なのに、日馬富士が引退しても被害はなく、むしろ被害ゼロ。同じ日の国会討論や北朝鮮のミサイルより日馬富士が最優先で報道されることにものすごく違和感が残った。

しかし、不思議な事件で、日馬富士が頭にきて暴行に至った原因を「弟弟子の礼儀礼節を正すことは先輩としての義務」と説明した言質が気になって仕方ない。加えて、モンゴル力士会なるものが存在し、しかも九州場所直前にモンゴル力士会が開かれ、モンゴル横綱が下位力士を「礼儀礼節を正す」と称して報道によると、数十回素手やリモコンで殴ったという。モンゴル力士会の言う「礼儀礼節を正す」とは一体何なんだろう。相撲界は各部屋ごとに力士への指導方法や指導理念は異なると報道されているので、一般的に考えると、各部屋の力士への「礼儀礼節を正す」は本来部屋の親方が行うべき案件だ。各部屋の親方の指導とは別に、モンゴル力士界特有の「礼儀礼節を正す」理由とは何なんだろう。そして、事件当日、日馬富士、貴ノ岩以外に横綱の白鵬、鶴竜、関脇照ノ富士もいたことが分かっており、対戦することが確実な横綱や関脇が場所直前に皆で酒を飲んでいること自体疑われてもおかしくない。しかも、モンゴル力士の横綱が下位力士に「礼儀礼節を正す」として暴力に至り、日馬富士の暴力が過熱するのを同席したモンゴル横綱や関脇が誰も止めず、暫く見ていたとある。あまりに日馬富士の暴力がエスカレートしたのをみて初めて白鵬や鶴竜が制したらしく、これを斜に構えて暴力を受けた側からみればモンゴル力士会による集団リンチではないのかとする捉え方も出てきた。

そのように考えていると、今日(30日)の神戸新聞5ページに、スポーツ評論家の玉木さんが「モンゴル会の実態把握必要」として、「モンゴル力士が集まったあの夜の是非も考えるべきだ。異国での懇親を断てとは言い難いが。だが星の貸し借りと言う疑惑を指摘する人もおり、もしそうなら問題で、相撲協会は踏み込んだ調査が必要だ」とあった。

段々と事件の詳細が明らかになっており、モンゴル力士会には有無を言わせぬ上下関係があり、そこには「礼儀礼節」なる暗黙事項が存在しているとすれば、それこそ、かっての相撲界にあったされる「八百長」や「無気力相撲」相当だとして捉えられる可能性すらある。飲み会で携帯電話をいじったら、素手やリモコンで数10発頭を殴られ10数張りもホッチキスで縫うような大怪我をさせられるのである。こんな慣習が相撲界にまだ残っているとすれば、この方が最優先に解明すべきとする意見には大いに同意する。

更に加えて言えば、横綱の品格の再確認だと思う。品格などと言うとあまりに抽象的だが、横審が行う横綱推薦、ウキペディアには「横綱になる力士はその地位にふさわしい品格と抜群の力量を要求される」とされている。品格よりも勝つことのほうが大事なんだと言う力士もいるが、それ以上に多くの相撲ファンが、あの相撲は横綱が取るべき相撲ではないと非難や憐れみを掛けられるに至る場合、横審は、横綱を推挙した責任があるので、横綱に注意喚起を促す責任もこれもあってしかるべきだと考えるのはごく自然だと思う。


私は小学校の時期から、家のすぐ後ろにあった海岸の砂場でよく相撲をとった。
左下手を取ってがっちり決めると上級生にも負けなかった。だから大相撲は大好きだ。相撲も野球もテレビで良く観るし、このときばかしは一人楽しめる時間が過ごせる。現役時代、ライブの相撲が観れない時の楽しみは夜のスポーツニュースで全取組のダイジェスト版を楽しみしていた。今は、何時でも見れる。午後6時の相撲が終了すると、次はプロ野球だ。

東日本大震災で、多くのスポーツ選手が避難所の慰問に出かけたが、相撲だけは別格だと感じる時があった。
陛下の慰問と同等に語るのは不敬だとは思うが、「陛下の慰問」と「相撲取りが子供をひょいと持ち上げた瞬間」だけは避難所の多くの人達をホットさせた姿だったように思えた。ほかのスポーツ選手の訪問も勿論素晴らしいが、大きな相撲取りが小さな子供たちを抱える姿は避難所全体をなんとも安心させてしまう光景で、他ではこうは行かない。比較するのも可笑しいが、政治家とは雲泥の差だ。

大相撲には「八百長」など存在しないと思ってきた。見ていて情けなくなるような取組はある。 
家族が応援に来ているときの力士の勝率も高いといわれるが、それも別におかしなことでもないと思う。そんな「人情相撲」は、昔から講談や落語にも語られ、歌舞伎の題材にもなった。落語の『佐野山』は、大横綱の谷風が、小兵ながら人気のあった佐野山と千秋楽でぶつかり、わざと負けてやる話である。佐野山は、母親が大病を患い看病疲れと金欠で、毎日水しか呑まずに初日から9連敗(当時は10日目が千秋楽)。その佐野山に、谷風が勇み足で負けてやる話を、「人情相撲」として皆んなが拍手喝さいして喜んだ。

他のスポーツと違って、あの巨漢の相撲取りが、ほんの数秒間、思い切りぶつかるのだ。毎回同じような相手と相撲を取れば、「情」も入り込むし、「気」の抜けるときや「怪我」を怖れるときもある事を否定はできない。それらの事情を知ったうえで、肉弾の激しいぶつかり合いに驚嘆し、熱戦に拍手を送り、またある時には「気力なし」だと言っては面白可笑しく女房に解説する楽しみが相撲にはある。テレビを見ていて、正直、観ている我々も力士と同じように力が入るのは相撲だけだ。でも、何時も何時もぶつかり合いのガチンコ相撲ばかりでは、テレビを観ていて正直疲れる。 相撲取りがビールを何ダース飲んだとか、一升瓶を何本上げた時と聞くと嬉しくなる。あの巨漢の相撲取りが、ちいさな花札の賭け事をして遊んで何が悪い。・・などと、もう6年ほど前に書いたことがある。
  

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サザンカが咲き始める@野々池貯水池

2017-11-29 06:18:15 | 野々池周辺
野々池貯水池で一番早く咲く赤白色のサザンカ。
例年だと11月の10日前後に咲き始めるが、27日、咲いているのを見た。大方、10日程の遅れ。
赤一色のサザンカが多い中で、白地の花弁が紅色に薄くつつまれたサザンカは珍しい。
全体的にふわーっとした花弁で、特に膨らみ始め頃が可憐で清楚。これが咲くと、次は椿だが来年4月待ち。
  
  
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またも目つぶし?

2017-11-27 06:21:14 | スポーツ
九州場所は、平幕2敗がともに負けて白鵬が遠藤に勝ったので、14日目で白鵬が優勝した。
11日目の取組で嘉風に敗れた際、立会いに不服の態度を示したことを審判部に謝罪した白鵬だったが、14日目の白鵬の相撲は場内大ブーイングだった11日目と変わらず、ずーと前から指摘されている白鵬の相撲となんら変わるものではないように感じた。
 「2017九州場所14日目、白鵬と遠藤の立会い」
テレビ観戦しながら、またやったと一瞬思った。白鵬の手つき不十分で相手の眼を狙い、しかも土俵外に出ている相手にダメ押しをする品格無しの横綱を見てしまった。立ち合いの一瞬が速かったので公開されている動画を何度も見て確認しながら、今日(26日)のサンデーモーニングのスポーツコーナーで2度放送されたのを再度じっと見たが、あれが張り手なら左手の甲は見えるはずだが、手の甲は上を向いているので巧妙に目を狙ったようにしか見えない立会いで、そのために遠藤の動きが一瞬静止したすきに、白鵬が遠藤を押し出したようにみえたので、またやったかと思った。

昨年夏場所の出来事を、SANSPO.COMは「これが横綱か!白鵬、目潰し&変化…品欠く星で全勝ターン/夏場所」と伝えていた。
『大相撲夏場所中日、横綱白鵬が関脇琴勇輝を押し出し8連勝で勝ち越しを決めた。左で張って変化したように見えた立ち合いに、館内は大ブーイング。同じく初日から8連勝を守った大関稀勢の里とは対照的な荒っぽい内容に、罵声も飛んだ。 歓声は、一瞬でエッという驚きと不満の声に変わった。勝負が決まったあとも、ざわめきが止まらない。ブーイングと、不満を訴える罵声-。そんななかで白鵬が8連勝で、勝ち越しを決めた。「下から攻めようと思っていた。あまり覚えていない」、立ち合い、張り差しのように左手を琴勇輝の顔の前に差し出す。すかさず右腕で相手の左腕に強烈エルボー。はじき飛ばすと体を開き、左右ののど輪で押し出した。最後はダメ押ししそうなところで、両手を挙げて“無罪”をアピール。しっかりとダメ押しを止めた? と問われて「そんな感じですね」とうなずいた。
立ち合いの張り手は目つぶしのようで、変化したようにも見えた。場所前に審判部から立ち合いの厳格化が指導され“相撲美”を見直している場所なのに…。NHKで解説を務めた舞の海も「反則ではないんです。ただ、それをしないところに横綱の高い精神性が表れるわけですよ。多くのファンが横綱には勝ち方を求めていますから」と注文をつけた。 先場所の千秋楽は、優勝を決めた結びの一番で横綱日馬富士に対して立ち合いで変化した。「勝ったらなんでもええんか!」とヤジが飛び、優勝インタビューで涙を流したのだが-。そこまでして勝ちたいのか。それとも、そうまでしないと勝てなくなったのか』と書いてあった。

2,3日前の夜の番組、NHKニュースセンタ―9時でも、フリップに書いた横綱の品格とはと何度も解説していたので、やっとNHKのメイン番組が問題化するようになったんかと、「白鵬の立会い」とか「白鵬の品格」で検索すると、でるわでるわ、白鵬の相撲を苦々しく思っている多くの相撲ファンがいるんだと改めて認識させられる。

白鵬の横綱相撲にはがっかりする場面が多すぎると感じてきた。例えば、当ブログの昨年1月にこう書いている。 
『昨日(18日)の大相撲、白鵬の相撲に、またしても拍子抜けするどころか諦めた心境になった。もうみるのも嫌だ。新聞の見出しは「横綱・白鵬また奇襲、右手で栃煌山に「目隠し」。先場所の白鵬の「猫だまし」の次が「目隠し」の注文相撲。立会いの「目隠し」で制すると右に変わって送り出し。すると、さっそく観客の桟敷席から大ブーイング。横綱が勝つと普段は大拍手が起こるものだが、逆現象。「モンゴルに帰れ」との声が出る一方、「変化ではない。頭を使わないと。相撲は力比べではない」と白鵬は意に介せずと新聞には書いてある。相撲は大好きなので、早くからテレビの前に座り観戦しているが、白鵬の相撲は見るのをパスしたくなど情けなくて残念な気持ちになる。これで優勝すれば、来場所の白鵬の相撲はもう見ない。ただただ、モンゴル人の日馬富士、鶴竜に勝ってほしいと切に願う。
  
優勝35回の大横綱が格下の関脇に奇策を繰り出す必要があるのか。相撲ファンが見たいのは、挑戦者の格下に力を出させた上で、圧倒的力量でねじ伏せる横綱だ。その役割を大横綱は宿命的に背負わされており、そのための努力が横綱の責務である。それが出来なくなったら綱を返すべきだと相撲ファンは思っている。白鵬は「相撲は力比べではない」と言う。それは正しいが、下位力士との立会い時の奇襲は単に相撲から逃げた、ごまかしにすぎない。がっちりと受けとめて、そこから相手の力を上手く利用したり、あるいは相手の力を削いで勝ってみせることこそ、「相撲は力比べではない」と言える。我々が大相撲を見るのは、ただ勝つことのみに執着する相撲を横綱に求めるのでは決してない。白鵬には相撲ファンが求める「横綱の品格」が全く感じられない。

加えて言えば、横綱の品格のなさを象徴して書いた、先場所の出来事を再投稿してみるとこうだ。
「観客を興奮の大一番に巻き込む相撲が連続する中、ある場面から急に興ざめで、観客を裏切ってしまう相撲があった。その元凶は何と言って横綱白鵬の相撲二番。 その第一は、何と言っても10日目の白鵬と栃煌山戦。大関や横綱は姑息な手段で相撲を取ってはいけないと思っている。何故なら横綱・大関は協会の象徴であり、 特に横綱は子供たちにとってもヒーローだからだ。格下の対戦相手が奇策に出ても、受けて立つのが横綱である。そんな思いで、毎場所、楽しみにテレビ桟敷で応援しているが、 白鵬・栃煌山の相撲だけはファンの方が苦虫を噛みしめてしまう。納得できない。

好調の栃煌山に前回の対戦で負けていると言っても、勝ちにすがりつくような戦いを見せられたら、誰が喜ぶんだろうか。
強いと言われる横綱に、奇策中の奇策で、相撲漫才でもあるまいし、あっち向いてほいの猫だましをやられたら、高い入場料を払って見に来た桟敷席からも 金返せの声があがるのは自然で、あっけにとられて声も出まい。まさに白鵬の猫だましに大ブーイング。解説の北の富士は「きょうは街に出ないほうがいいよ」と。もう一番は、嘉風をはたきこみで下した白鵬の一番。 先場所は2日目で嘉風に敗れ、翌日から休場していた白鵬。今場所の、この相撲も実にあっけないものだった。白鵬は立ち合い、右を張りながら体を右にずらすと、嘉風は前にばったり崩れ落ちた。決まり手ははたき込みだが、みんなあっけに取られて一瞬空白。 これも解説の北の富士のコメント「まぁ、しかし、受けてほしかったなということでしょう」と。嘉風は取組後、「横綱がまさかという感じだった」と。懸賞を受け取る白鵬から苦笑いが漏れたのをテレビで見て、テレビ桟敷の方が口あんぐりとなってしまう。・・・これが横綱相撲かと。

白鵬は何かと言うと、双葉山の”木鶏の話”や最近は”後の先”をよく使う。だけど、少なくとも、目くらましの奇襲は”後の先”の対極にあるもの。 金星を狙って、あらゆる秘策、奇策を総動員して向かってくる挑戦者に、正面から受けて立つ。相撲ファンが横綱に望むのは、そんな大勝負であるはず。かって朝青龍はヒール性を前面に出し、勝つ事のみが正義だと相撲をとっていた。これはこれで朝青龍の人気要因だし相撲ファンもそう認識していた。白鵬の相撲には朝青龍に似たヒール性が覗き見えるのに、相撲界の至宝である大鵬や双葉山を持ち出すから、ファンには受け入れ難い。今の大相撲界で白鵬は第一人者たる実力を持っているだけに、勝ちたいばかしのこうした拍子抜けの相撲を取るのが残念でならない。』


白鵬の相撲には悪さが目立ち過ぎのようだ。
こんな記事もあった「良いことは話題にならないが、悪いことは話題になりやすい。悪い意味で目立ちやすく、気の毒だがだからこそ普段の行動や土俵上での態度に細心の注意を払って欲しい。全ては白鵬が圧倒的だからなのだが、そういう要求すら求められる力士なのだと思う。ましてや今場所は、日馬富士の騒動がこれだけ話題に登り続けた。はっきり言って異常な場所だ。ここまで相撲が話題になり続けた場所は記憶にない」

白鵬の相撲やマスコミに好奇な目で日夜報道されている日馬富士の暴力騒動を見ると、相撲界はいかにも閉鎖的象徴として報道されている印象すらある。だからこそ、相撲界の頂点に位置しかつ象徴でもある横綱は世間の激しい目で常に見られているので、ことさら神経をとがらして日頃から活動すべきだろう。例えルール違反ではないとしても、判断するのは一相撲ファンや相撲には縁のない一素人なのだ。立会いの奇襲はルール違反でないとしても、それを判断するのは我々相撲好きな素人だ。確かに40回優勝は記録に残るかもしれないが、強い横綱だったという印象ではなく、勝つためには何でもする横綱だったなーと言う印象を我々日本の相撲ファンはもってしまうかもしれない。


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オキザリスと思うが

2017-11-24 06:19:03 | 
  「バベの根元、大きな甕周りのオキザリス」
庭のど真ん中に植えているバベの樹の根元に置いている大壺の周辺、今、オキザリスと思うが一面に咲いている。
あまりに繁殖するので、夏の終わり、バベの根元の草取りをする際、雑草と一緒に全てのオキザリスを抜き取ったと思っていたが、
球根(多分)はそのまま残っていたようだ。それがあれよあれよと言う間に、バベの根元1m半径の面積一面に再び蔓延ってきた。
花は夜間や雨天時には閉じていて、日中の日ざしを受けるとロート状に大きく開くが、ジーット見ているとなかなか面白い。
 
 
冬もすぐそこ、庭のシュウメイギクやゼラニウムは盛りはとっくに過ぎ、細々と花を付けている。
だから、今の季節では、かなりの面積を占有しているオキザリスのピンクだけが良く目立つ。     
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立会いに不満?

2017-11-23 09:54:10 | スポーツ
何とも後味の極めて悪い相撲を、昨日(22日)打ち止め相撲で見てしまった。
その後のNHKニュースでも何度も見たが、勝ちへの執念がそうさせたとする解説もあるが、多くの相撲ファンの声は逆で、見苦しいと言う意見が大多数だ。それは、大相撲九州場所で11日目の22日、横綱白鵬と関脇嘉風との相撲で起こった。勝負が決まった後も土俵下で不満そうな表情を1分以上も立ち竦くみ軍配に不満を訴えているようにも見え、審判に促されて土俵に上がってもなお、嘉風へ賞金が渡せされてもなお、恨めしそうに賞金を眺めて立ちすくす横綱白鵬がいた。テレビに映る、横綱らしからぬ異例の行動に場内は騒然となったが、5人の勝負審判は手を挙げない。それもそうだ、軍配は返り、先に立ち左を張って立った白鵬は、嘉風にもろ差しを許すと突然力を緩めたようにも見え、そのまま土俵下に押し出された。白鵬は「待った」と言いたいらしい。後から動画を見ると、嘉風がふわーっと立ったようにも見えるが、これも立会いの妙技で、白鵬がいつも使う立会いの手を相手が使うと「待った」はダメだろう、しかも巷では大横綱と言われている相撲取りだ。理事長も「白鵬の勘違い。嘉風がちょっと遅れたと判断したんだろう。自分で決めてはいけない」と話したと報道にあるが、その通りだ。
   「九州場所11日目」
白鵬は、新聞に「納得いかないはないけど、やっぱり呼吸が合わなかった」と話したとあるが、動画を何度も見てみたが、両者とも両手をキチンとつけて立ち上がり、しかも白鵬がやや早く立っているので誰が見ても「問題なし」とするのが真っ当な意見。その後、NHKで話した嘉風の意見は「行司さんの『残った』の声が聞こえたので、しっかり横綱のふところに入っていこうと思っていた。うまくいきました」と冷静に答えていた。

こうした白鵬の一方的な自己判断に、負けてダダをこねているだけの姿に、NHKアナウンサーも「白鵬が手を挙げてアピールしていますが、これはもう成立しています。白鵬戻らない。これはダメです。もう勝負は成立している。こんなシーンは見たことがありません」と話し、また相撲愛好家のやくみつるさんも「出場停止です。それぐらい重要なこと」と断じたある。まさに大横綱と一部には言われている白鵬の一方的な見苦しい姿にただただ唖然とテレビをみてしまった。それでなくとも、今場所の大相撲、日馬富士の暴力事件に端を発し、今は貴乃花親方の協会との確執が表に出て土俵外は好奇に晒されているのに、たった一人土俵に残った横綱の、今度は土俵上で白鵬の悪さか目立ち過ぎては見苦しさこの上になく、今場所は大相撲の歴史に汚点を残すことになってしまった。
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どうしたことか、5敗目で休場

2017-11-22 06:12:09 | スポーツ
横綱・稀勢の里が「左足首の痛みが引かない」として今日(21日)、10日目からから休場すると朝のネットにあった。
稀勢の里の休場は4場所連続5度目となり、このままでは次の出場場所で進退問題が浮上する可能性も出てくるおそれがある。
九州場所の稀勢の里、初日の相撲からおかしいと感じていた。初日、玉鷲との取組で、今迄もそうだったが、一発立会いで決まらない時の稀勢の里の相撲は総じて負ける時が多い。加えて、多分、3場所連続の休場明けの体も完調ではない状態で、不安を抱えたままの初日、過去圧倒的優位にあった玉鷲との相撲にあっさりと負けた。休場明けの日本人横綱の土俵に相撲ファンの期待は大きすぎたのだろうか、その後の稀勢の里の相撲には元気さが全く見られず覇気がない。

「9日目:左下手を取っても押しきれない稀勢の里は逆に宝富士の下手投げに土俵を割る」
そして、昨日、9日目の相手は稀勢の里13連勝中の平幕宝富士。立ち合いで左下手を取った稀勢の里、あとは寄り切るだけの楽勝と思った。だが、土俵際に追い込むも押しきれない。その後、攻めるわけでもなく土俵上に静止、再び土俵際まで押込むが、体を開いた宝富士の下手投げにもろくも崩れ完敗。宝富士曰く「稀勢の里は軽かった」だそうだ。テレビ桟敷で見ていて、稀勢の里の相撲に力強さが全く感じられず、それでも責任感の強い稀勢の里だけに、このまま千秋楽まで行くのかと案じたが、休場するとの報道に安堵した。平幕に簡単に負ける横綱の相撲なんか見たくもないのだ。怪我した左下手も右上手もちゃんと使えている。しかし、初日から見ているが、何となく足運びがバタバタで下半身の足腰が衰えている感じがする。左を刺して勝てる形に持ち込んでも力が相手に伝わらず安定しないのだ。

それが最も顕著に感じられたのは8日目の平幕逸ノ城との相撲だった。それは非常に呆気ない負け方だった。こんなに力が出ない稀勢の里の相撲をテレビで見て、がっかりと言うより情けなかった。と言うのは、稀勢の里の大関推挙時に感じた「物怖じしない気の強さと、鋭い眼光、強い力士との睨みあいが高揚すると赤みを帯びる容貌等、相撲ファンとっては堪らない魅力」から横綱に至るまで、大いに期待してきたものだ。今年一月、横綱推挙の、その口上は「横綱の名に恥じぬよう精進」とし、その時感じたことは、稀勢の里には、大関魁皇(浅香山親方)を横綱にしたような力士になってほしいと思っていた。魁皇の人柄を端的に表現するのに「気は優しくて力持ち、真面目で努力家、潔い-金太郎のような、お相撲さん」と常に言われてきた。ごく普通の日本人が強い相撲取りに求める、「日本人の道義の基本を示してくれた力士」になって欲しいとも思ってきた。それはまた、みんな大好きお相撲さんと言う意味でもある。その期待を一身に背負う力士が今日から休場、何とも言えない寂しい気持になった。現在の4人の横綱のうち、日馬富士は暴力問題で進退が問われること必定で、鶴竜は休場続きでこのまま引退の可能性すらある。仮に下半身が弱くなった稀勢の里の復活が見込めない等と思いたくもないが、一部ネット記事にあった「来年の今頃は横綱が1人になっているかも」と言う親方の声が、このままだと「来年の今頃」どころではなくなった。
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今の時期@花と緑の学習園

2017-11-20 06:14:33 | 野々池周辺
今日(19日)は神戸マラソンの日につき神戸新聞は交通規制を通知している。
朝からやや強い北風が吹き、陽が当たっている場所とそうでない場所では寒さが一変し、
加えてまともに風を受ける道とそうでない道が混在するので、自転車を漕ぐ足が重い。
今日は用事があって、野々池貯水池を通って西明石方面に出かけたついでに「花と緑の学習園」に寄ってみた。
       「花と緑の学習園」
  

園内は寒い中、子供連れ2組がお茶休憩中、研修室は10人ほどが盆栽鉢植え研修中の様子。
園内では何も花は咲いておらず、ユリノキの大木の葉が一面に赤黄色に染まり、上の方から徐々に落ち葉で降って来た。
陽が陰ってきたので早々と園を後して野々池貯水池に戻って上がった途端、更に北風が強くなってきた。
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雑感

2017-11-17 09:47:54 | その他
今朝(17日)の朝は少し寒さを感じ、寝起きに温度計をみると11.5度。
部屋の5か所に色んなタイプの温度計を置いているので、少しでも違和感を感じるとすぐに温度形を見る癖がついている。で、今日の朝の室温で最も低い個所は窓の近くにおいた温度計が8度を示した。車の外気温は3度。これを見て気分は一挙に寒さが増した。今まで、一番の寒さでも外気温は8度あったので、5度も下がっている。それでも冬の寒さとは違い、吐く息は白くならないし、身震いするほどの事もなし。天気予報は、当面、この寒さが続くと言っている。

ここ数日前から大相撲が始まったので、5時前からテレビの前に座っていることが多いが、それにしても、昼間のニュースや昼間の番組が大相撲の日馬富士事件を多くの時間を割いて報道している。スポーツ、ましてや大相撲とはとんと縁がないようなコメンテイターが、もっともらしくコメントしているのを聞くと何となく違和感を感じ、チャンネルを替えると別のコメンテイターがまた違う視点でコメントしている。それも、ニュースソースが元横綱朝青龍だったり、貴ノ岩の兄だとか関係者だったりするが、一様に似たような現場状況を説明しているものの少しづつ違う。昨日は現場に同席していたとされる横綱白鵬のコメントも報道され、以前の報道とは少し違う発言であった。好きな大相撲の、しかも現役横綱の暴行事件で、せっかく盛り上がってきた相撲人気に大きく影響する事件でもあり、いま本番中の九州場所に大きく影響し観客の入りに影響するだろうかとテレビを見るも、変わらず大入り満員。大相撲ファンの一人として、この事件に興味があって新聞やニュースは読むことにしているが、既に警察の事情聴取も始まったとある。

それにしても、何とも不可思議な事件で、負傷を受けた貴ノ岩の親方元横綱貴乃花の動向がどうも不可解らしい。また、貴ノ岩が出した警察への診断書は「骨折」なしで、親方が提出したとされる協会への診断書には「頭部の骨折などで全治2週間」などと記されているらしい。はたまた、貴乃花親方の協会への不信感もあるとの説もありで、こんなに色んな異なる情報が飛び交うと、テレビのコメンテイター独自の意見も相まって、事実が空中に飛んでいる。情報と登場人物だけが増え、事態は混乱しているので、新聞やテレビの日馬富士のニュースが出ると聞き耳を立ててしまう自分がいる。

普通なら骨折を含む傷害事件なので日馬富士はそれ相当の覚悟がいるし、日本の国技とされる相撲の、その横綱の品格と言う点から見れば、引退相当に値する事件だと思うが、今は、それを通り越して日馬富士が、あるいは大相撲協会の自浄作用がないと袋叩きにされている感がしてきたのは、大相撲ファンとしていささか残念な思いだ。

今日の朝は今まで一番の寒さだったが、今の時間の空は青空で快晴。博多の空も多分青空だろう。稀勢の里の相撲は足運びに今一つ不安、白鵬は何時もよりイライラした相撲だったと昨日は見えたが、今日の相撲はどうだろうか。
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不調・不祥事で始まった九州場所

2017-11-15 06:18:47 | スポーツ
大相撲九州場所、3場所休場明けの稀勢の里の初日相撲は、惨めな結果だった。
今迄もそうだったが、一発立会いで決まらない時の稀勢の里の相撲は総じて負ける時が多い。多分、不安なんだろうと思う。NHK解説の北の富士も取組後言っていたが、「不安で不安で相撲が取れる精神状態じゃない」だそうだ。確かに立会い時の稀勢の里はテレビ観戦していてそう見えた。15年以上に及ぶ力士人生で初めての全休明けで、多くの相撲ファンのみならず、今場所最大の注目点は稀勢の里の復調はどうだと言うこと。稀勢の里本人の「準備はできた」と不安を打ち消すように前向きな言葉をネット記事に見ることはできても、あの相撲では完調ではないなと直ぐわかった。四度目の立会で右から張って左を差し、NHKアナウンサーも左がさせたと大声が言うもすぐにふりほどかれる。右のどわ、左押しで反撃され腰が浮く。顔をそむけるように上体が立って押し出された。肝心の“左”はやはり、まだ万全ではないように見えた。取組前、北の富士は休場明けの稀勢の里初日の相手として、これ以上ない人選だと言って、過去9連勝の玉鷲に負けたのではどうしようもなく残念。
   「右張りさしに行くも立会いあわず、結局4度めに立つ」
その後、花道を引き揚げる途中、付け人の前でさがりをたたきつけるように右腕を振りかぶったが、何とかこらえた。こんな稀勢の里を見たのは初めてだ。同じく、北の富士の弁「この相手にこういう負け方をしていると、あすからが。お先真っ暗とはいわないけど、ちょっと心配。仕上げてきたといっても、仕上がっていなかった。足腰が弱ってきている」と2日目の阿武咲との一番を心配していた。その阿武咲は初日、日馬富士をはたき込みで勝った。阿武咲の当たりが良く日馬富士を慌てさせた結果が、うまく日馬富士をかわした。動きのいい、その阿武咲と二日目にあたる。

二日目、わずか1秒弱で決着。前日、日馬富士に勝った阿武咲との勝負。立会いの瞬間、阿武咲の右脇下を強烈に左で突くと、即、阿武咲はべったりと両手をついた。この勝負が自信を取り戻す一番になってくれたら良いがと密かに期待するしかあるまい。

蚤の心臓と言われ続け、プレッシャーに弱い稀勢の里、3場所休場明けの初日はバタバタとかっての弱い稀勢の里の姿を見てしまった。もととも責任感の強い稀勢の里の両肩には日本人横綱の重責がぎっしりと覆いかぶさっているように思えるが、同じく休場開けの白鵬が元気なので綱の責任は白鵬に任せ、自分の相撲だけに集中した方が良いのではと思う。

それにしても、九州場所は横綱の汚点・不祥事がふたつある。一つは、場所前は絶好調と言われながら、通算9度目で今年に入って5度目で4場所連続の休場となる横綱鶴竜。1年のほとんどを休みながら、場所直前に古傷を悪化させるような力士に、土俵上で進退を問う必要などなく、横審は引退勧告せよとの強い意見もあるが、その通りだと思う。もう一つは日馬富士の暴力事件。日馬富士は場所前、宴席で同じモンゴル力士貴ノ岩に絡み、態度が気に入らないことを理由にビール瓶で頭を殴打した疑いが持たれていると、今日の朝のネット速報に出た。貴ノ岩は初日から休場が続いている。事件は10月26日とあるが、何故、場所も始まって3日目の今日、露見したのだろうか。日馬富士は今日(14日)から休場届を出したとあったが、これこそ引退相当の不祥事だろう。
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リンドウ@野々池貯水池

2017-11-13 06:18:53 | 野々池周辺
例年だと10月末には咲いているはずの野々池貯水池のリンドウは、今年は11月になっても見る事はできなかったが、
やっと、9日、3本だけ咲いているのを見つけた。その後、12日も開花状況を確認しに行くも咲いている個体は同じく3個。
今年は遅いのだろうか、末頃また見に行ってみようと思う。11月になって、朝の気温は10度切ることもままあるものの、
それでも昼間晴れると17、18近辺まで温度が上り、日が照っている個所を選んで速足ウォーキングすると少し汗をかく程度の暖かさ。
 
 
17、18度くらいの暖かさであれば、野々池ジョギングコースはランニングする人が数人、ウォーキングする人数人。
ランニングする人は結構な速さでジョギングコースをすっ飛ばしているが、今の時期、女性ランナーが夏場に比べ少ないようだ。
来週の半ば頃から急に寒くなるらしいと予報されているので、早く炬燵を準備せよと女房から催促多い。 
   
  
  

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