野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

コロナ治療薬@首相記者会見(3/28)

2020-03-30 06:32:46 | その他
28日午後6時から「首相記者会見」が行われると聞いて、すわ非常事態宣言かと身構えたが、そうではなく、日本は欧米のような緊急事態には至っておらず瀬戸際の状態だと説明があった。でも幾ら景気対策等の説明があっても治療薬やワクチンがなければ、このコロナ騒動の着陸点はないと思うので、首相会見でコロナの治療薬やワクチンの開発状況の進捗説明があるかどうかだったが、あった。産経新聞ネット記事から治療薬に関する説明の項を書き写してみた。
以下は会見内容の一部。
「政府としても1日も早く皆さんの不安を解消できるよう、有効な治療薬やワクチンの開発を世界の英知を結集して、加速してまいります。 わが国では、4つの薬について、すでに観察研究としての投与を開始しています。このうち新型インフルエンザの治療薬として承認を受け、副作用なども判明しているアビガンについては、これまで数十例で投与が行われています。ウイルスの増殖を防ぐ薬であり、すでに症状の改善に効果が出ているとの報告もあります」  「『アビガン』には、海外の多くの国から関心が寄せられており、今後希望する国々と協力しながら、臨床研究を拡大するとともに、薬の増産をスタートします。新型コロナウイルス感染症の治療薬として、正式に承認するに当たって必要となる治験プロセスも開始する考えです。  エボラ出血熱の治療薬として開発されていた『レムデシビル』については、日米が中心となった国際共同治験がスタートしています。  そして、5つ目の有力候補として膵炎(すいえん)の治療薬に承認されている『フサン』について今後観察研究として、事前に同意を得た患者の皆さんへの投与をスタートする予定です。さらには現在、治療薬やワクチンなどの開発に向けて、大学や民間企業でもさまざまな動きが出てきています。」
日本で開発が進行している5種類の治療薬の内、3種の治療薬の名前が挙げられた。日本で開発されたアビガンは既に中国でコロナの治療薬として認可されていると聞いており、首相会見では薬の増産と諸外国への提供についても話があった。これ等は朗報で早めの適用を期待したい。

一方、ワクチンの開発進捗状況については説明がなかった。
しかし、ネット上には、ここ数日、日本でも接種されているBCGがコロナのワクチンとして有効ではという記事がある。ワクチンさえ見つければ、インフルエンザ同様にコロナに感染しても軽い症状で留めることができるし、最悪重症化が防げる。そのBCG接種について、よく見るNHKニュースウエブの27日記事「豪 BCGワクチン 新型コロナウイルスに有効か臨床試験へ」にこうあった。「オーストラリアの研究機関は、新型コロナウイルスに有効かどうかを確認するため、結核予防に使われるBCGワクチンの臨床試験を行うと発表しました。オーストラリア南東部メルボルンにある「マードック・チルドレンズ研究所」によりますと、臨床試験は、オーストラリア各地の医療従事者4000人を対象に行われます。BCGワクチンは、人間の免疫機能を高める作用があるということで、これまでの研究では、類似したウイルスに感染した人にBCGワクチンを使うと、ウイルスの数を減少させる効果が認められたとしています。研究所では、ワクチンの有効性が確認されれば、新型コロナウイルスに特化したワクチンが開発されるまでの時間をかせぐことができるとして、期待感を示しています」とある。

BCG接種がコロナ感染よる重症化を低減するワクチンだとすれば、日本人は幼少期、殆どがBCG接種をうけているので、すでにコロナと闘う抗体を持っていることになる。これは朗報だ。我々リスクグループも、かっての大昔、ツベルクリン反応検査を行い、陰性者に対してBCG接種を受けるもなかなか赤く腫れ上がらず、毎年、BCG接種を受けた記憶がある。

で、他のBCG接種とコロナ抗体に関する記事を調べていたら、同じく27日、池田信夫さんのブログ「日本型BCGで新型コロナの免疫ができる?
のなかに、「医学的にBCGの有効性が確認されたわけではないが、世界各国で臨床試験が始まっている。Scienceは「BCGでコロナの抗体ができるかどうかは疑問だが、人体への影響を弱めることは考えられる」という専門家の意見を紹介している。だが、BCGでも接種株の種類によってコロナによる死亡率の関係があるようで、日本株、ロシア株、ブラジル株のBCG株を接種した国の死亡率は少ないとあった。欧州で採用しているBCGデンマーク株はコロナへの効果は日本株等に比べ少ないらしい。コロナは世界中で均等に感染爆発してもおかしくないのに、それが日本で起こっておらず死亡率も少ないのは、すでに多くの日本人が抗体をもっているからか、肺炎に至るのを防ぐ効果があると考えるのが自然だという意見だ。だとすれば、日本人はすでに多くの集団免疫を獲得し、自粛や封じ込めは無意味だとしている。ただ、厚生労働省のHPによると、BCG接種の効果は10~15年らしいとあるので、日本人のリスクグループではBCG抗体が無くなっている可能性もある。 コロナのワクチンが完成するには相当な時間が掛かるとしているので、仮にBCG接種がコロナワクチンの前哨戦となれば、その間のつなぎにもなるので、都市封鎖を止めて経済の活性化を図るべしという意見には賛成だ。で、今日(29日)、BCG接種とコロナについて、東北大の先生が非常に分かりやすいブログ「【追記しました】新型コロナウイルスとBCG」を書いているが、これを読むとコロナワクチンもすぐだ。

何れにしても、コロナワクチンの見込みや治療薬の投与も間もなくとなれば、明るい世界が近々に見れる。
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一番に咲いた桜@野々池貯水池

2020-03-28 06:27:40 | 野々池周辺
ネットを見ていると、神戸地方気象台は26日午前、神戸市内での桜(ソメイヨシノ)の開花を発表したとあった。
神戸の開花標準木は王子動物園で、桜の見ごろは約1週間後になりそうだという。そして、ウェザーニューズによる明石公園の桜は、26日に開花、今月末に五部咲きと言っている。27日の神戸新聞に、「コロナで花見はできなくとも、変わらず季節は巡り、自然が迎えてくれる」とある。そうだ、暗いニュースが多くても、桜は変わらず咲く。満開の明石公園に行かなくとも、すぐそばの野々池貯水池周辺の、桜の花の匂いからでも春を感じることができる。

明石の野々池貯水池、西明石緑道や神戸市西区中野の幹線道路はまだ固い蕾が多いが、毎年最初に咲くのは決まって野々池貯水池の枝垂れ桜で、3月25日だった。一番早く咲くとされるソメイヨシノは未だ蕾のままの状態。野々池貯水池の「枝垂れ桜」は西明石緑道終点近くに大木が二本あるが、今咲いているのは、それではなく、背丈も2m弱の小さい枝垂れ桜の樹。
      
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朝乃山、大関昇進

2020-03-27 06:27:09 | スポーツ
25日、関脇・朝乃山の大関昇進が正式に決まった。
  朝乃山は19年九州場所に新小結で11勝、関脇となった20年初場所は10勝を挙げ、今場所は11勝で大関昇進の目安となる「三役での直近3場所33勝」に1勝届かなかったが、千秋楽で大関・貴景勝を破るなどの相撲内容を高く評価されたとあった。過去にも、豪栄道と稀勢の里が32勝で昇進している事例もあるので、要は力量や相撲内容が大関として評価されるかどうかだろう。

今場所、一人でも横綱を倒しておけば、例え11勝でも文句の付けようもなかったが、負けたとはいえ横綱と劣らぬ相撲で、千秋楽では大関貴景勝を破ったので、大関推挙は問題なしと思う。朝乃山の相撲を見ていつも思う事だが、どの相撲も常に堂々とした相撲に感心する。横綱二人は何かと理由をつけて直ぐ休み、体力が回復すると出てきては張り手連発の荒らしい相撲を見せこれが伝統ある日本の横綱かと、顔をしかめる場面が多かっただけに、朝乃山はその真反対で、どの力士と当たっても卑怯な手を使わず、堂々とした真っ向勝負の相撲は、現下の横綱以上に日本人が大好きな相撲取りNO1だと思う。

朝乃山の、堂々たる相撲っぷりもそうだが、それ以上に力士として好感がもてるのは、堂々たる体格もある。この体に加えての堂々たる相撲、その将来性は相当に高い。これからどんどん強くなっていくだろうし、ますます前途洋々の相撲人生が待っているような気がする。
ずっと前、大好きな相撲取りに魁皇を挙げたことがある。
魁皇を言えば、「現役時の魁皇は、それこそ『気は優しくて力持ち、真面目で努力家、潔い』-金太郎のような『お相撲さん』らしい力士で、しかも九州出身、日本人の道義の基本を示してくれた力士でもあった』と以前の本ブログにも書いたことがある。一度や、浅香山親方がNKHの「鶴瓶の家族に乾杯」の九州人吉編に出演していた。そのときの浅香山親方の話し方や焼酎大好きという表情がごく自然だった。浅香山親方がテレビ解説に出ると、大相撲の雰囲気が一気に和んで茶の間に一気に近づいてくるから、当方もテレビ場面に釘づけになってくる。相撲の現役を引退しても、なお大好きな部類に入る相撲取りはそうざらにいるものではないが、その筆頭が浅香山親方(魁皇)で、魁皇の素晴らしを持っている現役の力士はといえば、朝乃山だと思う。

一方、今場所優勝の白鵬の相撲。見ておれん。例えば、白鵬と正代戦、立ち合いから強烈な右張り手を繰り出す白鵬。その後も2,3度と繰り出す張り手の応酬、これで正代の気力を奪うはずだったが、この日の正代は張られても顔を上げず応戦する。このあたりから白鵬は平常心を失い、結局、反対に正代は冷静に白鵬の脇の甘さをついて、もろ差しとなって正代の勝ち。翌日の白鵬と朝乃山戦、朝乃山は昨日の白鵬の張り手を警戒して一瞬立ち遅れたとように見えた、その瞬間、白鵬は張り手を出さず優位な態勢に持ち込み、白鵬が勝った。白鵬の作戦勝ちと言えばそうだが、これが横綱相撲かと吐き気がした。白鵬は奇襲など取らずがっぷり組んでいけば、多くの相撲ファンが望む大好きお相撲さんになれるのに、負がこむと嫌われ相撲に走るので、それさえなければいいのにな~思えど、15日間終ってみると、結局大嫌いな横綱になる。
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杏子の花、今年は結実するかな?

2020-03-25 06:23:45 | 野々池周辺
毎年、この時期に、野々池貯水池の杏子の花が咲く。
昨年の花数は本当に少なかったが、一変、今年は多く咲いている。花はちょうど満開を過ぎ、触るとパラパラと落ちる。これだと、少し強い風が吹くと直ぐに花弁が散ってしまうので、もう二、三日もすると散り始めるのだろう。さてと、今年は何個の実がなるのかな~。 
    
    

このところの数日、5日置きぐらいに雨が降り、気温も20度近辺まで上昇したかと思うと、14,5度まで低下すると言う変動が大きい。風が吹くと、20度の気温でも寒さを感じるも、春特有の風なので、心は和む。他方、胸騒ぎは増し、新聞報道は変わらず世界のコロナの猛威を主に報道中。米国のトランプ政権はコロナ対策に当初計画の2倍の最大2兆ドル(約220兆円)に達すると表明した。米国国内総生産(GDP)の10%近い規模だ。国内の規模は30兆円規模になる見込みだと報道があった。つれて、日経平均も変動が大きい。しかし気になるのはNY原油価格の低下。経済不況に伴う各産油国の原油生産調整の合意ならず、結果、原油価格がさがっているので、これも世界の景気復帰の足かせになっているとの報道有り。昨日24日、日経は18,000円を、NYダウは20,000$を回復した。また、今夏の東京五輪・パラリンピックを1年程度延期し、遅くても2021年夏までに開催すると確認されたと報道もあった。このまま暖かさに連れて少しづつでも世界経済が回復してくれたらと期待している。
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コロナで思い出した映画

2020-03-23 06:20:59 | 映画
コロナで世界中が大混乱に陥っているが、日本は欧州や中国より致死者数が圧倒的に少なく上手く管理されていると思う。
感染者数が少ないから死者数も少ないとするTV解説を聞いたことがあるが、感染者は検査有無や検査手法によって違いがあると聞いたので感染者数の大小は重要ではなく、あくまでコロナによる死者を少なくすることが最重要で、その点、日本医療の考え方は優れている。また、ドイツで開発中のコロナ治療薬をアメリカのトランプ大統領が高額な費用で独り占めしようとした報道が流れる中で、一方では、中国とアメリカが主原因説を夫々に押し付けるという中傷合戦をやっている。こうなると、ウイルスそっちのけの国家の覇権争いまでに発展しているのが現状。

ところで、コロナの世界的蔓延で混乱しているが、これによく似た映画(2011年)があったのを思い出した。
当時、贔屓にしたマットデイモンが主演する映画だということで近くのビデオ屋で借りて見た。その際、映画を見た印象を本ブログにも書いていたのを思いだした。「事実は小説よりも奇なり」と言うが、今、現実の世界で実際に起こっているコロナの恐怖は、空想の映画より遥かに恐怖を持ちこんだようにもみえる。
 「コンテイジョン」
ストーリー:
「咳と発熱の症状で東京を始め世界各地で死者が続出し、米国でも、ミッチ(マット・デイモン)の妻・ベスが香港から帰宅した二日後、 原因不明の咳と発熱で自宅で息を引き取り、息子クラークも同様な症状で死亡。一方、東京の死亡事件をネット情報でみたフリージャーナリストは、政府が世界規模に拡大しつつある伝染病を隠しているのではないかとブログで世界発信し、世界中の閲覧者の支持を得てくると、レンギョウ(漢方薬)がこの感染症の特効薬だというデマをながし、人々をパニックに落とし入れ金儲けを目論む。一方、カリフォルニア大学の医師が、病原の新種ウィルスを解明し、WHOは世界大流行を宣言。ワクチン開発が急がれるが、ウィルスの突然変異に追いつかず、感染はどんどん進んでいく。 結局、ウイルス学者が偶然発見したワクチンを自分に注射して、世界的事件は解決していく」

で、マット・デイモンの活躍を期待してDVDを借りてきたが、全体的に中途半端な映画で、期待外れだった。
冒頭から数十分間の間は、急速に感染が拡大し、感染を恐れて買い溜めや強奪する人、ネットで騒ぎながら一攫千金を狙うフリー記者、これらは輪場感があって引き付けられ、マット・デイモンの活躍がこれから始まるのだと期待して観ていた。だが、感染経路の捜査や、感染源に辿り着く場面までには緊迫感が全く伝わらないし、ワクチンが偶然発見されると、途端にトーンダウンしてしまい、結局、「あれ、これで映画は終わりか?」と肩透かしを喰らった。大物俳優マット・デイモンの役割は何だったの?

最後の場面は、ジャングルで、バナナを餌にしたコウモリから落ちてきた糞を食べた子豚が中華料理店に売られ、料理長は子豚料理の途中、血の付いた手をエプロンで拭きながら、挨拶にきたミッチ(マット・デイモン)の妻・ベスと握手した。これが世界中にウイルスが伝染するのが一日目。そして、映画の冒頭に戻る・・・。奇しくも、豚舎に飛来してきたコウモリは製薬会社の研究敷地に栽培されているバナナを食べた。新種のウイルスを退治するワクチンが世界に無い中、利益追求の製薬会社が裏で繋がっているかのようなエンディングだったが、なんだか妙だ。

あえて、一番面白い場面ではと期待していたのに、当て外れだった事と言えば、東京情報をネットでみたフリージャーナリストは、自らのブログでレンギョウがこの感染症の特効薬だというデマを流し、人々をパニックに落とし入れたA級戦犯。ウイルスとか放射能のような目に見えないパニック恐怖の伝播は、ネットよって一瞬に世界中に流れ、パニックはパニックを呼び込み、限りなく悪い方向に転がる。さー、これからどうなるんだと期待したが、ところが裏取りに乗ったジャーナリストはあっけなく逮捕。な~んだ。

例えば、こんなことを妄想していた。
デマがデマを呼び混乱を助長する、この場面が最も面白く演出できる所なので、例えば、テロ組織がパニックを更に引き起こし、信じた市民が国会や最高指導者の暗殺をも目論見、国家転覆一歩まで迫る。テロ組織と裏で繋がっていた、製薬会社は特効薬でぼろ儲けする。この組織を嗅ぎつけたマット・デーモンが国家の援助が得られない状況下で、悪の首謀者をやっつける。こんな場面が見たかったな。これが、危機の現実に遭遇した場合のリーダーに求められる資質だから。

**************:上記ブログは2012年に書いているが、当時は、2011年に発生した福島の原発事故発生から日も浅く、原発による放射能被害の風評が溢れかえっていた。この放射能とウイルスの共に目に見えない恐怖感が風評被害を生んだ。下記は放射能の風評被害の凄まじさを自分なりを感じて書いたもの。
「それにしても、日本での原発による風評被害はすさまじい。
戦時中の長崎への原子爆弾投下被害を調査している長崎大学の「被爆者医療センターの福島原発に関するQ&A(現在、消去されている)」には放射能に関するリスクが回答してある。 また、別の報告では、癌死亡率は100mSv以下では統計的に検出できないほど小さく、受動喫煙と同じぐらいで、放射線のリスクは喫煙よりはるかに小さいという報告もあって、放射能の危険性度合いは有る程度把握されている。が、それよりも遥かに小さい放射能レベルの瓦礫を受け入れる地域や団体が少ないとメディアが報道する。「あの日を忘れてはいけない・・・」とマスコミに言われなくとも、昨年の大地震と大津波を忘れてる人など誰もいない。それよりも、被災地そっちのけで「放射能だ!」と大騒ぎして、スーパーの食料品棚を空っぽにしたり、放射能はうつると発言する大臣の方が深刻で、これが現実の姿」

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春、一番最初に咲いた庭のチュウリップ

2020-03-20 07:46:06 | 
2020年春、暖かい日が続いている。
家の庭は、冬を過ごしたクリスマスローズ、ヒマラヤユキノシタ、パンジー、シクラメンが変わらずに咲き続けている。そして今、春の花、チュウリップが咲き始めた。今年一番最初に咲いたチュウリップは昨年と同じ、黄色のチュウリップで、一昨年新しく購入したもの。
   
 
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粛々と指示に従う

2020-03-19 08:19:35 | その他
18日の新聞に、トランプ米政権は新型コロナウイルス感染症による悪影響を防ぐために1兆ドル(約107兆円)の経済対策を検討していると発表した、とあった。富裕層を除き、早急に小切手を送りたいと説明した。その額一人10万7千円。日本政府が先陣を切って採用すべき策だと思っていたが、米国政府が先にやると言う。それでも、先日2,999$下がったNYダウは1,450$までしか回復しなかった。

とは言いつつ、「新型コロナ「不都合な真実」をあなたは受け入れられるか」と言う記事を読んでみた。英国のジョンソン首相の談話をベースにしている。言いたいことは、多分、妊婦・70歳以上・基礎疾患のある人達をリスクグループと呼び、リスクグループは12週間自宅に留まることを求めるというものだと思う。この根拠は、1人の感染者から生じうる二次感染者数を示す基本再生産数(集団免疫率)を2.6と推定し、致死率を1%弱とすれば、6644万人(英国の人口)×61.5%(閾値)×1%弱(致死率)=約40万人が集団免疫を獲得するまでに亡くなるとしている。だから、致死率1%の対象者リスクグループは外にでるな、その間に罹患しても滅多に死なない若い人や子供はどんどん感染した方が良い。そうすると社会的に免疫ができても安心、まもなく、治療薬やワクチンが完成するだろうから、感染したリスクグループを順次治療し直していけばよいと言う事だと思う。

61%の国民が感染し集団免疫ができればコロナは終焉すると言っても、たしかドイツのメンケルさんも似たような発言をしたような記憶があるが、日本人が感染を拡大させて免疫を付けようという対策を支持するはずがないと思っていたら、外務省に、「新型コロナウイルスに関するジョンソン英国首相の声明」と言うのがあった。これはジョンソン首相の談話を日本語訳したもので、「(10)70歳以上の人々及び深刻な医学的状況にある人々に対し,クルーズに出かけることはしないように呼びかける。また,海外への学校旅行もしないように呼びかける」とある。

一方、池田信夫さんの「新型コロナの「封じ込め」から「集団免疫」へ」によると、日本で必要な集団免疫率は1%以下(根拠:国の専門家会議、実効再生産数(感染症の流行が進行中の集団のあ る時点における、1人の感染者から二次感染させた平均の数)は日によって変動はあるものの概ね1程度で推移している)になる可能性がある。それでも、1%でも約120万人が感染し、致死率0.5%とすると6000人が死亡する。これは感染症としてはインフルエンザと同じぐらいだと書いている。
ちなみに、インフルエンザの死者数は、厚生労働省の資料によると、「直接的及び間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡を推計する超過死亡概念というものがあり、この推計によりインフルエンザによる年間死亡者数は、世界で約25~50万人、日本で約1万人と推計されています。」。また、大騒ぎになっている米国の例では、DIAMOND onlie「新型肺炎以上の脅威、米でインフルエンザの死者1万人超に」には、「米疾病対策センター(CDC)の発表によると、2019/20年のインフルエンザシーズン中、1月25日までに少なくとも1900万人がインフルエンザに罹り、このうち18万人が入院し、死亡者数は1万人を超えた。さらに、2月8日時点では、感染者数は2600万人となり、25万人が入院し、死亡者数は1万4000人に上る(CDC発行の「Weekly U.S. Influenza Surveillance Report」より)」と書いているので、恐怖のコロナより死者数は多いことになる。

で、結局、コロナウイルス騒動は、その治療薬が現在無いと言うことが、恐怖感を増幅させていると思う。
毎日、今日の感染者は何人だとして恐怖心を抱かすより、我々が本当に聞きたいのは、治療薬の開発状況だ。その点を探してみると、18日の日経に、殆どの人が待ち望むコロナの治療薬の紹介があった。有望視されるのが、インフルエンザ薬「アビガン」、エボラ出血熱薬「レムデシビル」やカレトラだ。レムデシビルは4月にも臨床試験(治験)の結果が出る可能性がある。実用化できれば世界規模の死者増加を抑え、世界経済への打撃の緩和につながることも期待されるとある。「日経」
また、日本感染症学会が可能性のある治療薬として挙げているのが、ぜんそく薬の「オルベスコ」の紹介があった。試験管レベルではあるものの、ウイルスの増殖を抑える効果がある薬としてオルベスコも候補に挙がってきた。オルベスコの最大の特長は副作用が少ないことだとあった。

今コロナ騒動を終息させる唯一の手段は治療薬の配布で、コロナをやっつける治療薬の開発進捗状況を安倍総理は逐次国民に話すべきだと思う。

コロナはリーマンショック並みの経済不況を巻き越した。コロナの脅威は実際は新型インフルエンザと同じ程度なんだろうと思うが、しかし、暫定的に報道に流れる治療薬の紹介はあるも、今だこれだと言う治療薬が公表されていないので、放射能と同じく目に見えない恐怖は付きまとう。どんなウイルス流行にもピークがあって、いずれは必ずしぼむ。今報道で聞きたいのは、むやみに感染者数を煽るのではなく、新薬の開発状況の進捗状況だから、政府も報道機関も冷静に新薬開発に自信をもっていると報道してもらいたいものだ。それまでは、我々年寄のリスクグループは、目先のことで慌てすぎず、やるべきことを粛々とやるってことが一番なんだろうし、年寄りは人ごみに出歩くなと言うのなら、粛々と指示に従い守って、今迄通り野々池で体操し健康に過ごそうと思っている。
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玄関の椿、2種

2020-03-18 06:31:00 | 
ここ1,2週間、気温も高くなり暖かい日が増えつつあり、春をもろに感じる季節となった。
総じて外気温は14~15度ぐらいだが、時おり、強い雨と北風が吹くときは一瞬さむくなり、昼間の温度は9度近辺、朝の気温は17日の1度まで落ちるとさすがに寒い。昨年、咲くのが例年に比べ早いなと書いていたが、今年は例年通りの時期に庭の椿が咲いた。

家の道路沿いに植えている小粒の花椿だが、一斉に咲き始め、咲くとすぐに路面にぽろっと花弁が落ちる。この椿が咲くと一面が賑やかになり明るくなるのでお気に入りの椿だが、花の色具合と咲く数は毎年気にしている。昨年は幼虫にやられ殆どの葉が無くなった事もあって花数は少なく寂しいかったが、今年は幼葉は健在に過ごしたので、花の数も多い。咲いたら、間を置かずポトンと花は落ち、落ちだすと纏めて落ちるので、道路に飛び散らないように拾い集めねばならない。
  
    

もう一種、玄関脇の椿、赤と白の混合で、時に真っ赤な花弁をつけるものもある。
花弁は散り際になると先端から茶色に変色しながらポロっと花弁が散って落下する。
  
 

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島原、プラタモリ 

2020-03-16 06:23:07 | 故郷
14日のNHKブラタモリ「島原・天草~なぜキリシタンは250年も潜伏できた?~」を見た。
NHKの案内には「熊本県・天草と長崎県・島原。2018年「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録されたこの地域で、明治まで約250年もの長いあいだ「潜伏キリシタン」が信仰を守り続けることが出来た秘密を探る▽キリシタンの知恵を探して崎津の町を歩く!」とある。

番組での、熊本県天草島の隠れキリシタンが250年の長きわたり何故生き延びることが可能だったかの説明では、隠れキリシタンは村と共存しながら生き延びてきたことが要因の一つだとあった。天草の後、船はすぐ近くの島原半島「島原・天草一揆」の最終激戦地となった原城跡近くに到着。幕府軍約12万(NHKの解説はそうだった?)に対し原城に立てこもる約3万7千のキリシタンとの戦いで、キリシタンが約4ヶ月に渡り戦えた要因の一つが、原城内にある水が湧く池の存在が大きいと解説があった。その池は原城の海の近傍にある。原城周辺は、かって約9万年前の阿蘇山の大爆発の際に発生した火砕流(阿蘇から原城迄の距離約97.4㎞(グーグルマップ))の堆積から湧き水ができたと解説があった。聞いていて、火砕流と湧き水発生の関係が今一つ理解できなかった。
  
  
阿蘇の巨大噴火によって発生した火砕流が有明海で冷やされながら原城近辺まで到着したとを初めて知ったが、これには大いに驚いた。
   「番組で紹介されていた阿蘇の大爆発で発生した火砕流の流れ」

湧き水と言えば、原城から北方、島原半島の中心、島原は湧き水で有名な場所。
島原市には70ヵ所を超える湧水地があるが、湧き水発生要因の一つが1792年の島原半島中央にある普賢岳噴火とその前にある眉山の大崩壊による偶発地震で誘発された事は有名。眉山崩壊直前の地殻変動によってできた地割れ部分から湧き水がでたという。島原の市街地の地下は火山灰層などが蓄積した難透水層と、水を通しやすい砂れき層が交互に重なった帯水層になっているので、それが雨水を吸い込み、地下水を作り出しやすい状態となっていると聞いたことがある。しかし、原城地区は9万年前の阿蘇の大火砕流の堆積によって発生したとNHKの解説にあったが、原城内の池の湧き水と島原の湧き水発生要因とはどのように違うんだろうかよく理解できなかった。

原城と言えば、同じNHKの「英雄たちの選択」でも「島原の乱 」を過去、取り上げている。
当時のNHKの番組説明によると、「日本史上最大のキリシタン一揆、島原の乱。今も、原城からは、おびただしい数の人骨が見つかっている。その後の歴史を変えた天草四郎と松平信綱の命がけの対決・島原の乱に迫る。日本史上最大のキリシタン一揆、島原の乱。天草四郎のもと蜂起した一揆軍約37,000人が立て籠もった原城」。そのテレビ番組を見た際の印象を、本ブログに書いたこともあるので再投稿してみたい。

私は九州を出て、生まれ故郷は島原だと言うと、何故だか天草と混同されることが多く、九州外では島原も天草も一緒にみられているようだった。実際は、島原は肥前長崎に属し、天草は肥後に属するから全く関係ないけれど、島原の乱発生と同時期、天草地方にもキリシタン一揆が多発し、これらが一色単にされ「島原・天草の乱」としてまとめられた事で、島原も天草も同じと混同して覚えられていたのかもしれない。あるいは「島原の乱」の首謀者天草四郎による「天草」の名前の影響があったのだろうが、何れにして島原と天草は言葉も習慣も違う。

「島原の乱」後、江戸幕府は「キリシタン禁教令」を発令し、表向きは全面的にキリシタン信仰を否定し多くの信者を処刑する迫害を行ったが、実際は隠れキリシタンとして生き残っていた。役人は色んな理由をつけて裏では容認していたようだ。島原地方には、「隠れキリシタン」に纏わる墓は多く存在しており、それは身近にもあった。例えば、田舎の実家の菩提寺は禅宗曹洞宗の「晴雲寺」だが、ここにもある。当時、「禁教令」の発令によってキリシタンの捜査や摘発、強制改宗政策が実施され、キリシタンは強制宗門替えを強要されたが、その受け皿の一つを担当したのが晴雲寺だったらしいと聞いたことがある。だからかどうか別にして、この寺の山門をくぐって右奥に「隠れキリシタンの墓」があり、裏に回ってみると十字が石に刻んである。法事で寺へ行き度に何度も見たが、今ではガラス箱内に収めてあるそうだ。

もうひとつ、現存していないので記憶の範囲内でしかないが、実家の近くに島原鉄道が走っている。小中学校時、その鉄道傍を歩いて通学していたが、鉄道沿いに小さい石の地蔵があって、それにも十字が切ってあったと記憶がある。だいぶ前、法事で帰省した際、その話を肴にして兄弟で酒を飲んだが、鉄道の直ぐ傍に国道が出来た際、無くなってしまったようで、記憶の範囲でしかない。

ところで、島原の乱では一揆軍は37、000人、攻める幕府軍は約13万と言われている。あんな狭い所に両軍合わせて約17万人(ウキペディアではそうなっている)(ちなみに、島原半島の中心、島原市の現在の人口は約4.6万人)が集結したとなると信じがたいが、一揆軍は敗北後、老若男女全員殺されたので、その後の島原は実働労働力が不足した。乱制圧後、この地に移住させられたのが四国等からの住民で、移住してきた四国の人たちの食べ物一つに、ケンミンショーでも紹介された「イギリス」という、今では島原の有名な郷土料理がある。喰ってもあまり美味し料理では決してないが、遠潮の有明海でとれる海藻を基本に作った料理だ。
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楽しみが減った

2020-03-14 06:25:54 | モータースポーツ
13日も、びっくり情報に唖然とした。
1月初頭から毎週日曜日の楽しみだった、AMASXが数戦キャンセルとなった。コロナ感染を防ぐ為とある。今年のSX開催計画は全17戦で、先週の第10戦デイトナまでは問題なく終了した。ところが、次戦である今週末第11戦インディアナポリス大会が中止となってがっかりしていると、なんと、第12戦デトロイト、第13戦シアトルもキャンセルが決定した。4月4日の第14戦デンバーは開催予定となっているので、米国も3月末までのメジャープロスポーツはキャンセル。
13日のCycleNewscom「2020 Supercross Schedule Update
 ・Detroit Supercross Canceled
 ・Indianapolis Supercross Canceled
 ・Seattle Supercross Canceled

追加:
 ところが、今日(14日朝)のmotocrossactionmagには、「The following Supercross events have been cancelled:」とあった。
 • March 14 in Indianapolis, IN at Lucas Oil Stadium
 • March 21 in Detroit, MI at Ford Field
 • March 28 in Seattle, WA at CenturyLink Field
 • April 4 in Denver, CO at Empower Field at Mile High
 o *Includes Sunday Supercross Futures Cancellation
 • April 18 in Foxborough, MA at Gillette Stadium
 o *Includes Sunday Supercross Futures Cancellation


12日、トランプ大統領が突然、EUからの入国禁止を発表したので、NYダウは今季2度目の暴落で前日比△2353$、連れて今日(13日)の日経平均も△1129円。嫌な世の中になった。新型コロナウイルスの発生源である中国が国内感染は終息に向かっていると内外にアピールしていることについて、麻生財務相は『本当かよ?』と発言しているが、ホンダは中国武漢での自動車生産を11日から再開し、日産も今週中に生産再開との報道があったので、間違いなく中国のコロナは収まりつつあるのだろう。今日の神戸新聞、「コロナパンデミック表明、その影響は」として、みずほ総研の長谷川さんがこう解説している、「新型コロナは正体がわからず見えない敵と戦っている。感染は一定期間がたてば終息に向かうだろう。今は反強制的に経済活動を抑制、終息後は急回復が期待できる。年の前半には世界経済は大きな下押し圧力があっても、後半から来年にかけては反動が見込まれる。影響が長期化することを警戒しつつも、極端に悲観視することはないだろう」とあった。最近の報道、特にテレビは極端な悲観論が多いが、この様な悲観禁物論は将来に希望があり歓迎だ。また当初、安倍総理のコロナ政策に異論を吐くコメンテイターが多かったが、欧州のコロナ対策の失敗を見て、政府のコロナ対応は少なくとも間違いなかったという論調に最近は変りつつある。
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