2016年の世界スーパーバイク選手権(WSB)レースは面白くなりそうだ。
その第1戦が27日と28日、オーストラリアのフィリップアイランドで開催されている。第1戦の第1ヒートはまさに、”This. is.War ”だった。
数年前から世界スーパーバイク選手権レースの動画やライブタイミングを視聴するには手続きが必要となったので、面倒になって、それ以来パソコン観戦していないが、今年は、ヤマハが5年振りに「YZF-R1」のワークスマシンを投入しワークス参戦すると報道があったので、再びパソコン観戦すべく改めてWSBのHPに合わせてみると、最後数ラップの場面の動画とラップタイミングがモニターにでてきた。その後、YOUTUBEで再度動画を確認してみると、今年のWSBは断然面白い。まさに”This. is.War ”だった。
「第1ヒート最終コーナー:You Tube」
特に、最終コーナーからゴール前のカワサキのジョナサン・レイとドゥカティのチャズ・デイビスの差し合いはゴール寸前まで目を凝らしてみた。レースは、スタートから前に出た カワサキワークスのジョナサン・レイがドゥカティやホンダの執拗な追い上げを阻止し優勝したが、カワサキ、ドゥカティ、ホンダ、ヤマハのマシン性能は、いずれも大きな差異も無く殆ど互角で、非常に白熱としたレースが繰り広げられていた。昨年は唯一ワークス活動を展開していたカワサキ陣営に優位性があったが、今年は格段に優れたマシンやチームはないように見える。こんな緊迫した世界選手権レースは見ていて楽しい。それにしても、カワサキ、ヤマハのワークス勢に匹敵する性能を持った今年のドゥカティやホンダは、なぜ、こんなに速くなったんだろう。ホンダもドゥカティも数年前にスーパーバイクのワークス活動から撤退しているので、彼らのチームはプライベートチームかメーカー支援チームに過ぎないはずだが、今年のホンダもドゥカティも速い。特に市場に出てから久しく新機種がなく他社に比べ性能的に時代遅れと言われたホンダは第1戦を見る範囲では、性能の劣化は感じられなかった。誰が頭をとっても不思議でない今年のスーパーバイク選手権、面白くなりそうだ。報道によると、スズキも2017年から本格的スーパーバイクマシンを市場投入し、加えてホンダの新スーパーバイクマシンの噂も聞こえている。スーパースポーツ市場の低迷で久しく新スーパーバイクマシンを投入できなかった二輪企業が、戦闘力のあるマシン投入で世界の覇権争いをすれば、市場は必ず活性化する。
「Kawasaki Racing Team」
その第1戦が27日と28日、オーストラリアのフィリップアイランドで開催されている。第1戦の第1ヒートはまさに、”This. is.War ”だった。
数年前から世界スーパーバイク選手権レースの動画やライブタイミングを視聴するには手続きが必要となったので、面倒になって、それ以来パソコン観戦していないが、今年は、ヤマハが5年振りに「YZF-R1」のワークスマシンを投入しワークス参戦すると報道があったので、再びパソコン観戦すべく改めてWSBのHPに合わせてみると、最後数ラップの場面の動画とラップタイミングがモニターにでてきた。その後、YOUTUBEで再度動画を確認してみると、今年のWSBは断然面白い。まさに”This. is.War ”だった。
「第1ヒート最終コーナー:You Tube」
特に、最終コーナーからゴール前のカワサキのジョナサン・レイとドゥカティのチャズ・デイビスの差し合いはゴール寸前まで目を凝らしてみた。レースは、スタートから前に出た カワサキワークスのジョナサン・レイがドゥカティやホンダの執拗な追い上げを阻止し優勝したが、カワサキ、ドゥカティ、ホンダ、ヤマハのマシン性能は、いずれも大きな差異も無く殆ど互角で、非常に白熱としたレースが繰り広げられていた。昨年は唯一ワークス活動を展開していたカワサキ陣営に優位性があったが、今年は格段に優れたマシンやチームはないように見える。こんな緊迫した世界選手権レースは見ていて楽しい。それにしても、カワサキ、ヤマハのワークス勢に匹敵する性能を持った今年のドゥカティやホンダは、なぜ、こんなに速くなったんだろう。ホンダもドゥカティも数年前にスーパーバイクのワークス活動から撤退しているので、彼らのチームはプライベートチームかメーカー支援チームに過ぎないはずだが、今年のホンダもドゥカティも速い。特に市場に出てから久しく新機種がなく他社に比べ性能的に時代遅れと言われたホンダは第1戦を見る範囲では、性能の劣化は感じられなかった。誰が頭をとっても不思議でない今年のスーパーバイク選手権、面白くなりそうだ。報道によると、スズキも2017年から本格的スーパーバイクマシンを市場投入し、加えてホンダの新スーパーバイクマシンの噂も聞こえている。スーパースポーツ市場の低迷で久しく新スーパーバイクマシンを投入できなかった二輪企業が、戦闘力のあるマシン投入で世界の覇権争いをすれば、市場は必ず活性化する。
「Kawasaki Racing Team」