毎月15日は、橿原市一町(かずちょう)にある天満山長寶寺の大日堂で牛滝(うったき)祭が行われています。
牛滝祭は牛馬の安全を祈願するもので、1月と9月は大日講の皆さんが綺麗にお堂を清掃して、お供えを揃えて牛の化身である大日如来を拝みます。
農耕牛を使った時代の数十年前までは、お堂に沢山の牛を連れて参ったとされ、お堂の内の周りには牛を繋ぐクサリの跡が残されています。
豊作を祈願することからカボチャ、ニンジン、コウヤドウフ、サトイモ、サツマイモ、コンブ、カンピョウ、シイタケなどの里のものや山のものが供えられます。
カボチャを船、コンブは帆に見立てて形を整えた時代もあったそうです。
大日講の皆さんは準備を整えると、持ち寄ったお弁当を食べて歓談し昼からの法要を待ちます。
一町一帯は昔し、高取山城下であったことから、その城門(じょうど)があったそうで、城戸、城門、その後、常門(じょうど)村と移り変わったもの。
なお、境内には、平成8年に観賞用として20種300株もの牡丹が植栽されており、4月下旬から5月下旬にかけて琴の音が響く中、お臼を立ててお茶の接待が行われます。
花一面の境内は牡丹の花の名所の穴場といえましょう。
(H17.9.15 Kiss Digtal N撮影)
牛滝祭は牛馬の安全を祈願するもので、1月と9月は大日講の皆さんが綺麗にお堂を清掃して、お供えを揃えて牛の化身である大日如来を拝みます。
農耕牛を使った時代の数十年前までは、お堂に沢山の牛を連れて参ったとされ、お堂の内の周りには牛を繋ぐクサリの跡が残されています。
豊作を祈願することからカボチャ、ニンジン、コウヤドウフ、サトイモ、サツマイモ、コンブ、カンピョウ、シイタケなどの里のものや山のものが供えられます。
カボチャを船、コンブは帆に見立てて形を整えた時代もあったそうです。
大日講の皆さんは準備を整えると、持ち寄ったお弁当を食べて歓談し昼からの法要を待ちます。
一町一帯は昔し、高取山城下であったことから、その城門(じょうど)があったそうで、城戸、城門、その後、常門(じょうど)村と移り変わったもの。
なお、境内には、平成8年に観賞用として20種300株もの牡丹が植栽されており、4月下旬から5月下旬にかけて琴の音が響く中、お臼を立ててお茶の接待が行われます。
花一面の境内は牡丹の花の名所の穴場といえましょう。
(H17.9.15 Kiss Digtal N撮影)