マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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2018十津川遊びp2

2020年03月15日 11時57分39秒 | もっと遠くへ(十津川遊び編)
今朝のお目覚めはいかがでしょうか。

ばっちり目が覚めて付近をぶらぶら散歩。

気持ちのいい朝は食事も美味しくいただける。

毎年に訪れて、40数年間も泊まらせてもらっている宿屋は民宿津川

この日の朝食は、例年とほぼ同じ。

心臓手術してからとんと減ったご飯の量。

家では半分であるが旅に出かけた場合は・・・1杯止まり。

かつて元気だったころはお代わり2杯も食べていた美味しい朝食。

身体が受け付けてくれんからどうしようもない。

食事を済ませたらコーヒー。

私はいつもどおりの所定位置に座って昨日の買い物データを入力。

民宿津川さんの請求書をみて昨夜に飲んだアルコール類の本数入力。

瓶ビールが11本に焼酎1本、缶チューハイが10本プラスペットボトル茶を入れたら〆て11750円。

ほんと、よく飲んだものだ。

宿泊代は朝食、夕食込みの一泊で7600円。

ありがたい料金に今回の会費徴収。

一人分が10500円。

昨日の昼食と本日の昼食込みの10500円。

10年以上も前は、運転された方に安全運転料(※ガソリン代含む)を会費から捻出していたが・・。

支払いを済ませた出発前の時間帯。

生憎であるが、W夫妻は大阪に戻る。

旦那は東京出張中の身。

早く帰路につかないと新幹線に間に合わない。

不安な身体でも来てくれたSさんも体調のことを考えて同じく解散。

出発までの少しの時間をもらって寛ぎタイム。

記念写真を撮っていたり、民宿津川にあるセッコクの花などを鑑賞

ほっこりしたら一次解散。

W夫妻にSさんは帰路につき、男組6人は、昨日と同じ場所の内原の広場に向かう。

設営も昨日と同じ。

禁止場所を外した処で設営する。



ただ、W夫妻がプレゼントしてくれたタープテント。

午後の時間帯に突然降りだした降雨から守ってくれた。

ありがたいタープテントはむちゃ重たい。

私が持ち帰って保管することになったが、運搬に身体が悲鳴を起こしたほどの重さにはまいったが・・。

調理を始めた時間帯は午前11時15分ころ。

手始めに焼く粗挽きウインナー。



包丁で切込みを入れた粗挽きウインナー。

本日もまたフライパンは活躍する。

かつては大鍋を持ち込んで特別の鍋で旨し鍋料理。

もっと前には大きな鉄板を持ち込んで焼きそばもしていた十津川遊び。

そういやおでんもしていたことがあったなぁ。

次のフライパン調理はミンミン餃子。



そう、かつての鍋に必須のミンミン餃子。

生ニラに鶏肉につくね。

コンニャクも入れて炊いた。

出汁は、関西で超有名な旭ポン酢を製造・販売している大阪・八尾の㈱旭食品が取り扱っている「うどんだしの素」。

瓶詰め製品は、奈良でも数店舗が取り扱っていたが、みな閉店した。

主力の旭ポン酢を売る店は、今でも数店舗にみられるが、「うどんだしの素」は棚になく、通販で買って食べていた。

いつしかレトルト容器入りの出汁が巷にあふれるようになった、そのころ。

特別な鍋キムチ鍋に移っていた。

私たちの食の味わい方に変化があったわけだ。

それにしても本日は雲行き怪しい曇天。



いつ降りだしてもおかしくない状況にある。

調理も食い気も先を急ごう。

次の調理は、アメリカ産ロースのトンテキ。



旨そうな油が湧いてくる。

紙皿に盛ってぱらぱら落とす刻みネギ。



味付けは下味の塩コショウのみ。

これが美味いんだ。



大きな塊のトンテキは料理長のFさんが持ち込んだ上等もん。

包丁切りして食べやすいようにしてから塩コショウ。



コショウは粗挽きブラックペパー。

脂がのったトンテキ、ジュージュー。



調理、食べる、調理、食べる・・。

上からパラパラ落としてフライパン焼き・・・ではなく、とん平焼きだった。



溶いたたまごをとろとろ落とし、焼きが入ったらフライ返し。



奇麗な形にならなくとも味は美味い。

これもまた刻みネギ入り。

男の料理は、まだまだある。

今度は鶏肉。



国産の若鳥のもも肉もまた塩コショウ。

この場合は粗挽きでなく、一般的なパウダー系。

油を引かずにそのまんまもも肉を焼く。



蓋を落として蒸し焼き。

焼きを入れている間に調理するそれは・・。



Fさん持ち込みの生パイナップル。

さすがにパイナップルは焼くことない。



油っぽいトンテキに酸味のパイナップルが丁度いい。

次の調理は打って変わって生卵。



水を入れた小鍋で作る半熟卵とにぬき卵。



まだちょっと感のある半熟卵は、焼いたトンテキにかけて食べる。



上手くできたにぬき卵は塩を振ってラップ包み。

帰りの道中でたべたくなったときにいただこう。

こうして味わった男の昼めし。

雲行き怪しさもあって早めに片付けを済ましておいた。

いつでも帰れる体制を整えたそのときだ。

真っ黒な雲がわいたと思った瞬間に落ちてきた。

午後2時直前のこと。

落ちてくる雨は大粒。



車のフロントガラスにぶち当たる音も激しい。

車内で待つ時間は長くもなかった。

大雨は通り過ぎたが、小雨降り。

待っているだけでは時間がもったいないとすぐ近くにある村の神社に参拝する。



帰りの旅の安全を願った参拝。

また、来年もよろしくお願いしますと、手を合わせた。

実は血を吸う動物がちょっと気になっていた。

雨がやんだが上から落ちてくることも考えられる山ヒルの存在。

体験したことがある山ヒルの怖さ。

何事もなく戻ってこられたのも、山の神さんの矢高神社のおかげであろうか・・。

広場を離れて南下する。今日もまた温泉行き。

民宿津川でもらった優待券を利用する源泉流しの温泉地は、ゆっくり落ち着ける滝の湯温泉。

広場から温泉地までの距離はままある。

到着した時間は午後3時前。

おおかた40分もかかった滝の湯温泉。



600円のところを優待券利用であれば300円。

ありがたく冷え切った身体を温めてくれる。

滝の湯温泉に書いてあった湯治の力。

「温泉の還元力と抗酸化力が強い月は、1月と2月の寒の湯治に7月と8月の丑の湯治」の二つの時季。

一般に、冬の湯はよく効くといわれ、寒の湯治は風邪を引きやすい時期だけに温泉の湯つかりは必須。

夏の暑い盛りの土用の丑の日に湯治をすれば、1年間無病息災で暮らせるという。

湯治は特にこの二つの時季だけでなく、正月の湯に花湯治とも呼ぶ春の湯治もあれば、田植え後の湯治に秋の湯治も。

農村にとっては季節ごとに湯につかる習慣があったのだろう。

昭和の初期、湯治のことを骨休め、気保養、サナブリ、土洗い、浜湯治などと呼んでいたのも頷ける。

年に一度の十津川・民宿津川行きは、息休め。

いや息抜き休めかもしれない。

滝の湯温泉を出発した時間は午後3時半。

ゆっくり寛がしてくれた温泉地からは大和高田行きと大和郡山行き分乗解散。



「吉野路大塔」の道の駅でトイレ休憩した時間は午後4時40分。

平たんに下った近鉄大和高田駅にてA号とも別れて北上する。

出発地の近鉄郡山駅には戻らず、手前の駅の近鉄筒井駅前で解散した午後6時10分。

それぞれが帰路についた。

「天候に恵まれて(?)、喰う、飲む、喋る・・・を愉しんだ二日間をありがとう。雨降りに日射はWさんちのタープ・テントに救われました。来年も活用させてもらいます。お二人を近鉄筒井駅で見送って、自宅着が午後6時半。雨のおかげもあって早めの切り上げ。例年より早く帰れました。残り物(ワイン・発泡酒)の飲み物に細切れ豚肉などは我が家で消費させてもらいますが、名城の焼きそばはどなたかが持ち帰られたようです」とメッセージを送った。

翌日は朝から降り続けるどしゃぶりの雨・・。

午後になっても曇り空。

突然の雨に動けんと思っていたらなんとか晴れ間が・・。



大急ぎで道具の整理作業を始める。

いただきもののタープ・テントの重いこと。

保管したい場所は天井裏の蔵。



あまりの重さに途中下車した2階の部屋に一時置き。

天井裏まで担ぐのはとてもじゃないが無理、無理。

クーラーボックスにコンロは水洗いして駐車場で天日干し。



風が強まってきたので取り込み。

フライパン、鍋などはかーさんに洗ってもらった。

あれやこれやの片づけに、ぐったりの半日だった。

(H30. 9. 9 SB932SH撮影)
(H30. 9.10 SB932SH撮影)


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