マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

2017十津川遊びp2

2018年12月22日 08時51分23秒 | もっと遠くへ(十津川遊び編)
ぐっすり眠って爽やかに起床する。

毎日をそうしたい。

前夜は寒い朝を迎えると思っていたがそうでもなかった。

清々しい朝を迎えた民宿津川。

トイレに行って用足し。

冷たい水で顔を洗ったら、しゃんとして身が引き締まった。

部屋に居るよりも外気が気持ちいい。

毎年そうしている朝の散歩。

そのうち排便ももよおす。

身体の内部がすっきりしたところで午前7時半の朝食。

シンプルな朝食が嬉しい。

テレビで映し出される旅番組の朝食のすごいこと。

どんだけーー、としか、声がでない。

どんだけ並べても食べ尽くせない量は一種の食害では、と思ってしまうぐらい。

ただ、この日も口にできない食べ物がある。

これだけは勘弁してくれょーと思わず口にして横の席に移す。

好きな人はなんぼでも、という食べ物であるが・・・。

朝食を済ましたら会計処理。

会費は一人当たりが1万円プラスのいくらか。

毎度、この朝に精算しているが、費用と参加人数のかげんで毎年が異なるが、基本の会費は1万円。

そこに若干の増資が発生する。

この点は例年よりは少しだけ、ほんのちょっとの高目になったが・・・。

一人当たりの宿泊費は9000円。

集金した会費から民宿費用を支払った。

宿泊費も支払ったら出発であるが、この日は4人。

記念の写真を撮ってもらった。

急ぐことのない、余裕のある出発に、かつて親父さんが集めた山野草を拝見する。

昔ほど手入れはできなくなった山野草の庭園は整理された。



減ったというが、見る楽しみがある。



時季はとうに過ぎてはいるが、いくつかのセッコクに花が咲いていた。

我が家にもセッコクはあるが手入れはいき届いていない。

その点、民宿津川さんの山野草は土台も美しい。

朝の光を浴びたセッコクの花を撮っていた。

これってもしかとすれば・・。



ねーちゃんに尋ねたらキイジョウロウホトトギス。

えっ、あの希少性の高いキイジョウロウホトトギスがここにあるなんて・・。

そう、整理されたから発掘されたようなものだった。

咲く時季は若干外れているし、葉っぱも日焼けしているが、紛れもない絶滅危惧種指定のキイジョウロウホトトギスである。

来年にまた来るから、綺麗な花を見せて、と願って祈年に撮らせてもらった。

ゆっくりしすぎていつもよりか遅い出発になった。

目的地はこの日も内原の広場。

安心できる場でもあるが、日陰が一つもないのが難点である。

広場に着く前に足を伸ばして撮っていた内原のハダ景観。

友人をここで待たすわけにはいかないから、ちゃちゃっと撮って広場に向かう。

着いた時間は午前11時半。

ゆっくりしすぎたわけでもない。

昼食時間の設営に合わせていたからにすぎない。

昨日と同様にちゃちゃっと椅子付き折りたたみ式テーブルを広げる。

組み立てることもなく、レバーを外して広げるだけで設営は終わる。

多少の力は要るが、脚を固定したらできあがる。

ありがたいアウトドア用製品は拾い物。

1カ月ちょっと前におふくろの介護の関係で立ち寄った大阪・住之江の団地に捨てられていた夢のお告げである。

設営はたったそれだけ。

早速はじまる調理の準備。

これもまた箱から取り出すだけのカセットボンベ方式のコンロである。

昔はアウトドア専用のガスバーナ式コンロも使っていたが、交換ガスの製品が高価になったとか、製品需要が少なくなり生産もされなくなったとかで断念。

一般的にスーパーでも売っている2千円前後の家庭用のカセットボンベコンロに全面切り替え。

今では2台で調理するコンロ。

スーパートライアルなどの激安店で売っているカセットガスは3本で200円前後。

2台使用で6本もあれば十分である。



調理始めは昨日と同様に塩もみしたキュウリにマヨネーズ付け。

調理しながらつまみ食い。

そして始まったフライパン料理。



まずはソーセージ焼き。

切れ目を入れて焼く。



一方のフライパンはイオンチルド焼きギョーザ。

焦げ目が付いたらできあがり。



次もフライパン料理。

玉ねぎをまず炒める。



そこに豚肉とニンジンを投入してさらに炒める。

さて、何ができあがるのでしょうか。

焼き加減を見計らって垂らすタレでわかった酢豚の元。



大きな紙皿に盛ったらできあがり。

炒めてから4分間でできあがった。

タレは日本ハム製の中華名菜酢豚。

旨さに定評がある中華名菜酢豚が美味しい。

さて、次は何を・・・。

料理長の頭の中には調理ストーリーがある。

そのシナリオに沿って料理ができあがってくる。



フライパンで焼いているのはモモ肉の鶏肉。

料理長が予め買っておいた鶏肉はブツ切りも2枚。

まんま一枚を焼いていく。

塩、胡椒してただ焼くだけでできあがる。



焼けた鶏肉は小型の包丁で切り分ける。

ソースを落としていただく鶏肉が美味い。



喉はカラカラ。

飲み物が身体に吸収されていくのがよくわかる。

次の料理に2枚のフライパンが同時に動く。

一枚はまるちゃんの焼きそば。

3袋の焼きそばを一挙に焼く。

フライパンじゃ毀れるかなと思っていたがそうでもない。



もう一枚のフライパンはキャベツ。

そこに細切れの豚肉も一緒にして炒める。

焼きそばもキャベツ・豚肉も丁度になれば合体する。



焼きそばの上に落としたキャベツ・豚肉に液体ソースを振りかけて混ぜる。

香ばしく焼けてきた焼きそば。



香りにぐっとお腹が鳴りだした。

紙皿に盛った写真よりもフライパンで焼いているときの映像の方がぐっとくる。

これで調理もひと段落。

寛ぐ4人の団らんに日差しは緩い。

雲の量が多いものだから日陰に身体が休まる。

食べる、飲む、喋るに盛り上がる。

そこで動いた料理長。

残った生卵はどうするか。

選んだ料理は茹で卵。



帰りの道中にひとつまみすることもできるからと茹でていた。

茹でる道具は片手鍋。

いつだったか覚えてないが、たしか100円だったような気がする。

時は流れて日が落ちる・・・ではなく、瞼が閉じた。

疲れがどっとでたのかぐっすり眠った。

こんなことは初めてだ。



何十年間も十津川に来ているが、1時間以上も眠っていたのはよほどのこと。

おふくろの介護はかーさんにまかせっきり。

電話をかけたらゆっくりしときと云われて安心したのだろうか。



撤収作業もらラクラクの折りたたみ椅子付きテーブル。

二日間も世話になった拾い物。

来年もまた働いてくれるだろう。

広場を出発した時間帯は午後3時。

この日の温泉地は滝の湯。



ありがたい優待券を利用して火照った身体を覚ました。

目が覚めたところで一路目指す大和高田駅。

再出発時間は午後4時を過ぎていた。

到着した時間帯は午後6時15分だった。



3人ともここでお別れだ。

二日間ともにありがとう。

一年ぶりに、喋って、笑って、喰って、飲んでいた4人だったが、それはもう愉快な時間を過ごさせてもらってありがとうございますを伝える。

自宅に帰宅した時間は午後7時ジャスト。

気配りをいただいて早く戻れたが、おふくろの容態はさらに悪化状態だった。

車いすに乗り込むこともできなくなってしまって、用足しも困難な事態に食事もままならぬ。

さてどうしようか、と・・・。

明日、大阪で診てもらった整形外科医院に出かけて、痛みが厳しいふくらはぎにブロック注射(神経注射)をしてもらおうと思っていたが、断念する。

おふくろが住まいする管轄の地域包括支援センターに相談しながら、今後どうしていくか判断したいと思っていると、3人の友人たちにお礼のメールを発信して眠り込んだ。

(H29.10. 1 SB932SH撮影)
(H29.10. 1 EOS40D撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。