マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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小山戸都祁山口神社毛掛籠

2012年08月05日 07時36分40秒 | 奈良市(旧都祁村)へ
藺生町の葛神社では毛掛参籠が行われていた。

この日は都祁小山戸の都祁山口神社でも同じように毛掛籠が行われている。

神社の行事ではあるが、主目的は参籠所に氏子である小山戸と相河の集まり。

風呂敷包みの手弁当を持参して参籠する。

一部の人たちはパック詰め料理であった。

田んぼに水を張って、田植えを無事に終わらせた。

氏子たちは豊作を願って参籠所に籠る。

この日は特に神事は行われない。

「めいめいが氏神さんに手を合わせて拝むのだ」という。

参籠所の上座に座るのは総代ら役員たち。

特に決まりはないが、小山戸と相河の人たちは分かれて座る。

籠りの始まりは総代の挨拶だ。

この日は任期満了の役員の交替式でもある。

都祁山口神社、友田の都祁水分神社の総代を勤めてこられた人たち。

満了の挨拶と新しく勤められる新旧役員の交替式を終えて座につく。

そうして始まった籠りの会食。

お酒を注ぎに回る当番さんは忙しい。

小山戸と相河からそれぞれ2名ずつだ。

熱燗を好む人も多いので次から次へとくる注文にコンロの火は欠かせない。

(H24. 5.27 EOS40D撮影)


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