マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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明るい兆の予感はするが

2016年09月05日 08時33分33秒 | むびょうそくさい
前月は晦日月。電極カテーテルアブレーション処置は上手くいったものの、低脈拍が続く状態にあった。

脈拍数は40拍前後。

退院してから体重の増加。

足の浮腫みにお腹がキンキン。

原因は低脈拍による心臓ポンプが間に合わんということだ。

12月26日より錠剤の利尿剤を服用しているが、改善の方向に向かうことはない。

注射の利尿剤を適用した12月26日の翌日は一挙に体重が2kgも減った。

その後の28日は71.2kg。

29日は70.4kg。

30日は70.0kg。

31日は71.0kg。

新年を迎えた元日は70.2kg。

2日は70.8kg。

3日も4日も70.8kg。

5日は71.0kg。

6日は70.8kg。

7日は69.6kg。

8日は70.6kg。

9日は70.3kg。

10日、11日は69.2kg。

12日は69.6kgだった。

その間の脈拍数も記録している。

12月26日から31日までは40拍台前後。

プラス1か、マイナス1である。

元日は一挙44拍に上がったものの、2日は戻って41拍。

その後の3日から6日までは40拍台前後。

ところがだ。

7日から変化が見られた。

7日は44拍。

8日は42拍。

9日は43拍。

10日は42拍。

11日はさらに上がって46拍になった。

この日、12日は43拍だ。

尿意は順調で多い日は13回、14回。

9日なんて日は18回にもなった。

なんとなく身体が軽くなったような気がする。

足の浮腫みもほぼ消えかけ。

圧迫感があった呼吸系も、ややだが息苦しさがましになっている。

ただ、毎日欠かせない歩行訓練での坂道歩き。

登りは息苦しく、腰もだるくて足・膝がすんなり動かない。

ポタポタ落ちる内痔出血はずっとある。

これのせいでもあろうが、気持ち的には明るい兆しになるような予感がする。

そう思って出かけた年明けの初の診察日。

奈良交通バス、近鉄電車、奈良交通バスを乗り継いで病院に行く。

この日は朝が早い。

10時に予定する診察時間に間に合うようにしなければならないのが採血だ。

車なら35分で着くが、バス、急行電車、バスとくれば時刻表通りの45分間になる。

この日は正月明け、しかも成人の日の祝日明けの平日。

乗車する人は多い。

ビジネスマンは当然だが、最も多いのは大学生だ。

乗り継ぎの時間は云うほど余裕はない。

遅れてはなるまいと思って、ついつい早足にあるが、しんどい。

体重は若干減って脈拍も若干の上昇ぐらいではまだまだ。

動悸、息苦しさに低い値のヘモグロビンで脚の動きは芳しくない。

なんとか着いて機械受付。

本日の検査・診察メニューが印刷される。

それを持って正式な受付。

保険証や高額医療などの受付を済ませて4階に上がる。

ここではいつものメニューで採血、胸部レントゲン、心電図測定だ。

8時40分から始まってすべての検査が終わったのは9時35分。

検査患者さんが多すぎて、採血の待ち行列は100番待ちの20分。

これまで何度か通院したが、イチバンの待ち時間だった。

本日の診察は10時からの循環器内科に11時からの心臓血管外科の2診がある。

患者数が多いのは循環器内科のように思える。

医師の呼び出しが出るまでは血圧などの測定。

142-71に41拍の脈拍だった。

自宅で測るよりは若干の差異がある。

どちらかと云えば血圧が高めで脈拍が低めの病院測定だ。

3診の呼び出しは40分間も待った。

診察室手前で一旦は待つ部屋で時間待ち。

この日は急遽。

救急入りの患者さんの関係で医師はそちらに急行された。

それから待つこと40分間。

予定時間が大幅に過ぎて11時を越えていた。

ようやく始まった経過観察診断。

年末に検査した胸部レントゲンではたっぷりの水に浸かっていたが、この日は極端に少ないという。

体重は減少し、足の浮腫みも消えている。

心不全も落ち着ているようだが、息苦しさにやや圧迫感がある。

排出する尿量と心臓ポンプの勢いのズレがあるのが原因だ。

年末から服用しているラシックス利尿錠剤を増やすことを決定された。

年末に看てもらった臨時の医師に状況を伝えたが薬量を変えることはなかった。

さすがに入院中主治医のY医師の対応が嬉しい。

ラシックス錠剤は1.5倍の量に増やして尿量を増やす。

そうすることで肺に溜まる水量を抑制するということだ。

医師が気にかけたのはもう一つある。

血圧だ。

血圧を下げる薬。

それも心臓に優しい薬をと、適用した錠剤はタナトリルだ。

年末から適用してきたカリウム不足を補う錠剤のスローケーを中断し、タナトリルに切り替えという。

血圧の最大値上位は162~154(158、157、154)が8日間。

最小値上位でも139~129くらいが5日間。

医師の判定は「高い」である。

それを抑制し血圧を下げるタナトリル錠剤を適用された。

医師曰く、お正月はお節などで塩分が摂り過ぎ傾向にあるらしいが、BNPの値が大幅に改善していると伝えられた。

BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドの略。

心臓の負荷が増えるとか、心筋肥大が起こるとBNPの血液濃度が増加する。

値が高いほど心臓が良くないというわけだ。

数値が半滅したということは負荷も半滅。

そんなことはないだろうが、感じない部分でラクになっているのだろう。

この日のBNP値は361.5。

12月26日の前回測定では703.3もあった。

異常な高さのBNP値であった。

ちなみに半滅したといっても361.5。

200以上であれば心不全状態がまだまだ進行中なのである。

いずれにしても脈拍は徐々に上昇していけばいい。

長い目で、と思うが・・・。

わずかであるが、明るい光がさし込んでいるかのように思えたこの日。

脈拍の上昇に邪魔をしているアンカロン錠を止めて早や一か月。

まだまだだ。体内に残るアンカロンの効き目が消えるのはあと2カ月。

ただ、場合によっては半年間も残留する人が居るらしい。

その場合は心臓ペースメーカーの埋め込み処置が考えられるが、私の場合は、たぶんにそこまでいかないらしい。

願わくば、そうならないように祈るしかないだろう。

気をもんでも仕方がない。

とにかく体内に残った薬剤が排出するまで待つしかない。

植木等さんの唄ではないが「そのうちなんとか なぁーーるぅだろう」だ。

次回の診察は3週間後の2月2日。

経過の動きがあるから2週間後としたいが病院は大祭の関係で臨時的休業。

一週間後では早すぎる。

仕方なくの1週間延ばしの3週間後にされた。

半時間遅れで心臓血管外科も診察してもらう。

曜日が異なるから、いつものM医師とは違って、先天性心疾患センター担当のH医師に看てもらう。

循環器内科診断の結果も看られた医師は聴診器を胸にあてる。

心臓の動きは特に問題なしの判定を下す。

僧帽弁形成手術を終えて5カ月12日間。

そろそろ半年になろうとする。

心臓血管外科としては術後の心臓状態をエコー検査などで診察するだけになってきた。

血管外科で投与している薬はワーファリンやフェログラデュメット、ネキシウムカプセル、マグミットの4種だけだ。

循環器内科の投与はラシックスにスローケー中断後のタナトリルだ。

それぞれの薬をそれぞれの診察科が投与するよりも一本化したほうが医師にとっても患者にとっても好ましい方法である。

そう思いやって循環器内科医師宛てにお手紙を書いてくださる。

次回診察の日に手渡して、そうしてもらいなさいと手渡された。

なお、その日はエコー検査の予定を決めたいと伝えられる。
 
すべての診察を終えて会計窓口に診察書類を提出する。

それからシステムの会計処理が行われる。

手渡された番号札の番号はずいぶん先だ。

大方、80人待ちである。

電子板に表示される番号を立ってみているわけにはいかない。

ロビーにある長椅子に座って待とうとしたら、ある男性の顔が目に入った。

もしかとして苣原にお住まいのKさんでは、と声をかけたらその通りだった。



苣原の行事取材でたいへんお世話になったKさんは奥さんの通院検査に付き添いで来ていたという。

平成25年1月に行われた「ケイチン」以来に再会したKさんは髪の毛が黒々なので、若くは見えるが、85歳。

これまで薬の世話になったことがないという。

平成20年2月に始めてお会いしてからもう8年にもなるのだが、お姿はまったく変わっていないように見えるのだ。

私の姿を見たKさんが云うには、「なんでここにいるの?」である。

顔も声も健康的に見えたそうだ。

奥さんは4年前に発症した癌の治療の検査に来ていたそうだ。

検査の結果はいつも良好。

早期発見の賜物だそうだが、それよりも股関節が悪くなって歩くに補助の杖が要るようになった。

そういうことで介助をしているご主人。

本館にあるMRIで検査しているという。

普段は自家用車で奥さんの送迎。

運転ができなければ、便利な苣原直行のバスがある。



最近になってコミュテイバスが運行するようになったそうだ。

(H28. 1.12 SB932SH撮影)


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