マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

大阪ふくちぁんラーメン南加賀屋店のふくちぁんラーメン

2019年03月03日 13時43分27秒 | 食事が主な周辺をお散歩
毎月のように新聞のチラシに挟まれて配達されるサービス券がある。

いつか、出かける機会があれば食べてみたいと切りとって持ち歩くかーさんの願いがやっと叶う。

行先は大阪府内に点在する「大阪ふくちぁんラーメン」である。

食べ始めはいつだったか、覚えていないが、お店は大阪府大東市にあった。

義兄の家があったから、立ち寄る際に食べていたのが始まり。

いつしか大東市へは行かなくなった。

それから随分と日が経った平成24年の8月20日

今回と同じように利用した割引サービス券。

食事処は奈良市神殿町の「大阪ふくちぁんラーメン」だった。

神殿店は我が家からそれほど遠くないから、再訪することもあった。

平成24年の9月と10月だった。

またもや出かけた日は平成25年の7月13日

まさか、この日が最後になるとは思ってもみなかった。

奈良県で唯一の大阪ふくちぁんラーメン店が閉店した。

唯一であるから、奈良県内ではここ神殿店でしか味わえなかった。

それから4年も経った。

大阪住之江から長居公園通り。

長吉長原までずっと続く東西を貫く幹線道沿いに数店舗ある。

この道を通る度に食べたくなってくる。

その日がようやく実現する。

住之江で動く我が家の所用は毎回異なる。

その度に訪れるスーパーの買物もあるが、この日の目的の半分以上が、大阪ふくちぁんラーメン南加賀屋店でふくちぁんラーメンを食べることである。

新聞チラシにあったサービス券は一杯が750円(以前は680円)のふくちぁんラーメンが200円引き。

そういうサービスがなければ行くこともない。

利用することに価値がある。

入店して始めに確認するサービス券が利用できるのかどうか、である。

支払うときになって提示したら当店では扱っていませんといわれたらどうしようもない。

よくある話しで適用期間が過ぎていたとか、チェーン店のうち、特定店でないと使えないとか、いろいろあるから、念のために先に確認したら、OKであった。

そうであれば決まりのふくちぁんラーメンを店員さんに注文する。

そうするとお出汁は、トンコツですか、それとも醤油味、味噌味・・。

選べる出汁の味。

かーさんは醤油味。

私は醤油・トンコツ味である。

では、麺の固さはどうしましょう、とくる。

かーさんは普通。

私はやや固めである。

次はニンニクの量である。

かーさんは不要で私は普通に欲しいと伝えた。

最後に選択を迫られたのは背脂である。

かーさんは不要で、私はどうぞお願いしますだ。

これで注文が決まった。

店員さんはさらに伝える大阪ふくちぁんラーメンの店内の無料サービスコーナーのご利用の薦めである。

無料のサービスはお酒の肴にもなるが、らーめんのトッピングにもなる。

種類は特製キムチにダイコンナマスや紅ショウガ等がある。

小皿に取ってテーブルに運んだ2品。



これがまた美味いんだな。

キムチは辛目でもなく甘めになっていた。

味が替わったのではなく、私の味覚が替わったのかもしれないが、とにかく箸がすすむ。

白菜を噛んだらもっと旨さがわかる。

薄切りダイコンなますはさっぱり感が丁度いい。

サクサク、シャキシャキのダイコンに色合いよろしくニンジンも。

なのでなます料理は、甘酢に近い酢で漬けたようにもちと思えたが・・そこまででもない。

どちらも150gが300円で購入することができる一品。

買いたいが、口が合わず、その気になることもないかーさんにこりゃダメだ。

特別仕立てのふくちぁんラーメンを配膳されたのはそれから5分後だった。

見事な盛りに感動する。

久しぶりに味わうふくちぁんラーメンが目の前にある。

それだけで嬉しさがこみ上げてくる。



ぐぐっと迫ってきた目ん玉。

ではなく、1個の煮玉子を半切りにして並べたら、そう見えても可笑しくはない。

とろ-り、とろりの煮玉子は他店では味わえないのでは・・と思う。

鼻にあたる中央部分に添えたすりおろしのニンニク盛り。

これがなければただのらーめん。

そんなわけはないが、ニンニクを混ぜることによってふくちぁんラーメンの出汁が濃くなる。

そう思って食べる。

まさに濃くはコクであった醤油・トンコツ味。

細い麺は堅めを指定して正解。

出汁が麺に絡んですする。

ズルズル・・。

あー喉の奥に仕舞われていく。

極上の味が喉の奥で踊っている。

以前に食べたときは海苔の存在はなかってもいいんじゃないの、と云っていたが、この日は違った。

麺を巻くようにして食べた海苔巻きらーめん。

独特の味覚に魅了される。

これはクセになりそうだ。

いや、もうなっているのだが、4年ぶりという間隔がそう思うだけであろう。

しょっちゅう食べておれば、また感想は違ってくると思う。

そうそう、チャーシューは好みなんですな。

柔らか煮に仕立てたチャーシューが出汁と絡んでジュルジュル。

つるっと溶けて口中でぱぁーと拡がる。

これもまた喉の奥に仕舞われていく。

至福の時間は長く楽しみたい。

がっつりいきたいところだが、そうしたい旨さがある。

ここまで食べて忘れかけていたメンマ。

特にコメントすることはない。

ふくちぁんラーメンが配膳するときに注文した6個入り餃子(税込210円)がやってきた。



以前も25個パック入りで頼んだ餃子は覚えているが、店屋さんで食べるのは初めて・・・。

家でたべるのと店屋の違いは焼き方にある。

もう一つはタレである。

冷凍もんもそうだが焼き餃子に必須のラー油が付いていないことだ。

ポタっポタっと落とすあの瞬間がたまらない。

落としたラー油が玉になってわっ。

酢醤油にごま油が基本形であるが、ラー油は我が家にない。

もう何十年も前には冷蔵庫にあったが、小量しか使わないラー油は減りもせずに、廃棄の道をたどった。

もったいないから買わないことにした。

何十年もそうしていたが、今回はお店。

ラー油があるからポタポタ落とす。

落とす前に撮ったから、その名場面がない。

タレで一番美味いと思っているのは、味噌タレである。

餃子は大葉入り。

これはもっぺん食べてみたいが、大阪ふくちぁんラーメンにはない。

賞味していたお店はマリオラーメン(現在は奈良市尼辻町・国道24号線沿いのまりお流らーめん)だった。

衝撃的なこってり系マリオラーメンに味噌餃子をと飲んで食べた。

あまりの旨さにのけ反った。

ほんまにひっくり返るほどの衝撃的な2品。

もっと旨かったのはまぼろしの名があるカレーライスだった。

マリオラーメン一杯にまぼろしカレー。

これが25年ほど前、マリオラーメンが奈良市法蓮町にあったときの我が家の定番コースだった。

当時の看板に『究極のカレー、至高のラーメン』を掲げていたらーめん屋さん。

思い出の味がちょっと気になってきたまぼろしカレーがあれば、是非とも・・。

ところで今回の支払いは200円サービス券のおかげで税込750円のふくちぁんラーメンが550円でいただけた。

神殿店でもらっていたポイントカードは平成25年で有効期限切れ。

尤もお店もないからどうしようもないが。

当時から、いやほんまはもっと前からのふくちぁんラーメンのファンでしたと期限切れのポイントカードを提示したら、南加賀屋店で発行してくれた。

期限は一年間のポイントカードよりも、嬉しかったのが「周年祭 お財布の味方」を称したラーメン一杯が200円割引券。



来月分が2枚。

翌年の1月も2枚。

一人一枚じゃ足らないと見こされてもう一枚もくださった。

ありがたく頂戴して、早速は来月。

ただ、難点は、奈良に1店舗もない。

食べに行くには生駒越えか龍田越えしか、ない。

なんとも、とほほ、である。

なお、ふくちぁんラーメンの姉妹店に福福らーめんがある。

機会があれば、是非とも正味したいものだ。

(H29.11.24 SB932SH撮影)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。