宇陀市室生の小原。
夏神楽の行事をしていると聞き、出かけた小原八幡神社。
ただ、その年によって行事日程が移動すると、わかってきた。
今日は、7月22日(木曜)。
祝日にあたる「海の日」である。
平成7年に制定され、8年に施行した祝日日は、7月20日の固定日だった。
ややこしいことに、東京オリンピック開催にともない一時的に移動。
令和4年よりハッピーマンデーの月曜日に落ちついた。
ま、とにかく今日は祝日。
休みの日に行事も合わせて実施されるのでは、と判断し、小原を目指した。
が、小原の八幡神社にはだれ一人おられない。判断を誤ったか。
仕方なく、村内をうろうろ動く。
小原の中心部に近いところにホースが見えた。
近づいてわかったホースは水防用のホース。
その場に、人影が見えた。
慌てて車を停車。
出合った今日の村人第一号。
お声をかけたら小原の住民。
消防用具を点検していた小倉住まいのKさんだった。
以前、訪れた八幡神社行事に出合った方だった。
38歳、若手の村人。
消防団員だからこそ、定期・非定期的に消防用具を点検している。
今日だ、と思った小原の夏神楽行事。
平成24年は海の日。
令和元年も7月15日の海の日。
そう聞いていたから、今日の判断であったが、今年は、つい数日前に実施した、という。
東京オリンピックの関係で、今年のカレンダーでは22日が海の日であったが、どうやら第三日曜の翌日の月曜日が正解らしい。
今年は、午後2時の実施であったが、コロナ禍中に参列者は、トーヤ・自治会長・副会長だけで実施したそうだ。
Kさんは、参列していないので、夏神楽をされたかどうか、確認ができていないから不明、という回答。
そういえば、消防団倉庫に、今年の年中行事日程を貼ってあるから、それ見てほしい、と案内してくれた。
田の虫送りは土砂降り雨天につき中止の判断。
秋祭りの白酒は、今も変わりなく木桶に寄せている、という。
寺行事に「拾夜(じゅうや)」がある。
無住寺の小原・極楽寺本堂で行われる村行事であるが、法要に来られる僧侶は、奈良市の都祁白石・興善寺の若い住職。
ここ小原は、兼務寺だった。
今年は、ゾークと呼ぶ造営事業が、コロナ禍であるが、造営式典の日程は一応決まっており、11月21日に予定しているが・・・式典内容や時間もまだ決まっていない。
こうして年中行事リストを拝見した小原の行事は多様。
気になる行事も多くある。
1月の歳旦祭、山の神。2月の厄年祈願、節分、祈願祭。3月の伊勢講、彼岸入りこもり。
4月の金毘羅座。6月のけかけこもり。8月の盆踊り、施餓鬼、風の祈祷こもり。
9月の行者講、十五夜こもり、11月の亥の子座、愛宕講。12月の権現講などなど。
他村にある同名行事を取材しているので、だいたいのイメージは浮かぶが、地域特有のなにがしか、が見つかる場合もあるので、類似事例として興味をもつ。
コロナ禍が収まったころに、ぜひとも再訪してみたい小原の年中行事。
なお、年中行事でなく、お家で行われている習俗も念のため尋ねてみた。
お盆の習俗である“サシサバ”。
お家の神さんに供える“カケダイ”や“ツチ”は、聞いたことも、見たこともないそうだ。
また、その“サシサバ”は、隣村にあたる都祁白石の辻村商店店主が、“サシサバ”を作っている、と伝えたら驚いていた。
(R3. 7.22 SB805SH撮影)
夏神楽の行事をしていると聞き、出かけた小原八幡神社。
ただ、その年によって行事日程が移動すると、わかってきた。
今日は、7月22日(木曜)。
祝日にあたる「海の日」である。
平成7年に制定され、8年に施行した祝日日は、7月20日の固定日だった。
ややこしいことに、東京オリンピック開催にともない一時的に移動。
令和4年よりハッピーマンデーの月曜日に落ちついた。
ま、とにかく今日は祝日。
休みの日に行事も合わせて実施されるのでは、と判断し、小原を目指した。
が、小原の八幡神社にはだれ一人おられない。判断を誤ったか。
仕方なく、村内をうろうろ動く。
小原の中心部に近いところにホースが見えた。
近づいてわかったホースは水防用のホース。
その場に、人影が見えた。
慌てて車を停車。
出合った今日の村人第一号。
お声をかけたら小原の住民。
消防用具を点検していた小倉住まいのKさんだった。
以前、訪れた八幡神社行事に出合った方だった。
38歳、若手の村人。
消防団員だからこそ、定期・非定期的に消防用具を点検している。
今日だ、と思った小原の夏神楽行事。
平成24年は海の日。
令和元年も7月15日の海の日。
そう聞いていたから、今日の判断であったが、今年は、つい数日前に実施した、という。
東京オリンピックの関係で、今年のカレンダーでは22日が海の日であったが、どうやら第三日曜の翌日の月曜日が正解らしい。
今年は、午後2時の実施であったが、コロナ禍中に参列者は、トーヤ・自治会長・副会長だけで実施したそうだ。
Kさんは、参列していないので、夏神楽をされたかどうか、確認ができていないから不明、という回答。
そういえば、消防団倉庫に、今年の年中行事日程を貼ってあるから、それ見てほしい、と案内してくれた。
田の虫送りは土砂降り雨天につき中止の判断。
秋祭りの白酒は、今も変わりなく木桶に寄せている、という。
寺行事に「拾夜(じゅうや)」がある。
無住寺の小原・極楽寺本堂で行われる村行事であるが、法要に来られる僧侶は、奈良市の都祁白石・興善寺の若い住職。
ここ小原は、兼務寺だった。
今年は、ゾークと呼ぶ造営事業が、コロナ禍であるが、造営式典の日程は一応決まっており、11月21日に予定しているが・・・式典内容や時間もまだ決まっていない。
こうして年中行事リストを拝見した小原の行事は多様。
気になる行事も多くある。
1月の歳旦祭、山の神。2月の厄年祈願、節分、祈願祭。3月の伊勢講、彼岸入りこもり。
4月の金毘羅座。6月のけかけこもり。8月の盆踊り、施餓鬼、風の祈祷こもり。
9月の行者講、十五夜こもり、11月の亥の子座、愛宕講。12月の権現講などなど。
他村にある同名行事を取材しているので、だいたいのイメージは浮かぶが、地域特有のなにがしか、が見つかる場合もあるので、類似事例として興味をもつ。
コロナ禍が収まったころに、ぜひとも再訪してみたい小原の年中行事。
なお、年中行事でなく、お家で行われている習俗も念のため尋ねてみた。
お盆の習俗である“サシサバ”。
お家の神さんに供える“カケダイ”や“ツチ”は、聞いたことも、見たこともないそうだ。
また、その“サシサバ”は、隣村にあたる都祁白石の辻村商店店主が、“サシサバ”を作っている、と伝えたら驚いていた。
(R3. 7.22 SB805SH撮影)