マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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期間限定の売り子たち

2011年12月05日 06時47分48秒 | 民俗あれこれ(売る編)
自宅の畑で採れた野菜などを売っている長安寺町の売り子たち。

評判が評判を呼んでいる売り場だ。

試しに買ったみた丹波黒豆はとてつもなく美味かった。

茹であがった黒豆は食べる前に半分もなくなっていた。

再び買いに行ったが、ときすでに遅しで、売り切れていた。

一人で250袋(300円×250袋=75000円)をも買い占めた男性がいたという。

そのような大量の注文をければ一人ではさばききれない。

近所に住む婦人たちが作業を手伝いに応援する。

黒豆を一つずつ手作業で枝から豆をちぎっていく。

作業は一日中続くという応援団は無報酬のボランティアだそうだ。

仲よしの婦人たちの平均年齢といえば80歳を超えている。

作業をしながら談話もする。

恥ずかしながら始めた野菜売り。

この時期は採れたての野菜が売り場に並ぶ。

早朝の開店時間も待てずにやってくる人もいる。

車を止めて売り場を眺める購買者。

あれもこれもと買いだめする。

食べてみればとても美味しいからとまたやってくる。



噂を聞きつけた人もやってくるが、秋の実りを季節限定で販売していた売り場は売り切れた台しか残っていない。

そういう人たちが翌朝に訪れる。

この月いっぱいが開店期間。

6年ほど前から始めた売り場は11月になれば影も形もなくなった。

一年後の開店が待ち遠しい。

(H23.10.21 EOS40D撮影)


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