マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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6時間待って審判が下された頻脈処置

2019年02月23日 09時09分44秒 | むびょうそくさい
頻脈症状が止まってもう2週間にもなる。

24日に予定している血栓検査の経食道エコー検査。

5日後の29日は入院して処置する電気的除細動治療がある。

電気的除細動治療というのはいわゆる電気ショック療法のカウンターショック。

その処置でも治らなければ心房粗動アブレーション処置をする。

予定はそうであるが、この2週間は元の木阿弥に戻った心拍数が40拍前後の徐脈状態に、また戻った。

このままであれば、徐脈状態にカウンターショックをするはめになってしまう。

尤も、先にしなければならない経食道エコー検査もあるが、これらは頻脈症状に対する処置である。

2週間も徐脈状態であれば、する必要性はない、と自己判断する。

尤も判断して勝手にキャンセルをするわけにもいかない。

きちんと現在状況を診断してもらって判断を下してもらうのである。

21日は火曜日。

担当主治医の担当曜日である。

その日に直接行って診てもらう前に現況を伝えておくほうが望ましいと思って、前日の20日に循環器内科受付へ電話した。

受けた職員はいう。

勝手にキャンセルはできませんので、明日は当日診療で来てくださいという。

診察受付は11時まで。

その時間までに来て受付してくださいと伝えられて、この日にやってきた。

午前10時に窓口の循環器内科受付に伝える昨日電話の件。

もう一度、繰り返してくださいと云うので、11月6日、7日、8日から以降の今日にいたるまでの経緯を詳しく伝えた。

主治医に情報を伝達するから詳しく説明する。

受付後はいつもの通りに待合室で待っていた。

30分後にあったマイク放送。

あぁ、これは心電図検査の通達だなってことがわかる。

実際はその通りの心電図検査。

検査室はフロアーが2階上。

これもまた、いつもの通りに受付を済ませて待っていた。

検査待ちの患者さんが6、7人。

これは時間がかかる。

心電図検査そのものは5分程度。

場合によっては10分という場合もある。

100回まではまだいってないが、かれこれ云十回もしてきた心電図検査。

先に呼び出された3人。

本日は人数が多いから1階の検査室に移ってもらいますと誘導された。

へっ、1階にもあったんだと初めて知る検査室。

検査が終わった時間帯は午前11時。

再び循環器内科の診察室前に座って待っていた。

この日はいつもよりも空いていて、いつのまにか夢の世界へ。

居眠りから目を覚ました時間は丁度の12時だった。

目を開けたら待合室はいっぱいになっていた。

それから、朦朧としながら待った。

再び目を覚ました時間帯は午後1時。

待合室は一転して閑散状態になっていた。

呼ばれる気配もなく、この状態では11月6日同様の午後2時になりそうと思っていた。

予想に反して午後1時20分にあったマイク放送。

次々と呼び出された患者は診察室とは真逆の裏側に移動してくださいというわけだ。

この対応は以前にもあった。

平成28年5月17日である。

別室への移動を促して案内された。

移動先は循環器内科診察室の裏側。

血液検査診察室の待合室である。

慣れたものだからというのもおかしなことだが、これは緊急処置。

診察室は午前、午後の部ごとに主治医が入れ替わる。

午後の部は午後2時からである。

午後に予約してある人とガッチャンコする。

場所を移動することになった患者さんは午後の受付である。

予約の患者さんもおれば突発的診察もある。

予約の患者数は予め把握しているが、緊急の患者さんは把握のしようがない。

患者さんの容態が違うから検査も異なる。

長引くこともあるということだ。

で、私の順番は何番目と聞いたら5番目。

これでは診察が午後2時ごろどころではないような気がした。

午後2時も過ぎたらさすがにお腹がグウグウいいだした。

座ったままで待つのは実に苦しい。

同じ状態で長時間もおればエコノミークラス症候群に陥ってしまいそうだ。

席を外してクマ歩き。

とにかく身体が動きたくなる。

尤も、病院に来てから早や4時間。

一時間に一回は用足しにトイレ行きだ。

いつ呼ばれるかもわからないが、コツはある。

待っている患者さんの動きである。

ずっと同じように待っていた患者さんが呼ばれたら、今の間と思ってトイレに駆け込む。

診察時間は早くて5分。

普通で10分程度。

それ以上もある場合は、診察室で特別な診断をしている場合だけであろう。

間隙を縫ってトイレに駆け込むコツはこうして覚えていったのだ。

午後3時半になっても呼び出されない。

どうやら5番目どころか最後尾になっていたことがわかったのは午後4時。

見覚えのある患者さんはすべてが消えた。

私一人しかいない。

やっとのことの呼び出しになったが、イライラ感はとうに沸点に達していた。

こうして始まったⅠ循環器内科医師の診察。

突発的に頻脈状態におちいった11月6日の状態。

翌日7日にⅠ主治医の診察があって、処方箋のワソラン錠を服用した日数といえば、たったの二日間。

ワソラン錠は毎朝、昼、夜食後の服用であるが、6日の夜から開始、7日は朝昼晩であった。

服用した二日目からすでに脈拍数は変調していた。

状態は120以上の頻脈であったが、7日の昼、夜は80拍台に下がりつつあった。

翌朝の8日の起床時も朝も、なんと、なんとと40拍台になっていた。

このまま服用するわけにはいかないから、8日の昼に電話をした循環器内科の受付。

主治医に状況を伝えてもらって指示があった。

ワソラン錠は服用しない・・である。

それから2週間は前述したように頻脈症状がまったく出ることなく暮らしてきた。

薬が短期間で効能を発揮したのか、わからないが症状は止まった。

本日の心電図検査の結果は実に良好なカーブを示す。

きちんとしたp波が出現していていることから問題はない、ということだ。

よっしゃという声は出なかったが、予定していた血栓検査の経食道エコー検査に入院処置の電気的除細動治療はキャンセルとなった。

確かな状態を診断した主治医の審判が下された。

「検査だけでもしておきましょうと言いはったら、私は爆発してましたで」と話したら、笑顔で返された。

ちなみに主治医がいうには、突発的な頻脈症状はままあるらしい。

再発した場合はワソラン錠を服用する。

今回同様に短期間の服用で症状が見られない場合はそうしてください、だ。

万が一、それ以上の日数が継続する場合は、また電話をすること。

次回は元々予定していた来年の1月23日の定期検査をするということである。

ちなみに原因である。

一般的な場合であれば酒の飲み過ぎである。

それは、ない。

毎日に飲んでいるアルコール量はたいしたことはない。

500mlの発泡酒が1本。

あとはサイダーで割ったチューハイが2杯若しくは1杯。

1杯の場合はカップ酒になる。

そんな毎日であるが、γ―GTPは57。

休肝日を設けなくなって、もう10年以上にもなるが、肝臓の状態は実に良い。

ストレスもないが、医師が云うには強烈なストレスによって頻脈が発症するらしい。

発症した日は11月6日の朝食後である。

朝6時、起床した際の脈拍は45拍。

いつもと同じような心拍数だった。

微妙におかしいと感じたのは朝8時に食べた朝食後のことである。

突然のごとく発症した頻脈は身体全体が震えるほどに心臓がドキドキした。

計った血圧は130-91であるが、脈拍数は目ん玉が飛び出しそうになった122拍だった。

ストレスなんてものはまったくなかった。

敢えていうなら室内温度が高めになっていたことだった。

こうして検査も処置もしなくなってほっとする。

午後3時を想定していた会計処理は、予想が大外れの午後4時半。

今日一日がストレス有り過ぎ、と思った。

(H29.11.21 SB932SH撮影)


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