マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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奇跡的に残った旗飴

2019年06月13日 08時35分12秒 | 民俗あれこれ(ハタアメ編)
なんと、なんと・・、である。

大阪・住之江の実家に平成27年3月7日に行われた桜井市三輪の成願稲荷神社の初午に供えられた旗飴がそのままの状態で見つかった。

当時、供えられた5種類の旗飴すべては大神神社の神職よりいただいたものだ。

5本のうち3本が欲しいと云ったおふくろにあげたものが、そのままの形で実家に残っていた。

寸法は長さが29cm。

幅が6mm。

竹製の串の厚さは3mmである。

ちなみに飴玉の直径は大きい方でほぼ2cm。

小さい方もほぼ同様であるが、高さは低く15mm。

重さは測っていない。

飴がない一本はおふくろが食べたのではない。

大事にしておいたが、何らかの事象で落下した模様。

畳みに落ちた飴は掃除機に吸い込まれたようである。

ようまぁ、そのまま残っていたなんて奇跡・・である、3年間も放置していたので旗は色褪せていた。

奈良県内盆地平たん各地の神社や民家に供えられ、子どもたちが貰いに行っていたハタアメ行事一切が消えた現在は、とても貴重な史である。

貴重品ではあるが、配ってくれた大神神社さんに寄進しようと思った・・・が、当面は私が保管することにした。

何かの折に公開発表する史料として、或いは継承・商品化してくださる篤志をもつ方が現れるまで大切に保管することにした。

(H30. 2.19 SB932SH撮影)


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