しばらく遠ざかっていたとんかつ店。
奈良市の神殿町にあるとんかつ屋の「まるかつ」である。
本日の診察結果はよろしくない。
もう少し様子をみましょうと伝えられるだろうとも思っていたが、こればかりは・・・。
結果はいずれであっても本日の昼飯はとんかつ屋の「まるかつ」に決めていた。
アンケートに答えてから四半期ごとにお店から送られてくる割引サービス券付きのダイレクトメールである。
なんの問題もない診察結果のご褒美に食事をする。
“病”に勝つゲン担ぎではないが、“トンカツ”を喰って“病”に勝とうということだ。
サービス券はいろいろあるが、この日の食欲はサイテー。
欲はなくとも“良く“なりたい。
という狙いでカツ丼をメインに据えた。
ほぼ1年前に食べたカツ丼はポリュームたっぷり。
注文するならご飯は半分、と決めている。
それだけじゃ物足りない一品もの。
季節は再びやってきた旨さが増す牡蠣の時季。
ダイレクトメールに書いてあったでっかい牡蠣の季節になりました・・・と。
平成29年11月16日の初味わい。
なんと、カキフライを2個もサービスするというチラシに釣られてやってきた。
これまで見たことのない大きさにじゅわジュワのカクフライに大満足したのだ。
その日以来、まるかつの勝手ファンになった。
この日の食欲は1個でいい。
そのつもりで入店しようとしたら・・。
幟にはっきりとわかる“売切御免”。
尤も先に目がいった文字は“本日は コロッケ半額”である。
わざわざ染文字で作った幟である。
「本日は・・」というのはこの日に違いないが、他の日にも幟を立てておれば「「本日は・・」コロッケ半額」であろう。
幟は毎日に立てているのか、それとも特別な日だけなのか。
これまで通りにドアを開けて店内を・・見た。
なんと、満席である。
しかも3人グループさんも待ち行列。
えらい賑わいになったもんだが、時間帯は午後1時。
仕事人は3グループ。
女性グループが4グループ。
単身は7人。
テレビや新聞でも取り上げられたとんかつ屋まるかつの人気ぶりである。
注文は心に決めていた三元豚ロースカツ丼と単品のカキフライ。
幟で心が奪われた半額コロッケも。
カツ丼は680円。
カキフライは1個が200円。
ころころのまるかつコロッケは240円であるが、本日は半額なので120円。
合計で丁度の千円。
食べ終わってからの支払いはサービス券活用で100円の割引した900円となる。
テーブルに置いてあった半額サービスについて、だ。
「今日のコロッケスポンサー」さんのおかげで半額サーボス。
つまり半額分は企業宣伝によって成り立っていたのだ。
企業さんがどれほどの宣伝費用をかけているのかわからないが、面白い取り組みである。
「今日の・・」とあるから、他にもありがたい企業が支援しているのだろう。
配膳されたのは注文してから14分後。
いつもより若干、長かったかなという印象である。
さてさてご飯を半分にしてもらったカツ丼である。

一切れを口にしてサクッ。
この食感が堪んない。
ガツガツ食べるカツ丼であるが、どこか物足りなさを感じる。
添えつけのシバ漬けにコリコリ茄子の漬物。
カツ丼の飯に丁度いい。
そう思うのは・・。
とじ玉子も美味しいのであるが、味わいに広がりがないのだ。
私の好みはもっと濃い味。
いや、出汁が濃い味である。
薄味という、ご飯に浸み込んだ味も薄い。
コテコテまでいかなくとももっと深みの味にしていただきたいと思った。
次回は味の濃いソースカツ丼にしてみたくなる。
なお、カツ丼に汁椀もつく。
まるかつの汁椀はしじみ汁だけである。
健康に、という店主の計らいであるしじみの味噌汁であるが、しじみ貝の旨味が・・・ない。
あれぇ、である。
もう一つのあれぇはまるかつコロッケである。

サクサク感たっぷりに揚げたコロッケの食感がこれまた堪んない。
ぐしゃぐしゃ喰った。少し食べてから感じる違和感、いや違和味である。
コロッケの味に嫌みを感じる。
これはなんだ。
いくら食べても油感がある。
衣はサクサクで申し分ないのだが、ジャガイモというか中身に油感がある。
ずいぶん前のこと。
30年、いやもっと前。どこで食べたかわからないが、そのコロッケの味はバター・・・ではなく、ラードの味である。
動物臭さもあるラードにまいったことがあった。
その味を思い出してしまった。
やなことが多いが、カキフライは絶品である。
こんな旨いカキフライはそうそう味わえることはない。
大粒の牡蠣を揚げたカキフライ。
一口で食べきることは無理。
二口、三口、四口・・・。
でっかいカキフライに思わず\(^o^)/を揚げたくなる。
ご飯は希望通りの半分にしてくださったが、食べきるのがたいへんだった。
それほど量が多い。
コロッケなんか丸々と肥えている。
カツも多い。
四人掛けテーブル食べてはった女性グループ。
お皿の上に厚めのカツやコロッケがごろごろ残している。
もったいないというお客さんのために持ち帰りができる。
サービスに持ち帰り専用のパックもある。
これ以外にもあれこれあるお客さんへの気遣い。
この点が人気なのだろうか。
そうそう、書き忘れたらいかんことがある。
添えつけのキャベツである。
これがむちゃ美味いんだ。
コールスローでもいいが、テーブル添えつけのドレッシングと相まってむちゃ美味い。
ご飯なくともキャベツの味だけで愉しめそう。
(H31. 1.18 SB932SH撮影)
奈良市の神殿町にあるとんかつ屋の「まるかつ」である。
本日の診察結果はよろしくない。
もう少し様子をみましょうと伝えられるだろうとも思っていたが、こればかりは・・・。
結果はいずれであっても本日の昼飯はとんかつ屋の「まるかつ」に決めていた。
アンケートに答えてから四半期ごとにお店から送られてくる割引サービス券付きのダイレクトメールである。
なんの問題もない診察結果のご褒美に食事をする。
“病”に勝つゲン担ぎではないが、“トンカツ”を喰って“病”に勝とうということだ。
サービス券はいろいろあるが、この日の食欲はサイテー。
欲はなくとも“良く“なりたい。
という狙いでカツ丼をメインに据えた。
ほぼ1年前に食べたカツ丼はポリュームたっぷり。
注文するならご飯は半分、と決めている。
それだけじゃ物足りない一品もの。
季節は再びやってきた旨さが増す牡蠣の時季。
ダイレクトメールに書いてあったでっかい牡蠣の季節になりました・・・と。
平成29年11月16日の初味わい。
なんと、カキフライを2個もサービスするというチラシに釣られてやってきた。
これまで見たことのない大きさにじゅわジュワのカクフライに大満足したのだ。
その日以来、まるかつの勝手ファンになった。
この日の食欲は1個でいい。
そのつもりで入店しようとしたら・・。
幟にはっきりとわかる“売切御免”。
尤も先に目がいった文字は“本日は コロッケ半額”である。
わざわざ染文字で作った幟である。
「本日は・・」というのはこの日に違いないが、他の日にも幟を立てておれば「「本日は・・」コロッケ半額」であろう。
幟は毎日に立てているのか、それとも特別な日だけなのか。
これまで通りにドアを開けて店内を・・見た。
なんと、満席である。
しかも3人グループさんも待ち行列。
えらい賑わいになったもんだが、時間帯は午後1時。
仕事人は3グループ。
女性グループが4グループ。
単身は7人。
テレビや新聞でも取り上げられたとんかつ屋まるかつの人気ぶりである。
注文は心に決めていた三元豚ロースカツ丼と単品のカキフライ。
幟で心が奪われた半額コロッケも。
カツ丼は680円。
カキフライは1個が200円。
ころころのまるかつコロッケは240円であるが、本日は半額なので120円。
合計で丁度の千円。
食べ終わってからの支払いはサービス券活用で100円の割引した900円となる。
テーブルに置いてあった半額サービスについて、だ。
「今日のコロッケスポンサー」さんのおかげで半額サーボス。
つまり半額分は企業宣伝によって成り立っていたのだ。
企業さんがどれほどの宣伝費用をかけているのかわからないが、面白い取り組みである。
「今日の・・」とあるから、他にもありがたい企業が支援しているのだろう。
配膳されたのは注文してから14分後。
いつもより若干、長かったかなという印象である。
さてさてご飯を半分にしてもらったカツ丼である。

一切れを口にしてサクッ。
この食感が堪んない。
ガツガツ食べるカツ丼であるが、どこか物足りなさを感じる。
添えつけのシバ漬けにコリコリ茄子の漬物。
カツ丼の飯に丁度いい。
そう思うのは・・。
とじ玉子も美味しいのであるが、味わいに広がりがないのだ。
私の好みはもっと濃い味。
いや、出汁が濃い味である。
薄味という、ご飯に浸み込んだ味も薄い。
コテコテまでいかなくとももっと深みの味にしていただきたいと思った。
次回は味の濃いソースカツ丼にしてみたくなる。
なお、カツ丼に汁椀もつく。
まるかつの汁椀はしじみ汁だけである。
健康に、という店主の計らいであるしじみの味噌汁であるが、しじみ貝の旨味が・・・ない。
あれぇ、である。
もう一つのあれぇはまるかつコロッケである。

サクサク感たっぷりに揚げたコロッケの食感がこれまた堪んない。
ぐしゃぐしゃ喰った。少し食べてから感じる違和感、いや違和味である。
コロッケの味に嫌みを感じる。
これはなんだ。
いくら食べても油感がある。
衣はサクサクで申し分ないのだが、ジャガイモというか中身に油感がある。
ずいぶん前のこと。
30年、いやもっと前。どこで食べたかわからないが、そのコロッケの味はバター・・・ではなく、ラードの味である。
動物臭さもあるラードにまいったことがあった。
その味を思い出してしまった。
やなことが多いが、カキフライは絶品である。
こんな旨いカキフライはそうそう味わえることはない。
大粒の牡蠣を揚げたカキフライ。
一口で食べきることは無理。
二口、三口、四口・・・。
でっかいカキフライに思わず\(^o^)/を揚げたくなる。
ご飯は希望通りの半分にしてくださったが、食べきるのがたいへんだった。
それほど量が多い。
コロッケなんか丸々と肥えている。
カツも多い。
四人掛けテーブル食べてはった女性グループ。
お皿の上に厚めのカツやコロッケがごろごろ残している。
もったいないというお客さんのために持ち帰りができる。
サービスに持ち帰り専用のパックもある。
これ以外にもあれこれあるお客さんへの気遣い。
この点が人気なのだろうか。
そうそう、書き忘れたらいかんことがある。
添えつけのキャベツである。
これがむちゃ美味いんだ。
コールスローでもいいが、テーブル添えつけのドレッシングと相まってむちゃ美味い。
ご飯なくともキャベツの味だけで愉しめそう。
(H31. 1.18 SB932SH撮影)