忘れていることがある
ある感情、ある感覚を射止め仕留める意志
疾走する感覚
ことばの包囲をほどく
やわらかな不逞な心
滅びの道を捉えるまなざし
世界構成の強度、密度の必然性
同時に、そのまったき偶有性について
ふたつのことを一つとして
生成の原郷に居つづけること
一つにいいかえることができる
それだけでつながっていると信じられた
すべてを包括する根本コード──生の意志
社会体の先行をゆるさない、すなわち
ことばから逆算する心への死刑宣告
なによりインターミッション
第三の領域を開く意志と覚悟