プロ野球、阪神タイガースのアニキこと金本知憲は甲子園のお立ち台で『気持ちで打った』と溌剌と応える。『シモ(下柳投手)が好投していたので、何とかしたいと思い、あそこは気持ちで打ちました。』と言う具合にである。
まさか気持ちだけで決勝ホームランは打てまい、しかしさもありなん的なことを言うものだと感心はしていた。
我が農園のジャガイモが発芽した。メークインと同時に植え付けをしたのであるが、写真のとおり男爵の方が5日ぐらい早めに発芽している。
今年のじゃがいもは念入りに育てている。誰もが比較的かんたんに作れて失敗のないジャガイモやサツマイモを、去年おととしと連続して失敗しているのである。ご丁寧にも故意ではなかったがご近所にお裾分けまでしてしまったのである。いい恥さらしである。
ムキになっても仕様がないのであるが、イワン・アサノヴィッチはこの2年間というものは承伏し難い気持ちで悶々としていた
しかし、ここは気持ちを切り替え(プロ野球の選手も良く使う言葉だ。)今年は一つひとつの作業を入念にして、もちろん土壌の石灰消毒や堆肥の鋤込みも時期を勘案しながら行い、ゆめゆめ失敗のないように品質管理よろしく育てんとしている。
種芋も吟味して購入して来た。植え付け時期もきちんと守った。発芽の後には土寄せも行った。追肥も時期を考慮しつつ施すつもりだ。いままでのところ手落ちもなく万全の対応をしている。
ジャガイモは天候の温暖な千葉県では少々の天候不順があっても問題なく成長する。残されたことと言えば豊作を信じるのみである。
否々、ここまでくればいまや”気持ち”で豊作を勝ち取る心境になっている。阪神タイガースの金本知憲を嗤ってはいられないのである。
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