イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

~まるで越後屋~ 庶民的な国会、共産・小池晃氏

2015-09-11 14:44:22 | 社会・経済
 『在職中は大企業に便宜を図るような通達を出す。
退職したら業界団体に天下りし、法案を提案させる。
まるで”越後屋(商人と癒着した代官)”だ。
許されない。(元局長を)やめさせるべきだ』

「越後屋」と聞けば、映画やテレビの時代劇を観ていて、こんなシーンを想い出した方もおられるでしょう。
人払いをした部屋で、「代官様」と羽振りは良いが悪辣顔の豪商。
『 越後屋!お主もワルよのう、フッフッフ 』 と代官。
『 へへ~、滅相もない、お代官様 』 と、ニンマリ顔の越後屋。

之は越後屋の抜け荷の見逃しをする代官と、その謝礼に袖の下の小判を差し出す越後屋とのやりとりの場面です。

冒頭の言葉は、10日の参議院での小池晃氏の質問です。
元愛知労働局長(新宅友穂)在任中の、トヨタ自動車に対する監督件数が二割も減った。それは県内監督署に大企業監査を勝手にするな、と言う通達を出していたからだ。
そして、事もあろうに新宅友穂某は退職後に派遣会社でつくる「日本生産技能労務協会」の専務理事に天下った。そして、労働政策審議部会に送り込み今回の派遣法改悪を主張し法案提出の運びとなったのである。

絵に描いたような、政官財癒着ムラの実態である。
さすが、塩崎厚労相は『大企業だから指導を控えると言う、通達は止めるようにしたい』と答弁せざるを得なかった。

越後屋と代官のやりとりは人払いした密室のやりとりで見えにくい。しかし、今回の新宅友穂とトヨタらと「日本生産技能労務協会」による政官財癒着ムラの画策=派遣法改悪は、体裁だけは整えた白昼堂々の悪巧みである。
あまりにも庶民をバカにしています。

『 叩っ殺してやる! 』 はテレビの見過ぎになりますが、『 許しちゃあ~おけね-!』ぐらいの言葉は庶民感覚にハマッてますよ。小池晃さん。(笑い) 祈奮闘。

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