イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

黒川弘務検事長が賭けマージャンで辞任

2020-05-22 13:24:19 | 社会・経済
 アベ政権に近いとされてきた黒川弘務東京高検検事長が辞表を提出した。
アベがマヤカシの閣議決定をして、わざわざ定年延長をした黒川が賭けマージャンをしていたことが露見して、世論の厳しい批判に耐えられず辞任することになったのだ。
 
アベは自分のお気に入りの黒川検事長を検事総長に据える為に、マヤカシ閣議を開き、従来の定年年齢を延長する決定をした経緯がある。
狙いは勿論のことであるが、「政官財癒着ムラ」の住民に黒川を加えることにあり、且つその後は自身や身の回りの人物が逮捕されたり起訴されたりする事が起きないように事前の犯罪準備を整えるためだった。
 
北朝鮮じゃあるまいし、こんな勝手な政権運営がとうてい許されるものではない。
現政権の中でも、非自民党系あるいは革新系の少なからずの検事たちは人事上の差別を受けている筈である。事実上の司法の支配をアベは行っているのである。
三権分立という日本の民主主義運営に関するルールを根底からひっくり返すような事を、裏では「人事案件」の通常運用という隠れ蓑を使って行ってきたのである。
だから、その傲慢が今回のお気に入りの黒川の登用人事となって表面化したのである。この傲慢さは今の日本を徐々に壊し始めているのである。

SNS世界では、数百万人にも上るツウイートやコメントが発信され、宮本亜門氏ら多くの著名人も怒りの記事を投稿していたのである。
従ってアベも、マズイと判断したのであろう、今国会での「定年延長法案」成立を見送ったのである。そんな矢先に“話題の人物”が産経や朝日の報道関係者らと賭けマージャンをしていたことが露見したのである。「天網恢恢、疎にして漏らさず」である。

イワン・アサノウィッチも某県庁の職員で定年退職した身であるが、アベの傲慢さは全国津々浦々の自治体人事にも、コロナウイルスではないが「感染」していると身をもって体験しているのである。
イワン・アサノウィッチは共産系労組の役員をしていたと言う事で30代から定年まで人事昇任差別を受け続けてきたのである。当然に給与・退職金・年金にも差が生まれ、ザッと概算計算しただけでも同期の連中とは数千万円の経済的な差別となっている。

即ち、アベ自民の輩にはそもそも国民奉仕のための公平・公正な人事と言う認識など微塵もないのである。
在るのは「今だけカネだけ自分だけ」思考だけなのである。

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