新型コロナウイルス対策として、『甘いものに注意』(<食べないこと>)と書いた。
新型コロナウイルスに感染し、肺炎が重症化して呼吸できなくなるケースについて量子科学技術研究開発機構などの研究グループは、免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が関わっており、この働きを抑える薬を使うことで治療できる可能性があると発表したという。
インターロイキンは、蓄積した内臓脂肪から血液中に放出される、サイトカインと呼ばれる物質の一つのグループであり、サイトカインが物質的に明確になったものがインターロイキンである。
サイトカインは免疫・炎症反応などの生体防御の上で重要な役割を果たすが、異常に増えてしまうと血管拡張や血圧変動等を経てショックや多臓器不全にまで進行するという非常に恐ろしいことになる。
このニュースの通りならば、内臓脂肪をためている人は肺炎重症化のリスクが高いことになる。
若年層に重症化リスクが少ないのもうなずける。
内臓脂肪の原因になるのは高血糖であり、糖質を多くとることで起こるものだ。
甘いものが第一に気をつけるべきものに挙がるのは当然だが、この際糖質にも十分気をつけて欲しい。
特に小麦だ。
すぐに内臓脂肪を減らせというのは難しい話だとしても、改善できないことではない。
<食べないこと>で書いたことを意識していただきたい。
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