そらみつ みそら file  ~To Provide You With Unity~

こころとからだについて、気がついたことを書いていきます。
『』の中の言葉は、見えない世界から伝わってきたものです。

京都の神山 1

2023-06-21 15:35:40 | 旅の記録

4月から意図せず鴨氏の関係のところに何度も参拝している。

どれも初めての場所ばかりだが、出向く直前まで意識もしていない。

空き時間を使うのに、その時にいた場所の近くだとか、最終目的地までの途上で、歴史のある場所はないかと探すと、たまたま鴨氏の史跡が見つかっただけのことだ。

だが、それはそもそも僕がいた場所や行動ルートが鴨氏の活躍した場所に重なっていたからで、それこそ知らずに呼ばれたということなのだろう。

 

今回のこの神山(こうやま)は違う。

知人が、僕が行くべきだとメッセージを受けたものだ。

上賀茂神社には何度も参拝していて北側に御神体山があることも知っていたけれど、禁足地だと思い込んでいたし、興味も湧かないでいた。

 

神山は、下鴨神社に祀られる賀茂別雷神が降臨した地とされている。

この神は、母親である玉依姫が飛んできた丹塗り矢に突かれて身籠ったとされる。

 

鴨氏は大和を出発して山城に移住するにあたり、祀った場所が三ヶ所あるとされている。

山城国風土記逸文によると、一つは「山代の国の岡田の鴨」。

岡田鴨神社のことだ。

岡田鴨神社

 

次が、「葛野川(桂川)と賀茂河(鴨川)との出会うところ」とされている。

久我(こが)神社といい、伏見区にある。

地元の人には「森の宮」と行った方が伝わるかもしれない。

僕は岡田鴨神社のあと、そこにも参拝したのだけれど、ブログに記録を残していない。

立看板には、ここが賀茂別雷神が生まれた地と伝えられているとあった。

鳥居前と拝殿前に対に掲げられた提灯には、どちらにも矢羽が片面には黒で、反対側は赤で塗られたものが描かれていた。

社紋として丹塗り矢を表現しているのだろう。

数日後に祭りを迎えるところで、境内ではその準備に村の人たちが精を出していた。

 

3番目が「久我の国の北の山基」になる。

上賀茂神社のすぐ南西にあるが、そこにはまだ行ったことがない。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 曲がり角で | トップ | 京都の神山 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿