鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

へのへのもへじの赤ちゃん・・・あなたの地球は、もうないの!

2008-07-09 19:49:57 | Weblog
合歓(ねむ)の花が咲き出しました。
(画像の合歓木は、よそのお宅の木でしたので、あまり上手く撮れませんでした。車の中から、カメラ向けたんで・・・。多分、怪しまれたかも・・・)

明るいピンク色の毛のようなふわふわとした花が、触れると閉じてしまう葉の上に、幻のように咲いていて、なんだか不思議な風情の花(木)です。
名前だけ聞くと、眠気を連想させる木ですが、漢字だとpleasure(この単語でよかったのかな?) or joy・・・歓喜とか喜び・・・なんて意味みたいですね。熱帯系の花っぽいですが、耐寒性も強くて、東北地方まで自生するそうです。

さて、合歓の花と、今日の御題『へのへのもへじの赤ちゃん』は、どう関連付けるのか・・・と思って読んで下さっている方もいらっしゃるかと(・・・いないか・・・)思いますので、本題に入ります。

この『へのへのもへじの赤ちゃん』というのは、1960年代から70年代にかけて、六文銭というフォークグループが、歌っていた歌の中の一節なのですが、多分、この詩(詞)は、劇作家の別役実さんの作られた詞だったと記憶しています(今となっては、確かめる術を知らないので、違っていたらすみません)。


へのへのもへじの赤ちゃん
あなたの地球はもうないの・・・。
あなたのお父様が食べてしまわれた。


優しく、緩やかなメロディなのですが、ちょっと不気味な詞なんで、覚えておりまして・・・。

ワタシは、六文銭をリアルタイムで見て、聞いたことはないので(まだ、子供でしたので)、この歌が出来てから大分、経った頃に聞いたわけです。


だから、あなたの小さな魂は、暗い宇宙の真ん中で、ひとりで、ぶら下がって風が吹いたら、フラフラと揺れるの・・・。
合歓の花が匂ってきても、誰も教えてはくれない・・・。
おやつの時間がきても、誰も呼んではくれない・・・。


ちょっと違うかもしれませんが、こんな詞だったんですよ。
ここで、やっと合歓の花の登場ですが、私は、合歓の花をみるとこの不思議な花の風情とこの不思議な歌を思い出す・・・って・・・ただ、それだけなんですけどね。

なぁんだ・・・と思われた方、ほんとにごめんなさい。
益体もないブログなんです・・・。



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