乾いた極寒の晴天。
明け方・・・まだ陽ものぼらぬ寒い朝。
あまりの寒さに目がさめて、スマートフォンの天気情報をみると・・・現在・氷点下6度。
そりゃあ、寒い訳だな・・・。
布団の中の足元用の電熱ヒーター(電気座布団のような行火)は、何故か2時間経つと、電源が落ちる仕組みになっているので、電源を入れなおす。
ほかほか・・・ほかほか・・・。
季節、既に、小寒の寒の入りを経て、大寒へ向かう途中。
松の内も終わり、正月も遠くなったような・・・(まだ年明け1週間なのに)いつもいつも、そんな感じで。
・・・昨日が、遠い昔のようだ・・・なんて思っていても、あっという間に、時間だけは、過ぎてしまうので、毎日が、御名残り気分でいたりして。
・・・かといって、何かするでもなく、冬は、出来るだけ、布団の中にいて、布団蓑虫女(ふとんみのむしおんな)と化しているんだね・・・。
ただ・・・昔のように、一日中、布団蓑虫と化している訳にも行かず。
普通の蓑虫ならば、それなりに、軒下なんかにぶら下がっていても、なんの不都合もないんだけどさ(って、アンタに言われたくないよ。布団の中にいる非生産的な蓑虫女とは訳が違う・・・と蓑虫は言うかもしれないけれど)。
こんなに極寒なのに、窓には、蛾が貼り付いているし(冬蛾という冬だけしかいない?蛾のようで)、大丈夫なのかな?と思っていたら、久々に、あの黒いコックローチに遭遇した・・・しかも、居室にて・・・。かなり、ガタイのデカイ大物だけれど、この寒さで、弱体化しているのか、ヨロヨロと歩いていたので、掃除機で、吸い取った・・・(やれやれ)。
春から夏、秋と、活動をするヤツラだけれど、冬場にみたのは、久々だな・・・もしかすると臨終手前だったのかもしれないし。
そんなこんなで、コックローチと遭遇した翌日の今日、夕食の支度などしていたら、今度は、蚊が、飛んでいた・・・こちらも、寒さのせいか、俊敏さにかけ、パチンと両手で、捕まえることが出来た。
この時期だからな・・・吸血することもないのだろうけれど。
極寒なのに、やたらに、害虫の出現に、本当に冷えているのか・・・或いは、フェイクな寒さなのか・・・属性は違えども、一応、布団虫の蓑虫女の私などは、生きていてよいのかどうか・・・悩むところでもある。