鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

籠の鳥

2011-11-23 23:01:13 | Weblog
小雪。寒くなってきた。

勤労感謝の日。出勤日だけれど、咽喉が痛いので、休養。


時々、籠の鳥になってみたいと思うことがある。

籠の鳥は、飼い主に護られ、食物を与えられ、お掃除もしてもらい、朝になると目覚めて、未来の心配をすることもなく、老後の心配をすることもなく、歌いたいときにうたい、食べたい時に食べて、眠くなったら眠る・・・それで、寿命を終えても、飼い主が、丁重に埋葬してくれるか・・・或いは、生ゴミとして、処分されるのか・・・まぁ・・・そのヘンは、飼い主次第だけれども。
運よく、優しい飼い主にでも、当たれば、もう人生(・・・というか、鳥生でいいのか・・・)、100%の幸せが保証されたようなもんである。
・・・ただ、途中で、その優しい飼い主が、何かの理由で、いなくなってしまったり・・・なんてことが、あるかもしれないが・・・。

まぁ・・・そんなふうに、安楽な生活がしたい訳です。

毎日、毎日、行きたくもない会社に行って、したくもない仕事をして、ほんのわずかなお金を給料としてもらい、ラッキーな同僚を妬み、リハビリで、仕事をしているようなうつ病患者を目の前にして、モチベーションは、最低となり、気分だけが、落ち込んで・・・。

そんな生活は、もう、うんざりだ。

籠の鳥になって、飼い主から愛され、狭い世界でも、幸せに生きて、そして、死ぬ・・・。

不況も災害も、病気もなんの心配もいらず、毎日、毎日、楽しく歌って暮らす・・・。

それでも、空は、恋しいだろうか?
鳥として生まれたからには、空を自由に飛びたくなるのだろうか・・・。



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