鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

早春の両毛路-鍋島と伊万里の美術館(3)おまけ。

2016-03-01 22:03:01 | 食・料理

日付が変わったころから、強風吹き出す。終日、風の強い三月の初めの日。



美術館の閉館後は、本日のお楽しみ。
歴史のある街での小さなフレンチレストランでの夕食を予定していた。
予定していたのだが・・・。

開店迄、1時間半以上もあったので、予定変更。

隣市のリーズナブルな洋食店へ行くことにした。

ナビに情報を入力し・・・いざ・・・なんだか、山へ向かっているようだった。
車が一台しか通れそうにない細い道・・・こんなところに、お店があるんだろうか・・・。

山林、山林、サンリンリン・・・な道であった。

着いた先は、オシャレな感じの洋食店であった。

開店時間5分前で、事前の情報だと、予約客しかとらない平日、土日はどうなんだろうか・・・と思うような曖昧な記載だったので、食事をさせてもらえるかどうか、聞いてみようということで、入店。

厨房にお店のひとがいるにも関わらず、二、三度声掛けをしても、シカトされたようだった。
お店の外には、準備中の札があるにはあったけれど、無視かよ・・・。
聞こえなかったのかもしれないけれど。

イチゲンさんお断りなのか・・・。

『やっぱり。市内へ戻ろうか。今から戻れば、最初に予定したレストランに間に合うし。』

ユーターンして再び市街地へ。

国道を逸れて、住宅地の中にある非常に解りにくい小さなフレンチレトランであった。

グルメサイトの口コミによると『ミシュラン御用達』のお店だという。
ミシュランは、ミシュランでも、タイヤ製造メーカーのミシュランさんへ、本国フランスから出張してきたフランス人の方々が、再び、本国へ戻るまで、毎日、ランチに通っていた・・・という。

フレンチというカテゴリーのレストランは、高額で、気取っていて・・・というのが日本のフレンチレストランだし、フレンチは、そうあらねば、フレンチに非ず・・・。
フランス本土でも、高級レストランから、街の定食屋さんまで、いろいろあるだろうから、このお店は、フランス料理の定食屋さんというべきお店なのかもしれない。開店して30年になるという。

客席(テーブル数)5卓の小さな店舗。

メニューは、1種類しかない。ディナーコース(1600円)に、アラカルトで、いろいろつけることができる。エスカルゴだとか・・・。

ディナーコースは、ご自慢の月替わりの野菜スープ(2月は、大根のスープ)と、サラダ、メインは、鶏肉の香草パン粉焼き。トマトソース、ほうれん草のバター炒め、じゃがいものガレット添え。

パンは、バタール。珈琲、デザートは、別料金。珈琲2つと、チョコレートケーキ一つを追加。

お値段の割には、リーズナブルで、コースの品数4点でも、満足のいく内容で、野菜が多いのは嬉しい。

お料理からデザートまで、材料、作り方などを、マダムが、レクシャーしてくれた。

フランスの方は、野菜を好まれるそうである。

こういうお店は、私の地元にはない。

この街には、フレンチレストランが多いと聞く。

やはり古い歴史の街の中で、育まれてきたのだろう。






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