くもりがち。俄雨。気温30度越えの蒸し暑い週明け。
二十四節季・処暑。
暑さも納まっていく頃。
今年は、梅雨入りが遅く、梅雨明けが早くて、そして猛暑になって、お盆冷夏・・・そして、また暑さが戻り・・・といった気温変動の激しい夏でした(・・・って、まだ夏は続いているのだけれど)。
お盆中の雨と冷夏は、現・天皇のご成婚の夏(1993年)が、物凄い冷夏で、コメ不足で、タイ米輸入だとか、そんな年もあったけれど、今年の冷夏は、一過性みたいで、その分、日本各地に、大雨。
私は、暑いとダメなんで(寒いのもダメだけれど)、涼しい・・・というか、寒い夏の方が、過ごしやすいのだけれど。
今年のお盆中は、涼し過ぎて、助かった感倍増だったのは、母の初盆で、猛暑だったら、喪服なんて、着ているのはイヤだし・・・と、お盆前から、憂鬱で、もう憂鬱で・・・。
そんな憂いも、一過性の冷夏で、憂いる事もなく過ぎて、今は、ほんとに、気が抜けて、日中、何もする気にもなれず、ウダウダ、ゴロゴロしている始末。
お盆冷夏は、母の贈り物だったんじゃないか・・・とさえ、思ったりします。
ええ。きっと。そうなんでしょう。
あのひとも、暑さは、苦手だったから・・・(それでも、暑いときは、神経性の脚の痛みも治まってはいたんですけれどね。毎年、涼しくなる秋口には、身体が怠いと、ぼやいていたし)。
いずれにせよ、暑いの、寒いの、痛いの、苦しいの・・・と、充足を知ることがなかったひとだったです。
まあ、神経質でしたしね。
1年のうち、1日だけでも、快調な日があったりしたようだから、その日を基準に、あとの364日は、不調だったようで。
なにかひとつでも欠けると、もう全てが不満・・・と或る意味、贅沢なひとでもありました。