鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

晩夏

2023-08-28 21:45:01 | Weblog

くもりがちながら、最高気温35度。

それでも、階下ではエアコンを使わずとも、涼風吹き込むのは、もう夏も終わりに近いからなのか・・・と思っていたけれども、天気予報では、9月になっても、残暑厳しき折・・・。

 

午後から、階下の収納庫に仕舞ってあった母の遺品であるノート類・家計簿類・手紙と葉書、写真の整理。

移転先に持っていくものと処分するものとを分別する。

・・・本当は、もっと早くやっておくべきだったんだけれど、大きなダンボール箱2箱に無造作に入れて、見ないふりをしていたけれど、何時までも、そういう訳にはいかなくなった。

亡くなった当時は、分別するのが辛くて、いつか・・・と思いつつ、やっとこ今頃、手を付けることになった。

亡くなった直後は、どれもこれも、捨てるに忍びず・・・だけれど、もう3年近く経ったのだから、本当に、必要なものだけ選んで(といっても、やはり未だに選べずなのだけれど、取敢えず、料理のレシピ(テレビの料理番組をメモしたものや、新聞記事の切り抜き)、健康情報(これが一番多くて、やはりテレビやラジオからの情報、新聞や健康雑誌の切り抜きなど)のスクラップ、写真は、母が写っていないものなどを、シュレッダーにかけた。

自分が服用している漢方薬の生薬名、配合グラム数、効能が、細く綺麗な文字で、書かれてあって、でも書いただけで、満足してしまい、同じ漢方薬の生薬名が、年を経て何度も書きだしてある。

書いたことさえ覚えていなかったんだろうなぁ・・・。

自分の症状の詳細、日々の記録・・・その不具合の克服が、生きる希望だったのか・・・健康になりさえすれば、死んでもいい・・・と言うような究極の・・・。

 

認知症になった母の義妹(叔母)からの半世紀以上の書簡類(母も筆まめだけれど、この叔母も律儀にお返事を下さっていて、でも、数年前は、鉛筆書きで、文字も真っすぐにかけず、あの達筆の叔母が・・・と思う)は、どうしたものか・・・やはり処分か・・・と迷うところだけれど、もう一人、女学校時代の友人(母曰く、女学校時代はソレ程、仲良くなかったらしい???)も、既に認知症になってしまってはいるのだが、その方とは、半世紀+四半世紀分の書簡もあったりで・・・。

一通り、目を通し終わったら、コレも処分だろうな・・・移転先でね・・・。

 

母の没後、コレと同じ作業をしたけれど、そのときに、残ったものだから、なかなか処分できないでいる。

中には、相当、ムカつく記録もあったりで、悩ましい晩夏の月曜日であった。

 

 


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