鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

冬に向って・・・。『夏への扉:A・ハインライン:著』

2010-11-21 21:02:00 | Weblog
穏やかに晴れながらも、午後からくもり。


眠りすぎ・・・。
昼間は、ずっと眠っていた。

もう、冬眠でもしようか・・・ってくらいに。

ひとも、冬眠なんてできたらいいのに・・・と思う。
せめて、極寒の1月と2月あたり、関東以北では、経済活動は、行いません・・・とか。

寒い期間眠っていれば、暖房や経済活動につかう光熱費は、使わずに済むし、食糧も、一日3食を、食べなくてもいいから、減るだろうし、二酸化炭素の排出量も減るよ・・・。

良いことばかりではないか・・・。
冬眠している間に、他国間競争に敗れることもあるだろうし、領土占領されちゃって、春になったら、違う国になっているかも・・・。

冬眠するなら、世界規模でやらなければダメででょうかねぇ・・・。

『夏への扉』というSF小説に、人工冬眠(冷凍冬眠:コールドスリープ)というのがあって、何十年か、眠った状態で、身体の老化を遅らせて、時間を止めて、未来に自分の身体を送り届け、そして、自分を陥れた恋人に復讐するというストーリが、あったけれども、現在の医学で、治療不可能な病人を、人工冬眠で、眠らせて、病気の治療法が出来る時代に、目覚めさせて、完治させる・・・なんてことも有効だろうなぁ・・・。
(この『夏への扉』は、2008年7月のブログにも書いておりますが・・・)

でも、周りは、知らないひとばかりだし、家族は、既に年老いて・・・ってことだろうし、浦島太郎的で、どうだろうか・・・?
数年から数十年間、自分は、世の中に存在しなかったのも同じこと・・・。
それでも・・・。

『夏への扉』では、人間より、寿命の短い飼い猫の『ピート(護民官・ペトロニウス)』を人口冬眠で、少しでも、長く生き続けさせる。
眠っているだけで、死んではいない・・・それだけでも、飼い主にとっては、嬉しいことに違いない。

(この子は、眠っているだけで、目が覚めればまた、一緒にいられる)

そんな希望が、生きる支えになるに違いない。


朝起きるのが辛くなる一方のこの季節。
できれば、暫く、冬眠していたい・・・鬱なこの頃。