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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

灯台下暗(とうだいもとくら)し

2024-04-16 22:23:35 | 食・料理

昨日の暑さ一段落。

 

雷都に移転して、食糧調達は、自宅から車で、10分のCOOP(生協)のスーパーをメインにしていて、生協さんは、身体によい(・・・というよりは、害の少ない)食品販売がモットーらしい・・・と勝手に思っていて、イザ、売場を見て回ると・・・そのへんのスーパーと大差がなく、無農薬野菜を少々、置いてあるって程度で、鮭(サーモンとは別物?)は、悪名高きチリ産。

人工甘味料は、アセスルファムK、アスパルテーム等惜しげもなく使われているし、アミノ酸とは名ばかり・・・。

身体に必要なアミノ酸とは別物・・・かのコオロギなんかも、加工してアミノ酸とだけ表記すればOKらしい???し、訳の分からぬ加工でんぷん、カラメル色素、マーガリン、ショートニング・・・とか・・・欧米では規制が掛かる油脂類も遠慮会釈なく使用している商品ばかり・・・で・・・。

味噌、醤油は、せめて昔ながらのものを思うけれど、そんなものは、探しても見当たらない。

他を開拓せねば・・・と思っていたところ・・・のああんと・・・拙宅より徒歩3分の場所に、オーガニックカフェなる自然食品店があるのを知った。

・・・だって・・・ここって・・・コインランドリーの中に、自然食品の店舗があるという・・・。

歩いて3分なれども、なかなか来訪する機会もなかったのだけれど、丁度、マヨネーズとトマトケッチャプが、ソコをついて、今日は、生協スーパーに買出しに出たけれど、置いてあるもののパッケージ裏側の原材料名をみると・・・トマトケチャップに至っては、トマトが国産のものは、ひとつしかなく、有機栽培のトマトを使用しているのは、アメリカ産とか、何故だか?ウクライナ産だとか・・・そんな表記で、こりゃ、ダメかも・・・違う店探そう・・・と思っていた矢先だったので、寄ってみた。

拙宅の片道二車線道路の反対車線にあるので、帰りの通勤ラッシュの時間帯なので、面倒だから、一旦、車を自宅に置いて、徒歩で3分、トコトコ歩いた。

コインランドリーの中とはいえ、ちゃんと独立した部屋が、売場で、調味料を始め、食糧品、御菓子などの加工食品、石鹸洗剤などの日用品も揃っていて、綺麗なお店だった。

取扱う食品会社もムソー、創健社、ヒカリ食品・・・といったオーガニック系では、真っ当な会社(・・・嘘偽りの多い食品加工会社の中では、信じられる企業だと思っている)で、市内を探して見つからなかった松田マヨネーズもあった。

・・・ここなら・・・遠くまで、スーパーのハシゴをしないですむ・・・と思ったら、嬉しくなった。

灯台元下暗し・・・ってコトだな。

 

 


保温調理器で、小豆を炊く

2024-03-26 22:36:08 | 食・料理

終日の雨。

午後から強風を伴う嵐。

 

昨夜から降り出した雨が続き、午前中うとうと眠ってしまった。

この頃(いつもだけれど)、眠くて眠くて仕方がない。

 

午後から、小豆を炊く。

以前は、圧力鍋を使っていたけれど、現在は、保温調理器を使っている。

圧力鍋だと小豆の皮が、破れてしまったりして、小豆餡を作るには特に問題はないけれど、小豆粥は、小豆の形を残したいので、10分くらい渋きりをした小豆を取り出して、別にしておいた。

小豆の煮汁は、小豆茶としてこれも別に分けておく。

小豆茶は、煎った小豆を粉砕して作る方法もあるけれど、むくみを解消したり、いろいろと薬効があるようだ。

以前、小豆は、一晩浸水させてから煮る・・・と教わったのだけれど、最近は、浸水は不要(小豆の皮が破れ仕舞うので)らしく、大豆、黒豆と違って、一晩の浸水の過程がなくて、思い立ったら気軽にできるのが、便利。

黒豆も煮てみたいとおもっているけれども、お正月のおせち料理の中の黒豆は、一晩浸水させて、更に8時間くらい煮る過程があるので、かなり大変だと思っていたけれども、保温調理器は、火にかける時間が少なくて済むようだ。

 

私の作る小豆餡は、黒糖を使うけれど、グラニュー糖や上白糖の方が、美味しいような気がする。

黒糖はちょっと癖がある。

最近の調査で、石垣島(だったと思うけれど、記憶違いかもしれない。黒糖の生産地の話なので、沖縄・石垣地方だったかと思う)のお年寄りは、おやつに、黒糖を食べるという。そして黒糖を常食している高齢者には、疾病が少ない・・・ということだった。

少しでも身体によいものを食べたい・・・と常日頃から思っているので、餡は、黒糖で作っている。

 

 


20日遅れの御事汁

2024-02-28 22:44:12 | 食・料理

昨日、一昨日の強風は、納まったものの・・・昼過ぎから、やや風が吹く・・・。

 

御事汁を作る。

事八日(11月8日・事終わり/2月8日・事始め)に里芋、蒟蒻、大根、人参、牛蒡、小豆の6種類の具材を使って作るお味噌汁。

去年の11月8日は、引越しで忙しくて、今月の8日は、思い出しもしなかった。

今日は、28日で、今年は閏年だから、あと1日あるけれど、いつもなら、今日が如月末日。

丁度、20日遅れ・・・の御事汁・・・である。

根菜しみじみ美味しいなぁ。

冬の始まりと冬の終わりに食べる根菜のお味噌汁(普通の日に食べてもいいし、具材はバリエーションを変えて、椎茸やしめじを入れたりしても美味しいけど、御事汁とは言わないか・・・やはり小豆が入らないと・・・)。最も、11月8日が、事の終わり、2月8日が、事の始まり・・・なんだけれどね。

邪道?かもしれないけれど、今日は、酒粕入り。

ほかほか・・・。

母も好きだったな・・・なんてことを思い出しながら。

もうすぐ母の命日で、引っ越してから、御墓参りもしていない。

来週は、菩提寺に行ければ・・・と思っているけれど、お彼岸の月でもあったな。

 

 


白粥

2024-02-24 23:59:12 | 食・料理

4日ぶりの晴れの連休中日。

寒い日が続いているので、身体が冷えているのか、体調が悪くて、終日、床の中で、だらだら過ごす。

 

このところ、夕食は、白粥、温泉玉子、豆腐、シラス卸・・・といった病人食?である。

晩年の母は、消化力も弱って来て、白粥を好んだ。

大好きだった小豆粥より、白粥のリクエストが多かった。

やわらかく炊いた小豆も受け付けなくなっていたのかもしれない。

母は、無類の小豆餡好きだったのだけれど。

 

炊飯の時に、水をかなり多めしてたく白粥。

母が、白粥のときには、私は、冷凍しておいたご飯を電子レンジで、温めて、おかずは、共通で、茶わん蒸し、冷奴、ほうれん草のお浸し・・・といった所謂、病人食が、夕餉の献立になった。

弱った身体には、やはり白粥しか受け付けない。

 

電気炊飯器は、旧居宅に置いてきたので、現在は、保温調理器シャトル・シェフで、白粥を炊いている。

普通に炊飯したご飯を、冷凍保存しておいたものを、凍ったまま鍋にいれて、加熱し、解凍したお米が、粥状になったら、火からおろし、保温調理器で、30分(もっと短くても、ちゃんと白粥になっている)くらい、放置で、美味しい?白粥になっている。

母が生きていた頃は、白粥は、美味しいと思わなかった。

薄い塩味にして、弱った身体には、しみじみと味わう白粥は、老体にならないと理解できない味なのかもしれない。

 

 


保温調理器・シャトルシェフ・二号機

2024-01-28 19:45:14 | 食・料理

晴れ時々くもり。風もなく穏やかな日曜日。

昼前迄、うつらうつら・・・眠ってしまう。

 

朝方地震。

揺れてはいるものの。

・・・雷都に住んでいた友人曰く・・・。

私の住んでいる地域は、地面の岩盤?が硬いから、あまり揺れないみたいだよ?ホンマかいな・・・???

カタカタカタッ・・・という揺れ方だったな。

 

楽しい天のお買い物マラソンで、保温調理器・シャトルシェフを買った。

 

二個目の購入で、最初に買ったサイズより一回り大きめなのに、一号機より価格が安価だった・・・(たぶん・・・型落ちなので、お値引なんだろうと思う)。

一号機は、かなり小さめで、蒸し物をするのにちょっと不自由。

そして、炊飯器として使うと、他の調理に使えなくなるので、二号機(エヴァンゲリヲンなら初号機ってとこか・・・)とのダブル使い。

(旧居宅から持ってきた普通の鍋は、使うことがなくなるので、手狭なキッチンのスペースも確保できるかも?)

ガス代の節約を兼ねているのだけれど、当初の目的は、電気代の節約だった。

最初の思惑とは異なり、最近の家電製品の省エネ性は、驚異で、過去(遠い過去で申し訳ない・・・昭和後半頃だと思ってください)、拙宅は、6人家族で、父の会社の社宅に住まわっており、冬場などは、炬燵(こたつ)、テレビ、炊飯器を一緒に使うとブレーカーが落ちる・・・家だった。

幼い頃のそんな刷り込みがあって、炊飯器は、かなり電気代が高い・・・と思っていたのだけれど、今は、ガスで炊飯する方が、高くつく(らしい)・・・。

ああ・・・せめて、都市ガスが、導管されていればなぁ・・・と、しみじみと思う。地域によって違うと思うけれど、プロパンガスの1/3くらいの価格だし・・・。

 

さて。この保温調理器・シャトルシェフ。

使い方にもよるだろうけれど、煮物、汁物、蒸し物など拵えるには、かなり便利だ。

茹で上げに結構時間のかかる太目のパスタなどは、2分前後沸騰させてから十数分の保温で、茹であがっている。

スープなども野菜の甘みが出てくる。

圧力鍋と何処が違うのかと言えば・・・たぶん、全然、違うのだろうけれど、圧力鍋はとにかく、圧力をかけるためのパーツの洗浄が面倒で、小豆や黒豆なんかは、案外、火にかけている時間が長いので、思っていたほど燃料の節約にはならないような・・・気がしている(認識が違っていたらすみません)。

以前、料理家の魚柄仁之助氏の本に、加熱した鍋を毛布に包んで、発砲スチロールの箱に入れて放置しておくと、煮込み料理が簡単に出来るというくだりを読んで、そのときは、毛布に包んで、発砲スチロールの箱に入れるのも面倒だと思っていたのだけれど、シャトルシェフは、加熱した鍋を、魔法瓶構造の容器に入れて余熱で調理するものだから、原理は同じで手間はかからない。

ただ・・・どんなものでも、万能ということはなくて、長時間、保温器の中に放置しっぱなしだと、徐々に冷めてくると細菌の繁殖に適した温度迄、下がって腐敗の原因ともなるので、このあたりは、注意が必要なのかもしれない。

保温調理器は、余熱が調理を進めてくれるので、時間に余裕のあるひと向けの商品かもしれない。

私も、会社勤めしていたら、平日などは、悠長に待っていられない(と思う)。

 

そして・・・今日は、黒糖のプリンを拵えてみた。

・・・いえね。小豆を煮ようと思ったのよ。小豆粥食べたかったし。でも、保存しておいた小豆は、1年半ほど前に賞味期限が切れていて・・・いや・・・小豆など十年は保つわ・・・(宮尾登美子氏の小説のなかに、戦前に作ったお手玉の中の小豆を、戦時中の食糧難の時に、煮て小倉餡を作って食べたという件りがあったので・・・)と思っていたのだけれど、なんだか、カビ臭かったので、やはりコレは喰えないわ・・・ってことで、今度、小豆を買ってきます。

黒糖だとやはり癖がつよいけれど、余熱調理で、蒸したプリンは、ふるふる・・・と繊細な食感で。

コレはコレで、上品な仕上がりになった。

 

茶わん蒸しも楽勝だろう・・・。

 

 


美味しい・・・。

2023-12-25 22:43:51 | 食・料理

氷点下の朝が続く・・・。

 

午前中、相方と映画。

 

クリスマス・・・ということで、今年も、去年と同じフレンチのお店で、ノエル・ランチ。

先月の中旬に、テーブルを予約。

クリスマスでも平日の今日、満席。

 

私には、贅沢すぎるメニュー。

 

前菜のトリュフ・ガレット。

マッシュルームのスープ。

オマール海老のブイヤベース仕立て。

白子のソテー。

鮑パイ包み焼き。

黒毛和牛ステーキ。

とちおとめ(苺)のソースの入ったチョコレートムース。

 

外食は、食後、水が飲みたくなる料理を出すお店が殆どなのだけれど、ここのフレンチは、塩加減が絶妙で、ちっとも咽喉が乾くことがない。

バターを筆頭に、他にも脂肪分が多い食材を使っているのに、全く、胃にもたれない。

まだ若いシェフの力量・・・半端ない。

コロナの流行直後にオープンしたお店だが、続いていて、平日に満席になる店舗になった。

 

あのシェフには、嘘がない。

長く続いてほしいお店・・・今年で、クリスマスメニューでのランチの3回目。

 

 


危険なのか?この牛乳??

2023-11-11 22:30:33 | 食・料理

どんよりとした曇り空。

時折、陽が差すものの風は、冷たい。

急激に、季節は、晩秋というか、初冬にチェンジ。

 

ニュースの見出しから明治牛乳で、抗菌性物質検出。

『明治は11日、主に宅配用で瓶入りの「明治牛乳」(180ミリリットル)4万4577本を回収すると発表した。牛の感染症予防・治療などに使われる抗菌性物質「スルファモノメトキシン」が一部で検出されたため。飲んでも健康に害はないという。』

 

この宅配用瓶入り牛乳は、母が、生存中、毎週、宅配を依頼していたもので、180mlで、今は懐かしい壜入り。

市販の牛乳の2倍?以上の価格だったと記憶している。
えー?高額だから、安全かとおもいきや・・・???

高齢になって食が細くなった母は、小さな壜入り牛乳も1回では飲み切れなくて、冷蔵庫に仕舞われたまま、もともと乳製品が苦手だった母に忘れられ、賞味期限切れを、私が、ブツブツ文句を言いながら、シンクに流していたこともあったな・・・。

現在の日本では、米国の輸入牛乳が主流となって販売されているそうである。

以前から、言われてきたことだけれど、米国の乳牛は、ホルモン剤とか抗生物質を大量に与えられ、自然の牛が食べないようなトウモロコシ(たぶん、家畜用遺伝子組換)や穀物を与えられた牛から搾乳されている(家畜用飼料は日本も同じかもしれないが、ホルモン剤などの投与は日本では禁止されていると聞いた。事実かどうかは未確認)。

あくまでも噂なのだけれど、米国産の牛乳には、ゴキブリミルク(ビル・ゲイツ謹製??)なども混入されているらしい。

そして、日本の畜産農家の搾乳した牛乳は、廃棄されて、一般の家庭には、流通しない・・・といった不可思議な現象が起きている(らしい)。

この国の政府は、外国には、気前よくカネをばら撒き、米国や中国、その他諸外国で、生産された危険な原料で、作られた食品を輸入し、日本の生産者を守ることはしない・・・所謂、売国政府の正体に、早く気付かないと、もう先がない。

前述の高額な牛乳も、1本あたりの単価が高いから、国産だと思い込まされていた。

こんな薬剤が混入するとなると、やはり米国の輸入品に国産を何割が混ぜているのかも・・・とか、疑いたくなる。

もし国産であれば、国産品もヤバいってことか・・・。

そんなこんなで、私は、市内で、唯一、このスーパーでしか販売していないグラスフェッド・ミルクを購入している。

果たして、コレもホントウに安全かどうかはさだかではないけれど、とにかく値段が、高額なんで、たまにしか買わない(というよりは、買えない)けれど、コレが、朝食で食べる五三焼カステラにコト他合うので・・・。

ケチくさい話だけれど、賞味期限切れの近いものは、少し値引きされているので、ソレを狙っている。

値引きされた価格でも、市販の牛乳の3倍で、本当に、きちんとしたものを買おうとすると、大変な世の中になったもんだ。

デフレから30年。

安価に慣れ過ぎた身には、適正な値段という感覚が麻痺してしまったようだ。

安価で、よいもの・・・淘汰されてしまうのも時間の問題かも・・・???

 

 


買物雑記

2023-11-05 22:34:22 | 食・料理

11月とも思えない気温の高い日が続く・・・。もったりとした曇り空。お気変わり目か・・・?

 

母は、日曜日の早朝に亡くなった。

日曜日の朝になるとどうしてもソレを思い出してしまう。

一昨日から、なんだか物凄く疲れていて、何もする気になれないのに、過去の記憶の抽斗(ひきだし)が、全開で、イヤな思い出ばかり頭の中をループする。

晩秋の曇り空でも、気温のせいか、晩秋とも思えず、母が居た頃も、今思えば、幸福だったのだろうけれど、その幸福感を感じるよりも、ストレスの方が、多かったような気もして、でも、もっともっと良くしてあげればヨカッタ・・・という後悔とか、贖罪とか・・・そんな今更、考えても、どうしようもないことに振り回されて、一日の大半が終わってしまった。

転居に伴い、食材などは、なるべく食べきれるものばかり、少量買っていたけれど、調味料類が、無くなってしまったので、夕刻に買い物に出た。

いつもの御用達のスーパーは、連休中ポイトン10倍day (最近は、土日のポイントアップの日が少なくなって、倍率も8倍とか、5倍になってしまったりするので、以前なら、1カ月買物をすれば、500円割引券発行だったのだけれど、この頃は、ポイントの溜まり具合が遅くなっている)のためか、駐車場も満車に近い状態だった。

いつも買っている少量しか入っていないのに、かなり高めの麺つゆが、姿を消していた。

高額なのに少ない量だから、麺つゆとしては、売れないのだろうなぁ・・・。

八芳酢は、あった・・・(これは、なかなかのスグレものなのだけれど、如何せん、甘みが強すぎるんだよね)。

マクロビ煎餅と(勝手に)呼んでいる玄米煎餅も姿を消した・・・というより、オーガニック食材のコーナーがそのものが消失していた。

・・・この物価高で、値段と量が釣り合わないものは、どんどん廃れていくんだな・・・体には良さそうだし、美味しいのに・・・。

ブツクサ・・・言いながら、味噌も買う。

この味噌も、同一のメーカーでも、50円くらい高額なものは、原材料が、国産品。

少し安めのものは、アメリカ・カナダ産の大豆を使っているようだ。それでも、250gくらいで、400円以上するので、味噌としてはなかなに高額だ。

北海道産の生鮭も買いたかったのだけれど、結構、大きな切り身が、3枚も入ってるパックしかない・・・何故に2枚入りがないんだ???

冷凍しておいてもいいけれど、出来れば、今週中に使い切りたい・・・から、生鮭は諦めよう。

キッチン用品も、転居先に持っていてしまったものの中には、まだ使うものも結構あったのだった。

スライサーやおろし金、オタマ、小皿・・・置いておけばヨカッタと後悔しながら。

本当に、ブツクサ言いながらの買い物。

スーパーのレジカゴのなかは、数点の商品・・・なのに、支払い金額は、想像よりかなり高額だった。

恐ろし哉、物価高。インフレ。円安???

ガソリンも一時は、値が下がったけれど、またジワジワ上がってきている。

2年前とかは、1リッター130円くらいだったのに・・・。

またもや、ブツクサ・・・。

 

このスーパーも転居先に支店があるし、車で、10分かからないところに、生協があることも最近知った。

先週、ちょっと寄ってみた。

午前中から、お客さんが、入っていて、健康に気を使う人などは、生協のスーパーに来るのかも・・・とか思う。生協だから、安心・・・かと思えば、結構、危ない添加物の多い加工品もたくさんあって、身体によくない物を避けるのが、大変な時代になったもんだ・・・と思った。

じっくり見ていると時間などすぐ立ってしまうので、必要最小限の物だけ、購入した。

国産小麦の長崎カステラが買えるのは、ちょっと嬉しい。

五三焼も置いてくれたらいいのに・・・。

 

 


カステラ/月命日(三十二回目)

2023-10-07 23:53:44 | 食・料理

乾いた空気の秋の晴天。

朝方の気温は、11度。

先週までは、夏のようだったのに、急に晩秋?というか・・・???

 

母の月命日。来週は、御墓参りに行こう・・・。

 

10月は、冷房も暖房も、ほぼ必要の無い月だけれど、やはり、上旬と下旬では、気温差が、激しくて、母が、生存していた頃は、10月も半ばになれば、もう炬燵、ストーブは、必需品だった。

 

母は、朝食に、よくカステラを食していて、何も食べたくなくても、カステラは、食べられたようだった。

亡くなる2週間くらい前に、宅配の牛乳屋さんから発行されるカタログから、カステラを注文していたけれど、届いたのが亡くなる直前だったので、カステラを食べることができなかった。

死去してから、葬儀迄。

私は、母の注文したカステラを、少しづつ食べた。

葬儀迄は、カステラしか、食べることができなかった。

 

しっとりとした優しい甘さのカステラだった。

 

今年の夏は、暑かったから、食欲もなくて・・・それでも、カステラと冷たいミルクで、朝食とした日々。

食欲がなくても、カステラなら、食べられる・・・。

母と同じだった。

 

昔読んだお菓子のレシピ本で、トライフルというイギリスのケーキが紹介されていて、トライフルは、スポンジケーキとホイップクリーム、フルーツを、重ねて作る・・・ということで、残り物の少し硬くなったカステラなどの再利用にも・・・と書いてあった。

・・・カステラの残り物・・・(拙宅では、残る以前に、食べてしまって、残ったことがない)って言われてもなぁ・・・それに、日本のカステラと、英国のスポンジケーキは、似て非なるものだろうし・・・と思ったりした。

カステラは、ポルトガルだか、スペインだか・・・かのイベリア半島伝来の御菓子だったと思うけれど、本家本元のイベリア半島の御菓子とも、似て非なる?モノなのかもしれない。

あの優しい美味しさは、子供の頃のカステラとは、微妙に違っていて、子供の頃に食べていたのは、パサパサした玉子などケチって、コスト削減したようなカステラとは、言い難いものだったような気がする。

拙宅では、本物のカステラを供されることがなくて、小さなボール状の鈴カステラとか・・・そんなものだった。

少し大きくなって、文明堂のハニー・カステラをいただきたとき、たぶん、コレが、本物のカステラなんだろうな・・・と思った。

もちろん、拙宅では買うことはなくて、頂き物として、数年に1回程度しか、食べることができなかった。

 

更に成長して、自腹で、カステラを買えるようになったころ、五三焼きカステラ・・・というものの存在を知り、コレが、母の注文していたカステラを同じものだと知った。

五三焼カステラとは、普通のカステラの卵黄の数(或いは量)が、3個に対して、五三焼きは、5個使う・・・らしい。

 

やはり、長崎のものが美味しいのだろうか・・・。

 

カステラを食べながら、母を思い出す(カステラを食べなくても、母のコトを思い出しているけれど)。

 


葉月末日/東南アジアの料理

2023-08-31 23:44:05 | 食・料理

8月の終わり・・・。

満月。湿気の多い夏の月。

ひかりは、強いのに、紗がかかったような春の朧月のようで。

地球と一番距離の近いスーパームーン、8月二度目のブルームーン。

 

 

今年の八月は、素麺と蕎麦、パスタ・・・といった麺類ばかり食べていたような気がする。

それから、タイカレー。

去年の8月は、ご飯を炊いて食べていたような記録もある。

麺類は、後片付けが、簡単で、食器も少なくて、鍋もほぼひとつくらい洗えばいいので、楽と言えば、楽。

パスタが多くなったのは、通販の半額セールで、生パスタを買ったので。

もちもちして美味しい。

 

タイカレーは、暑い時に、熱くて辛い料理は、食欲をそそる。

タイカレーペーストとか、具材を炒めて、スープを加えれば出来上がり。

茄子や鶏肉、ピーマン、マッシュルーム或いは椎茸の具材と生姜、ニンニクなど追加して、ご飯か、素麺と合わせてたべると、暑さで、弱体化した食欲が、戻って来て、夏を乗り切るのに、適した料理なんだと思う。

猛暑の日には、暑い国の料理を食べるのが正解なんだろう。

もっとも、茗荷・生姜・葱・大葉といった薬味とそして、細い極上の素麺を、茹で揚げ、丁寧に水洗いし、氷で締めて、上質な鰹節と昆布で、とっためんつゆで、サラリ・・・と食べるのも、また夏の楽しみでもあろうか・・・。

ああ、もうコレだけで・・・この冷たさと、出汁のうまみと、薬味の刺激・・・ほんと、他には何も要らない・・・とか思ってしまう。

(もっとも、コレだけだと栄養的にちょっと・・・なので・・・)

 

私は、ベトナムやタイ料理が、好きらしく、ココナッツミルクを使った料理も抵抗がない。

母の孫育児の友達だったタイの女性が、母に・・・と言って、グリーン・カレーを作って来てくれたことがあって、母は、もちろん、タイ料理は、食べられないので、私が代わりにいただいた。

やはり自国の料理には、日本人があまり使わないようなコブ蜜柑の葉っぱとか・・・?なかなかに辛く、そしてほのかに甘い。

ベトナムの辛くて酸っぱいトム・ヤム・クンも好きで、お米の粉の麺で、食べるスープは、美味しいと思う。

・・・それくらいしか知らないけれど、東京から離れたこの地でも、東南アジアの料理の食材を手に入れることができるようになったのは、ここ20年くらい?の間だろうか・・・???

それにつけても・・・。

60歳を過ぎて、タイ人の友達ができる母を、なんだか、尊敬してしまうかも・・・とか、思う。