未熟なカメラマン さてものひとりごと

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正月の3日、倉敷美観地区を訪ねました。

2020-01-16 22:14:51 | 古い町並み
令和2(2020)年、お正月三が日の三日目、家にいても退屈なので、被写体を求め倉敷市美観地区を訪ねました。
車は、高いとは知っていたものの、利便性を考え、アイビースクエアの駐車場に入れました。お正月だけあって、広場では太鼓の演奏などイベントが行われ、大勢の人で賑わい、まさに新春の平和な日本がそこにありました。
駐車場から最初に向かったのが、阿智神社です。本町通りの町並みから、息を切らせ急な石段を登ると、何と正門(随身門)の手前に長い行列ができていました。
拝殿の参拝に並ぶ人たちです。
その並んだ列から後ろを振り返ると、町並みの甍がきれいな波のように見えます。

境内の能舞台では、琴とテルミンの演奏が行われていました。曲は、「宵待ち草」でした。このテルミンの演奏者は椅子に座り足を組んで、人形を眺めながら音を出していました。
何とも不思議な光景です。

このテルミン、あとで調べてみると、手を触れずに音を出せるロシア生まれの楽器で、ロシア人形「マトリョーシカ」と合体させたものは、「マトリョン」と呼ばれているそうです。乾電池で手軽に音が出せるので、多くの愛好家がいるとか。
舞台はこのあと、狂言が演じられていました。
無料で振舞われる甘酒はすでに終了しており、おみくじを引いて神社をあとにしました。



倉敷天領太鼓ニューイヤーコンサート


倉敷アイビースクエア 人工池のコイ


倉紡記念館


児島虎次郎記念館


町並み 想像以上の賑わいでした


阿智神社 参拝の行列です。


振り返ると倉敷の日本瓦の甍


お正月飾り 枝垂れ柳の枝でしょうか


琴とテルミンの合奏 曲は、’宵待ち草’でした


拝殿


由緒ある本殿


お結び処


狂言

お参りのあと、どこかで休憩したいと思い、立ち寄ったのが、町屋喫茶三宅商店です。
江戸時代後期の荒物屋だった町屋をカフェに改装しています。カレーやパフェが人気です。
順番は5番待ちぐらいでした。20分ほどしてやって番が廻ってきて2階の畳の部屋に通されました。
テーブルの他には何もなく、シンプルそのもの。日替わり手作りケーキセット(シフォンケーキ)を注文し、しばし寛ぐことに。
喧騒を忘れさせてくれる有難い空間です。
しかし、スタッフの方は、急な階段を上がり降りし、大変そうです。

道路を挟んで向かいにある重要文化財井上家住宅、上部の囲いはすでにとれて外観を見せていますが、完了は2.3年先になるようです。待ち遠しいですね。



小さな小さな塑像


山茶花がきれいでした


本町通の風情あるお店


立派な門松のあるお店


三宅商店は元荒物屋の建物


2階のシンプルな座敷


ケーキセットを注文しました

このあと、美観地区倉敷川周辺を散策し、倉敷をあとにしました。
時刻は、夕方の5時ごろ。一般道を通って帰るつもりでしたが、途中、イオンから帰る車で大渋滞。止む無く引き返し、高速道路を利用することに。
しかし、反対車線の登り方面は、帰省する車で大渋滞。わかっていることとはいえ、ちょっと気の毒に思いました。



陽も西に傾いてきました


露店のお店もそろそろ店じまいです


静かに暮れゆく美観地区


倉敷珈琲館のレトロな外灯


こちらはジーンズのお店


絵になるモニュメント


春が待ち遠しいツタ(アイビー)


中庭には、静けさが戻っていました


こちらは、ツタの実
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