未熟なカメラマン さてものひとりごと

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かんきつ類の女王「せとか」と対抗馬「甘平」

2017-02-17 23:23:29 | 果物
先週末、しまなみ海道は大三島(愛媛県)に行ってきました。お目当ては、かんきつ類「甘平」です。そして目指すのは、道の駅「多々羅しまなみ公園」。天気はうす曇でしたが、風の影響からか雲の動きが早く、一時的に陽が差すこともある不安定な天気でした。
大三島ICを降り正面の三差路を左に曲がるとすぐに道の駅はあります。



道の駅「多々羅しまなみ公園」から見る多々羅大橋

駐車場は7割方埋まっているようでした。道の駅前の眺望は素晴らしく目の前に瀬戸内海の素晴らしい景観が広がり、左手には多々羅大橋の優美な姿を望むことができます。
お目当てのかんきつ類、いろんな種類があるのには驚かされます。
さて「甘平」ですが、販売中のいくつかの籠はすでに空っぽでした。これは残念と、ほかの品種で我慢しようかといろいろ思案していると、一台の軽トラックが停まり、荷台からなにやらダンボール箱を下ろし始めました。


いろんな種類の柑橘類が並んでいます。


「甘平」を何とかゲットすることができました。


幸いだれも気づいていないようなので、そっとのぞいて確かめると「甘平」ではありませんか。さすがにお値段も少々お高いようで、一箱4500円の値札が付いていました。バラ売りを考えていたので、どうしようかと悩みましたが、結局買うことに決めました。個数を確認すると、大玉が14個入っていました。
レジ担当者の人から、傷みやすいので涼しいところに置いてくださいね、と助言がありました。

自宅に帰って、早速その味を試してみました。皮はみかんと比べとても薄く、剥くのに少々
手間がかかります。しかし中は果肉がぎっしりつまり、歯ごたえのある食感です。袋の皮もうすいので、そのまま食べることができます。なんという甘さでしょう。販売期間はわずか一ヶ月半程度、お徳なのは、見た目が悪い訳あり品かもしれません。いずれにしても産地で買うと新鮮さはもちろんお値段もお手頃です。でも高速道路の料金を考えると微妙ですね。
ところで、今、柑橘の女王といわれているのが「せとか」です。道の駅では、「せとか」も、わずかですが販売されていました。お値段はさほど変わりません。

「せとか」は、清見、アンコール、マーコットの血を受け継いだ品種で、上品な香りと爽やかな味が魅力の品種です。栽培も大変難しいようで、高度な技術を要するようです。
大玉ですと都心の高級百貨店の贈答用では、ひと玉800円から1000円の値もつくとか。
「せとか」と「甘平」ぜひ、食べ比べてみませんか。



公園に咲いていた季節の花、スイセン。
コメント
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