未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

嬉しい流れ橋の復活

2008-03-31 01:07:04 | 風景




 矢掛町の観月橋は岡山県でも数少ない流れ橋です。板が流されたまま長い間放置され、取り壊されるとの情報もあってもう復活はないと思っていましたが、先日、国道を通っているとなんと橋が架かっているではありませんか!一瞬、目の錯覚かと思いましたが間違いありませんでした。対岸の桜の名所、嵐山に通じるこの木の橋、桜の咲く頃はなかなか絵になるんです。そこで土曜日にあらためて撮影に行ったわけです。
 そもそも流れ橋は、最初から流されることを前提として作られています。流れても構わない、初めから頑丈に作らず、流れたら又作り直すという発想があります。また橋板が容易に流れることにより流木やゴミの漂流物が、橋に引っかかることによって起こる堤防の決壊などの損害を未然に防ぐことができます。出水時には一定の数位に達すると橋脚に連結された上部の板が流れるしくみになっています。この観月橋、板はワイヤーでしっかり繋がれており、また回収ことができます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする