未熟なカメラマン さてものひとりごと

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蒜山ジャージーランドで、ラブリーちゃんに出会った!平成30年9月3日(月)

2018-09-04 21:42:39 | 動物
久しぶりに出かけることにしました。行き先は、県北・蒜山高原の蒜山ジャージーランドです。ジャージー牛に癒されたいと思いました。
自宅を10時ごろ出発。途中、コンビニでおやつを買い求め、賀陽ICに向かういつもの県道ですが、美星町で、いきなり山崩れによる“全面通行止”に遭遇してしまいました。
予想はしていましたが、西日本豪雨の爪あとは、未だいたるところに残っていることを実感します。復旧はもう少し先になるようです。
少し遠回りですが別コースで、賀陽ICから岡山自動車へ、中国道から米子自動車道にと順調に進み、蒜山ICまですんなりとやってくることができました。
まずは、道の駅「風の家」で、新鮮な野菜を買い求めることにしました。さすがに冷涼な地域、県南の井原ではもう終わってしまった野菜がまだ多く残っていました。とうもろこしも安価でたくさん販売されていました。



道の駅・風の家


鏡ヶ成の奥大山休暇村で見た、マツムシソウ

そして次に向かったのが、江府町のいつもの撮影ポイントです。鳥取県との県境に位置する鬼女台で、本日最初の撮影。烏ヶ山(からすがせん)の向こうのくっきりと大山南壁を望むことができました。そして大山環状道路に入り、いよいよ江府町の撮影ポイントに。
田んぼの稲は、早くも稲穂を垂れ、黄金色とまではいきませんが、随分色づいています。
茅葺小屋の向こうに、大山が見えます。空には若干の雲はありますが、すべてが鮮明です。
このような条件で撮影できることはめったにありません。おまけに撮影者は他に誰もいなくて本当にラッキーでした。

(鳥取県江府町は、大山のブナ林が育んだおいしい水の摂れるところ、サントリー“奥大山の天然水”をはじめ、有名な飲料水メーカーの工場があります)


茅葺小屋と大山南壁 稲穂も垂れ色づいてきました


近くから大山をバックに


遠くから石塔を入れて撮影


大山まきば・みるくの里から見下ろす美保湾


お馴染みの鍵掛峠

このあと、いつもの大山一の撮影スポット「鍵掛峠」に立ち寄り、その後、「大山まきばみるくの里」で美保湾を眺望して蒜山に引き返しました。
蒜山ジャージーランドに着くと、うれしいことに、牧場に7、8頭の牛の姿が見えるではありませんか。
それも柵に近いところで、さかんに草を食んでいました。
いずれも若い乳牛たちで、これは絶好の被写体です。

ひとつ残念だったのは、午後3時に近く、太陽の日差しが西から射し込んでいたことでした。どうしても陰の部分ができてしまうのです。
何枚か、撮影したとき、額に白いハートのマークが入った一頭を発見しました。少し前の話ですが、ラブリーちゃんという人気のマスコットがいましたが、この血を引く牛かもしれません。
平日ということもあって、他に人の気配はなく、丘陵地の牧場と牛たちをひとり占め。随分得した気分で、蒜山ジャージーランドをあとにしました。



蒜山ジャージーランド


若い牛たちです


額にくっきりハートが見えます
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「ミーアキャット団子」といっても食べ物ではありません。 広島市安佐動物公園 平成28年1月17日(日)

2016-01-19 23:13:01 | 動物

体を寄せ合って寒さに耐えるミーアキャット まるで団子です。

所要で広島に出かけました。自宅を出発したのがお昼前ごろでしたが、動物園にはサービスエリアで休憩したこともあって2時ごろ到着しました。
天気は曇天、天気予報では、曇りのち雨となっていたので、入園者も少なめでした。

フラミンゴから始まって、サルの群れ、キリンやゾウ、クロサイ、シマウマ、トラ、ライオン、水牛など、おなじみの動物たちが迎えてくれます。広くてきれいな園内、安い入園料も市立ならではです。
そんな動物たちの中で、一番かわいいと思ったのが、ミーアキャットです。暖房用の白熱灯の下で、お互い体を寄せ合い寒さをしのいでいました。

よく、サルが「おしくらまんじゅう」のように体を寄せ合いお互いの体温で体を温める様をサル団子といいますが、こちらのミーアキャットも同じように体を寄せ合ってひとつの球状になっていたので、これはまさに「ミーアキャット団子」だと思いました。ネットで調べると全国の動物園であたりまえのように、この表現が使われているのには驚きました。

団子状の中にあっても、警戒心が働くのか、顔が一様にこちらを向いているのがおもしろいと思いました。
ほぼ一周するころ、雨が降ってきたので急いで公園をあとにしました。動物園を出たあとで、黒い手袋の片方を落としたことに気づきましたが、あとのまつりです。

このあと、せっかくなので広島の本場のお好み焼きを食べて帰ろうと思いました。ネットで検索し、入ったのが「みっちゃん」というお店でした。ここは贅沢にデラックス(1,100円)を注文しました。味も量も申し分なく、堪能できました。有名店なのでしょうか、奥の白い壁に、有名人のサインがいっぱい書かれていました。

尾道の「村上」で食べた尾道風お好み焼きや、日生の「もりした」で食べたカキオコとは違い、それぞれに特徴があるのがおもしろいと思いました。
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一時、どうしたものかと途方に暮れました。

2015-09-28 00:39:25 | 動物

国営備北丘陵公園ひばの里 本文とは関係ありません。

シルバーウイークの日曜日、井原市内に身内が所有する空き家があり、ご近所に迷惑かけてはと、庭の草刈りと清掃に行ってきました。
刈払い機をセットし、作業始めた矢先、道路を挟んで向かいに住んでいる親戚が、やってきて、
「ここ数日前から、子猫の鳴き声がする。どうも天井裏から聞こえているようだ。」
「それも、1匹ではなく、2匹はいるかもしれない。」
「ほっておいては、死んでしまい、大変だ。」
と言って帰っていったのです。鳴き声がする建物は平屋で古く、救い出すために天井を壊すことに躊躇はしませんが、降って沸いた話に、少し気分が滅入りました。

とはいえ、先に今日の目的の草刈りをしなくてはと、取りあえず考えないことにし、作業に集中しました。そして数時間後、おおかた片付いたところで、難題の子猫のことに取り掛かることにしました。

鳴き声のする廊下に近い天井の板を、のこぎりで切り取り、5センチほど隙間が空いたとき、子猫の顔が見えました。急いでダンボール箱で受けると、1匹がその中に飛び降りてきました。続いてもう一匹、さらにもう一匹、いや3匹もいたと思っていると、さらに鳴き声がしました。
合計4匹もいたのです。2匹は濃い目のグレー、もう2匹はトラの縞模様でした。互いに体を寄せ合い箱の中で動き回っています。



国営備北丘陵公園 本文とは関係ありません。

しかしそれからが大変です。
保健所に引き取ってもらえればいいのですが、まず市役所に電話をして相談してみることにしました。当直の若い職員さんでしたが、担当部署が休みでこちらではわからないとのことでした。
次に、日頃愛犬がお世話になっている、ペット美容室にも電話をかけて聞いてみました。
子猫は、数時間おきにミルクが必要、動物愛護センターに行けばいいが、あるのは岡山とのことでした。

そこでとりあえず、ミルクをやろうと牛乳を買ってきて与えましたがあまり飲みません。そうこうしているうちに約2時間が経過し、どうしたものかと途方に暮れてしまいました。
最後に向かいの親戚に、相談してみることにしました。

そこで話したのは、子猫は生まれたてではなさそうなので、あのままにしていても親猫が母乳を与え、ほっておいてよかったのかもしれない。
以前、すぐ近くの廃校になった学校の校舎に、同じように5匹の子猫が生まれ、親猫を飼っている家の人が引き取りに来たというのです。
おそらく、今回もその家の猫が、産んだのだと思うが証拠があるわけでもない。その家の前に子猫の箱をそっとおいて帰ろうという話も出ましたが、それも無責任ということで結局いい案が浮かびません。

とりあえず、家の前にこの箱を置いておけば、鳴き声を聞いて母猫が来るだろうという結論に達しました。イタチにでも食べられないかと心配もしましたが、親戚の見ておいてあげるからいいよという言葉に救われました。ほんとに有り難いと思いました。頼んで申し訳ないという気持ちと、あのかわいいネコたちがどういう運命に遭遇するのか心配する気持ちが交錯しながら自宅に向かいました。



国営備北丘陵公園 本文とは関係ありません。
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王子が岳の絶景と渋川動物公園を訪ねてその2 黒豚クンのお昼寝タイム

2014-03-04 21:42:55 | 動物

おもちゃ王国

(前回のつづき)
王子が岳のパークセンターを出たあと、おもちゃ王国で少し遊び、次に向かったのがすぐ目の前にある、渋川動物公園です。話の種に一度は訪ねてみたいというのが、家族の一致した意見でした。以前、TVでここのオーナーさんが、乗馬を紹介していたので、少しは興味もありました。
それほど広くない駐車場は舗装されていませんでしたが、想像以上に多くの車で、どこに停めようかと迷ったほどでした。入園料は大人900円です。一般の公立の動物園からするとかなり高い設定ですが、私立では、このくらいでないと経営が成り立たないのでしょう。

そこで参考までに近隣の有名な動物園の入園料を調べてみました。
福山市立動物園 (500円)
安佐動物公園  (500円)
とべ動物園   (450円)
池田動物園   (1,050円)

受付に子ザルのコモンマーモセットが繋がれていてせわしなく動いています。一番、びっくりしたのが、受付の下あたりに放し飼いの豚がいたことです。眠っているようで、ピクリとも動きません。一般の動物園なら大変なことですが、ここでは、ごく当たり前の光景なのでしょうか。こんなところで寝ていて、お客さんに蹴られないだろうかとか、入園口から外に出てしまわないのだろうかと、いろいろ考えてしまいます。

受付を過ぎるとポニーやニホンザル、孔雀などが迎えてくれます。ふれあいコーナーには、あのおどけた表情のカピパラもいて、子どもたちにおとなしく撫でられています。ここでは、犬と散歩も可能で、何匹ものワンちゃんが鎖につながれていました。かなりの老犬もいて、すこしかわいそうな気もしました。

園内は広く、さらに下るとヤギや牛など、のゾーンに出ます。うまれたてのかわいいヤギもいて、分譲(販売)も行われているようでした。さらに乗馬ゾーンにつづき、見晴らしのよい展望台もあったようですが、家族同伴のこともあり、園内の様子もわかったので、今日はここまでにしました。私が一番気になったには、園内にあるコバノミツバツツジの群落でした。
この王子が岳周辺には、たくさんのコバノミツバツツジの群落があり、5月頃、是非、弁当持参で訪ねてみたいと思いました。



入口で死んだように眠る黒豚
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熊本の旅 その1 ぱん君とジェームズに会えた!!

2011-05-28 01:23:08 | 動物

晴れ間も見える草千里ヶ浜

とにかくお天気が心配でした。刻々と変わる天気予報は悲観的な方向に向いているようでした。最初は「晴れのち曇り」でしたが、直前の予報では、「曇りのち雨・降水確率50%」にまでになりました。
旅館を予約しているので、日程の変更はできません。あとは運任せです。愛犬のムックをペット美容室に預け、しばしの別れをして出発です。笠岡ICでの通過時刻はちょうど8時頃でした。
 途中、壇ノ浦SAで軽い昼食を摂り、6時間半掛かってようやく、熊本ICに到着です。最初の目的地は、天才志村動物園でお馴染みのパン君とジェームズがいる阿蘇市のカドリー・ドミニオンでした。「みやざわ劇場」最終の3回目の公園時間が15時半からでしたので、1時間ほど余裕がありました。この待ち時間を利用して、草千里ヶ浜や米塚を見てくることにしました。
 この登山ルート、阿蘇パノラマラインと呼ばれているそうですが、それにしても、この季節、阿蘇の草原は緑のジュウタンで覆われ、なんと気持ちのよいことか。放牧されている牛や馬も絶好の被写体ですが、雄大な阿蘇に広がる緑の台地のなんとも素晴らしい眺望。ちょっと危険でしたが、景色のいいところでは、たびたび車を停めて撮影をしました。あの米塚もありました。高校の修学旅行以来、実に数十年ぶりのご対面です。かわいいとてもきれいな小山。中央に走る線のようなものは、土塁だそうです。そして目的地、草千里展望台までやってきました。
 眼下に広がる草千里ヶ浜、どこか鳥取砂丘に似ていると思いました。馬の背に揺られて散策する人も見えます。左手の向こうには、噴煙を上げる阿蘇の火口付近の様子も見えます。この頃、一時的に空が晴れてきました。日が当たり、ますますその輝きを見せる山や草原。気温は30度ぐらいまで上昇していましたが、さわやかな風
に吹かれてとても清々しい気分です。


劇場内は撮影禁止のみやざわ劇場

そろそろ時間になったので、カドリー・ドミニオンに急ぎました。入園料2300円(ちょっと高い)を払って、みやざわ劇場へ向かいますが、これが結構、距離がありました。確か420メートルだったと思います。時間がないので急いだためと坂道で、息も切れ気味です。
相当に広い劇場、この公演では、客席の3分の2ぐらいが埋まっていました。声がとてもかわいい、メイドカフェのような衣装を着た若い女性スタッフが説明します。カメラ、携帯、ビデオ撮影はやはり厳禁でした。でも最後に、パン君とジェームズと一緒に1000円で写真が撮れるコーナーも用意してありました。
このパン君とジェームズ、毎日出演しているわけではないので注意が必要です。土日は大丈夫なようです。かわいいニホンザルやオウムも出演してバラエティーに富んでいます。チンパンジーのパン君、小さいニホンザルの後だったためでしょうか、テレビで見るのと違って随分大きく見えました。宮沢さんも「テレビで見るより大きいでしょ!」と紹介。パンくんと宮沢さんが名探偵に扮して難事件を次々に解決する、爆笑サスペンス劇場「名探偵パン~ジェームズ殺人事件」が今日の催しもの。パン君の出番が意外と少なく感じました。チンパンジーは絶滅危惧種に指定されているため、なかなか規制も多いようです。人間と生活し、人間の服を着て過ごさせることは、動物園の本来の姿に反することとか。最近では、パン君、テレビ撮影もこのカドニー・ドミニオンだけで行われているようです。

みやざわ劇場を楽しんだ後、園内のベアバレーで、こっちこっちと餌を催促してポーズを捕るクマや、スイングステージショーのバンペイユ太郎が鬼を退治するという、桃太郎の桃を、熊本産のバンペイユに置き換えたショーなどを楽しんでカドリー・ドミニオンをあとにしました。時刻はもう17時過ぎ。大観峰を経由して黒川温泉を目指します。(つづく)

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