みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

堺市立図書館、BL本5500冊排除騒動の顛末『創』5月号(上野千鶴子)~『at』15号~ケアの社会学

2009-04-19 09:39:44 | 「ジェンダー図書排除」事件
谷汲に花桃を見にいったとき、
桜と花桃と新緑を同時に愛でる、という幸運にめぐり合わせました。

あまりの美しさに感動!しばしぼうぜん!


 





花桃には少し早かったのですが、素敵なお花見になりました。


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堺市立図書館の特定図書排除事件について、
2月に東京で、月刊『創』の取材があり、5月号に記事が載りました。


月刊『創』2009年5月号
インタビューは、上野さんがメーンですが、わたしも事務局としてちょっとだけ登場します。
大きな書店には置いてあると思いますので、ぜひお買い求めください。

◆なぜBL(ボーイズラブ)が狙い撃ちにされたのか
  堺市立図書館、BL本5500冊排除騒動の顛末 上野千鶴子









この事件の経過については、以下に詳しく書きました。

 堺市立図書館で「特定図書排除」事件はなぜ起きたのか?
(寺町みどり)(2008.1.210)



『季刊at』に連載中の「ケアの社会学」のコピーも上野さんから届きました。

最新15号は「第三部結び 次世代福祉社会の構想」、いよいよ最終章です。

【連載】「ケアの社会学  第三部結び 次世代福祉社会の構想」
 第十三章 当事者とは誰か? (上野千鶴子)
 

岐阜ではなかなか見つからないので紹介が遅くなりましたが、
    やっと入手しました。
『季刊at』15号

今号の「第十三章 当事者とは誰か?」は、「はじめに」から始まり
「ニーズとは何か?」「潜在能力アプローチ」「当事者とは誰か?」
「第三者のニーズ?」「当事者主権という思想」と続き、「おわりに」まで。
今月号の最後のことばがこころに残ってます。 

 ・・・・・・・・・・・・
「理想の介護とは個別ケアです」。
「高齢者の尊厳を存置要する介護」とか、「高齢者の自立を支援する介護」とかの答えを予想していたらしいインタビュアーに、この答えは「理想の介護」は答えがない、と言ったも同然だった。そう、その通り。理想の介護には答えもマニュアルもない。「どうしてほしいかは、当事者に聞いてほしい」--これしか答えはない。当事者が百人いれば百通り、ひとりの当時社会通念でもそのときどきの状況に応じて千変万化するだろう。つまり、ケアとは対人関係そのものなのだ。そしてこのことは、何度強調してもしすぎるということはない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(『季刊at』15号、P150)


次号は7月発行の予定。
あと1回で「ケアの社会学」の連載は終わり、とのことです。

関心のある方は、ぜひお手にとってお読みください。





  


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