みどりの一期一会

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秋に流行、RSウイルス感染症にご注意を!/咳に効く漢方薬「小青龍湯」「麦門冬湯」「麻杏甘石湯」

2013-11-04 21:29:40 | 健康/くらし/薪ストーブetc
10月中旬に一週間ほど鼻水と咳の風邪症状があり、
呼吸器系のRSウイルスが原因と特定されたのですが、
治ってからも、しつこい咳がずっと続いていました。

咳は突然出るのでマスクが手放せないのですが、
喘鳴もあって、ずっと以前に夜中の呼吸困難で救急の夜間診療に
駆け込んだ経験もあるので、このまま続くと困ったなと思っていました。

前に病院でもらって持っていた薬は「フスコデ」ですが、
あと数錠でおしまいなので、咳に効く漢方薬を飲むことにしました。

もともと常備していた漢方薬は、ツムラの「小青龍湯」と「麦門冬湯」、
発作時に即効性のある「麻杏甘石湯」。

鼻水に効く「小青龍湯」の時期は過ぎたので、
前に常用していた「麦門冬湯」を飲んでみたのですが、
今回の咳にはあまり効いてる感じがしません。

ツムラの「麻杏甘石湯」はなくなってしまったので、
薬局で買える薬で生薬配合のものを探しました。


「喘妙散(ぜんみょうさん)」は「麻杏甘石湯」の配合を基本にしていて、
とてもよく効きます。

咳がおさまってきたので、「喘妙散」をやめて、
そのあとは、フスコデに近い新薬と、「麦門・桔梗・南天実」配合の
「コフクリアせき止め液」を寝る前に基本量の半分だけ飲んで寝ました。

これで日中と夜間の咳もなくなり、
今は夕方、ときどき咳がでるだけになりました。

RSウイルスは、大人や幼児は鼻かぜ程度で済むのですが、
わたしは、風邪症状の子どもから拾ったようで、
呼吸器が弱いので、けっこう強い症状が出ました。

ちなみに、
RSウイルスは9月から12月が流行期で、今年もすでに流行しています。
新生児がかかると重篤になりやすい、危険な病気です。

身近で1か月に満たない赤ちゃんもかかってしまい救急搬送で入院、
一時はPICUで呼吸器をつけるほどだったので、肝を冷やしました。

無事退院してきて、ほっと一安心したところです。

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  RSウイルス感染症に関するQ&A(平成25年9月25日) 
|厚生労働省

 RSウイルスについて一般の方々に理解を深めていただけるよう、Q&Aを作成しました。なお、今後の知見の進展等に対応して、逐次、このQ&Aを更新していくこととしています。

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Q1
 RSウイルス感染症とはどのような病気ですか?
A1
 RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。RSウイルスは日本を含め世界中に分布しています。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています( 国立感染症研究所 ホームページ:IDWR2013年第36号<注目すべき感染症>RSウイルス感染症参照 )。症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれており、乳期、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。

Q2
 今年(平成25年)のRSウイルス感染症の発生状況はどのような状況なのでしょうか?
A2
 RSウイルス感染症は例年冬期に報告数のピークが見られ、夏季は報告数が少ない状態が続いていましたが、2011年以降、7月頃から報告数の増加傾向がみられています。2013年の報告数は第28週から徐々に増加傾向がみられ、特に第34週から第35週にかけて急激な増加がみられました。今後の地理的な広がりや年齢分布、重症例の発生などの動向について、さらなる注意が必要です。

Q3
 RSウイルスはどのように感染しますか。
A3
 RSウイルス感染症はRSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、又は会話をした際に飛び散るしぶきを浴びて吸い込む飛まつ感染や、感染している人との直接の濃厚接触や、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染で感染します(国立感染症研究所 ホームページ:IDWR2013年第36号<注目すべき感染症>RSウイルス感染症参照 )。
 RSウイルスが麻疹や水痘、結核のように空気感染(飛沫核感染)するといった報告はありません。

Q4
 RSウイルスに感染すると、どのような症状が出ますか?また、感染してからどのくらいの時間で発症しますか?
A4
 通常RSウイルスに感染してから2~8日、典型的には4~6日間の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現し、場合によっては、細気管支炎、肺炎へと進展していきます。初感染乳幼児の約7割は、鼻汁などの上気道炎症状のみで数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。低出生体重児や、心臓や肺に基礎疾患があったり、神経や筋肉の疾患があったり、免疫不全が存在する場合には重症化のリスクは高まります。重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。生後1か月未満の児がRSウイルスに感染した場合は、非定型的な症状を呈するために診断が困難な場合があり、また突然死に繋がる無呼吸発作を起こすことがあります。
 RSウイルスは生涯にわたって感染を繰り返し、幼児期における再感染での発症はよくみられ、その多くは軽い症状です。
 成人では通常は感冒様症状のみですが、RSウイルスに感染した小児を看護する保護者や医療スタッフでは、一度に大量のウイルスに曝露して感染することによって、症状が重くなる場合があります。また、RSウイルスは高齢者においても急性のしばしば重症の下気道炎を起こす原因となることが知られていて、特に長期療養施設内での集団発生が問題となる場合があります( 国立感染症研究所感染症疫学センターホームページ「感染症の話:RSウイルス感染症」参照 )。

Q5
 特に感染しないように注意すべき人はどのような人ですか?
A5
 感染によって重症化するリスクの高い基礎疾患を有する小児(特に早産児や生後24か月以下で心臓や肺に基礎疾患がある小児、神経・筋疾患やあるいは免疫不全の基礎疾患を有する小児等)や、生後3か月以内の乳児への感染には特に注意が必要です。

Q6
 感染しないようにするために、どのようなことに注意すればよいですか。
A6
 RSウイルス感染症の感染経路は飛沫感染と接触感染で、発症の中心は0歳児と1歳児です。一方、再感染以降では感冒様症状又は気管支炎症状のみである場合が多いことから、RSウイルス感染症であるとは気付かれてない年長児や成人が存在しています。従って、咳等の呼吸器症状を認める年長児や成人は、可能な限り0歳児と1歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。また、0歳児と1歳児に日常的に接する人は、RSウイルス感染症の流行時期はもちろんのこと、流行時期でなくても、咳などの呼吸器症状がある場合は飛沫感染対策としてマスクを着用して0歳児、1歳児に接することが大切です。接触感染対策としては、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤等で消毒し、流水・石鹸による手洗いか又はアルコール製剤による手指衛生の励行を行います。

Q7
 治療方法はありますか。
A7
 RSウイルス感染症には特効薬はありません。治療は基本的には対症療法(症状を和らげる治療)を行います。

Q8
 ワクチン接種などの予防策はありますか?
A8
 現在、ワクチンはありません。
 その他の方法としては、遺伝子組換え技術を用いて作成されたモノクローナル抗体製剤であるパリビズマブ(Palivizumab)の投与があります。RSウイルス感染症の流行初期に投与し始めて流行期も引き続き1か月毎に筋肉注射することにより、重篤な下気道炎症状の発症の抑制が期待できます。投与対象患者となっているのは以下の方です。

・在胎期間28週以下の早産で、12カ月齢以下の新生児及び乳児
・在胎期間29~35週の早産で、6カ月齢以下の新生児及び乳児
・過去6カ月以内に気管支肺異形成症の治療を受けた24カ月齢以下の新生児、乳児及び幼児
・24カ月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患の新生児、乳児及び幼児
・24ヵ月齢以下の免疫不全を伴う新生児,乳児および幼児*
・24ヵ月齢以下のダウン症候群の新生児,乳児および幼児*

 *本剤の添付文書では、投与に際しては学会等から提唱されているガイドライン等を参考とし、個々の症例ごとに本剤の適用を考慮すること、とされています。
 なお、パリビズマブ製剤の投与は保険適用となっています。

<このQ&Aは、国立感染症研究所の先生方のご協力により作成しました> 


  RSウイルス県内流行 乳幼児感染で重症化、患者400人超
2013/11/1 徳島新聞

 乳幼児の重い肺炎や気管支炎の原因となるRSウイルス感染症が今秋、徳島県内で流行している。9月以降の患者の報告数は400人を超え、前年の2・3倍に上る。県感染症・疾病対策室は「せきやたんなど呼吸器症状のある人が乳幼児に接する場合はマスクを着用してほしい」と注意を呼び掛けている。
 
 対策室によると、RSウイルス感染症は毎年秋から冬にかけて患者が増える。県内23カ所の定点医療機関から寄せられた患者の報告数は9月から増加傾向にある。2~8日の第36週は19人、それ以降も35人、30人、44人、40人、79人、71人と推移し、10月21~27日の第43週は84人となった。

 第43週の患者84人の内訳は徳島保健所管内が74人、吉野川保健所管内が10人。年齢別では2歳以下の乳幼児が70人と83%を占めている。

 第36~43週の患者数は2013年の402人に対し、12年は170人、11年は268人、10年は58人で、今秋の多さが目立つ。調査を始めた04年以降で年間の患者報告数が1604人と最も多かった10年は1~3月に患者が集中した。

 RSウイルスは患者のたんやつば、鼻水などで広がり、発熱や鼻水など風邪と同じ症状が出る。特に早産児、心臓や肺に疾患のある0~1歳児が感染すると重症化する危険性が高い。 



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11月3日(日)のつぶやき

2013-11-04 01:11:13 | 花/美しいもの

朝から2歳の子と遊んでいます。
「これなあに?」と聞いて、「つっかいぼう」とか「折りたたみ傘」とか、あたらしい単語を聞きなおして口ずさみ、二度目には覚えてしまう。
二歳児おそるべし。


介護保険 自己負担アップ/介護給付の抑制 市町村支援きめ細かく blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


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