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みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

音声記録は公文書ではない?!情報公開訴訟で「請求を棄却」/1.30福井地裁判決-1

2008-01-31 16:00:43 | 「ジェンダー図書排除」事件
1月30日福井地裁で、ジェンダー図書排除事件関連て、
男女共同参画審議会を記録した音声テープの
「審議会音声記録情報非公開処分取消訴訟」の判決がありました。

「主文 原告の請求をいずれも棄却する」

主文のよみあげで耳を疑いました。まさかの原告敗訴です。

情報公開訴訟は、情報公開条例の「解釈と運用」をめぐる争いです。
判決は、福井県の間違った条例解釈とずさんな運用を追認するもので、
とても納得できません。
判決後の記者会見で、原告代表の上野さんが「直ちに控訴すること」を表明。

福井で一泊して、福井駅で朝刊各紙を購入して、帰ってきたばかりです。
詳細な報告を書く余裕がないので、とりあえず、
「判決」の主文および要旨の抜粋と
今日の新聞各紙の記事を紹介します。

主文「原告の請求をいずれも棄却する」
P11
「・・・・本審議会の会議録はその要約が作成されており、本件音声記録については保管事務手続きの実施要領等の定めがあるとはいえず、本件審議会の会議録が作成された後は、担当職員によって同記録の内容の消去が予定されていたのであり、記録の整理、保管、保存および廃棄について、同記録が文書規程等に基づいて保管されていると評価されるものではない。
 これらの事実からすれば、本件音声記録は、担当職員が同会議録作成のための備忘として録音して所持していたものに過ぎず、実施機関において「管理」している文書であるとはいえないので、上記②の用件をみたさない。」
P12
「エ したがって、本件音声記録は、実施機関である福井県知事において「管理している」文書であるとはいえず、本件情報公開条例にいう「公文書」に該当しない。
よって公開の対象となる公文書が不存在であるとした本件非公開決定は適法である。」



パート1は、朝日新聞、日刊県民福井、福井新聞、産経新聞です。
 
図書撤去問題 音声記録は公文書とはいえず

朝日新聞 2008年01月31日

 県生活学習館(福井市)の書架から、ジェンダー(社会的・文化的に作られた性差)などをテーマにした上野千鶴子・東大大学院教授らの著書が一時撤去され、この問題を議論した県の審議会で職員が議事録作成用にMD(ミニディスク)に録音した音声記録を県が非公開としたのは不当として、上野さんら13人が県を相手取り、非公開処分の取り消しを求めた訴訟の判決が30日、福井地裁であった。小林克美裁判長は「音声記録は県が組織で管理している公文書とはいえず、非公開決定は適法」として請求を棄却した。上野さんらは控訴する方針。
 地方自治体の情報公開条例では音声などの電磁的記録を公文書として規定し、公開対象とする自治体が増加。県条例でも職員が職務で作成し、県が管理する電磁的記録は公開対象としている。今回は音声記録が県が管理する公文書かどうかが争われた。
 判決は、音声記録は職員が職務上作成したが、消耗品棚から取り出した媒体に備忘のため録音し保管していたにすぎず、県の管理下にあったといえない、と認定。公文書ではないから、「不存在」とした県の非公開決定を適法とした。
 原告側は「音声記録は公費で購入された媒体に記録され、職員共用の場所で保存されており『管理』に該当する。議事録と一体で保管されるべき公文書」などと主張していた。
 判決について、大沢博・県総務部長は「妥当な判決。今後も適切に情報公開を進める」とコメントした。
 県生活学習館では、上野さんの著書など約150冊について、県の男女共同参画推進員の男性から「内容が過激」などの指摘を受け、06年3月に書架から撤去。原告の1人から抗議を受けた後、元に戻した。

「電子情報化の流れに逆行だ」原告ら判決批判
 判決後、13人の原告は福井市内で記者会見し、「予想外の保守的判決」と語気を強めた。
 原告代表の上野千鶴子さんは、「判決は県条例の公文書にかかわる『管理』の解釈をきわめて限定的にとらえたものだ」と指摘。『自治体の情報公開の流れ、IT化議事遊佐の進歩に伴う急速な電子情報化のがれに逆行する保守的な判決だ」と批判した。その上で「県が判決に安心して隠蔽体質に走ることがないように強く期待する」と述べた。
(朝日新聞2008.1.31)
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 【福井発】ジェンダー本撤去の音声記録 原告の公開請求棄却 
日刊県民福井 2008年1月31日

福井地裁判決『公文書といえず』 
 福井市のユー・アイふくい(県生活学習館)が二〇〇六年に上野千鶴子東大教授らのジェンダー関連著書などを一時撤去した問題に絡み、上野教授ら十三人が、県男女共同参画審議会の音声記録(電磁的データ)を非公開とした県の決定を取り消すよう求めた訴訟の判決が三十日、福井地裁であり、小林克美裁判長は原告の請求を棄却した。原告は控訴する考え。
 判決理由で小林裁判長は「音声記録は会議録作成のためで、県が公文書として管理しているものとは認められない。保管されているすべての文書を公開の対象に広げるのは難しい」と指摘した。
 判決によると、〇六年三月に同館が著書など約百五十冊を撤去したため、上野教授らは県男女共同参画推進条例に基づき苦情申出書を県へ提出。これを受けて県は同十一月、県男女共同参画審議会を開いた。原告らは審議会の音声記録の情報公開請求をしたが、県は「公文書ではない」として非公開とした。
 公判は、音声記録を県が「管理している文書か」について争われた。被告側は「公務遂行の過程で作成される文書で、“備忘的メモ”で条例の公文書には該当しない」と主張。原告側は「県職員が保存している事実が認められれば、管理に該当する」としていた。
 判決を受け、原告団の上野教授は「保守的な判断で、たいへん残念」とした。県は「主張が認められた妥当な判決」とコメントした。

「時代逆行した判決」上野教授ら原告側会見 
 「自治体の情報公開の流れや急速な電子情報化の流れの双方から言って、時代に逆行する保守的かつ後ろ向きな判決」-。敗訴を受け、福井市の県青年館で記者会見に臨んだ原告代表の上野千鶴子東大教授は、控訴の強い意志を示した。
 上野教授は「(公文書が音声・電磁的記録へ移行しつつある時期に)今後の参照例になる画期的な判決となるはずだった。福井地裁は絶好の機会を逃した」と断言。訴訟の目的は「行政の隠ぺいと事なかれ主義体質の改善」として、県にあらためて情報公開を呼び掛ける一方、「この判決で安心して、県が隠ぺい体質に走ることがないよう強く期待したい」と“くぎを刺した”。
 県情報公開条例では、決済済みの文書のみならず「職員が職務上作製取得した図画、電磁的記録」が公開対象となっている。
 原告の寺町知正岐阜県山県市議は「『管理』にこだわり過ぎ、『管理』を狭くとらえすぎた判決」と批判。今大地晴美敦賀市議も「心配するのは、議事録の内容を市民自身が音声テープなど“生資料”で確認するすべがなくなるのではということ」と無念さをにじませた。 (北原愛)
(日刊県民福井2008.1.31)
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ジェンダー本 審議記録訴訟 原告請求を棄却 福井地裁
福井新聞 1月31日午前10時30分

 福井県生活学習館の書架からジェンダー関連の本約150冊が一時外された問題をめぐり、県男女共同参画審議会の音声記録を非公開とした県の決定取り消しを上野千鶴子東大大学院教授らのグループが求めた訴訟の判決言い渡しが30日、福井地裁であった。小林克美裁判長は「音声記録は県情報公開条例のいう公文書には該当しない」として、原告の請求を棄却した。
 判決などによると、同審議会は2006年11月2日に同問題などを議題とし、公開(定員10人)で行われた。原告は同6日に音声記録の公開を請求したが、県は「公文書不存在」を理由に非公開とした。
 判決理由で小林裁判長は「音声記録は、担当職員が会議録作成のため備忘として録音、所持していたものにすぎず、会議録作成後は内容の消去が予定されており、情報公開条例のいう『実施機関が管理している公文書』とはいえない」とした。
 判決言い渡し後、原告側は記者会見を開き、控訴する方針を示した。上野教授らは「情報公開の流れや急速な電子情報化の流れに逆行する保守的な判決」「情報公開条例のいう『管理』にこだわりすぎ、狭くとらえている」などと批判した。
 大沢博県総務部長は「県の主張が認められた妥当な判決。今後も適切に情報公開を推進していきたい」とコメントしている。
原告代表上野教授 自治体対応けん制
 県生活学習館の書架からジェンダー本関連の本約150冊が一時外された問題に絡んだ情報公開をめぐる訴訟の判決言い渡しが福井地裁で行われた30日、原告団代表で女性学研究者の上野千鶴子東大大学院教授は判決後、福井市内で集会を開いた。
 集会には県内のほか東京都、三重県などから約50人が参加。上野教授は「いまバックラッシュ(ゆりもどし)は}と題し講演した。
 上野教授は、1月に茨城県つくばみらい市で開かれる予定だったDVに関する講演会がDV防止法に反対する民間団体に抗議を受け中止になった例を紹介。「行政の事なかれ主義と隠ぺい体質の中で(こうした講演会の)自主規制が増えないとも限らない」と、今後の自治体の対応をけん制した。
 韓国女性による慰安婦訴訟や歴史教科書問題などを背景に、1990年代を「日本が急速に右傾化した時代」と指摘。バックラッシュや図書の撤去は波頭の一つにすぎず、いま日本をどの方向に持っていくかが問われていた」と話した。
(福井新聞2008.1.31)
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審議会の音声記録開示訴訟 「公文書に該当せず」と棄却
1月31日産経新聞

 県の生活学習館から性やジェンダー論に関する図書が一時撤去された問題で、著者の上野千鶴子・東大教授(59)や市民団体が同県を相手取り、撤去について討議した県男女共同参画審議会の音声記録(電磁的データ)の開示を求めた訴訟の判決が30日、福井地裁であった。
 小林克美裁判長は「音声記録は県が管理しているとはいえず、公開条例で開示するべき公文書とは認められない」などとして訴えを棄却した。原告側は控訴する方針。
 判決などによると、音声記録は議事録作成のために職員が録音したが、保存や廃棄を県が規定で定めているものではなく、県の管理にあったとはいえないため公文書に該当しないとした。
 図書は男女参画に不適切との指摘があり、平成18年3月に約150冊が一時撤去された。上野教授らは同年8月に苦情を申し立て、県は同審議会を開催した。上野教授らは同年11月、県情報公開条例に基づき音声記録の開示を求めたが、県は同月、録音は職員の議事録作成のための防備的なメモで公文書に該当しないとして非公開としていた。上野教授らはこれを不服として提訴していた。
(産経新聞2008.1.31)


引き続き、パート2
【福井発】ジェンダー本撤去の審議会の音声記録 
原告の公開請求棄却/1.30福井地裁判決-2
で、
中日新聞、毎日新聞、読売新聞を紹介します。

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明日は福井「ジェンダー図書排除」究明原告団の「情報非公開処分取消訴訟」の判決

2008-01-29 20:22:32 | 「ジェンダー図書排除」事件
明日は、上野千鶴子さんを原告代表とする
「情報非公開処分取消訴訟」の判決の日。

上野さんも東京から掛けつけ、わたしたちも車で福井へ。
寒さは緩みそうで、まずは雪の心配はなさそうだ。
  

原告のわたしたちとしてはもちろん勝つつもりでいるけれど、
判決後は記者会見で、その後、上野千鶴子さんの 
《上野千鶴子からのアピール いまバックラッシュは・・・》 の集会も。
 

記者会見および判決後集会
1月30日(水) 13時45分から、福井青年館4F大会議室
           
【1月30日の日程】 <「情報非公開処分取消訴訟」判決>
 12:50 福井地裁2号法廷に集合(原告・傍聴人も)
        13:10 判決言渡し
<記者会見>  13:45~14:45        
            裁判にいたる経過説明  事務局 2分
            訴訟の意義と判決の評価 寺町知正 20分
     判決に対する原告代表コメント 上野千鶴子 5分
            マスコミからの質疑~(原告への取材時間)
<判決後集会> 14:45 上野千鶴子さんからのメッセージ
                 いまバックラッシュは・・・

        15:45 終了         以上


    訴状や資料の全部はこちらから ⇒ 福井情報公開訴訟のページ
 2006年春以来の福井県のジェンダー図書排除問題に続いて同年11月2日開催の福井県男女共同参画審議会の会議の録音のデータが情報公開条例の対象ではないとして、「職員がもっているのに情報公開条例上は、「対象の文書に該当しないので『不存在』という扱い」という非公開処分がされました。
 この福井県の非公開体質、隠蔽体質は何とかしないといけないと、同審議会の録音記録の公開を求める行政訴訟を、「原告団長・上野千鶴子」として2007年2月17日(土)に福井地裁に提訴していました。
 先日、10月10日に3回目の弁論で結審。
 
判決言渡は2008年1月30日(水)午後1時10分 福井地裁 2号法廷
 と指定されました。

● 事件番号 平成19年(行ウ)第2号
福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件
 原告 上野千鶴子 外12名   被告 福井県
● 提訴 2007年2月17日(土)  福井地方裁判所へ訴状提出。
記者会見 第1回弁論   4月25日(水)午後1時半から  同2号法廷
第2回弁論   7月25日(水)午後1時半から  同2号法廷
第3回弁論  10月10日(水)午後4時から   同6号法廷
判決言渡予定 2008年1月30日(水)午後1時10分  同2号法廷




記者クラブ案内文の印刷用PDF 1ページ 118KB

 福井県庁内/県警(司法)記者クラブの皆様
                   福井「ジェンダー図書排除」究明原告団および有志 
                           代表・上野千鶴子
                           原告選定当事者・寺町知正
                               T/F 0581-22-4989
                                
    「情報非公開処分取消訴訟」の判決および当日日程について

 いつもお世話になります。
 2007年2月17日に福井地方裁判所に提訴した「情報非公開処分取消訴訟」つにいて、1月30日の午後1時10分に判決言い渡しがあります。
 この訴訟は、「非公開処分(不存在)」を受けた「福井県男女共同参画審議会の会議の音声記録(電磁的データ)」について、処分の取り消しを求めているものです。
つきましては、判決後に下記のように記者会見及び集会を設定しましたので、お知らせします。

 記者会見後は、14時45分から判決後集会として、原告代表の上野さんの
《上野千鶴子さんからのメッセージ~いまバックラッシュは・・・》 の講演を予定しています。
お忙しいと思いますが、以上、よろしくお願いします。

同封資料・
 訴状、原告準備書面及び証拠説明書一式(証拠は略)、
 被告答弁書及び準備書面一式、
 原告作成による訴訟の概要など3ページ。
 原告被告の主張の整理表(まだ作成途中です)



 《今回の訴訟に関して、原告から見た意義》
(1) 条例こそ違え議会本会議の録音テープの非公開処分を適法とした最高裁判決・名古屋高裁判決、岡山地裁判決という3つの判例がある中での訴訟。今の時代に電磁記録の情報公開の意義はきわめて高いので、新しいリーディングケースを作ること。全国汎用型にしたい。

(2) 各種審議会の存在や、たとえば指定管理者の選定委員会の会議録など、その審議過程の透明性が求められる時代に入った。都合のよい審議結果の公表でお墨付きを与えないためにも、審議記録を保存し、かつ、公開しなければならないという流れを作りたい。

(3) 福井県の情報公開における非公開体質の改善の一助とすること。

(4) 福井県の今回の一連の事案の根底にある男女共同参画施策や事業の後ろ向き体質の改善の一助とすること。

(5) 今年発生した「つくばみらい市事件」等にみられるように、最近のバックラッシュに対する行政の不適切な対応をかんがみるに、隠蔽とことなかれに流れる傾向のある行政担当者の猛省と自覚をうながす意義。ほか

レッツノート(PC)を持参するので、
判決が出たら、すぐに速報をアップしますね。

勝訴!を確信しててください。


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福井「ジェンダー図書排除」事件に関する判決のお知らせ/判決は1月30日(水)福井地裁!

2008-01-16 00:57:50 | 「ジェンダー図書排除」事件
昨年2月17日の提訴から約1年。

いよいよ1月30日に、福井県知事を被告とする平成19年(行ウ)第2号
「福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件」
という漢字ばかりのながーい訴訟の判決です。

原告は、上野千鶴子さんを代表とする13人。
選定当事者は、原告の寺町知正さんです。 

福井「ジェンダー図書排除」事件に関する判決のお知らせです!

 情報公開は民主主義と市民の政治参加の基本のき。
 やましいところがないのなら、どんな意思決定も市民にとって
透明性を持ってもらいたい。
 ましてやIT機器の時代に、音声記録を公開対象の「公文書」
としないのは時代遅れで非常識。
 福井の判決が、全国のモデルをつくるでしょう。

 福井県男女共同参画推進条例に基づいて福井県知事に提出した
苦情申出書を審議した「男女共同参画審議会」(2006.11.2)
の音声記録の公開を求める情報非公開処分取消訴訟の判決が、
1月30日に福井地方裁判所であります。
 判決言渡後は、記者会見および判決後集会をします。
 あなたもぜひご参加ください。   
  
     福井「ジェンダー図書排除」究明原告団および有志
               原告代表 上野千鶴子
               事務局  寺町みどり
                    T/F 0581-22-4989

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ◆福井「情報非公開処分取消訴訟」判決
  2008年1月30日(水)
     13:10 判決言渡し
(福井地裁2号法廷)
 ◆記者会見および判決後集会 13:45~15:45
   会場:福井青年館4F大会議室(福井市大手3-11-17)
      13:45 記者会見
      14:45 《上野千鶴子さんからのメッセージ
          ~いまバックラッシュは・・・》

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以下に、「情報非公開処分取消訴訟」の概要を再掲します。

【情報公開請求日】 
 2006年11月6日(請求人13名。請求代表者・寺町みどり)
【情報公開請求に係る公文書の名称または内容】
●「2006年11月2日開催の福井県男女共同参画審議会の
  会議の記録(電磁的データ・テープなど)」
●公文書非公開決定通知書(2006年11月20日)
(公開しない理由)不存在
 
◎訴訟は、福井県知事が「非公開」(不存在)という処分を決定したので、
 これを全面公開するよう、裁判所に前記公文書非公開(不存在)決定
 「男女県第313号」(別紙-1)の取消命令をするよう求めるものです。


「音声記録の非公開は違法」福井県を提訴しました!(2007.2.18)

審議会の「音声記録」公開を求めて「情報非公開処分取消訴訟」提訴へ(2007.2.14)

(2)訴訟の概要(訴状等)     
【事件番号】福井地方裁判所 平成19年(行ウ)第2号 
「福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件」
【原 告 】上野千鶴子 ほか12名
【被 告 】福井県 同代表者知事 西川一誠
【選定当事者】原告 寺 町 知 正
【請 求 の 趣 旨】
被告が、原告らに対して、2006年11月20日付で行った公文書非公開決定
「男女県第313号」を取り消すとの判決を求める。

【訴状・証拠説明書・原告代表意見書(転載・転送可)】

訴状の全文(PDF版・361KB)  
  テキスト版 45KB
 
証拠説明書テキスト版(リンク付き)
  証拠説明書(PDF版92KB)   

原告代表・上野千鶴子さんの意見書(PDF版・118KB)  
  テキスト版 6KB

【訴訟にいたる経緯】
2006年
3月下旬、ジェンダー関連図書153冊が「福井県生活学習館」の書架から撤去。
5月 2日「事件に関するすべての文書」を福井県に情報公開請求した。
5月11日、福井県に対して「住民監査請求」と「抗議文」(2団体44名)を提出。
5月16日、153冊のジェンダー関連図書は書架に戻る。
5月18日、福井県から「抗議文に対する回答書」。
6月12日、書籍リストは「非公開」。関連文書は「一部公開」および「不存在」。
      直後に処分変更し、書籍リストの「非公開」が「一部公開」に
        関連文書は、「不存在」の取消なしで10枚が「一部公開」に。
6月26日、原告ら「書籍リスト」のみを情報公開請求。  
7月 7日、書籍リストの「一部公開」処分(黒塗りで公開)決定。
7月27日、書籍リストの「情報非公開処分取消訴訟」(原告20人)提起を公表。
8月11日、福井県は突然、書籍リストを「一部公開」処分変更、「全面公開」処分に。
      福井県に対して「抗議文」と「公開質問状」提出。 
8月25日、公開質問状に対する「福井県知事」回答。
      37冊の書籍リストと図書選定基準が任意公開される。
8月26日、「ジェンダー図書排除を問う抗議集会」開催。
8月29日、「福井県男女共同推進条例」第20条第2項に基づく
       「苦情申出」書を原告ら80名(42人は福井県民)で提出。 
10月30日、「男女共同参画審議会の公開を求める申し入れ書」(92名1団体)提出。
11月 1日、福井県から「審議会公開」の回答書。
11月 2日、「苦情申出」を議題とする「福井県男女共同参画審議会」開催。
11月 6日、審議会の会議の記録(電磁的データ)」情報公開請求。
11月 9日、「苦情申出」に対する福井県の回答書。
11月20日、被告は、音声記録の「公文書非公開(不存在)決定」をした。
11月21日、「音声記録」非公開に対する「異議申し立て」。
       「『ジェンダー図書排除』苦情申出への福井県知事回答に対する声明」公表。 
2007年
 1月17日、福井県知事に「ジェンダー図書排除の経緯に関する公開質問状」提出。 
 1月18日、「異議申立」が「福井県公文書公開審査会」に諮問される。
 1月23日、「福井県公文書公開審査会」から「意見書について(県の理由書)」届く。 
 2月 9日、公開質問状に対する知事回答。 
 2月13日、知事回答に対するコメントおよび提訴の公表。
 2月17日、「情報非公開処分取消訴訟」提訴。  
 4月25日、第1回口頭弁論 (原告意見陳述)。 
 7月25日、第2回口頭弁論。 
10月10日、第2回口頭弁論・結審。


この訴訟、ぜったいに勝ちたい!


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福井「情報非公開処分取消訴訟」結審。判決は来年1月30日/幻の「利平栗」で栗ご飯/

2007-10-12 15:29:44 | 「ジェンダー図書排除」事件
10月10日午後4時から、
福井地方裁判所6号法廷で、
福井「情報非公開処分取消訴訟」の第3回弁論がありました。

大理石をふんだんに使った、福井地裁の正面階段から2階へ。
6号法廷は、ラウンドテーブル形式で裁判官3人、書記官1人、
原告選定当事者のとももまさんと、被告代理人1名。

傍聴席は、原告4人、市民(女性)6人、
新聞記者さん4人、福井県関係者4人。

開廷して、
原告準備書面の(二)(三)と、被告準備書面(二)の陳述と
書証の確認などのやりとりがあり、
裁判長から、原告、被告双方に「主張・立論はもういいですか」
「弁論閉じてもいいですか」との確認があり、
「弁論終結して判決を言渡します」ということで結審しました。

判決言い渡しは、
 
2008年1月30日午後1時10分から
2号法廷で判決言渡し
と決定。

弁論終了後、報道各社と話し、判決後に
記者会見をセッティンクすることになりました。

原告で相談して、提訴のときのように、
記者会見をかねて判決報告集会が
できるとよいね、ということになりました。

弁論があわったあとに、いつものように近くの喫茶店でお茶。

福井の皆さんへのお土産に持参したのは、
前日に親戚でもらった利平栗でつくった「栗きんとん」。

なにを隠そうここ山県市は、
「利平栗発祥の地」なのです。



今年二回目ですから、和三盆糖をちょっぴり入れて、
けっこう上手に、手早く作れました。


一つだけあった恵那川上屋の「栗かのこ」は、
もっていくとけんかになるのでわたしが食べました(笑)。

  


前の日には、利平栗でぜいたくな栗ご飯も作りました。


少しだけゆでた栗の皮をむいて、
ほんの少し塩を入れて、お米の上において、
炊飯器のスイッチを押すだけ。
「炊き込みご飯」もありましたが「早炊き」を選択。

  

水は同量だったので、少し固めのモッチリとした
栗おこわみたいな、栗ご飯が炊きあがりました。
蓋をあけると、栗の香りがします。
かき混ぜて、10分ほどむらして出来上がり。
  
刻みしょうがや茗荷をのせても乙な味。

とってもおいしい栗ご飯。食べ過ぎます。


おかずは、
すくなかぼちゃと、

十六ささげのお浸しと煮物とあまご甘露煮。
  

旬の秋の味、勢ぞろいです。

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福井「情報非公開処分取り消し訴訟」の第二回弁論の日です/よみうり堂『おひとりさまの老後』書評

2007-07-25 08:40:12 | 「ジェンダー図書排除」事件
今日は、福井「ジェンダー図書排除」事件関連の、
男女共同参画審議会の電磁データを公開を求めて提訴した、
「情報非公開処分取り消し訴訟」の第二回弁論の日。

これから、福井地裁に行きます。
今日の日程は、以下のようです。

-------------------------------------------------------

7月25日(水) 1時15分 福井地裁正面玄関前に集合。
1時30分 開廷「(第2回弁論」
    閉廷後、原告と傍聴者でお茶でもご一緒して現地解散。

----------------------------------------------------------

 
行政訴訟は、「合議制「(複数の裁判官)なので、
法廷は、たぶん前回と同じ1階の大きな法廷です。
裁判はどなたでも傍聴できます。

ところで、
出かける前に、フレイバーのレモンシフォンケーキを食べました。









ふわふわでしっとり、甘すぎなくて、レモンの香りがさわやか。
とってもおいしくて、ハッピーです。



  ともちゃん、お誕生日おめでとう 

オマケは、
原告代表の、上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』の書評です。
読売新聞の22日(日)の読書欄「よみうり堂」の
「記者が選ぶ」で紹介されていました。

--------------------------------------------------------------
 「よみうり堂」(読売新聞2007.7.22)
・・・・記者が選ぶ・・・・

おひとりさまの老後    上野千鶴子著


 この題名を見て、どう思いますか?「おさみしいでしょう」という人もいるだろう。「誰が介護するのか」と思う人もいるだろう。でも、ちょっと待って欲しい。これは人ごとではないのである。
 本書によると、80歳以上になると女性83%に配偶者がいない。つまり、結婚してもしなくても、みんな最後はひとりになる。大切なのは、そうなった時の自らの選択であり、介護される側になった時の心得など当事者意識である。
 そこで登場するのが女性学研究のパイオニアで、「シングルのキャリア」という著者。ひとり暮らしのノウハウを失敗談もまじえて語りつつ、老後の人とのつきあい方やお金の問題を幅広く考える。
 介護される時は、相手には気を使う、羞恥心もあり、言いたいことを言えない人が多い。だからこそ「ケアのされ方」のノウハウがあって当然、という意見には説得力がある。そして、「孤独」と思われがちな老後については、人生の最後まで周りを気にしながら集団で生きていくのがよいのかと反問するなど、言葉一つひとつが胸に響いた。  
(法研、1400円)(哲)
(読売新聞「よみうり堂」2007.7.22)
--------------------------------------------------------------------

読売新聞は読者数が全国一なので、読む人が増えるとうれしいですね。

では、いってまいりまーす。

PS:
道中の車のなかで、
28,29日の「議員と市民の勉強会」合宿の
日程と内容の詳細を課題のレジメを元につめる予定。
帰ったら、参加者にはタイムスケジュールをお送りします。



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初めての意見陳述~福井「情報非公開取消訴訟」/『む・しの音通信』60号

2007-05-14 08:31:54 | 「ジェンダー図書排除」事件

2004年に初めてホームページを作ってweb初体験、
一昨年1月にはブログを開設して、毎日更新してきました。
はじめのうちはブログって何?って聞かれたものですが、
いまでは全国で800万人もの人がブログをやっているとか。
gooも一昨年は12万人だったのが、この2年で77万人に増えました。

で、ブログのほうはアクセスが多いのですが、
ホームページは更新もめんどう、アクセスも少ないということで、
通信を発行するときに更新するだけの存在になっていました。

とはいえ、
HP「みどりのwebページ」は、昨日1万アクセスを超えました。
「む・しの音通信」のバックナンバーなど、
情報量は多いので、おヒマなときに是非ごらんなってください。

福井「情報非公開取消訴訟」第一弁論の報告に、
次回の二回弁論期日は、6月27日(水) 午後4時半から と
決まりました」とお知らせしましたが、次回期日は、

●7月25日(水)午後1時半、福井地方裁判所 に変更になりました。 

夏休みに入っていますが、お近くの方はぜひ傍聴にお越しください。

以下は、『む・しの音通信』60号の福井関連の記事です。。
次号は、選定当事者のともまささんの解説付きで
「福井事件特集」にする予定です。

「福井県庁の常識は全国の非常識」原告の意見陳述(2007.4.28)

 ------------------------------------------------------------
「福井県男女共同参画審議会」音声記録非公開処分の取消を求めて提訴
            事務局・寺町みどり
 

 昨年11月2日に開催された「福井県男女共同参画審議会」の音声記録について、職員が録音しているのに、「情報公開条例の対象ではない」という理由で非公開(不存在)処分を受けた。とうてい容認できないので、上野さんと請求者で相談して原告13人で行政訴訟を起こすことにした。原告には「む・しネット」のメンバー8人も入っている。
 2月17日、福井地裁に訴状を提出。事件名は、「福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件」と長い。午後2時からは福井県民会館で、代表の上野千鶴子さん、選定当事者の知正さん、敦賀市議の今大地はるみさんと菅井純子さんと事務局のわたしの6人で記者会見をした。
 記者会見は、最初に事務局のわたしから、訴訟にいたる経過を説明。つぎに、意見書を提出した代表の上野さんが「本件訴訟の意義」を話した。
上野さんが話し始めたら、いっせいに記者が立ち上がりTVカメラが回る。今大地さんと菅井さんが、福井県に住む原告としての思いを語り、今回の訴訟の内容を、情報公開訴訟では最高裁で何度も勝訴している選定当事者の知正さんが「マスコミレクチャー」した。
 「各種会議の議事録が作成された場合に、行政機関がその正当性を立証し、住民が真偽あるいは間違いの有無を確認するためにも、録音の記録はきわめて重要。その音声記録が公開される意義はきわめて高いものです」。
訴状の立論構成は骨太の正攻法の力作で、水ももらさぬ万全なもの。
 電磁媒体の「音声記録」が公文書と認められれば、初めての司法判断となり、全国の電磁データの公開がすすむだろう。
(意見書・陳述書は次号掲載の予定)
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初めての意見陳述
      三重県桑名市・小川まみ
 

 4月25日、「福井県男女共同参画審議会」の音声記録非公開処分の取り消しを求める裁判の第一回弁論で、意見陳述をしに福井へ行ってきた。
私は、すでに3年前に三重県で会議の録音テープを情報公開請求で、かんたんに手に入れた経験がある。
三重県では簡単に手に入る録音テープが、何故、福井では公開されないのか全く理解できない。私は、ペーパーレスの時代に電磁的記録も公文書として公開するのは当たり前だと思う。
 そこで、5府県で「男女共同参画審議会」の議事録と電磁的記録を情報公開請求してみた。5府県とも開示だった。
 当日、意見陳述をするのは、私と菅井さんの二人。菅井さんは、「ジェンダー図書撤去」のあった生活学習館をよく利用する立場から、提訴にいたった経緯を陳述した。
私は、福井県の情報公開条例の運用がいかに恣意的であり、県庁が非公開体質であるかを陳述した。最後に「福井県庁の常識は全国の非常識」といって締めくくった。
 傍聴席には、福井県職員やマスコミなどが20名ほどいたことや、菅井さんが、先にスラスラと陳述したので、私の緊張感はどんどん増し、実際には5分もかかっていないのに、とても長く感じられた。
 裁判所の玄関ホールには、思わず写メールしたくなるほどの大きなステンドグラスもあった。撮影が禁止されているのがうらめしい。外で記念撮影しようとしたら、守衛さんが「敷地内での撮影も禁止」と注意しに飛んで来た。仕方ないので一歩踏み出し写真をとったが、数メートルの違いに
意味があるとは思えない。裁判所に入るところをマスコミがビデオ撮影した時は、一切注意はなかった。マスコミは撮影可能で、一般人は認めないというのも理解できない。
(『む・しの音通信』60号より転載)
-------------------------------------------------------------------------
  

  
ツボサンゴ
  
ニワゼキショウ


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「福井県庁の常識は全国の非常識」原告陳述書/訴訟の報告-2

2007-04-28 00:08:14 | 「ジェンダー図書排除」事件

25日の福井地裁の「情報非公開取消訴訟」報告-2です。

裁判では、まず裁判長が、訴状の内容と答弁書について確認しました。
被告は「答弁書のとおり」と答えましたが、裁判長は、こちらが事例として
書いた3件の判決(被告の答弁書にもふれられていた)について、被告側に、
「名高裁の原審は出ているのか。原審からの判例を出してください」
(一審、二審、最高裁のそれぞれを)と指示。

なんと小林裁判長は、実行委員会文書について岐阜県と「公文書か否か」
を争った時、名高裁で原告逆転勝訴の判決を書いた裁判官です。
この情報公開訴訟は、最高裁で確定しました。
(裏金疑惑の実行委員会で、県は最高裁で公開を命じられた公文書を
紛失(故意に廃棄?)し、半年後に裏金問題が発覚したというおまけつき)。

原告の選定当事者の知正さんが、
「福井県の情報公開の手引きを訴訟に出して欲しい」と求めたところ、
被告側は「ぶ厚いですし・・」と渋っていたのですが、
裁判長が、「裁判所は持っていますが、そう厚くないでしょ。
書証として一冊出してください」と指示。

原告側が「被告は答弁書で基本的な主張は済んでいるのか」と聞くと、
被告代理人は「そうだ」との答え。
裁判長が「個人情報の問題はないのか。公文書の公開の判断だけか」
と双方に確認。被告側、「そうです」。
原告側、「発言している委員は、全員、県の非常勤職員なので、公
務としての発言だから問題ないし、被告もそう認めている」。
裁判長、「では、公文書に該当するかどうかだけが争点ですね」。
被告、「公文書にあたるか、管理しているといえるかです」。

被告・福井県の答弁書は、前日の24日に裁判所からFAXで送られ
てきており、25日に原本を受け取りました。
被告側は、5月10日ころまでに出す、ということで、
原告側は1ヶ月後くらいで、5月のうちに反論を書くということで、
次回の二回弁論期日は、6月27日(水) 午後4時半から と決定。

その後、原告のお二人の意見陳述を行いました。
以下は、意見陳述書です。
 -----------------------------------------------------------------
平成19年4月25日 
             陳 述 書
                           原告  菅井純子

 私は、福井市内で女性のための電話相談ボランティア活動を行っている「ウィメンズ・フォーラムFUKUI」という市民グループの一員です。この会は、福井県の設置した生活学習館「ユー・アイふくい」の広域学習グループに登録しており、研修講座などの会場として「ユー・アイふくい」を利用してきました。また、会の発足当初より特にドメスティック・バイオレンスの被害者支援活動に力を入れてきましたので、福井県の配偶者暴力被害者支援センターでもある同館の役割に大きな期待を寄せてきました。

 そのため、昨年5月に「ユー・アイふくい」の情報ルームの一部の図書が県職員によって撤去された問題が明らかになった時は驚きとともに、強い怒りと失望を覚えました。排除された図書の中には、DVに傷ついている女性にとって非常に有用と思われる図書も多数含まれておりました。
昨年8月29日に、県の福井県男女共同参画推進条例に基づいて、「福井『ジェンダー図書排除』究明原告団および有志」として、この特定書籍の排除の経過や今後の施策に関して県知事に苦情申出書を提出しました。

 その申出は、11月2日に開催される福井県男女共同参画審議会に諮られることになりました。
 しかもこの11月2日の平成18年度第5回審議会では、「福井県男女共同参画基本計画」の改定についての議論がいよいよ大詰めを迎えようとしていました。この計画は「男女共同参画社会基本法」に基づき平成14年に策定されたものですが、計画期間の半分を経過するにあたり社会情勢の変化などを勘案して計画を見直そうとするものです。審議会での議論は今後5年間の福井県の男女共同参画にかかわる施策を方向付けるものですから、県民全体にとって極めて重要な意味を持つものです。

 私は、11月2日の審議会を傍聴し、2時間に及ぶ会議の内容をできるだけ詳しく筆記しようといたしました。高田会長をはじめ委員の皆さんが活発に意見を述べられ、杉本総務部長や田島課長の発言もありました。審議会で図書撤去問題の意味が問われたことには大きな意義があります。

 その議事録は、後日、県のホームページ上で閲覧できるようになりました。しかし、実際に話された言葉と比較すると要約され、省略された部分が大きくて、とても残念です。特に事務局による説明がすべて省略されていることや、杉本総務部長の発言が非常に簡潔な表現に要約されていることには違和感を覚えます。また、私の主観によるものとはいえ、ニュアンスの違うものになっている箇所が少なくありません。

 県は、会議記録が出来上がったら、録音記録のデータを消去しているそうです。福井県の今後の男女共同参画にかかわる施策を方向付ける会議の記録です。大幅に要約あるいは省略した会議記録では将来、施策の協議経過を振り返ることすら出来ません。条例に基づく私たちの苦情申し出の審議の記録も消えてしまいます。

 私は傍聴した者の一人として、この審議会での議論のすべてが県民に公開されるべきだと考えます。私は、委員や事務局の方々がすべての時間を通じて真剣に議論を尽くされたことを知っております。その貴重な発言の内容を余すことなく県民に公開することで、県の男女共同参画がより県民に浸透するに違いないと考えます。また県民だけでなく全国から注目されている図書撤去事件が県側からどのように説明されたのかを、音声記録の公開により白日の下にさらすことが、福井県を「情報公開後進県」に貶めないためにもぜひ必要であると考えます。

 私は、納税者であり福井県民です。裁判官のみなさんには、私の知る権利を、そして県民の知る権利を是非とも守っていただきたいと、強くお願いいたします。
                                 以上
------------------------------------------------------------------------
                      平成19年4月25日
           意見陳述書
                        原告  小 川 満 美

 平成15年8月19日、三重県桑名市にある三重県のゴミ処理施設において爆発事故がありました。私は、桑名市議会議員だったこともあり、県が設置した爆発事故にかかるRDF貯蔵層事故調査特別委員会(平成16年1月27日開催)と県議会健康福祉環境森林常任委員会(平成17年11月4日開催)の会議の録音テープを情報公開請求したことがあります。二度とも開示されていましたので、今回、福井県で会議録のテープ等の電磁的記録が情報公開されなかったことに、大変驚きました。同じような情報公開条例のはずなのに、運用面でこれほど大きな差があることには納得がいきません。それどころか、恣意的な運用がまかり通って、市民の「知る権利」が損なわれることは許せません。

 そこで、他の自治体の状況を確認するために、インターネットで簡単に情報公開請求ができるところなど5府県を選びました。三重県、秋田県、岩手県、宮城県、大阪府です。請求者は府県民に限らず、だれでも情報公開請求できます。

 請求方法は、各自治体の公式ホームページから情報公開のページを開き、そのまま電子メールを送るか、あるいは、情報公開請求書をホームページからダウンロードして、FAXを送るだけで済みました。対象文書は、この訴訟と同様に、「『男女共同参画審議会』の直近の会議の内容をとどめたところのいわゆる『電磁的な記録』及びその『電磁的記録』から作成された『会議録』」等と特定して請求してみました。時期は、今年の2月から3月にかけて、です。

 結果は、「電磁的記録」は5府県とも開示されました。
「電磁的記録」から作成された「会議録」については、4府県は開示されました。ただ、三重県だけが平成19年1月31日に審議会を開催したばかりで、2月9日の請求時点では、「議事録作成途中」ということで「不存在」扱いでした。この三重県も現在は、会議録の概要が公式ホームページ上に公開されています。つまり、会議録の作成が完了する前でも音声データは開示したということです。

 なお、請求後、5府県とも担当者から内容確認の電話がありました。
宮城県の担当者からは、「ホームページ上に議事録を公開しているのに、何故必要なのですか。まったく同じものですよ」と不審がられてしまいました。私は、「会議の録音テープなどの電磁的記録が情報公開請求できない県があったので調査をしています」と説明し、理解してもらいました。
他は、内容確認だけで、すぐに手続きしてくれました。

 今回、複数の自治体に、同じ文書を請求してみて、議事録は情報公開の対象になるのは当然で、ホームページ上でも公開されていました。さらに、議事録確定前でも会議の模様を実際に記録した録音テープや電磁的な録音記録も情報公開の対象になることがよく分かりました。私自身の経験と直感に安心しました。

 この調査を試みて感じたことは、福井県の情報公開条例の運用がいかに恣意的であるかと同時に、いかに条例の解釈を誤っているか、そして、福井県庁には非公開体質があふれているということです。
私は、福井県庁の常識は全国の非常識、と申し上げたい。
                      以上
-------------------------------------------------------------------
 

裁判が終わって法廷の外で、マスコミの取材を受けました。
記者の関心はけっこう高いと思っていたら、記事も予想以上に
(岐阜の第一回弁論などより)大きかったです。

福井「情報非公開取消訴訟」報告1/新聞記事

その後、傍聴した人たちも一緒にお茶を飲んで、原告4人で念願の温泉泊。

第2回弁論は、6月27日は4時半から。
次はぜひ「訴訟と温泉」ご一緒しましょう。

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福井「情報非公開取消訴訟」第一回口頭弁論~報告1/新聞記事

2007-04-27 11:27:43 | 「ジェンダー図書排除」事件
福井地裁での男女共同参画審議会音声記録の
非公開処分取消訴訟を終えて、原告4人で加賀温泉に一泊。
今大地さんを送りがてら、JR敦賀駅で朝刊各紙を買った。

第一回口頭弁論だから小さい記事かも、と思っていたのだけれど、
どこもおおきな記事になっていて、マスコミの関心も高いことがわかる。

裁判の様子については、選定当事者のつれあいが
今朝のブログに詳しく載せています。
福井の情報公開訴訟。第一回弁論で原告意見陳述(てらまち・ねっと)

ウェプにアップされていたのは、毎日新聞だけ。
記事を整理しがてら、タイプしたので、
とりあえず新聞記事だけ、以下に紹介します。

(県民福井・毎日新聞・中日新聞)
-----------------------------------------------------------
 音声記録「公文書でない」
ジェンダー図書初の口頭弁論 県側が争う姿勢


福井市のユー・アイふくい(県生活学習館)が上野千鶴子・東大教授らのジェンダー関連図書約150冊を撤去した問題で、これを議論した県男女共同参画審議会の音声記録(電磁的データ)を県が非公開としたのは不当だとして、上野教授ら13人が県を相手取って、非公開決定の取り消しを求めた訴訟の第一回口頭弁論が25日、福井地裁(小林克美裁判長)であった。
 県側は「この音声記録は職員の備忘的メモで、公文書には該当しない」として、訴えの棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。
 答弁書で県側は「ヒアリング草稿や備忘的メモなど公務上作成される資料は多く、県がすべてを管理するのは不可能。この音声データは県の管理外で、情報公開上は公文書ではない」などと主張した。
 原告側は意見陳述で「県のホームページ上で閲覧できる議事録は要約されたもの。すべての議論が公開されている訳ではない」などと訴えた。
 訴状などによると、原告らは昨年8月、県男女共同参画推進条例に基づいて苦情申し出を県に提出。県はこれを受け、県男女共同参画審議会を開いた。原告らが、、審議会音声記録の情報公開請求をしたが、県側は「個人的なメモで公文書ではない」として非公開とした。原告側は、「原則公開の審議会で、委員らの許可を得て職員が公的備品を使って録音したのは、私的で備忘的なメモとはいえない」としている。
(日刊県民福井 2007年4月26日)
-------------------------------------------------------------------------県生活学習館の性差書籍撤去:録音“公開”訴訟
県「メモ的、公文書でない」/福井

 ◇ジェンダー本巡る県審議会の記録--初弁論


 福井県生活学習館がジェンダー(性差)関係の本を一時撤去した問題を話し合った県男女共同参画審議会の録音記録の情報公開を巡り、社会学者の東大教授、上野千鶴子さんら13人が県を相手取り、非公開処分の取り消しを求めた訴訟の第一回口頭弁論が25日、福井地裁(小林克美裁判長)であった。被告側は提出した答弁書で提訴事実の大部分を認めたが、「録音記録は職員が使うメモ的なものであって公文書とは言えない」と、録音データの公共性については争う姿勢を示した。
 訴状によると、同審議会は昨年11月2日に開かれた。原告らは同6日、審議会の録音記録の情報公開を請求したが、県は同20日、「非公開決定(不存在)」処分とした。議事録は県のホームページ上でも公開されているが、実際の発言を意訳・要約したものになっているという。【菅沼舞】
(毎日新聞 2007年4月26日)
-------------------------------------------------------------------------
音声記録は備忘録
男女共同参画審訴訟  県、訴えの棄却求める


県生活学習館で昨年3月に上野千鶴子・東大教授の著書など約150冊が書架から一時撤去された問題で、昨年11月に開かれた県男女共同参画審議会の音声記録(電磁的データ)を非公開としたのは不当として、上野教授ら13人が県に非公開決定の取り消しを求めた訴訟の第一回口頭弁論が25日、福井地裁(小林克美裁判長)であった。
 被告側は訴えの棄却を求める答弁書を提出。「音声記録は職員の備忘録的なもので、情報公開条例の公文書には該当しない」と争う姿勢を示した。
 原告側は、市民グループ「ウィメンズ・フォーラムFUKUI」の菅井純子さん(43)ら二人が「音声記録を公開することは福井県を"情報公開後進県"におとしめないために必要」などと意見陳述した。
 訴状によると、原告側は▽国でも審議会などの会議は原則公開と認められており、県は誤った情報公開制度の運用を是正する必要がある▽音声記録は情報公開条例の定義する公文書に該当し、被告の非公開・不存在処分は違法で、速やかに取り消すべきだ▽非公開とするべき個人情報はなく、音声記録を全面公開することに支障はない-などと主張している。
(中日新聞 2007年4月26日)
-------------------------------------------------------------------------
(読売新聞・福井新聞・朝日新聞)
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ジェンダー本撤去 録音公開要求に県反論 
初弁論「公文書に該当せず」


県生活学習館がジェンダー関連の書籍約150冊を一時外された問題に関し、著書が含まれていた上野千鶴子・東大教授らが、県を相手取り、問題を議論した審議会の録音データの非公開決定を取り消しすよう求める訴訟の第一回口頭弁論が25日、地裁(小林克美裁判長)であった。県は「担当職員が備忘的に所持している録音データで、公文書には該当しない」との答弁書を提出し、争う姿勢を見せた。
 訴状などによると、原告側は、県情報公開条例で電磁的記録は公文書と定義されているとし、録音データも議事録といったいと位置づけて保管されるべきで、非公開決定は違法としている。
 一方、県側は答弁書で「正式文書と重複する職員の個人的に必要に応じて保管する資料などは、公文書ではなく、逐語的な議事録を作成するかどうかは、行政の最良の範囲」と反論している。
 原告の一人は意見陳述で「他の自治体の条例と大きく変わるものではないのに、運用面で差があるのはおかしく、恣意的な運用と感じる」などと訴えた。
(読売新聞 2007年4月26日)
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ジェンダー本審議会記録訴訟
県側は争う姿勢


県生活学習館の書架からフェミニズム関係の書籍約150冊を一時撤去した問題で、県男女共同参画審議会の音声記録を非公開とした県の決定取り消しを上野千鶴子東大教授らのグループが求めた訴訟の第一回口頭弁論が25日、福井地裁であった。県側は「音声記録は担当職員が備忘的に録音したもので、公文書には該当しない」と原告の請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
 答弁書で県側は「職員が議事録作成のために本人の判断で録音した。紙の備忘的メモなどと同様に、県情報公開条例上の文書に当たらない」とし、非公開決定に違法な点はないと主張した。
 原告側は意見陳述で「議事録は省略やニュアンスの違う場所が少なくない。審議会での議論のすべてが県民に公開されるべき」「別の5府県では録音記録が情報公開の対象とされ開示された」などと訴えた。
 訴状などによると、審議会は昨年11月2日に同問題を議題とし、公開(定員10人)で行われた。原告が同6日に音声記録を公開請求、県は「公文書不存在」を理由に非公開とした。
 県側によると、音声記録は議事録作成後に消去する予定だったが、同21日に原告側が非公開処分の異議申し立てを行ったため、現時点で消去されていないという。
(福井新聞 2007年4月26日)
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録音開示求めて第一回口頭弁論
ジェンダー図書撤去


県生活学習館(福井市)がジェンダーに関する図書約150冊を書架から一時撤去した問題を議論した県の審議会で、県が議事録作成用に録音した音声データを非公開としたのは違法だとして、市民団体「福井『ジェンダー図書排除』究明原告団および有志」(=上野千鶴子・東大教授)のメンバー13人が県を相手取り、非公開決定を取り消すよう求めた訴訟の第一回口頭弁論が25日、福井地裁であった。
 原告側は意見陳述で「三重、秋田、大阪など他府県では電磁的記録は開示されており、福井県のホームページ上で閲覧できる議事録は省略された部分が多いことなどを指摘した。被告側は「公務遂行の過程で作成される文章には、組織として管理するもの以外にも、備忘的メモなどがある。議事録作成は、音声記録のみに依拠するものではないので、条例上の公文書には該当しない」などと書かれた答弁書を提出し、争う姿勢を示した。次回は県の情報公開の手引きなどを元に、電磁的記録が公文書にあたるかどうかを争点に話し合われることになった。
(朝日新聞 2007年4月26日)
--------------------------------------------------------------------

原告おふたりの意見陳述も紹介したいのだけど
長くなるので、次にします。

  
白花,薄紅色に続いて、黄色の踊子草も咲きました。
  

ではまた。

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「福井県情報非公開処分取消訴訟」4月25日(今日)第一回弁論です。

2007-04-25 00:14:44 | 「ジェンダー図書排除」事件
明日は、「福井県情報非公開処分取消訴訟・第一回弁論」

ジェンダー図書排除事件の苦情申出を議題とした昨年11月2日の
男女共同参画審議会の電磁記録の非公開取消を求める訴訟です。

「音声記録の非公開は違法」福井県を提訴しました!
原告は上野千鶴子さんを代表とする13人(2/18)


「福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件」(2/20)

◆原告代表・上野千鶴子、被告・福井県。録音記録不存在。
非公開処分取消訴訟の説明と訴状や証拠など資料(2/19 てらまち・ねっと)


今日の夕方になって、福井地裁から被告(福井県)代理人の答弁書が
FAXで届きました。
正本は明日、裁判所で受け取ります。

明日は原告4人と選定当事者の連れ合いと福井地裁に行きます。
弁論は午後1時半から。傍聴はだれでもできます。
原告2名の意見陳述もありますから、お近くの方はぜひお越しください。

以下は、福井県の記者クラブへの案内です。
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                          2007.4.23
    福井県情報非公開処分取消訴訟・第一回弁論のお知らせ
福井県・関係記者クラブの皆様
                        選定当事者  寺町知正
                               
 昨年来の福井県のジェンダー図書排除問題ではお世話になりました。
 それが、片付いたと思ったら、2006年11月2日開催の福井県男女共同参画審議会の会議の録音のデータが情報公開条例の対象ではないとして、「職員がもっているのに不存在」という非公開処分がされました。
 この福井県の非公開体質、隠蔽体質は何とかしないといけないと、同審議会の録音記録の公開を求める行政訴訟を、原告代表・上野千鶴子として2007年2月17日(土)に福井地裁に提訴いたしました。その会見・レクチャーの際にはお世話になりました。
 
 当該事件は次のように決まりました。
     事件番号 平成19年(行ウ)第2号
     福井県男女共同参画審議会音声記録非公開処分取消請求事件
     原告 寺町知正 外12名   被告 福井県

  つきましては、第一回弁論は次のように指定されました。

   4月25日(水)午後1時半から  福井地裁民事部2号法廷 
  
 原告側は、注目の裁判の第一回の弁論であり、しかも、これからのIT時代における電磁的記録の情報公開の観点で全国のリーディングケースになる裁判と認識し期待しています。今回、法廷における当事者2人の意見陳述を申請し、認められました。陳述の原稿は当日、裁判所で配布します。
  
 なお、被告答弁書は、本日今時点では届いていません。
 通常、行政(被告)は答弁書などを報道機関には配布しないようです。弁論当日にはいただけるはずですので、入手次第、クラブ幹事社さんなりに提供いたします。
                             以上
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裁判など、カタい話題が続くので、
我が家の庭に咲いている花木を紹介します。

キクモモ
  
ニオイトサミズキ
 

  


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マニフェスト検証 知事選を前に(6)「黒塗り」で問われた姿勢/情報公開

2007-03-22 12:15:34 | 「ジェンダー図書排除」事件
東京都知事選が告示されましたので、
関連の記事は凍結します。
ということで、お久しぶりの福井「焚書坑儒」事件の記事です。

今日は全国で13都道府県の知事選。
都知事選はもちろん、福井県知事選もやっているはすで、
その関連で県の「情報公開」の姿勢について聞きたいということで
朝日新聞から取材を受けていました。

数日前に記事になったそうで、FAXが届きました。
届いたFAXを見てびっくり。
とても大きな記事です。

出先からなので、とりあえず記事を紹介します。

マニフェスト検証 知事選を前に(6)
「黒塗り」で問われた姿勢 情報公開
 
 朝日新聞 2007年03月20日

県が「一部公開」として市民団体に出した書籍リスト。書籍名や著者名などがすべて黒く塗りつぶされ、何も分からない

「黒塗り」で問われた姿勢
 政策形成過程から県民参加を推進し、行政情報の公開を徹底。また、各界各層の幅広い意見を集約するため、全市町村で「座布団集会」を開くなど、県民との直接対話によって明朗でオープンな県政を推進(知事マニフェストから)。
 「県の情報公開は全国でも進んでいると思う」と県情報公開・法制課は言う。県の統計では、請求件数に対する公開率は95年度が16%だったのに対し、10年後の05年度は81%に上昇した。全国市民オンブズマン連絡会議が毎年公表している都道府県別の情報公開度ランキングは06年が9位、04年には3位に輝いた。
   ■    ■
 ほとんど黒く塗りつぶされ、何も分からない一覧表5枚を、県が「一部公開」と称して出してきた。請求した市民グループの寺町みどりさん=岐阜県在住=はがくぜんとした。
 ことの発端は05年11月にさかのぼる。県男女共同参画推進員の男性が、ジェンダーや性教育関連の書籍約150冊について「疑問に思う」と県生活学習館(福井市)に撤去を求め、学習館側が06年3月、書架から一時撤去した。
 寺町さんは、当初から福井県内の市民団体と連携してこの問題に取り組んできた。リストには書籍名、著者名、出版社などが記されていたが、黒塗りの理由について県は「公にすることでリストを持ち込んだ人や著者の権利、利益を害する恐れがある」と説明。寺町さんらは訴訟を準備したが、2カ月後の8月、県は「リスト提供者の了解を得た」として全面公開。県も反省の意を示し市民側は一件落着と思っていたという。
   ■    ■
 第2幕は昨年11月に始まった。この問題を議論した県男女共同参画審議会の議事録作成用録音テープを寺町さんらが県に公開請求したところ、県は「非公開(不存在)」と回答。11月にあった審議会は初めて一般の人にも公開され、議事録は県のホームページにも掲載されたのに、である。
 県男女参画・県民活動課はテープの存在を認めている。なぜ非公開なのか。県情報公開・法制課は「職員が職務上作成し、担当課が管理している文書(電磁的記録)でないため」と説明する。
 撤去された図書の著者の上野千鶴子・東大大学院教授が先月17日、テープを公開するよう求めて福井地裁に提訴し、記者会見に臨んだ。
 「県はリスト騒動で『反省している』とコメントしたが、そこから何も学んでいない」
   ■    ■
 県議会では各委員会の冒頭、県の部長が審議内容にかかわる報告文書を読み上げる。各委員(県議)の机にはこの文書が配られている。
 傍聴した記者が過去に何度か、この文書を担当部局に求めたことがある。だが、担当者は「今まで渡したことがない」「部長がそのまま読み上げているわけではない」といった理由で公開を拒否した。
 山田義彦・政策推進課長は「書いてある通り部長が発言したのか確認を求められると、最終的には議事録で、ということになる。その点を了承頂ければ、基本的にお出しできないわけではない。次の議会から出すようにしたい」と話す。
   ■    ■
 県議会の議事堂が耐震補強工事を終え、2月にリニューアルオープンした。各会派の議員控室にはドアをロックし、来訪者をテレビカメラ内蔵のインターホンで確認するセキュリティーシステムが導入された。議員にはICチップ内蔵の非接触式カードが配られており、ドアの前でかざすだけで解錠される。「他県の議会でも、たぶん例がない」と議会事務局も言う最新式だ。
 議会事務局によると、議員から「開けっ放しだと、どこからでも人が入って来られる」との声が以前からあり、耐震補強工事の実施設計に合わせて議会事務局側からセキュリティー強化を提案したという。
 四つある会派のうち県民連合、公明、共産はドアを常に開放している。常時施錠されているのは自民党新政会だけ。「開かれた議会という意味では、時代の流れに逆行していると言われても仕方がない」とつぶやく議員もいる。
 今月16日、全国市民オンブズマン連絡会議が発表した情報公開度ランキング。福井県は前年の9位から、26位に大きく順位を下げた。県議会の政務調査費(1人あたりの支給月額30万円)で、領収書の公開がないことなどが大きく影響した。
   ■    ■
 テープ公開訴訟の原告である寺町さんは、岐阜県などの行政を相手取って情報公開などを求める訴訟を20件前後手がけてきた。福井県の情報公開をどう見るか。
 「はっきり言って後進県です。『情報は役所のもの。見せたいものだけ見せ、そうでないものは出さない』といった体質が染みついている。行政を良くするすべての基本が情報公開から始まるのですが……」(菱山出)



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