みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

全面開示は勝利の証し「ジェンダー図書排除事件を問う抗議集会」の報告/福井発・焚書控除事件

2006-08-27 18:48:30 | 「ジェンダー図書排除」事件
まずは
一期一会のクリックを


「このような集会に初めて参加しました。
バックラッシュをいろんなことで感じ、
地元「ユーアイふくい」での出来事にじっとしておれませんでした。」

「久しぶりに福井での元気の出る素晴らしい集会でした」

「自分の立場を守るために戦う、という言葉が心にひびきました」

「福井の良心を目撃して感動しました」

「事件の背景が詳しく分かってよかったです。
いろいろな方々の力強いメッセージを伺って勇気づけられました」

「久しぶりの“女の集会”。
この空気を持って帰りたいです」

ひとりでも多くの人にメッセージを表明してほしいとの思いで、
タイマー片手に分刻みの嵐のような3時間20分の集会が終わり、
休む間もなく、アンケートに目を通した。
福井の女性たちの感想を読みながら、集会をやってよかったと
しみじみと感動がわきあがってきた。

ジェンダー図書排除を問う抗議集会

温泉で心地よい疲れを癒し、福井駅で朝刊各紙を買った。
どの新聞もカラー写真入りの大きな記事が、ひときわ目立つ。



2006.8.27 中日新聞 
男女共同参画本撤去 「福井だけの問題でない」
抗議集会で上野教授強調
全国的拡大を懸念

「福井単独の問題ではない」「離婚やシングルマザーを危険ととらえる勢力がある」-。 県生活学習館の男女共同参画関連の蔵書153冊が撤去された問題について、26日に福井市の県民会館で開かれた抗議集会では、全国的に目立つバックラッシュ(揺り戻し)を懸念する発言が相次いだ。(北村剛史)

 県内外から約180人(主催者発表)が参加。著書が一時撤去の対象となり、問題を「福井発『焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)』」として批判している上野千鶴子・東大教授は、「言論人にとっては著書を届けられず口を封じられるのは、生き埋めになったのと同じ」と説明。「福井県は一度入れた本を撤去するという目につくことをやりすぎただけ。全国的に、ジェンダーやジェンダーフリーに対するバックラッシュが広がっている」と述べ、今回の“事件”が、福井県に限定した問題でないことを強調した。
 その上で、「潮目が変わると、一気に取り返しのつかない状況になる。どんなサインも見逃さず、もぐらたたきのように一つ一つつぶしていかなくてはならない」と呼びかけた。
 当初から、この問題にかかわってきた今大地晴美・敦賀市議も「県は、しっかりと説明責任を果たすべきだ。批判がネットワークでつながりここまで来た。一人一人が事件について考え、今、何をするべきかを考える必要がある」と話した。
 一時撤去のきっかけとなったリストを提出した男性も出席。マイクを握り「リストの本は、理解不能で生活学習館に置くことにふさわしくない。本の内容を議論するべきだ」と発言すると、一部から発言に同調する大声のやじが飛び、騒然とする一幕もあった。
 集会は、図書リストの公開を求めて県を相手に提訴する準備を進めていたグループなどが主催。リストを事実上非公開とする決定をした県は、提訴予定日を前に方針を一転、今月11日に公開した。
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福井で抗議集会「県の姿勢危険」
図書撤去問題
 福井県生活学習館(福井市)から男女共同参画関連本約150冊が撤去された問題で、著書の一人の上野千鶴子・東大教授らによる抗議集会が26日、福井市の県民会館で開かれた。
 上野教授は、男女共同参画やジェンダーフリーへの攻撃が全国的に広がっている現状を報告した。推進員の排除要請を受け、県が書架から図書を一時撤去したことなどを「県男女共同参画推進条例に反した行為」と指摘。
 近く県に、同条例に基づき是正改善と、県男女共同参画審議会への諮問を求める苦情の申立を行う方針を示した。
 集会後、上野教授は「(批判を含め)いろいろな考えはあってもいいが、一個人の要求に県が無節操に動いたことは問題で非常に危険」と厳しく批判した。
(2006.8.27 中日新聞)
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日刊県民福井新聞2006.8.27
共同参画本撤去 福井で抗議集会
県の迷走強く非難 問題追及の構え

 ユーアイ・ふくい(県生活学習館)のジェンダー関連図書約150冊を県が一時撤去した問題で、著者で社会学者の上野千鶴子・東京大学教授ら関係者が26日、福井市内で抗議集会を開いた。非公開としていた撤去図書を県が突然公開したことから、会場はさながら主催者側の“勝利集会”の様相を呈した。
 福井市の県民会館で開かれたこの集会には、県内外から180人が参加。県を相手取り、撤去図書名の公開を求めて福井地裁に提訴する方針を決めていた原告団が主催した。県が11日に図書名を公開したことから提訴は見送ったが、原告団メンバーは県男女共同参画審議会を通して一連の問題をさらに追及する構えを見せている。
 集会ではまず、原告団メンバーだった今大地晴美敦賀市議らが一連の経過を説明。引き続き、上野教授は「私たちの勝利だ。不当なのは県と、撤去を求めた男女共同参画推進員だが、今回のことは人ごとではない」とし、全国に広がりつつある男女共同参画への不当に批判や圧力に抵抗するよう呼び掛けた。
 この後行われた上野教授と信田さよ子氏の対談に引き続き、撤去図書の著者や関係者らによるメッセージか次々と紹介された。この中では、一時的にせよ図書を撤去し、図書名の公開をめぐって迷走した県の一連の対応を強く非難する意見が目立った。
 一方、集会には図書撤去を申し入れた男女共同参画推進員の男性も参加。上野教授の著書の記述の一部を批判し、賛同者がヤジを飛ばして騒然となる場面もあった。
 上野教授は「突然の方針変更に対する市民オンブズマンの質問に県はきっちり答えてほしい。撤去という意思決定を行った県はおかしい。私たちが問題にしているのは行政権力だ」と述べた。
                 (永井寛郎)
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(朝日新聞2006.8.27)
ジェンダー図書排除で抗議
「県の無節操さ問題」
福井で集会 上野さん「戦おう」

 県生活学習館(福井市)でジェンダーや性教育に関する本約150冊が書架から一時撤去されていた問題で、撤去された本の著者上野千鶴子らでつくる「ジェンダー図書排除」究明原告団は26日、福井市大手3丁目の県民会館で抗議集会を開いた。集会には原告団のメンバーや市民180人が参加した。
 
 会は「福井発・焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)、ジェンダー図書排除問題を問う」をテーマに開かれた。原告団のメンバーが、図書が撤去された経緯や県の対応の問題点などを説明。その後、上野さんらが講演し「言論人が書いた物を葬られるというのは口を封じられるのと同じだ。どんなに小さな動きでも、静観するのではなく戦っていかなくてはいけない」と訴えた。
 最後に原告団のメンバーらが、順番に意見を述べ「県の対応は行政としての一貫性がまったく感じられない。不当な本の撤去がひろがらないようにしたい」などの意見が出された。
 この問題は、05年11月、県の男女共同参画推進員の男性が、県生活学習館の3冊の本について「内容が過激で不適切である」として県に撤去を要請。県は同月下旬に「男女共同参画に関しては、さまざまな意見があり必要だ」として、申し出を拒否した。
 しかし、その後も男性からの申し出は続き、06年2月に、ジェンダーや性教育に関する図書153冊のリストを提出し撤去を求めた。県は3月末に図書を書架から移動、5月中旬に戻した。
 原告団は6月、リストの開示を求めて情報公開請求。県は7月に書名や著者名などを黒く塗りつぶして公開した。原告団が、非公開は不当だとして提訴する構えを見せると、県は態度を一転させ今月11日にリストを全面公開した。
 上野さんは一連の県の対応に対し「撤去を求めたことは思想信条の自由。それに対し県が無節操に動いたことが問題で、とても危険な行為だ。こうした事態が前例になっては困る」と話した。
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ジェンダー本撤去問題 上野東大教授ら抗議集会
福井「全面開示は勝利の証し」

読売新聞2006.8.27

 
 県生活学習館が、フェミニズム関係の書籍約150冊を一時撤去した問題で、対象となった本の著者の上野千鶴子・東京大教授らが26日、福井市の県民会館で抗議集会を開き、「対抗勢力に負けず、(男女共同参画の)声を上げていくことが大切だ」と訴えた。
 約180人が参加。今大地晴美・敦賀市議らが一時撤去した書籍名の公表を情報公開制度を使って県に迫り、実現した経緯などを説明。撤去を繰り返さないよう県に求める苦情申出書への署名を呼びかけた。
 上野教授は「福井は本の撤去で目立ったが、(フェミニズムに対する)バックラッシュ(揺り戻し)の動きは根が深い。特に東京都は教育現場が委縮しており、今後どこに広がるか分からない。今日は(書籍名などの全面公開を引き出し)勝利した証しの集会が出来てうれしい」と述べた。
 参加者が意見を述べるリレートークでは、本の撤去を申し入れた県男女共同参画推進員の男性も発言。「理解不能な言葉や写真が使われており、男女共同参画にふさわしいのか」とした。
 これに抗議する側から「バッシングを身近に感じる」「この問題をきっかけに、対抗するネットワークを広げたい」などの声が上がり、同教授も「獲得したものは闘わないと失う。女はおとなしく台所に引っ込んでいろという声から守り抜いて」と話した。
(2006年8月27日 読売新聞)
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県生活学習館の書籍撤去
 著者らが抗議集会/福井
2006年8月27日 福井新聞

 県生活学習館の書架からジェンダー関連本が一時外された問題で、著者の一人で社会学者の上野千鶴子東大教授らが26日、福井市の県民会館で抗議集会を開いた。
 上野教授は県が当初、書名や著者名などを非公開にしたのに対し公開を求めて提訴を表明。その後、県が公表に転じたため提訴は見送っていた。
 集会には県内のほか、東京都、岐阜県などから約180人が参加。上野教授は「提訴に踏み切るとしたから県は公表した。問題は福井県のことだけではない。東京都ではジェンダーの名のつく本は図書館に入れない動きがある。身の回りでそういう動きがないか監視してほしい」と訴えた。
 会場には、外された本のリストを作成した県男女共同参画推進員の男性も出席し「リストの本は男女共同参画にふさわしくない」と発言。上野教授は「あなたは私の権利を侵害したのであり、謝罪してほしい」と求めた。
 当初、上野教授とともに訴訟を予定していたメンバーらは、県男女共同参画推進条例に基づき、県に苦情申出書を提出することにしている。申出書では書籍を撤去したことなどが条例の趣旨に反するなどとして、再発防止と県男女共同参画審議会への諮問を求める。

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「社会を後退させないために」
ジェンダー本撤去 上野さんら集会

 福井県生活学習館(福井市下六条町)が県民からの指摘でジェンダー(性差)関係の書籍約150冊を一時撤去し、そのリストを非公開にしていた問題で、社会学者の東大教授、上野千鶴子さんらのグループが26日、福井市内で、「ジェンダー図書排除問題を問う」と題した抗議集会を開いた。
 もともと26日に、県を相手取り撤去した本の書名公開を求める訴訟を福井地裁に起こし、その後に「提訴集会」を開く予定だった。今月11日に県が一転して、書名の全面公開を決めたため、集会のテーマを変更した。
 上野さんをはじめ、グループのメンバー4人が一般参加者約100人(注・180人の間違い)に、経緯や今後の対応、問題の背景について説明し、意見を述べ合った。
 上野さんは「きょうの集会は私たちの勝利の証し。県は、言論を制限するというナチス・ドイツと同じ過ちを犯した。社会を後退させないためにも、みんなで頑張っていきたい」と話した。同グループは、今後「男女共同参画施策に関する苦情申出書」を県に提出する。
(松井聡)
(2006.8.27 毎日新聞)

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報告を書こうと思っていたけれど、
新聞の記事だけでもうじゅうぶん。

参加できなかった「まぼろしの原告」9人から届いたメッセージのうち、
心にのこる著者・編集者のメッセージを紹介したい。

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図書館で、私は収めた税金を取り戻してきました。
毎回、家族のカードも総動員して借り出しまくり、
買った金額を想定して、にんまり。
ここは知識の天国なのだと感じてました。
そのだいじな本たちを、密かに選別してしまうおうという動き、
許せません。
それも、女が人間らしく考えるのがケシカランという指針で。

検閲された本リスト、今は、そのまま私の推薦図書リストになりました。
「あなたの人間性を目覚めさせる、自由に生きるための推薦図書」です。

モノを書き、人に届けるための仕事をしている者として、
人間として、図書館が大好きな者として、
強く抗議します。
図書の選別は、人の心を虐げる動きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「図書の排除にもびっくりしましたが、
あの黒塗りの図書リストを見てもっとびっくりしました。
どうあっても「危険図書」のイメージにしたいようですね。
でも、どちらが真に「危険」な行為かは歴史が審判してくれると思います。

どれほど過激にみえる議論も、
『行政が強権的に議論を封殺する』という以上に危険なことはありません。
百年後の人に、『こんなに誰が見ても「危険」な行政の行為を、
どうしてこの時点で食い止められなかった の?』
と言われないようにしたいです。

 藤本由香里 編集者

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の件に関し、私は、これまでの県の対応に関して、
著者として『一貫してひどい扱いを受け続けている』
という実感を拭えないでいます。
一部の方からの非難によって、
一時的にせよ公的機関によって著作を撤去されたこと、
またその情報が外部のメディアに流され、
そのメディア上で『危険書』扱いされていたこと、
しかも外部に既にそのよ うな情報が流れ出しているにもかかわらず、
それに対抗するために著者たちが情報公 開請求をすると、
県は、『人権擁護』を理由として情報公開を拒否したこと、
また今回私たちの情報公開請求提訴直前において、
書物の撤去を主張した当の方の合意が得られた
ということを主な理由として、情報の公表がなされたこと。
これら一連の出来事の中に、私は少なくとも
私の「人権」が尊重されているということを感じとれません。
県がおっしゃる「人権尊重」とは、 一体誰の人権なのでしょうか。
公表によって問題を終わりとせずに、こうした実感の根拠を、
きちんとつめて検討して行くことも重要だと、感じています。

江原由美子
神奈川人権センター 理事長・社会学者

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

来週には、
集会に参加したたくさんの福井県のみなさんとともに、
福井県に「男女共同参画施策に関する苦情申出書」を提出します。

本番はこれからです。

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16 コメント

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熱くなってます。 (るな)
2006-08-27 19:58:09
読ませていただきました。

新聞各社の記事もまとめて載せていただいたので、

とても分かりやすかったです。

ありがとうございました。

感動してます。
返信する
おつかれさまでした。 (さち)
2006-08-27 23:00:22
盛会でよかったです。

こちらでは新聞に記事が載らず、いらいらしていました。

各紙の報告で詳細がよく分かりました。

上野さんの「潮目が変わると一気に取り返しのつかない状況になる。どんな小さなサインも見逃さないようにしよう」

今こそ「いつか来た道」にしないための踏ん張り所ですね。
返信する
たくさんの人が参加 (むく)
2006-08-28 02:18:18
みどりさん

新聞記事を載せていただきありがとうござい

ました。これだけたくさんの新聞が報道して

いたことは、多くの人が注目し、憤りを感じている証ですね。

みどりさんの「これからが本番です」に奮起

できました。

また上野さんの

「獲得したものは闘わないと失う。女はおと

なしく台所に引っ込んでいろという声から守

り抜いて」とをしっかり受け止めました。

地元でもちょっとの動きにアンテナを張って

いきます。

返信する
初めの1歩 (nao)
2006-08-28 06:32:28
みどりさん、そして一昨日大車輪で働いてくださいました地元、遠方のみなさま、本当にありがとう!

全国的に吹き荒れるバックラッシュに対抗できる「実効性があって、元気の出る話」がなかなか見つからない中、日本中の人たちに、「こんなふうにしたらいいよ」と手本を示し、エネルギーを注いでくださいました。

「すべてはルールに則って、できる限りのことをする」は市民派の鉄則ですものね!
返信する
大会ご苦労様でした。 (富士山2000)
2006-08-28 08:56:45
 大会が無事終わりご苦労さまでした。

主催する苦労は大変だと思います。

いろんな声がありますから、皆様の評価と反対の意見をTBして頂きました。

 男女共同参画社会は、多様性を認める社会ですから、反対意見にもお耳を傾けてくださいませ。
返信する
上野さん、とても不愉快でした (福井県民)
2006-08-28 12:31:42
上野さんと信田さん爆笑トーク、下品でとても不愉快でした。
返信する
ここが踏ん張りどころ。 (みどり)
2006-08-29 00:34:38
★るなさん

>とても分かりやすかったです。ありがとうございました。感動してます。



そういっていただけてうれしいです。

上野さんの話を聞いて、感動してた人はおおいですよ。寄せられたメッセージもよかったしね。



★さちさん

>今こそ「いつか来た道」にしないための踏ん張り所ですね。

ほんとですね。バックラッシュの背景も含めて、いまの状況をかえたいですね。



返信する
闘うべき相手。 (みどり)
2006-08-29 00:43:11
★むくさん

「バックラッシュ派」は「保守派」ではないという話がおもしろかったです。議会に当てはめると、質問もしないのが「保守派」、福祉や女性政策に反対意見を言うのが「バックラッシュ派=反動」です。そう考えると、わたしたちが地道に変えてきたもの、守りたいものを改悪したい、ということですよね。と言う意味では、かれらこそ闘うべき相手ですね。ただし、彼らと同じ問答無用のきたないやり方ではなく、正攻法の手法でね。
返信する
次なる一歩は・・・・。 (みどり)
2006-08-29 00:55:32
★naoさん

>「すべてはルールに則って、できる限りのことをする」は市民派の鉄則ですものね!



経験的に思うのは、勝てる手法を確実に引き継いでいくことが大切です。成功経験を重ねることで、引き出し(選択肢)が多くなり次に何をしたらよいのか状況が読めるようになっていきます。

あと、事実関係をチャンとおさえること。

結果がどう出るかは読めない中で、ひとつずつ、現場のていねいで辛抱強い交渉で勝ち取っていくしかないのでしょうね。どんな状況にあってもおきらめないで、ね。

返信する
TB削除の理由。 (みどり)
2006-08-29 01:48:57
★富士山2000さん

集会はぶじ終わりましたが、一部参加者の総会屋まがいの妨害行為に主催者として、つよい憤りを感じています。

あなたがどこで何を書かれようと表現の自由ですが、あなたの記事は、「皆様の評価と反対意見」どころか、間違った伝聞情報で事実を歪曲しており、大切な友人である上野さんだけでなくわたしの名誉をも著しく毀損します。

その記事ををわざわざTBしていただいても、不愉快なだけですから削除しました。

嫌がらせのTBと同じだとは思っていませんが、少なくとも当事者のわたしの見えないところで、ご自由にどうぞ。

わたしは、今回の集会の企画も進行もタイムキーパーもしていましたし、どんな発言も排除せず、賛成派も反対派も平等に時間配分するように配慮していました。集会参加者には全員にエントリー用紙を準備して、時間を発言希望者の人数で割るというルールは、最初からアナウンスしてあります。

K氏は、野蛮な野次と怒号に守られて、マイクを渡さず、時間を大幅にオーバーして上野さんに議論を吹っかけ、主催者である原告(ひとり3分)よりたくさんしゃべってます。上野さんもわたしも金切り声などあげていません(怒るとむしろ声が低くなる)。おかげで集会は20分延長しました。

他人の企画した集会に乗り込んで、傍若無人なふるまいでルールも守らない、という行為は、他人の家に土足で入り込むようなものです。それも自覚してないほどの礼儀知らずでは話しになりません。

わたしは当事者ですし、K氏は一方の当事者ですがコブシを振りあげた側です。加害/被害の関係では対等な議論は成り立ちませんし、わたしは彼のやった行為は許すつもりはありません。

なお、今後わたしは福井県にオフィシャルな方法で苦情を申立て、図書排除という行為自体を問うことになりますから、当然対立関係になります。

あなたはわたしのブログの訪問者ですから、多様性を認めて意見はお聞きしていますが、「図書排除」はすでに社会的な事件となっており、わたしにとっては別の場で決着をつけるべき問題です。

わたしの考えを批判/反論されるのはご自由ですが、この件についてのわたしの意見は終わりです。
返信する

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