毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

バンビを覚えているか 覚えていた

2021-03-18 23:44:44 | 2021

 

先日、子供の頃に読んだバンビの本をどれだけおぼえているのだろうと書きました。

捨てずにとってあった昔の本を掘り出し〇十年ぶりに再読。

私の記憶はどれだけ正しかったのか。

検証してみました。

 

まずは先日書いたブログの一部コピーを。

 

 

じゃあ何を私は覚えているのだろう。

 

*赤茶色の厚い表紙

*挿絵がいくつもあった

*たしかカラーの挿絵のページも1枚あった

*鹿のあかちゃんが産まれました。背中に雪のような模様。まぁなんてかわいらしいんでしょう(喜ぶ母鹿)。

*怪我をして草を貼る

*小高いところに神々しい立派な角をした雄鹿。父なのか成長したバンビの姿なのか不明。

 ジャングル大帝と記憶がかぶっているのかもしれない。

 

以上。ストーリーどころではない。

いったいバンビってどんな話だったのか。

そもそも本のタイトルも「バンビ」が正しいのか定かではない。

 

 

では調べていきましょう。

 

*赤茶色の厚い表紙

 

 

 

赤茶色のの厚い表紙ではなくカバーも紛失しているが、

 

 

 

背表紙は記憶通りの色と手触りだった。

 

そもそも本のタイトルも「バンビ」が正しいのか定かではない。

バンビものがたりでした。

解説によりますと、作者はフェリックス・ザルテンという動物文学者で、

本来はとても長い物語だそうです。

 

 

*たしかカラーの挿絵のページも1枚あった

 

 

 

1枚どころかたっぷり豪華にカラーページ満載でした。

 

 

*挿絵がいくつもあった

逆に見開き文字のみを探す方が困難なほど挿絵がいっぱいでした。

 

 

 

*鹿のあかちゃんが産まれました。背中に雪のような模様。まぁなんてかわいらしいんでしょう(喜ぶ母鹿)。

 

 

しかのあかちゃんがうまれました、ってこれビンゴ。

背中に雪のような模様ではなく、「きれいな、しろい、みずたまもよう」が正解でした。

 

 

まぁなんてかわいらしいんでしょう(喜ぶ母鹿)。

「まあ、なんて、きれいな、あかちゃんでしょう。」惜しい。いい線いってると思うけど。

母鹿のセリフではなくその場にいたかささぎの感嘆でした。

 

 

*小高いところに神々しい立派な角をした雄鹿。父なのか成長したバンビの姿なのか不明。

 ジャングル大帝と記憶がかぶっているのかもしれない。

 

 

 

ジャングル大帝と記憶がかぶっていたわけではなかった!

えらいぞ、私(笑)。

 

 

さらに驚いたのが、

*怪我をして草を貼る

これ、怪我をして草を貼るのではなく、怪我をして草を食む(はむ)だった。食べていた。

バンビ、鉄砲に撃たれるんですね、読んでる最中に「ああそうだった」と思い出したのだけれど、

「いやなにおいのするにがいくさ」のインパクトが幼心に残っていたのかと。

 

ストーリーはほとんど覚えていなかったけれど、

部分部分は意外と正しく?覚えていたのにはちょっと驚いた。

もっと驚いたのは、まぁ時代は昭和、それが通常のラインだったのだとは思いますが、

いとこのふぁりーねと唐突に結婚、突然ふぁりーね失踪、

そしてしらないうちにこどもがうまれているという、

よくこれで納得というかそのまま受け止め疑問のかけらも抱かなかったよなと、

ああこどもだったんですねー私。

それとおかあさん鹿が早々に死んでしまうんですね、撃たれて。

バンビは知らずに母の帰りを待ち続けたという、

忘れたのかわざと覚えないように消してしまったのか。

 

奥付を見ると昭和43年6月20日発行 定価220円。

令和の世によみがえるとは。

 

 



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