いざ…スープカレー空知編

昨日、
お墓参りの後実家に寄ったのですが…

『おぅ、鮨食いに行くぞ』と威勢のいい父っ。
『えっ、すス？』となぜか弘前弁で答える私と娘。

ところが昭和一桁生まれの父、
場所を説明できない（爆）。
頭の中では映像が浮かんでるのでしょうけど、
せめて○町とか○丁目ぐらい行ってくれれば走りやすいのに、
国道沿いのガソリンスタンドを右折ぐらいしか説明できない（汗）。
それは漠然としすぎてるって…
国道沿いのスタンドなんて何軒あるってね…

『オレがわかってる』
タクシーでならそれでＯＫでしょうけど、
不慣れな娘にとっては過酷な鮨への道のりでして。
母娘総引きつり状態でして…

『じゃぁタクシーで行くぞ』となるかと思ったら、
『おう、うまいカレー食わせてやるっ』と。
『田んぼの真ん中だ、
　あそこなら○（娘の名前ね）でも走れるべ』

…どうやらこの父、
孫娘の運転するぶっぶ～に乗ってみたいようでして（笑）。
それなら初乗りの夢をかなえてあげましょう。

父は一度タクシーで行ったことがあるそうで、
結構有名なお店だそうな。
場所は定かではないけれど、
父の大胆不敵な説明を聞く限り、
なんとなく私でもわかりそう。
なんでも田んぼの中の一軒家のカレー屋さんだそうな。

念願？の娘の車に乗り込み出発。

父の指示通りに進んでも…ないっ。
一面田んぼ地帯でして、
文字通り田の字、角をあっちゃこっちゃでして。

『おぅ、あれだぞ、
　くっさびれたあの家だっ』

…ただの廃屋、小屋だって。

こうなりゃ私の勘と視力が頼りでして。

なにせあたり一面田んぼですから見通しがいい。
向こうの田んぼの中の一軒家、
車が数台駐車しているのを発見。






こっちも田んぼ。






そっちも田んぼ（笑）。
３６０度田んぼにございます。


これがそのお店。






ファームレストラン　ママズキッチン。

…なにが『くっさびれた』よね、
立派な建物じゃございやせんか。
田んぼの中に突然ぽこっです。
駐車場のナンバーを見てみると、
札幌・旭川・北見もあったわ。
あとライダーさんたち。

スープカレーをいただきまして。
写したんですけどね、
なんだか営業妨害になりそうな、
つまり下っ手くそ写真になっちゃいまして（爆）。







桃が生っておりました。






く、食いついてる…
桃ってこんなふうに生るとは知りませんでした。







シソ科の植物でしょね。










図鑑が手元にありません。
なっかなか美味しそうでしょ。

帰りは田んぼを迷走することなく、
（実はすっごく単純な道でした。
　さすが私の父だわ、この記憶力と思い込み…）
孫娘の運転にご満悦な父を乗せ帰宅したのでした。