毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ6行目 5

2011-12-29 17:55:55 | 

 

今年最後の17ページ6行目。

って、いつまで続くのか……。

発案者に敬意を表し、1行謙り、6行目。これをただ書き写すのみ。

 

 

 

 風が強く吹いている/三浦しをん

えの地べたに、どちらともなく並んでしゃがむ形になった。走は手のなかにある缶の冷たさ

 

 

 ランナー/あさのあつこ

 唇が形よく尖り朱に染まって、どこか淫靡な雰囲気になる。

 

 

 

 空が微笑むまで/本間恵子

 

さんがたと子どもの話をする程度のつきあいだった。

 

 

 チア男子!!/朝井リョウ

な親鳥にあたためられている卵の中みたいだ。

 

 

 走ることについて語るときに僕の語ること/村上春樹

出来事ではない。もし僕の伝記映画が作られるとしたら(考えるだけでおそろしいことだ

 

 

 炎上する君/西 加奈子

あなたは自分の顔が、鏡に映っているこの女であると、はっきりと断言出来る自信がない。

 

 

 

 田村はまだか/朝倉かすみ

 ざっくりいうと、ロンリーだったよな。腕白が明瞭な発音で言った。小六でロンリーをや

 

 

 プライベート・ライアン/マックス・A・コリンズ

うめいたり吐いたりしている仲間たちを見ると、とてもそんな気にはなれなかった。

 

 

 

 コインロッカー・ベイビーズ(上)/村上龍

 治療室は十畳ほどの広さで、患者が暴れて衝突しても怪我をしないよう床と壁には柔らかい材質の 

 

 

 なんだか今回は体育会系の本が集まりました。

箱根駅伝、ハイジがムサが走が竹青荘の住人が走ってるように見えたりして。

 

そう、ランナーで碧李(あおい)をあだ名で「ミド」と呼ぶのよ。

みどりって読めるわ。私のみどりもこの手があったのか。

と、妙な感慨に耽ってしまいました。 漢詩でも詠んでいそうな。

 

朝井リョウ氏というか、朝井リョウ君というか、現在22歳!

いやぁ、私の22歳って、何も考えてなかったというか、バカで浅くて情けない22歳だったよな。

って今はさらに倍率どん(笑)。えへへ。って、あぁ笑って誤魔化すところが情けない(笑)。

 

炎上する君。トロフィーワイフ。ある風船の落下。

買うべきか買わざるべきか。

 

買ってしまったのが村上春樹さん。

書いたか?書いてないか?私は村上春樹氏挫折組なんです。村上龍氏を読んでいた。

それでも、「風の歌を聴け」と「羊をめぐる冒険」は早い時期に読んだ。そう、この2冊は読んでいる。

「カンガルー日和」も読んだと思う。

そして、ノルウェイの森で、沈。以後読まなくなった。

今でも私の本棚には赤と緑の2冊はちゃんと置いてあります。

で、ランニング関係の雑誌で春樹氏のインタビューが載っていて、

そこで初めて氏が走っていることを知り、図書館でこの本を試しに借りてみた。

きっと途中で置いてしまうんじゃないかとね。

ところがどすこい。

面白いし、読みやすいし、わかりやすい。うんうんそうよねと妙に共感しながら読み進め、

読み終わる前に紀伊国屋へGOして愛蔵本として買ってしまった。

勢いで氏のエッセイを、エッセイなら読めるかもと連続数冊借りてみた。

よ、読める。私でも読める。

さらにその勢いで今度は小説にトライ。

 と、トライするにも氏の小説は貸し出し中ばかり。

書架にある数冊のなかから、一番薄いのを選びまして。逃げ腰というか及び腰的選択。

 

 ふしぎな図書館/村上春樹 佐々木マキ(イラスト)

 

 

…だめでしたわ。

どうして最後まで読めないんでしょ。

村上春樹氏の小説を読みきれないってね、人生においてすっごく損をしているように思うんですけど。

今机の上に、ジャンルは何になるんだ?シドニーオリンピックの取材見聞本があるのですが、

図書館で立ち読みしてみたらOKそうで借りてきた。

どうなることやら。

 

ふと、ときどき、必要な時にそれがなぜないのか、どうして違いがあるのか考えてしまうのが、栞。

リボンっていうの?紐?っていうの?本の真ん中についているのとついてないのとがある。

(文庫とか新書は別としてね)

この前借りた京極さんの分厚い本には4本、1冊に4本もの紐?リボン?栞がついていた。それも2色で。

ここまで読み手のことを考えていてくれるとありがたい。親切なのか遊びなのか。

借りてくる本も人気本だったりすると、紐?リボン?栞が短くちぎれて意味がないのもありますし。

掴めないってね。

私は図書館の返却日が記されてレシートのような紙を栞がわりにしてますが、

ないときは、そのものずばりレシートだったり、書店のカウンターから貰ってきた栞だったり、

ひどいときはダイレクトメールを挟んでそのまま返却し、真っ青になって取りにいったし。

ページを折ることだけはしません。

 

年末年始は山積み本を読みまくろうっ。

って、積読本もなんとかしなきゃ。

 

 


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