毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 202

2017-05-09 23:30:30 | 本 3

 

大型連休前半は一日一冊ペースで読んでいたのに、

中盤から一日数ページにペースダウンというか意欲ダウン。

同じ作家さんでもそっちは「わお!」だったのにこっちは「ありゃ?」だったり。

前々から好きな作家だとどんな本でも新しい作品を読めるだけで嬉しく思うのに、

ほら、キングなんて典型的というか、サクラじゃないけれど今年も逢えましたねというか、

新作書いてくれたこと、それを同じ世界でほぼリアルタイムで読めることに尊さを感じてしまっています。

そういうレベルに達するまでに長い長い年月があったのに対し、

昨日今日初めて知った作家さんや本となると、

なにを手にとるかで縁を結べなかったり切れてしまったり、逆にこれを機にどっぷり嵌ったり。

いやぁ、これは運命の分かれ道でしょか。

今アタマの中に「10万円、7万円、5万円、運命の分かれ道! 」って言葉がでてきたわ(笑)。

昔こんなTV番組あったっはず。あ、「がっちり買いまショウ」と判明(笑)!!

 

では、がっちり進めまショウ(笑)。

いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 

 

 昭和の犬/姫野カオルコ

 何も釣り下がっていないフックもさした。

 

「謎の毒親」を先に読んでいたので、2ページ読んだだけで「あ、あの毒親に関する話だ」とすぐに察知。

「謎の毒親」を先に読んでいなかったら、あまりずっしりとはこなかったかもしれない。

それとは別に昭和のテレビ番組「バイオニック・ジェミー」がまさかここでよみがえるとは。

 

 

 

 

 

 先生のお庭番/朝井まかて

い笑い声を立てた。

 

 

初めて読む作家さんです。

あのね、図書館で「何かないかなぁ」と書架の前で背表紙を横読みしていたら、

「先生のお庭番」? あれ? ギャグ? かるく「ぷっ」としてしまった。

川上弘美さんの本に「センセイの鞄」ってあるんですね、鞄とお庭番、ばんばばん。

うけで借りてみたら、これ面白くてヒットでした。

先生というのはなんとあのシーボルトで、出島の薬草園の園丁が主人公となっており、

数々の困難にも負けず一途に一途に木や草花を育て守ろうとする熊吉。

ただシーボルト事件のこととなると、私も詳しいことは知らないので慌ててネットで調べた超浅いレベルですが、

やっぱりスパイだったのか、それとも国民性の違いなのか、そこらへんがどうもわからなくて。

ただそれは別にして、朝井まかてさんって植木庭木植物に詳しい人なのかそこのところもわからないけれど、

興味のない事柄ではないので、あっという間に読了でした。

 

 

 

 

 

 ちゃんちゃら/朝井まかて

よ」

 

 

朝井まかてさん初読み本「先生のお庭番」が面白かったので、

庭師一家がメインという「ちゃんちゃら」を続けて読んでみたのだけれど、

なんていえばいいのか、同じ作家なのにタイプが違うというかテンションがこっちはなんだか高い。

面白くないことはないのだけれど、「先生のお庭番」のほうが私としては好みです。

朝井まかてさんって直木賞作家なのは知っているけれど、どうしてこう木に詳しいんだろ。

ちょっとこのさき何冊か読んでみる予定。

あ、アムンセンはまだ氷河の入り口で待ってもらっています。

 

 

 

 

 

 ヒトリコ/額賀澪

髭も髪も真っ白だった。

 

 

「屋上のウインドノーツ」がなかなか読んでいて清清しくわかりやすかったのでこれを読んでみる。

陰湿ないじめの話だった…。どうも登場人物一人一人が私の感覚とちょっと違うというか、

特に母親がなにも行動を起こさないことにはどうも解せない。

閉塞感とか、そこらへんは伝わるんだけれど、読み手の私が年寄りすぎてるのかなぁ。

 もう一冊、いってみるか。

 

 

 

 

 

 体の硬い人によく効く! 筋ストレッチ/岩井隆彰

 

 

こういう本好きなんで(笑)。

だけどあまり目新しい発見はなかったかな。ということは、私、できてるってこと??? わはは、ないない。

あ、気づいたことがありました!! 

上半身、下半身、それぞれ硬さの簡単なチェック事項があるのですが、

右の肩周りの筋肉が左にくらべてがっつり硬い!!

気がついたってことだけでも読んだ甲斐があったかと。

あとは自分次第でしょか。

 

 

  

 

 

 

 ワンピース85巻 ウソつき/尾田栄一郎

もういい……

 

 

6行目はどれなのかよくわからないので適当に選びました。

さて、動きはあったものの、やっぱり長い、話が進まない。

だって、ロビンやゾロ、ウソップにフランキーなんて何冊顔見てないんだろ。

そして85巻にも登場しなかったし。84巻発売が2月3日頃で85巻が5月1日だったでしょ、

3ヶ月に1巻ペースだと、やっと手にして読み始めたらすっかり話の細部を忘れててね、

いずれ1巻からすべて読み直すと決断する日がくるのではないかと、

いやぁそうなるとこのシリーズ休止だな(笑)。

 

 

 以上、202回目でした。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シーボルト事件 (くまぼう)
2017-05-10 21:36:16
わりと最近まで名前しか知らない事件でしたけど、『間宮林蔵』(吉村昭)を読んで少し知りました。それで続いて読んだ『ふぉん・しいほるとの娘』もおもしろかったです。
この娘、背が高くてけなげで好奇心旺盛で、そしてよく歩いて、と誰かさんを彷彿させる素敵な女性でした。
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シーボルト事件 (みどり)
2017-05-10 22:16:59
吉村さん!! この2冊は持っていないはず。『ふぉん・しいほるとの娘』に惹かれます。おイネさんの娘の高子さんがものすごい美形で、メーテル、宇宙戦艦ヤマトの、ああ、名前が出てきませんが森雪ではない姫的美女のイメージモデルだそうで、話が逸れましたが、軽いノリで読んでみた本なのに棚からぼたもちというか、シーボルト事件もそうですしイネさんとか新たな知りたい事柄が増えて増えて、そうやって私ってパンクするんですよね(笑)。
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パンク? (くまぼう)
2017-05-11 17:50:56
まだまだアキ容量たっぷりありそうですけど。
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じわじわと (みどり)
2017-05-11 22:13:55
新しい知識や覚えておきたいことが、知らぬ間に漏れて流れてアタマに残ってることってわずか。悲しいです。
関係ないですがアニキ容量と読み間違いしました(笑)。
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