毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 96

2014-08-09 23:27:27 | 

 

 ついに96回目。

数えたことないけれど、いったい1回目から今までに何冊取り上げてきたのやら。

手当たり次第、その時その時に興味をもったさまざまな本を 読んできました。

今回は今までで一番読む意欲なしの回だと思います。

全然ページが進まなかったし、読んでもアタマに入らないし、すぐ飽きて投げ出してしまう。

暑さのせいなのか、本のせいなのか。

面白くて面白くて先が読みたくって、ご飯の仕度もジム通いも寝る間も惜しんでも先を知りたい本、

あぁ、最近そんな本に出合ってない。

 

いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

 

 

 

 

 

 わかっちゃう図解 サムライ/サムライ研究会

 基本的には領民と同じ罰を受けましたが、磔・獄門といった残忍

 

 

 

 

 ダメをみがく 女子の呪いを解く方法/津村記久子 深澤真紀

その人がついに私にも仕事を回してきて、あがってきた校正紙をつなぎ合わせるみたいな仕事やった

 

 

 

 

 幕末明治の肖像写真/石黒敬章

 

 

 

 

 本の顔 本をつくるとこに装丁家が考えること/坂川栄治+坂川事務所

のはなかなか奥が深いのです。

 

 

 

 わかっちゃう図解を読んでもよくわからないサムライの役職、待遇。

一番よくわかったのが、切腹・無念腹・扇子腹。

利休の切腹で腸の話があるんだけど(あまりにもアレなので詳しくは書きません)、

これって無念腹にも通じるのかなと関連付けて読んでしまいました。

この本とは関係ありませんが、大河ドラマでも登場している織田信孝。

織田信長の三男ですが、享年26歳で 切腹。これも無念腹をしたという話です。

(やはりあまりにもアレなので詳しくは書きません)

彼の辞世の句が凄まじい。

 

 昔より主を討つ身の野間なれば報いを待てや羽柴筑前

 

あぁ今の世に生まれてよかったよかった。

 

 

津村さんはわりと好きというか、どこまでもフラット、独特な人だなと思っているんです。

あー、目立って輝くタイプじゃなくて、砂浜の中の貝殻というか角がなくなったガラスの欠片というか、

いくらでも見落としそうで、でも見つけたらなんだか嬉しくなるような。

前にも書きましたが、普通に地下鉄で隣に座っていそうな人、そんな感じ。

今回読んで、壮絶なパワハラを受けていて、さらに母親との関係もとてもよくないそうな。

意外でした。

「十二月の窓辺」、持っているのにまだ読んでいなかった。これは読まなくては。

タイトルや装丁に反し、中はとっても真面目な本でしたが、途中で挫折。

 

 

幕末の写真集3冊目。これが一番登場人物が多い。

驚いたのが、

 

 

 

 

有栖川宮威仁親王。その美形に驚いた。

 

 

 

 

誰かに似てると思ったら、目もとが山ピーに似てるかも。

 

 

それと、読んだ幕末写真集に必ず登場していた、

 

 

徳川昭武 水戸藩最後の藩主です。

なんとも賢そうな顔立ちにこの歳にしてこの貫禄というかオーラを放っている。

そう、女の人の写真は少ないのですが、どの本をみても着物の着方がずるっとしてるのね。

今の時代と全然違う。だらしなく見えるほどずるっとしている。

そっちの写真集もあればみてみたい。

 

 

本の顔に関しては前に一度書いてます。 

本の表紙 

今回はこの本が一番面白かったし、上位のランキングになるだろうな。

今後は本をみる角度がちょっと変わってきそう。いい本でした。

 

以上、読んだ活字はとても少ない、96回目でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿