毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

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2020-10-29 23:17:17 | 本 3

 

図書館に本を借りに行ってきた。

私がよく利用する図書館にメアリー・スチュアートに関する分厚い本があり、

著者は外国の人なのはわかるけれど名前までは憶えておらず、

前々から読みたい熱い思いはたっぷりあるのだけれど、

その厚さと開けば上下二段というのがプレッシャーで、

もう何年も手に取っては棚に戻す、一歩踏み込めずにいる本なのです。

 

「火の柱」を読んだのを機にこの勢いで例のメアリー・スチュアートの本を読んでみようと図書館に行ったのですが、

なんと、ない。

まさかの貸し出し中。

あの本を読もうとする人が私のほかにも居るとは。

2,3年前にも一度同じことがあった。

意を決し棚の前まで行ったら貸し出し中でなくなっていたのだ。

延滞遅滞があったのか行方不明になったのかしばらく帰ってこなかったことがあった。

どうして本気で借りる気になったときには貸し出し中になっているのだろう。

ああ悔しい。

図書館に本が戻ってきたときにどれだけの温度(気持ちの)になっているのか。

ちなみにタイトルもうろ覚え。困ったもんだ。固有名詞頑張らなくては。

 

 

 

 

 火の柱 中/ケン・フォレット 戸田裕之訳

 

 

 火の柱 下/ケン・フォレット 戸田裕之訳

 

 

なんとか読了。

2作目の「大聖堂━果てしなき世界」を読んだ時も感じたのだけれど、

架空の登場人物のキャラ設定がたいして変わっていないのだ。

名前は違っていてもキャラA、キャラB、キャラC、悪役、結ばれない恋愛、どんでん返しと、

ああこのパターンなのねと思う反面、人生なんて人間なんて結局みんなこういうキャラなのかとも。

ただ、実在した歴史上の人物に関しては面白かったし勉強になった。

私に欠けていた歴史観、プロテスタントとカトリックの争い、

信仰の自由のない時代、王がかわると一夜で異端者扱いになってしまうなんて考えたことなかった。

それとメアリー・スチュアートだ。

わからない。

この時代の英国の歴史話が好きだと前に書いたことがありますがその通りで、

必ず登場するのがメアリー・スチュアート。

悲劇の女王とかいわれているけれど、どうもそうには思えなくて、

どちらかというと愚かすぎる女王に思えてしまって、

なんというか新書のタイトルになりそうな人だったのではないかと。

著しくなにかが偏ってしまっている人。

ものすごく興味を持ってしまいます。

 

ケン・フォレットさんは9月に新作を英国で発表したそうで、

大聖堂より前の時代の話だそうだ。

また上中下巻なのか。

う~ん、今度はもう読まないような予感。

 

 

 

 ゆるめる力 骨ストレッチ/松村卓

 

 

松村さん本は3冊目になるのかな。

久しぶりにカラダ関連の本を読んでみた。

いつもこういうカラダ関連の本を読んで思うのは、

みなそれぞれ自分の信念をもって書いていらっしゃるので、

誰をどれを信じるかは自分次第。

選択肢ありすぎで迷うか、一つをこれだと信じるか。

私はいいとこどりのつまみぐいでやってきています。

 

 

と、貸し出し中のメアリー・スチュアートの本はなんというタイトルだったか調べていたら、

 

 

 

こんな面白そうな本を見つけてしまった(笑)。

かるく再燃しかけています。